ライブ配信のやり方|YouTubeライブも解説【2024年最新版】
近年、YouTubeやZoomを用いてライブ配信を利用する企業が増えています。ですが、自社に適切なプラットフォームや具体的な配信方法が分からないという方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、動画制作会社やマーケティング会社などさまざまな発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ライブ配信の基礎知識を解説するとともに、YouTubeライブのやり方を詳しく紹介します。気になるYouTubeライブ配信のメリットも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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ライブ配信とは
そもそもライブ配信とは、ネットワークを用いて動画・音声などをユーザーへリアルタイムに転送する行為を指します。混同されやすい言葉として「オンデマンド配信」というものがありますが、オンデマンド配信は事前に録画・収録したコンテンツを配信するのに対し、ライブ配信はテレビの生放送や生中継と同じく、リアルタイムの状況をそのまま配信するのが大きな特徴です。
近年ではネットやスマホの普及、配信プラットフォームの充実などにより、個人単位でも手軽にライブ配信を利用できるようになりました。
ライブ配信市場
一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)が調査した「動画配信市場調査レポート2022」によると、『調査の結果、2021年の動画配信市場規模を、4,230億円(前年比114%)と推計。2026年には5,250億円まで成長すると推計。※』と述べています。この急成長の背景には、オンラインライブ配信プラットフォームによりライブ配信の機会が増加したことが大きな要因であると考えられており、ライブ配信の利用価値が近年急激に高まって事実を示しています。
※ 出典:PR TIMES 動画配信市場調査レポート2022 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000037875.html
企業がライブ配信に取り組むならYouTubeライブかzoomウェビナー
ライブ配信が可能なプラットフォームは次々に登場していますが、企業が利用するプラットフォームとしておすすめなのは、YouTubeライブ、Zoomウェビナーの2つです。両者はライブ配信プラットフォームとして確固たる地位を確立しており、個人利用だけでなくビジネスでも幅広く活用されています。ユーザーが多いことから、利用方法やトラブル発生時の情報も充実しており、企業が効果的にライブ配信を実現するため際の実用性に優れています。
ここから、それぞれの特徴を解説しますので順にチェックしてみましょう。
YouTubeライブとは
YouTubeライブ(YouTube Live)とは、世界的な動画配信プラットフォームとして知られるYouTubeでリアルタイムに動画配信を行うための仕組みです。以下にYouTubeライブの特徴をまとめました。
・ユーザー数が多いため、不特定多数の視聴者数を確保しやすい
・利用料がかからない
・配信した動画を保存期間なしでアーカイブとして保存できる
・ライブ配信中に視聴者がチャットでコメントできる
・広告やスーパーチャットにより、ライブ配信の収益化にも対応している
Zoomウェビナーとは
Zoomウェビナーとは、Web会議システムとして有名な「Zoom ミーティング」のオプション機能の1つです。新型コロナウイルスの影響によって、日本でもリモート会議が爆発的に普及しましたが、国内でのZoomの利用率は8割近くというデータもあり、ビジネスで広く活用されているプラットフォームです。Zoomウェビナーの特徴を以下にまとめますのでご覧ください。
・Web会議とは異なり、映像に移るのは基本的に登壇者のみ
・100~1万人まで参加可能
・「手を挙げる」アクションとチャットでのコミュニケーションに対応
・収益化オプションが用意されている
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
YouTubeライブのやり方
ここでは、YouTubeライブの実施方法を以下5つの工程に分けて解説します。
1.アカウントや機材の事前準備
2.ライブ配信の設定
3.ライブ配信の有効化
4.配信開始
5.配信終了
ライブ配信に限らず、YouTubeで配信した経験がない方でもわかるように、アカウントの作成方法を含めた事前準備から説明します。各工程を順番にチェックしながら、ライブ配信時の参考に役立ててください。
アカウントや機材の事前準備
YouTubeで配信するには、まず以下の手順でGoogleアカウントを作成しましょう。
1.Googleのトップページにアクセスし、右上の「ログイン」を選択
2.「アカウントの作成」ボタンから用途を選択
3.氏名、ユーザー名、パスワードを登録
4.メールアドレスに送付されたコード(数字)し、認証を済ませる
5.生年月日や性別を登録し、利用規約に同意して完了
以上でGoogleのアカウント作成は完了ですが、YouTubeライブ配信を行うためには配信用の機器が必要です。PCやスマホ、またWebカメラやマイクなどの機材をそろえましょう。
ライブ配信の設定
事前準備が整ったあとは、YouTube上で配信設定を行いましょう。YouTubeにGoogleアカウントでログインし、まずは以下の手順でチャンネルを解説します。
1.YouTube上の自身のアカウントアイコン(PCでは右上に表示)を選択し、「チャンネル」を選択
2.チャンネル名、カバー写真、アカウントのプロフィール画像などを設定する
3.「チャンネルの説明」を登録
上記が完了したあとは、YouTubeの右上にある「カメラマーク(作成)」から、配信方法を選択し、タイトル、説明、プライバシー設定、配信カテゴリ、サムネイルなどを設定しましょう。
ライブ配信の有効化
YouTubeライブで配信を行うためには、ライブ配信が「有効化」されている必要があります。有効化には設定から24時間要するため、以下の手順で早めに確認・手続きを済ませておきましょう。
1.YouTubeにアクセス
2.右上のカメラアイコンを選択し、「ライブ配信を開始」を選択
3.「設定」を選択
4.「ライブ配信は現在ご利用いただけません」と表示された場合は有効化されていないため、「有効にする」を選択
5.アカウントの電話番号認証が完了していない場合は、案内に従って認証を実施する
以上で手続きは完了ですので有効化まで待機しましょう。
配信開始
YouTubeライブの有効化が済めば、実際にライブ配信が可能な状態となります。設定内容に誤りがないことを確認した上で「ライブ配信を開始」を選択することでライブ配信がスタートします。なお、ライブ配信時には以下のポイントを心がけましょう。
・配信開始直後に、画面表示や音声に問題がないかどうかを視聴者に確認する
・配信内容や流れを事前に整理してスムーズな配信を心がけ、視聴者やチャンネル登録者を増やせるように工夫する
・チャットには逐一目を通しながら、視聴者からの疑問や不満などを参考にして配信内容を調整する
配信終了
ライブ配信は画面下に表示されている「ライブ配信を終了」を選択することで、終了できます。なお、ライブ配信自体は終了しても、配信したコンテンツが12時間未満の場合、すべてアーカイブ保存される仕様となっています。ただし、以下の点を参考にしながらアーカイブに残すかどうかなどを判断し、配信終了後に対応することも忘れないようにしましょう。
・編集した上でアーカイブに残した方が良いか
・不適切な表現などが含まれていないか
・ライブ配信の内容が薄い、つまらない内容となっていないか(場合によってはアーカイブに残さない選択もあり)
YouTubeライブ配信のメリット
YouTubeライブは個人利用も盛んですが、ビジネスシーンでも幅広く活用されている人気のプラットフォームです。もちろん人気が高いのにはそれなりの理由があるわけですが、YouTubeライブ配信の主なメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
・端末さえあれば気軽に配信できる
・アーカイブできる
・視聴者を制限できる
ここから、それぞれのメリットを詳しく解説しますので、他のライブ配信プラットフォームとの違いも比較しながら参考にしてください。
端末さえあれば気軽に配信できる
YouTubeは通常の動画投稿が無料なだけでなく、ライブ配信および視聴も含めて無料です。また、配信するにあたってはスマホやWebカメラなど、身近な危機で配信可能なため特別な機材・設備を改めて導入する必要がありません。
もちろん画質や音声にこだわるのであれば、専用に機材を用意するのも1つの手ではあるものので、あくまで配信者の自由であるためコストを抑えてライブ配信を実現することも可能です。ただし、モバイル端末からYouTubeライブ配信を行うためには「チャンネル登録者数:1,000人以上」が条件であるため注意しましょう。
アーカイブできる
YouTubeライブで配信した動画は、保存期間無制限でアーカイブとして残すことが可能です。もちろんライブ配信の主な目的はリアルタイムでのコンテンツ発信、視聴者との交流などですが、リアルタイムだからこそ視聴できるユーザーはどうしても限られてしまいます。
しかし、アーカイブとしてライブ配信したコンテンツを残すことができれば、ライブ配信中に閲覧できなかったユーザーにも動画を見てもらえる機会を提供できるため、新規視聴者や動画視聴回数のアップに貢献させられるメリットがあります。
視聴者を制限できる
YouTubeライブでは、配信時のURLを知っている人だけが視聴できる「限定公開」機能が用意されています。ビジネスでライブ配信を実施する場合、企業の機密情報やクローズドな製品・サービス情報を発信するケースは少なくありません。
また、単に不特定多数に姿をさらすのが恥ずかしい、という場合もあるでしょう。こうしたケースでも限定公開機能を利用すれば、認知しているユーザーだけにライブ配信を実施できるため、ある程度クローズドな場でライブ配信を行いたい方にとってもYouTubeライブは便利なプラットフォームであるといえます。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ライブ配信のやり方を理解し、目的に合った動画制作会社を選ぼう
近年、ライブ配信市場が右肩上がりに伸びている事実を見ても、リアルタイムでの情報共有に対するニーズは着実に増加しています。企業としてもライブ配信を活用することで新鮮な情報をリアルタイムで届けられるとともに、視聴者との相互のコミュニケーションも可能となります。とはいえ、コンテンツの質や経験によってライブ配信の効果は左右されるため、必要に応じてプロの手を借りるのがおすすめです。
アイミツでは動画制作会社をはじめ、YouTubeライブに強い会社の情報を多数取り揃えていますので、お気軽にお問い合わせください。
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