ホームページ制作フローを解説!公開までに必要な3つの手順

更新日:2017年04月30日 | 公開日:2017年04月30日

ホームページ制作フロー

「ホームページを作ることになったけど、何から始めればいいのかよくわからない…」

そんな悩みを抱えているWeb担当者の方も多いのではないでしょうか? 私的なホームページを制作するのであれば特に考えなくてもサクッと作れるかもしれませんが、会社のホームページとなるとさすがにそういうわけにもいかないですよね。

だからこそ何から始めればいいのか悩んでしまうそんなあなたに、会社のホームページを制作するにあたっての制作フローを大きく3つの手順に分けて紹介します。制作フローが分かれば計画的に作業に取り掛かれるのはもちろん、前もって準備ができるので安心ですよ!

1. 制作に必要な前準備を行う

会社のホームページを作るわけですから、無計画のままで作業に取りかかってはいけません。まずはホームページを制作するうえで必要となる、5つの作業を行います。

≪その1≫ 制作する目的を明確にする

ホームページを制作する際に不可欠なのが、「目的」と「ターゲット」の設定です。

会社のホームページを作る以上、「集客を狙いたい」「多くの人に商品を知ってもらいたい」「販売促進に役立てたい」など、ビジネス上で期待する何らかの目的があるはずです。作業に入る前段階で「目的」を明確にしておかないと、どこを目指してホームページを制作すればいいのか分からなくなってしまいます。

「ターゲットの設定」とは、ホームページを見てもらいたいユーザーを具体的に絞り込むことです。もちろん、「どんなユーザーにも見てもらえるホームページにしたい!」という気持ちも分かりますが、「20代のOL」と「40代の主婦」とでは当然のことながら興味の対象が異なるため、ホームページの見せ方も大きく変わります。

ビジネスにつながる効果を期待するのであれば、「ターゲット」を絞り込んで確実にヒットするユーザーを獲得できるようにするべきでしょう。

さらに年齢層や役職などのターゲット設定から一歩踏み込んで、「ペルソナ」を設定するのも有効な方法です。たとえば「〇〇会社に勤めている30歳手前の女性で、休日は友達と温泉旅行に出かけるのが趣味のA子さん」というふうに、具体的な人物像を描きます。

「ペルソナ」の設定はユーザー目線でのホームページ制作につながるため、検討してみる価値はあるでしょう。

≪その2≫ デザインのコンセプトを決める

ホームページを作る「目的」と「ターゲット」が決まれば、自然とデザインの方向性も見えてくるかと思います。そのデザインの方向性を具体的な形に落とし込んで行くのがこの工程です。

「目的」を明確にするのはホームページにおけるビジネス上のゴールを共有することで、「コンセプト」を決めるのはデザイン上のイメージを共有することです。イメージの共有ができていないと、ホームページが完成したときに「あれ? あのとき言っていたイメージと違わない?」といったズレが生じてしまいます。

「やわらかい感じ」「シックな雰囲気」などの抽象的な言葉では、イメージの統一感を図るのは難しいですよね? それと同じで、デザインのコンセプトも誰もが同じイメージやビジュアルを描けるように、できるだけ明確な言葉で示す必要があります。

デザインのコンセプトが固まったら、ホームページのタイトルも考えましょう。会社のホームページの場合にはタイトルを決める必要はないかもしれませんが、コーポレートサイトとは別に新規コンテンツを始める場合などには多くのユーザーに覚えてもらえるようなインパクトのあるタイトルを考えましょう。

また、一言でホームページを表すキャッチコピーを載せるのもユーザーに知ってもらう手法として効果があります。

≪その3≫ 制作方針を決める

制作方針とは、「対応ブラウザはどうするのか」「スマホ対応をレスポンシブデザインにするべきか」など、ホームページを制作する際のルールのようなものです。制作に取り掛かる前にこの方針をしっかりと決めておかないと、後から変更する部分が出てきたり、統合させる際に不具合が起きたりと、作業の手間が発生してしまいます。ホームページ制作の全体だけでなくコーディングなど個別の工程についての方針も合わせて決めておくと、後の工程がスムーズになります。

また、ホームページ上で個人情報を扱う場合には、この段階で「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」や利用規約などの準備も行っておきましょう。

≪その4≫ ホームページの宣伝方法を考える

ホームページを制作する以上、多くのユーザーにその存在を知ってもらいたいですよね? そのためにはどういう宣伝を行ってユーザーに会社のホームページを認知してもらうかを考えます。

おもな宣伝方法
  • FacebookやTwitterなど、SNSで発信
  • ダイレクトメールやショップカードなど、紙媒体での宣伝
  • バナー広告やリスティング広告など、ネット上での宣伝

上記のような宣伝方法がありますが、最も手軽で効果的なのはSNSでの発信でしょう。SNSは今や国内総人口の5割以上の人が利用しているコミュニケーションツールです。活用すれば間違いなくホームページの宣伝につながります。

「うちはSEO対策を万全にするから宣伝なんか必要ない」と思っているとしたら、それは大きな間違いです。ホームページの集客をSEO対策だけに任せてしまうと、Googleの検索アルゴリズムに変更があった場合に検索順位が下がり、アクセス数がガクッと落ちてしまう恐れがあります。

そうしたリスクを回避するためにも、ホームページへ誘導する方法はいくつか用意しておいた方が安心です。

≪その5≫ サーバーとドメインを取得する

制作したホームページをインターネット上に公開するためには、サーバーとドメインを用意する必要があります。「ドメイン」は分かりやすく言うと、ホームページがどこにあるのかを示すネット上の住所です。無料で取得できるドメインもありますが、会社のホームページとして使う場合にはSEO的に有利な独自ドメインを取得することをおすすめします。

そして「サーバー」はホームページという家を置く土地のことを指します。土地がないと家が建たないように、サーバーがないとホームページを公開することはできません。サーバーは購入することもできますが、サーバー会社からレンタルをするのが一般的です。会社によって料金やサービス内容に違いがあるので、あなたの会社に最適なサーバーを選んで契約してください。

2. ホームページを制作する

前準備が終われば、いよいよ本格的なホームページの制作です。ここではホームページ制作に直接関係する工程を説明して行きます。

≪工程1≫ サイトマップ(設計図)を作成する

ホームページ制作でまず初めに取りかかるのが、サイトマップ(設計図)の作成です。トップページを起点にどういったコンテンツを用意し、どのようにページの導線を引くのかを図に書き起こして行きます。

このときに、前準備で設定したホームページを制作する「目的」と「ターゲット」に合わせて必要なコンテンツを考えます。また、ホームページを構成する階層をすべて書き出して一覧表にする「ディレクトリマップ」の作成も、ページの作り忘れや配置間違いを防ぐのに有効な方法です。

なお、サイトマップをもとにホームページを作るため、必要なコンテンツやページは余すことなく書き出すようにしましょう。

≪工程2≫ 掲載する素材を用意する

必要なコンテンツやページが決まったら、掲載する画像やテキスト、会社のデータなどの素材を用意します。社内で画像やテキストを用意できない場合には制作会社に依頼するか、ネット上で配布されているフリー画像を利用するのが一般的です。最近ではクラウドソーシングサービスでフリーランスのデザイナーに依頼する方法もあり、制作会社よりも安価で作成できるケースもあります。

なお、ネット上で配布されているフリー画像を利用する場合には、著作権に気を付けなければなりません。必ず利用規約に目を通し、商用利用は可能か、画像の改変はできるのか、出典先の明記が必要なのかなど、トラブルにならないようにしっかりと確認しましょう。

≪工程3≫ ページのレイアウトを決める

次に行う工程が、ページレイアウト(ワイヤーフレーム)の決定です。どこに画像やテキストを配置するのかをページごとに決めて行きます。ホームページを見るユーザーの視線は、PCの場合には左上から右下へ、Zの形で移動します。そのことを踏まえて見せたいものの配置を考えると、ユーザーにとって見やすい画面を作ることができます。

なお、スマートフォンの場合には上から下に視線は移動するので、見せたいものほど上の位置に表示させるように配置します。

このときにユーザーの見やすさだけでなく、使いやすさ(ユーザビリティ)も考える必要があります。たとえば、ホームページ内でユーザーが必要とする情報を探しやすいように「初めて利用する方」「会員の方」という形でナビゲーションボタンを設置したり、よく使うと思われるボタンを分かりやすい場所に配置したりするなど、ユーザーがページ上で迷子にならないようなレイアウトを心がけましょう。

≪工程4≫ コーディング作業を行う

HTMLやCSSといったプログラム言語を使って、「ソースコード(デザインの設計図)」を書いて行きます。この工程ではホームページのデザインだけでなく、動きを加えたり、システム部分を構築したり、SEO対策を組み込んだりといった作業も行います。

コーディング作業を行う際に使用するテキストエディタのなかにはタグの入力をアシストしてくれる便利なものもあるので、自分に合ったツールを探してみるのもおすすめです。

≪工程5≫ ホームページの動作確認をする

コーディング作業が終わったら、いよいよホームページの動作確認です。ローカル環境でホームページを構築した場合には一度テスト環境のサーバーにアップロードをして、閲覧できるかどうかや「リンクが変なところに飛んでしまう」などの動作確認をします。この時点で特に問題がなければ、本番環境に移してホームページの公開です。

なお、公開したホームページは見るブラウザによってレイアウトが崩れたり動きがおかしかったりする可能性もあるため、いろいろなブラウザを使用して自社のホームページをチェックします。

多くのユーザーに使用されているブラウザ(「Microsoft Edge」「Internet Explorer」や「Google Chrome」など)は最低限チェックしておきましょう。また、モバイル対応のホームページを制作した場合には、スマートフォンやタブレットでの動作確認も忘れずに行ってください。

3. ホームページを公開する

「無事にホームページも完成したし、公開作業も終わった…」と胸をなで下ろしているかもしれませんが、ホームページは公開したらそれで終わりというわけではありません。ここではホームページの公開後にするべき2つの作業を取り上げます。

≪作業1≫ 検索エンジンに登録する

せっかく苦労して制作し、公開まで進めたホームページですから、「多くのユーザーに見てもらいたい!」と思いますよね? そこで検索エンジンに登録して、ホームページの情報をクローラー(ネット上のテキストなどを取得し、データベース化するプログラム)に認識してもらいます。

何もしなくてもクローラーはホームページの情報を収集していきますが、登録することでクローラーの呼び込みを早めることができます。公開したばかりのホームページは認知度が低いですから、こうしたツールを使って効果的に認知度を上げて行きましょう。

≪作業2≫ アクセス解析を行う

アクセス解析とは、ホームページのアクセス数や滞在時間、どのページがよく読まれているかなど、ホームページを訪れたユーザーのあらゆる動向を解析し、データ化することを言います。アクセス解析のデータを見ればホームページの課題や問題点などが浮き彫りになるので、データをもとにホームページの改善・更新を行います。

公開後もこまめに改善・更新を行うことでホームページの質を高めることができますし、ユーザーにとって有益なホームページだと評価され、検索エンジンでの順位も上がりやすくなります。ホームページを確実にビジネスと結び付けたいのであれば、アクセス解析は必須と言っていいでしょう。

【まとめ】制作の流れが分かれば外注もスムーズになる

この記事ではホームページ制作の流れを、大きく3つの手順に分けて紹介しました。制作の流れが分かれば計画的に作業が進められるだけでなく、「次は何をすればいいんだっけ?」と作業の手を止めて悩む心配もありません。

「ホームページの制作は外注に依頼するから、別に流れなんて知らなくてもいいし…」と思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。制作の流れを理解することは自作する場合だけでなく、業者に依頼する場合にも役立ちます。

制作の流れに沿って発注準備をしておけば依頼自体がスムーズになりますし、依頼の際にかかる時間も短縮できるため、業者の選択肢を広げることにもつながります。

「でも業者にホームページ制作を依頼すると高いんじゃないの?」「そんなに予算はかけられないんだけど…」という場合には、ぜひ一度日本最大級の業者比較サイト 「アイミツ」までご相談ください。「アイミツ」ではあなたの会社が希望する条件に応じて、最も適したホームページ制作業者を無料でご紹介させていただきます。

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