ホームページテンプレートについて解説!商用利用できるサービスも紹介【2024年最新版】
「ホームページ制作を任されたけれど、専門知識がない……」とお困りの場合には、テンプレートを用いてホームページ制作を行うのがおすすめです。
テンプレートを使えば、Webに関する知識がなくても簡単にデザインに優れたホームページを作ることができます。近年では無料で利用できるテンプレートを提供するサービスも豊富なので、低予算でホームページを制作したいという場合にもぴったり。
本記事では、ホームページテンプレートについて詳しく解説するとともに、商用利用可能なテンプレートを紹介します。ホームページ制作を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
ホームページテンプレートとは
「ホームページテンプレート」とは、文字どおりホームページのひな形を指すものです。
通常、ホームページを制作するにはHTMLやCSS、JavaScriptなどに関する知識が求められ、さらに高度なホームページを希望する場合は難易度の高いコーディングも必要となります。
しかし、ホームページテンプレートを活用すれば、専門知識をもたない初心者であってもプロのようなホームページ制作が可能です。ホームページテンプレートにはHTMLやCSS、JavaScriptなどのファイルもセットになっているため、内容(テキスト・画像など)を差し替えるだけで作業が完了します。
1からデザインやコーディングをする必要がなく、簡単にホームページ制作ができるので、作業時間を短縮したいという場合にもおすすめです。
ホームページテンプレートを利用する際の注意点
テンプレートを活用すれば初心者でもホームページ制作ができますが、実際に利用する時にはいくつかの注意点があります。
ここからは、ホームページテンプレートを使用する際の注意点を解説していきます。
著作権の取り扱い・商用利用可能か確認する
提供されているテンプレートには「商用利用可」なものが多数ありますが、なかには商用利用を禁止しているものもあるようです。商用利用が可能なテンプレートであっても、一部の素材は特定の業種でのみ利用に限られているケースも珍しくはありません。
また、テンプレートを用いて制作したホームページの他者への販売を禁止しているサービスも多く、事前にしっかりと確認するようにしましょう。わからない場合は、テンプレートの提供元に問い合わせてみてもいいかもしれません。
のちほど紹介するテンプレートサイトは著作権フリー・商用利用可のサービスですが、ほかのサービスを利用する場合は注意が必要です。
自社に合ったテンプレートがあるか確認する
現在はさまざまなサービスから豊富なテンプレートが提供されていますが、そのなかに自社のイメージに合うものがあるかをしっかりと確認する必要があります。
ホームページは会社やサービスのイメージを左右する可能性があるため、あまりにも会社のカラーと合わないデザインを選ぶのはおすすめできません。ホームページを通じてブランディングやPRを行いたいのであれば、なおさら油断は禁物です。
しかし、ホームページテンプレートは汎用性の高いものが多く、オリジナリティにかけるというのも事実。他者との差別化を図るためには、ある程度のカスタマイズが可能なものを選ぶことをおすすめします。
取り扱いができるものか確認する
ホームページ制作でテンプレートを利用する場合は、自身で問題なく扱えるかどうかの確認も大切な要素です。
どんなに気に入ったデザインのテンプレートであっても、使用されているコードが理解できないものではカスタマイズに時間がかかり、必要以上の時間・手間がかかってしまう可能性があります。知識がないまま内容を変更すれば、レイアウトが崩れてしまうこともあるでしょう。
そうなってしまっては、時間短縮のためにテンプレートを利用した意味がなくなってしまいます。そうした事態を避けるためにも、テンプレートの内容を事前にしっかりと確認することをおすすめします。
ホームページ制作でテンプレートを使用するメリット
続いては、ホームページ制作でテンプレートを活用するメリットについて解説していきます。テンプレートを使ってホームページを制作する場合は、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
専門知識がなくてもホームページが作れる
テンプレートを使用してホームページ制作を行うメリットとしてまずあげられるのは、専門知識がなくても比較的手軽にホームページが作れるということです。先述のとおり、ホームページを1から自力で行うにはデザインやコーディングなどに関する知識や経験が必要となります。
しかし、テンプレートを活用すれば、すでに完成したデザインに掲載したいテキストや画像を加えるだけで作業が完了します。HTMLやCSSに関する知識がゼロに近い状態で、ホームページを内製する必要がある場合には、テンプレートの活用がおすすめです。
また、作業を進めていくなかで「ここを変更すると、ここが変化する」といったことが理解できると考えられるため、ホームページが形になる頃には一定の知識・技術の習得が期待できるでしょう。
低予算でハイクオリティのホームページが作れる
テンプレートを使用して内製でホームページ制作を行う場合には、コストの面でもメリットがあります。
ホームページのデザインを外部の制作会社に依頼すると、デザイン料・制作料などが発生します。希望するホームページの規模や構成によっては、費用が高額になるケースも珍しくありません。
しかし、ホームページテンプレートは無料で使用できるものも多く、有料であっても高額ではないため、外注よりはコストが抑えられます。さらに、ホームページテンプレートは種類も豊富なので、厳選すればハイクオリティかつオリジナルティあるホームページ制作が実現するでしょう。
ホームページ制作でテンプレートを使用するデメリット
ホームページテンプレートの活用にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。テンプレートを用いてホームページ制作を行う際には、次の2点に気をつけてください。
他社と似たようなホームぺージになる可能性がある
ホームページ制作の際にテンプレートを使用すると、どこか既視感のあるホームページになる可能性があります。ホームページ制作の目的の1つとして「他社との差別化」があげられますが、使用するテンプレートによっては訪問者に「●●のサイトに似ている」という印象を与えることもあるので、独自性をアピールしたいという場合には不向きだといえます。
また、テンプレートのカスタマイズには高度な知識が求められるため、テンプレートを利用する意味が薄れてしまう可能性も。手を加えるほどに作業に要する時間が膨らむので、その点でもテンプレート利用のメリットが失われるでしょう。
できることの範囲が狭くなる
HTMLやCSS、JavaScriptなどがセットになっているホームページテンプレートには、簡単にホームページが制作できるという反面、できることの範囲が狭くなるというデメリットがあります。
ホームページの運用開始後に「こんなことをやりたい」といった要望が生まれた場合には、機能や表現の面でテンプレートの枠が足かせとなることも。
また、デザイン性を重視するあまり、SEO対策への配慮に欠けがちということも珍しくありません。ページの読み込み速度などを前提に設計されていない場合は、Googleから定評化を受ける可能性が高くなるでしょう。
テンプレートを用いてのホームページ制作を検討する際には、「やりたいことが本当に実現できるのか」も含めて検討することをおすすめします。
商用利用可のホームページテンプレート4選
ビジネス目的のホームページ制作でテンプレート利用を希望する場合は、商用利用可のテンプレートを選ぶ必要があります。
続いては、商用利用可でおすすめのホームページテンプレートサイトを紹介します。
フリーホームページ.net
「フリーホームページ.net」は、東京都中央区に本社を構えるファーストクリエイタ―が運営しているホームページテンプレートサイトです。
特徴としてあげられるのは、無料のホームページテンプレートでありながらも著作権表示や利用報告が不要な点。商用利用も可能となっているため、法人のホームページ制作でも活用することができます。また、有料でカスタマイズにも対応しており、細かなニーズに応えられるのも魅力的なポイントでしょう。
テンプレートはレスポンシブ対応なため、スマートフォンユーザーに向けてホームページを作りたいという場合にもおすすめ。コードの改変や加工が自由に行えることにくわえて、最新のSEO対策も取り入れられているので「テンプレートはSEO対策の面で不安」という方でも安心です。
テンプレどん
ポポデザインが運営する「テンプレどん」は、スマートフォン対応で日本語に合わせやすいHTMLテンプレートを提供しているサイトです。無料で商用利用可、著作権表示の削除が可能であることから、人気を集めています。
1ページのシンプルなデザインでLPにぴったりの「LPテンプレート」をはじめ、コーポレートサイトや店舗サイト向けの「シンプルコーポレート」、写真などの掲載に適した「ポートフォリオ」など4種のホームページテンプレートが用意されており、目的に応じて選択が可能です。
各テンプレートはカスタマイズ可能となっているほか、テンプレートを使用したホームページの制作代行やHTML、CSS、ドメイン・サーバーの設置などに関するサポートも有料で提供しています。
Saetl.net
「Saetl.net」は、レスポンシブデザイン対応の無料テンプレートを提供しているサービスです。商用利用可能で著作権表示は不要、シンプルでわかりやすいのが特徴で、CSSにはすべてコメントが記載されています。
ホームページテンプレートは「プレミアムレスポンシブデザイン」「レスポンシブデザイン」「リキッドデザイン」「1カラムデザイン」など計7種類。スマートフォン対応が必須という場合には、「プレミアムレスポンシブデザイン」もしくは「レスポンシブデザイン」がおすすめです。
また、サイト内にはSEO対策の方法に関するコンテンツや、「JS(JavaScript)サンプル集」「CSSサンプル集」も用意されているため、ホームページ制作がはじめての方にも心強い存在となるでしょう。
BOMBIT
BOMBIT(バンビット)は、京都府を拠点に活動する事業者・バンビットコーポレーションが運営しているWebテンプレートサービスです。個人・商用問わずクレジット表示不要で商用利用可、レスポンシブ対応、全ページ完成済みのテンプレートを提供しています。
テンプレートは8種のデザインをベースにグレー系やブルー系、グリーン系など色展開しており、合計55種から選ぶことができます。豊富なテンプレートのなかから、イメージに合わせて選べるのはうれしいポイントでしょう。
料金体系は無料の「XHTML」と3,000円の「HTML5」、6,000円の「レスポンシブ」にくわえて、テンプレートを使用して第三者のホームページ制作が可能となる「ライセンス」も用意。また、希望者には有料の初期サポートや制作代行も提供可能です。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
本記事では、ホームページテンプレートのメリット・デメリットとあわせて、おすすめのテンプレートサイトを紹介しました。
テンプレートをうまく活用すれば、Webに関する知識がなくても低予算・ハイクオリティのホームページ制作が実現します。作業を進めていくなかでHTMLやCSS、JavaScriptに関する知識が身に付けられるため、将来的なレベルアップにも期待ができるでしょう。
しかし、初心者によるホームページ制作は成功する保証もなく、場合によっては外注するよりも時間を要することもあるかもしれません。
もし、「内製でのホームページ制作は負担が大きい」「より高品質なホームページを制作したい」とお考えの場合は、「アイミツ」へお問い合わせください。お客様のご要望をうかがった上で、おすすめできる制作会社を提案します。
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