【ホームページの集客力アップ！】何度も見てしまうWEBサイトに隠された認知・行動心理学の秘密【2024年最新版】

ネット社会に生きる私達は日々たくさんのWEBサイトを利用しています。
そんなWEBサイトの中で、ついつい何度も見に行ってしまったり、気づいたら欲しかったもの以外がカートに商品が入っていたり、なんて経験はありませんか？
そのような「よくわからないけど気になるWEBサイト」には、とっておきの集客の秘密が隠れているかもしれません。
今回は、WEBサイトでよく使われている認知・行動心理学のテクニックをご紹介します。

ちなみに、今回ご紹介する認知・行動心理学のテクニックは集客だけでなくマーケティングや恋愛にも応用できます。
WEBサイトデザインやWEBサイト作成に関わる方以外も要チェックです。
このテクニックでWEBサイトの利用者のみならず、ついでに意中のあの子のハートもキャッチしちゃいましょう。

WEBサイトを初めて見た時、直感的に利用者の脳内に働きかけるものが色です。
左の図を見てもわかるように、それぞれの色には人間が直感的に感じるイメージが存在します。

たとえば、WEBサイトを見に行ったとき、赤いボタンと緑のボタンが並んでいたとしましょう。
貴方ならどちらか一つ押さないといけないと言われたらどちらを押しますか？

おそらくは緑のボタンではないでしょうか？
信号機を思い出せばわかると思いますが、緑には「安全」や「健全」のイメージがあります。
逆に赤には「危険」のイメージがあります。
何のボタンかわからない状況でわざわざ危険と感じるボタンを押す人はそうそういませんよね。

ですが、ボタンの意味がわかった状況だと結果は一転します。
例えば買い物をするためにWEBサイトを訪れた場合には、赤い購入ボタンの方が売上が上がる調査結果が出ています。
実は赤色には危険というネガティブなイメージの他に、活動的や行動力などのイメージもあるのです。
そのため、購買意欲を掻き立てると言われています。

このように色によって人間の感じ方は様々です。
そのWEBサイトが見てくれる人に最初にどのような印象を与えているかは色で決まると言っても過言ではありません。
自社のイメージは何色なのか？
WEBサイトのデザインを依頼する前に今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。

後光効果とも言われるこの効果。「物事を判断するときに、ある顕著な特徴によって判断が引きずられてしまう」現象です。

WEBサイトにおける「ハロー効果」の実例としてよくあるのが、協賛や取引先の優良企業をWEBサイトに載せる方法です。
優良企業と取引があるのだから、この企業も信用できると思わせる事ができます。

『悪そうな奴はだいたい友達』の反対バージョンです。

バンドワゴンとはパレードで先頭を走る楽隊車を指します。
楽しそうなバンドワゴンの後にはパレードの参加者が続々と後に続きます。
この光景から名付けられたのが「バンドワゴン効果」。

「多くの人に支持されているものは、より一層支持が強くなる」現象です。
WEBサイトにおける集客の実例としてよく使われるのが、WEBサイトに利用者の声を載せる方法や販売実績などを数字で表す方法、または顔写真を多く掲載し視覚的に支持されていると訴える方法などです。
これだけ多くの人に支持されているなら私も使ってみたいと思わせることが出来ます。

占いで使われる手法として有名な「バーナム効果」。

例えば「貴方は生かしきれていない才能を数多く持っています」と言われると、「私は才能の塊だ」と思っている自信家の人も「私は何をやってもうまくいかない」と思っているネガティブな人にも響きます。
特定の人に向けているように見えて、実は誰にでも当てはまるような内容にすることで、より多くのWEB サイト利用者に「私の事だ！」と思わせることが出来ます。

WEBサイト内のコンテンツでの利用例としては性格診断の診断内容に活用した上で、「そんな貴方にお勧め！」と商品サイトやサービス紹介ページに誘導する方法があります。
「このWEBサイトは私にとって有益な情報を提供してくれる」と思ってもらうことが集客・利用者増加の鍵です。

未完成のものほど惹かれてしまう心理を「ツァイガルニック効果」と呼びます。
例えば、試験の前の日には翌日のことが気になっていて細かい内容まで覚えているのに、次の日にその試験が終わるとすっかり内容を忘れてしまった経験はありませんか？
それもこの効果の１つです。終わったことよりも未完成のことのほうがよく記憶に残るというのは誰しも経験があるはずです。
また、人には未完のものを完成させたい潜在的欲求があるので、とにかく「うーん気になる！」といった状況にさせることが大切です。

これをWEBサイト制作やWEBサイトデザインに当てはめると、誘導用ページを作り、本当に見せたいページやログイン後の画面に答えを載せて、答えのページに誘導して集客する方法があります。
仮に会員登録してもらえなかったり、お目当てのページをその日は見なかったりしても、気になってついまた見に来てしまうという集客効果が期待できます。

テレビCMで言う、「続きはWEBで！」はツァイガルニック効果の最たる表現です。

テンションとは緊張状態を意味し、リダイレクションとは消滅や減少を意味します。
つまり緊張状態が消滅または減少した状態が狙い目なのです。
その状態の時、人は注意力が低下しやすくなります。

例えば大きな買い物をしたあとに、気持ちが大きくなって本来必要としないものまで買ってしまった経験はありませんか？
高価なものを買うことには緊張感が伴います。
その緊張状態から開放された時が心の財布が緩んだ状態なのです。

これをWEBサイト制作やWEBサイトデザインに応用した場合の例として、ECサイトなどでよく見られる「この商品を購入した人は、こんな商品も購入しています」という表示があげられます。
パソコンを買った人にマウスを勧めてみたり、スマホカバーを買った人に充電器を勧めてみたりと、ついつい買ってしまいそうになりますよね。
また、「あと〇〇円で送料無料」などもこの効果を狙った例と言えます。

とにかく何度も接触して印象を残していくうちに、相手もだんだんと好意を寄せてくれる。
これが「ザイオンス効果」です。

大学のサークル内でカップルが乱立するのは、決して大学デビューしたい物同士がとりあえず手近で済ませたわけではなく、毎日のように一緒にいると好意が大きく育つためなのです。

これをWEBサイトやホームページ作成で活用するとしたら、印象に残るロゴマークやキャッチフレーズをさり気なくWEBサイト内に散りばめることでしょう。
また、ECサイトや登録制サイトの場合は、メールマガジンなどで定期的に存在をアピールすることも集客に効果的です。

ただ、この手法は限度を間違えるとただのうざったいWEBサイトになってしまいます。
恋愛と同じで適度な接触が大切です。でないと嫌われてしまいますね！

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

実はもっとたくさんあるのですが、今回はこのくらいにしておきます。
ということで、今回はWEBサイトデザインや集客、ホームページ制作で使える７つの認知・行動心理学のテクニックをご紹介しました。すぐにでも使えるものもありますので、WEBサイトのリニューアルや新規開設を考えていらっしゃる方はぜひ活用してみてください。

もちろん、いくらこれを使ってもWEBサイトのデザインが微妙であれば集客率・直帰率が上がってしまいますので、WEBサイトデザインはプロにお任せするのがおすすめです。

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