物流・運送業界で魅力的なホームページのデザイン5選【2024年最新版】
ホームページは、会社のブランディングに大きな影響を与える要素です。
ホームページのデザインが古くさかったり、ごちゃごちゃして情報が見ずらいと、「なんとなくイケてないな」というイメージを持たれてしまう可能性もあります。
とくに「物流企業」は一般的に馴染みがないため、ただ業務内容などを載せても、会社の魅力や強みがサイト閲覧者になかなか伝わらないでしょう。そこで重要になってくるのがWebデザインです。こだわり尽くしたオリジナリティのあるサイトを作り、会社のブランドイメージや魅力を伝えることができれば、集客・売上アップにも繋がるでしょう。
そこで今回は、デザイン性に優れた物流企業のホームページを5つご紹介します。
また、ホームページの制作・更新のメリットや方法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
会社ホームページのデザインにはこだわるべき理由
会社ホームページにとってデザインは非常に大事です。
デザインにひと工夫加えることで、自社の強みや社風がグッと伝わりやすくなります。これにより、見込み客が増え、売上の増加にも繋がりやすくなります。また、企業への就職を考える人はほとんど必ずホームページをチェックしますから、魅力あるページにすることで、人材採用にも良い影響を与えることが期待できるでしょう。
しかし、ほとんどの企業がホームページを持っていますが、デザインにまでこだわっている企業はそこまで多くないのが実情です。これは非常にもったいないことです。というのも、今やホームページは珍しい要素ではなくなったため、ただホームページを持っているだけでは差別化に繋がらないからです。
せっかく一定のコストを投じて企業サイトを作っても、「お、この会社は他と違うな」と思わせるデザインでなければ、閲覧者の記憶に残ることは難しいのです。
物流・運送関係の企業がホームページのデザインにこだわるべき理由
デザイン性に優れたホームページにすることで、他社との差別化をすることが可能です。なぜなら、まだまだサイトデザインの細部にまでこだわった企業は多くないからです。
試しに自身の業界の企業サイトをいくつか見てみると分かると思いますが、多くの企業が似たような情報をかわり映えのないデザインで載せており、とくべつ印象に残るサイトというのは多くないのではないでしょうか。
そもそも、企業ホームページの基本的な役割は、会社の基本情報や強み、実績を記載することで閲覧者に信頼してもらい、そこから問い合わせや申込みに繋げることです。このようなWebマーケティングは、インターネットの普及により、現代の企業活動には欠かせないものとなっています。
法人でも個人でも、何か情報を調べる際には、ほとんどの人がgoogleなどで検索をして調べます。検索でヒットしたサイトを見て、魅力的な情報が載っている場合に初めて「ちょっと問い合わせてみようかな」と思うので、数ある企業の中から自社を選んでもらうのは簡単なことではありません。
ホームページの制作・更新をするには?
まだホームページを持っていない場合には新規での制作となり、すでにお持ちの場合には更新が必要となります。新規制作でも更新でも、「自社で行うか」「制作会社に任せるか」の2パターンがあります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて簡単にご説明します。
自社で更新する場合のメリット・デメリット
自社でホームページを更新するケースから見ていきましょう。
自社で更新を行う場合、メリットとしては「低コスト」「自由度が高い」の2点が挙げられます。自分たちで更新作業を行うのであれば、費用は基本的に人件費のみになりますから、外部のプロに発注するよりも安価に抑えることが可能でしょう。また、社内スタッフによる作業となるので、何かと融通が効き、自由度が高くなります。例えば急遽デザインを変更したり、突発的にコンテンツを追加するといった対応もスピーディに行うことができます。
一方のデメリットは「人材」です。自社で更新するためには、デザインとWeb制作のスキルを持つ人材が不可欠となります。こうした人材がいる場合は問題ありませんが、スキル不足であれば時間がかかる上に満足のいくクオリティにならない可能性があります。また、スキル人材がいない場合には新たに採用することになり、採用コストも発生してしまうでしょう。
外部に委託する場合のメリット・デメリット
外部に委託する場合のメリットとしては、まずクオリティの担保が挙げられます。ホームページ制作・更新のプロに任せることで、満足のいくサイトを作ることが可能になります。また、基本的に納期は厳守してくれるので、プランどおりにリリースすることができるでしょう。
対するデメリットはコストです。専門性の高いプロフェッショナルに依頼することになりますから、どうしてもコストが高くついてしまいがちです。ただし、考えようによっては、必ずしも高コストというものでもありません。高いクオリティのサイトを短期間で作ってもらえるなら、自社で長時間をかけ、他の業務に優先して作るよりも全体としては効率的である可能性もあります。また、ホームページは作った後の更新・メンテナンスにも手間と費用がかかります。外部の制作会社の中には、格安の料金で面倒な更新作業を請け負ってくれる会社もありますから、こうしたランニングコストまで考えれば外部委託も決して高いものではないでしょう。
おすすめ!物流・運送会社のホームページ5選
ここからは、物流・運送業界のホームページデザインをご紹介していきます。ユニークでオリジナリティのあるデザインと、注目すべきポイントをピックアップしていますので、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います。
崎永海運株式会社
長崎市にある崎永海運は、創業76年を誇る老舗運送会社です。海上・陸上それぞれの運送業務を取り扱い、離島活性のための農園経営まで行う地域密着型の企業でもあります。サイトデザインでまず目を引くのは、ファーストビュー(サイトのトップページで最初に画面に表示される部分)に大きく表示された海の画像です。長崎の雄大な海に浮かぶ船の写真に、SAKINAGAという社名の黒字がモーション付きで現れ、すぐに消えます。非常にインパクトがあり、社名が記憶に残る仕掛けになっています。下にスクロールすると、「誠実」と大きく書かれた社訓が視界に入り、会社のイメージが伝わってきます。各ページとも海や船のパノラマ画像をふんだんに使い、ゆったりとして親しみのある印象を閲覧者に与えています。
甲陽物流株式会社
甲陽物流は、神奈川県秦野市の運送会社です。高品質・低コストを徹底し、高い顧客満足を追求することをモットーにしています。柔らかく丸みのあるデザインを採用し、運送会社の重厚で硬いイメージとはまったく違うコンセプトのサイトになっています。白い背景色をベースに、温かみのある配色と木の棚のようなオブジェクトを配置することで身近なイメージを与える作りになっているといえるでしょう。また、スタッフの手によるブログやお客様からのご要望対応事例を掲載するなど、お客様とのコミュニケーションを重視するスタンスが見て取れるデザインでもあります。顧客目線を大切にする社風がしっかりと表現されています。
株式会社エントランス
大阪府のエントランスは、「企業内に物流のプロフェッショナルを養成する」をミッションに活動する、物流担当者の育成支援会社です。物流企業に対して、LOGI Terminalという養成カリキュラムの提供を行っています。ロジスティクスの専門家を育成する、珍しいポジションの会社であり、その特異なコンセプトが明確に伝わるデザインを採用しています。サイトは全体的に白基調で、余白を多めにとり、すっきりとしてクレバーな印象を与えています。ファーストビューに「物流維新」とテーマが表示され、業界の変革に挑戦する社風がよく表現されています。各ページに画像が配置されていますが、物流企業によく見られるトラックやタンカーではなく、倉庫や資料、会議の様子など、コンサルティング企業のようなイメージを与える作りといえます。サイトを訪れた人は、洗練されたプロフェッショナルな専門家集団を思い浮かべるのではないでしょうか。
丸太運輸株式会社
創業100年以上を誇る丸太運輸は、愛知県名古屋市を拠点に活動する老舗運送会社です。ただし、サイトのトップページを初めて訪れたユーザーは、100年続く老舗企業らしい格式ではなく、ポップで親しみやすい印象を受けることでしょう。ファーストビューで目にする、街を舞台にしたイラストアニメーションは、丸太運輸が人々の生活に深く関わっていることをよく伝えてくれます。アニメーションでは走るトラックの上などに吹き出しがあり、クリックすると業務詳細のページに飛ぶという遊び心満載の仕掛けにもなっています。歴史と実績のある老舗企業が、大胆でポップなデザインを取り入れることで深みのある魅力を打ち出しているといえます。
三井倉庫株式会社
三井倉庫は東京都港区に本社を置き、倉庫事業や港湾運送事業を営んでいます。画像とイラストを活用し、文字数を減らすことで、スッキリとした見やすさと情報の伝わりやすさを実現している点がポイントです。「数字でみる三井倉庫グループ」のページでは、スクロールに従って創業年数やグループ社数などの数字が左右から次々とフェードインしてきます。モーションがあることでインパクトが出て、会社の実績や取扱う貨物の規模が瞬時に理解できるでしょう。丸みのあるイラストや淡い配色を取り入れることで、親しみやすいイメージが伝わるように作られている点も特筆です。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページを外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】魅力的なデザインで一目置かれる物流・運送会社に!
今回は、物流・運送会社のホームページにおけるデザインの重要性について、具体的な事例とともに解説してきました。ホームページのデザインにこだわることで、企業の魅力や強みをユーザーに明確に伝えることができ、集客・売上の強化にも繋がるでしょう。また、魅力溢れるサイトにすることで、求職者に対してもアピールとなり、採用活動にも弾みがつく可能性が高まります。何より他社との差別化をはかることが出来ます。このように、ホームページにおけるデザインが会社に与える好影響はとても大きいのです。
そんなホームページを制作・更新する方法として、「自社で作る」「外部に委託する」という2つの方法をご紹介しました。自社で作る場合にはコストを抑えられること、自由度が高くなること、外部委託であれば高品質なサイトが比較的短期間で作れることがそれぞれのメリットでした。制作方法を決める際に大切なのは、自社の優先事項に合った方法を選ぶということです。社内にWebやデザインに詳しい人材がいるのであれば、自社で作るほうがコストをかけずに作れるでしょう。逆に、外部委託は、適した人材やマンパワーの余力がなく、多少のコストをかけてでもハイクオリティなサイトにしたいという方に向いているといえます。最適な制作手段を選ぶために、まずはどの要素が自社にとって重要かを考えることが大切です。
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