- 課題
- ・建築設計図書は15年の保管が義務付けられているが、紙で保管すると膨大な管理コストがかかる
・電子データにすると改ざんや修正、すり替えが起きやすく、その痕跡も残りにくい
・保管した情報の共有・検索に手間と時間がかかる
- 解決
- ・設計図書と注文書・請求書などをまとめて圧縮し、長期署名装置へ投入すると、タイムスタンプと秘密鍵・JCAN署名書が付与され、長期署名処理がされて社内サーバーに保管できるシステムを構築
・署名鍵管理はペンティオ社のUSBトークンを組み込んで利用
- 効果
- ・電子化に成功したことで、保管スペースが有効利用できるようになった
・長期署名データの作成により、建築設計図書のデータ作成日時も明確になった
・第三者でも改ざんや修正の有無を確認できるようになり、真正性が担保できるようになった
・データが精査され、検索性が向上した