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Visual Basic 6.0(VB6)とは?【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

インターネットが一般に普及する前後、つまり1990年代のシステム開発に従事していた方にとって、マイクロソフトのVisual Basic(VB)は馴染みのあるプログラミング言語のはずです。最後のバージョンであるVisual Basic 6.0(VB6)で開発されたシステムは、未だに多く残っています。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、VB6とはどういうものかといった概要に触れながら、サポートの現状や使い続けるリスク、VB.NETへの移行に関する課題などについて詳しく解説します。

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Visual Basic 6.0(VB6)とは

VBは、かつてマイクロソフトより提供されていたプログラミング言語です。最初のバージョンであるVB1.0は、インターネットが普及する前、1991年に提供が開始されました。1975年に同社が開発したMicrosoft BASICが前身となっており、初心者でも扱いやすいのが特徴です。

VB6のリリースは1998年で、32ビットのWindows用に開発され、Windowsの爆発的な普及とも相まって数多くのシステム開発に利用されました。

Visual Basic 6.0(VB6)は現在も使える?

前述のとおり、これまでVB6によって数多くのシステムが開発され、未だに稼働しているものも多くあります。果たしてVB6は現在でも使えるのでしょうか。以下よりVB6の現状について解説します。

Visual Basic 6.0(VB6)で開発されたシステムはWindows10でも動作する

VB6で開発されたシステムは、Windows 10でも動作することが確認されています。ただ、そのためにはWindows 10に標準では含まれていない、ランタイムライブラリをセットアップする必要があります。

またWindows 10上にVB6の開発環境を構築するとなると話は別で、一部では可能という話もあるようですが、かなり変則的な状況です。次項で触れるとおりマイクロソフトの正式なサポートも受けられないため、おすすめできません。

Visual Basic 6.0(VB6)のサポートは2008年に終了

VB6のサポートは、その統合開発環境(IDE)も含めて2008年に終了しています。また、Windows VistaまではVB6のIDEが利用可能でしたが、Windows Vistaも2017年にサポート期限が切れています。

つまりは、サポートが切れている環境で開発されたVB6のシステムが、まだまだ多くの企業で稼働しているということです。この現状は、やむにやまれず機能の追加や改修が発生した場合に大きなリスクが伴うことを意味します。

後継プログラミング言語はVB.NET

VB6はVB最後のバージョンと言われていますが、その後継となるプログラミング言語としてVisual Basic .NET(VB.NET)があります。VB.NETもVisual Basicの名が付けられ、VBと呼ばれることがあるものの実際には多くの変更が施されており、言語仕様も異なるため互換性はありません。VB.NETはWindows向けアプリケーションやWebアプリケーションを始め、現在でも多くの開発に利用されています。

Visual Basic 6.0(VB6)を使い続けるとリスクがある

VB6で開発されたシステムは、開発環境・実行環境の両面でリスクがあります。以下より、それぞれにおけるリスクについて解説します。

開発環境におけるリスク

前述のとおり、VB6のIDEは2008年でマイクロソフトのサポートが終了しています。またWindows Vistaの後継となるWindows 7以降は、IDEの動作保証はありません。たとえ動作しても、サポートが切れている過去のWindowsでの使用は、大きなセキュリティリスクを伴います。外部ベンダー(サードパーティ)提供の開発支援ツールも、そのほとんどがサポートを終了しています。

さらに、VB6を扱えるエンジニアが減少している上、過去の技術に携わるのは多くのエンジニアが敬遠すると考えられるため、開発要員の確保が困難です。

実行環境におけるリスク

マイクロソフトは、Windows 7・8・10のサポート有効期間内であればVB6のランタイム(実行環境)もサポートするとしていますが、それがいつまでなのかは明確になっていません。また外部ベンダー提供の開発支援ツールには、Windows 7以降の動作が保証されていないものがあります。つまり現状問題なくVB6のシステムが稼働していても、今後何らかの原因により動作不能となった際にサポートが受けられず、手の施しようがない状況に陥るリスクがあるのです。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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VB.NETへの移行(マイグレーション)にともなう課題

これまで見てきたように、VB6で開発されたシステムにはリスクがあるため、一刻も早いVB.NETへの移行(マイグレーション)をおすすめしますが、VB.NETへの移行にも課題があります。以下でそれを解説します。

Visual Basic 6.0(VB6)からそのまま変換はできない

VB6とVB.NETは言語仕様を始め異なる部分が多く、互換性がないため、そのままではVB.NET最新版に変換できません。加えて、マイクロソフトが提供している変換のための公式ツールも最新のものは2008年版であり、すでにかなり古くなっています。そのためVB.NET最新版への変換を実現するには、一旦過去バージョンのVB.NETに変換し、改めて最新版に変換する必要があります。

公式ツールを使用してもエラーが出る

VB6からVB.NETへの変換を実施する際、前項で触れた公式ツールを使用しても、数万件に上る多くのエラーが発生する恐れがあります。これらはすべて手作業によって修正しなければならないため、膨大な手間と時間がかかります。さらに、それができるのは、VB6とVB.NETの双方に通じたエンジニアのみです。

最新のVB.NET環境に対応できるかわからない

VB6で開発されたシステムが、外部ベンダー提供の開発支援ツールを活用していた場合、それらが最新のVB.NET環境に対応していない恐れがあるため個別に確認する必要があります。また、変換のための公式ツールは、開発支援ツールには対応しておらず、そのままでは変換できないことがあります。その場合、前項で触れたエラー修正と同様、VB6とVB.NETの双方に通じたエンジニアによる、プログラム修正が必要です。

Visual Basic 6.0(VB6)からの移行はシステム開発会社に任せるのも◎

前章で見てきたとおり、VB6からVB.NETへの移行にはいくつかの課題があり、かなりの労力を必要とします。VB.NET以外のプログラム言語や実行環境への移行については、さらに難易度が増すことも予想されます。あるいは、ゼロからの開発が必要になるかもしれません。

もし不安がある場合は、VB6からの移行を得意とするシステム開発会社へ依頼するのもおすすめです。移行に限らず、現システムの理想的な形について有効な提案を受けられる可能性もあります。

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【まとめ】VB6とは何かを理解し、目的に合ったシステム開発会社を選ぼう

以上、VB6とはどういうものかといった概要に触れながらサポートの現状や使い続けるリスク、VB.NETへの移行に関する課題などについて解説しました。未だに多くの企業で稼働しているVB6のシステムですが、これまで見てきたとおり、そのまま利用を続けることには大きなリスクがあります。もし該当する場合は、本記事を参考にぜひ移行をご検討ください。

また、VB6からの移行や新たな開発を依頼する会社の選定にお悩みの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。

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