フラッターとは?特徴やメリット・デメリットを解説【2024年最新版】
フラッター(Flutter)について分かりやすく知りたいという方に向け、フラッターとは何か、特徴やメリット・デメリットなどを簡単に紹介していきます。そもそもフレームワークとは何か、フラッター以外の開発フレームワークについてなども解説していくので、ぜひ参考にしてください。
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フラッターとは
フラッター(Flutter)は、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンアプリ開発を専門としたモバイルフレームワークです。オープンソースフレームワークであることから、2018年にリリースされたばかりでありながらも、法人・個人問わず幅広いユーザーから人気を集めています。
もしもスマートフォンのアプリケーション開発を検討しており、どのプラットフォームを使用するべきかお悩みの場合には、フラッターが1つの候補となるでしょう。コストを抑えて開発を進めたい場合には特におすすめです。
そもそもフレームワークとは何か
フラッターはアプリケーション開発を対象としたフレームワークであると分かりましたが、そもそもフレームワークとは何なのか確認しておきましょう。フレームワークとは、アプリケーション開発の基本的な機能等を備えた枠組み・骨組みのこと。アプリケーション開発におけるベース/土台です。すでに基本的な部分が備わっていることから、開発期間や開発コストを抑えたいという場合には非常に役立つでしょう。
フラッター以外のモバイルアプリ開発フレームワーク
フラッターはモバイルアプリ開発に特化したフレームワークですが、フラッターだけでなくさまざまなモバイルフレームワークがリリースされています。
・React Native
非常に人気のモバイル開発フレームワークの1つで、iOSとAndroidの両方に対応します。使用可能な言語はJavaScriptのみです。
・Ionic
多くの人気を集めているオープンソースのモバイル開発向けフレームワークで、ハイブリッドアプリのみならずクロスプラットフォームアプリやプログレッシブウェブアプリなど幅広く対応できる点が特徴です。
・PhoneGap
上記の2つ同様人気のモバイルフレームワークで、オープンソースとして提供。JavaScriptをはじめHTML5やCSS3などといった言語を使用しています。初心者であってもはじめやすいのがうれしいポイントです。
フラッターの特徴
ここからは、フラッターの特徴について改めて紹介していきます。以下の4つのポイントをおさえておきましょう。
iOSとAndroidのアプリを両方開発できる
フラッターの特徴としてはじめにあげられるのが、iOSとAndroidのアプリを両方開発できるというポイントです。フラッターはクロスプラットフォームであることから、コードを入力すると双方のOS向けに変換可能。1回のアプリ開発で2つのOS向けアプリを開発できるため、開発期間や開発コストを大幅に抑えることができるでしょう。iOS・AndroidどちらのOSでもアプリをリリースしたい場合には、非常に役立つフレームワークです。
ホットリロード機能でさらに効率的
フラッターは、ホットリロード機能を活用することによって、さらに効率的にアプリケーション開発を進めることができます。ホットリロード(=プログラム変更後すぐにUIに反映)機能が備わっているので、開発しながらもすぐに内容を確認可能。ビルドするのに時間がかかって開発期間が伸びる心配がありません。ビルドを待つことなくアプリケーション開発を進められるので、スピーディかつ無駄なく開発を行いたい場合にはぴったりのフレームワークでしょう。
JavaScriptを踏襲した言語を使用
フラッターの特徴として3つ目にあげられるのが、JavaScriptを踏襲した言語を使用しているというポイントです。フラッターは、その設計時においてJavaScriptの設計が踏襲されています。フラッターで使用されているのはDartと呼ばれる独自の言語ですが、Dartは非常にJavaScriptに似ており、JavaScriptを習得しているエンジニアであれば、Dartの習得にも時間がかかりません。
マテリアルデザインに準拠
フラッターは、マテリアルデザインに準拠している点も大きな特徴としてあげられます。マテリアルデザインとは、Googleによって示されているUIデザインガイドのこと。まるでリアルな世界のような影・奥行き、動きなどをベースとしたデザインで、ユーザーにとっての使いやすさを向上させます。
マテリアルデザインに準拠しているということは、ユーザーが直感的に操作しやすいアプリケーションを開発できると言えるでしょう。
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フラッターを使用するメリット・デメリット
それでは、フラッターを使用することによってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
フラッターを使用するメリットとしてはじめにあげられるのは、何より効率的にモバイルアプリケーション開発を進められる点でしょう。クロスプラットフォームであることからiOS・Androidアプリを同時に開発できるだけでなく、ホットリロード機能を活用することでビルド待ちの時間も必要ありません。マテリアルデザインに準拠していることから、難しいことをせずとも統一感があって操作性に優れたアプリケーションを開発できます。
また、フラッター独自のプログラミング言語・DartはJavaScriptに似ているため、JavaScriptに対応できるエンジニアであれば、フラッターの使用もスムーズでしょう。
デメリット
効率的にアプリケーション開発を進められる、独自のプログラミング言語も習得しやすいといったメリットがある中で、デメリットもゼロではありません。
最も大きなデメリットは、まだ歴史が浅いということ。先にも説明している通り、2018年にリリースされたばかりのフレームワークであることから、ほかのフレームワークよりも経験者が少ないのが現状です。そのため、フラッターを用いたアプリ開発を検討してみても、なかなか即戦力が見つかりづらいかもしれません。もしも対応できる人材がおらず困っている場合には、フラッターによる開発に強い会社に外注するのも1つの手段でしょう。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】フラッターとは何かを理解し、目的に合ったシステム開発会社を選ぼう
今回は、モバイルフレームワーク・フラッター(Flutter)にはどんな特徴があるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかを解説してきました。繰り返しになりますが、フラッターはまだ歴史が浅く、フラッターに対応できる人材が社内にいないということも少なくありません。フラッターに対応できる人材がおらず困っている場合にはアイミツでフラッターに強いシステム開発会社を探してみましょう。
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