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Visual Basic(ビジュアルベーシック)とは?VBAとの違いや特徴、できることまでまとめて解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

Visual Basic(ビジュアルベーシック、VB)は、インターネットが一般化する前から存在する歴史あるプログラミング言語であり、馴染みの深いエンジニアは数多いはずです。形は変わりつつも、未だに現役として活用されています。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、VBの概要や特徴、VBAとはどう違うのか、といった基礎知識に触れながら、VBでできることや基本的な文法、VB.NETへのマイグレーションなどについて詳しく解説します。

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VB(ビジュアルベーシック)とは

VB(ビジュアルベーシック)は、インターネットが一般に普及する前、1991年にマイクロソフトより提供が開始されたプログラミング言語です。かつて同社が開発したMicrosoft BASICと呼ばれる言語が前身となっており、シンプルな文法や視覚的に分かりやすい独自の開発環境などによって、初心者でも扱いやすいという特徴があります。

歴史

VB(ビジュアルベーシック)は、上述のとおり1991年、最初のバージョンであるVisual Basic 1.0がマイクロソフトによって発表されました。その前身となるMicrosoft BASICは、マイクロソフトを創業したビル・ゲイツ氏が中心となって1975年に開発されたものです。つまりVBは、現在のバージョンに至るまでの過程を振り返ることで、同社の息吹と長い歴史を感じさせてくれるプログラミング言語なのです。
その後、1995年にはVisual Basic 4.0に進化し、大ヒットした同社のOS(オペレーティングシステム)であるWindows 95向けのソフトウェアが開発可能ということもあって、広く浸透しました。1998年には、最後のバージョンと呼ばれるVisual Basic 6.0が発表され、これによって開発されたシステムが稼働している現場は現在も存在します。
Visual Basic 6.0が最後のバージョンと呼ばれる理由は、2002年にVisual Basic .NETとして、互換性の低い、ほぼ別物に生まれ変わったからです。現在はVisual Basic 16.0に当たるVisual Basic 2019(VB 16.0)が最新バージョンとなっています。

VBAとの違い

VBA(Visual Basic for Applications)は、Excel・Word・PowerPointといった、マイクロソフトのOfficeシリーズ製品に実装されている、簡易的なプログラミング言語です。主に、それらの製品によって作業する際、処理の自動化や効率化を実現するために利用されます。
一方、VB(ビジュアルベーシック)は、Visual Studioという統合開発環境(IDE)をインストールすることよって利用できるプログラミング言語です。画面などのユーザーインターフェースや、データベース処理などを含む、さまざまなシステムやアプリケーションを開発する際に利用されます。どちらにもVisual Basicという名前が含まれている上に、言語仕様も共通する部分がありますが、別物なので注意が必要です。

VBの特徴

前述のとおり、長い歴史を誇るVB(ビジュアルベーシック)ですが、どのような特徴があるのでしょうか。以下より、VBの主な特徴について順に解説します。

初心者でも覚えやすい

VB(ビジュアルベーシック)の前身となるMicrosoft BASICは、初心者向けに作られたBASICというプログラミング言語から派生したものであり、分かりやすく扱いやすい言語です。当然、その流れを汲むVBも同様の特徴があり、初心者でも覚えやすいプログラミング言語となっています。

操作がシンプル

VB(ビジュアルベーシック)が搭載されているVisual Studioは、GUI(Graphical User Interface)によって直感的に操作できる、扱いやすい統合開発環境です。そのため、画面などのインターフェースについては、複雑なプログラムを記述することなく、シンプルな操作で初心者でも簡単に作成できます。

RADの先駆けである

VB(ビジュアルベーシック)には、RAD(Rapid Application Development、高速アプリケーション開発)の先駆けであるという特徴もあります。RADは、ソフトウェアやアプリケーションの開発を容易にしながら高速で進める手法の1つです。RADを採用したVBを活用することによって、工数を削減し、スピーディな開発が可能となります。

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VBの開発にはVisual Studioのインストールが必須

前述のとおり、VB(ビジュアルベーシック)はVisual Studioという統合開発環境に組み込まれているため、利用にはそのインストールが必須となります。Visual Studioには、コンパイラ・デバッガ・コードエディタなど、開発に必要となるあらゆる機能が搭載されているため、効率的に作業を進めることが可能です。

VBでできること

前述のとおりVB(ビジュアルベーシック)には、初心者でも覚えやすく操作がシンプル、さらにRADの先駆けであるという特徴があります。これらの特徴により、他のプログラミング言語に比べて簡単で、わずかなコードの記述でもさまざまな機能が実現できるため、エンジニアの労力が格段に軽減され、大幅な工数削減が可能です。
一方、シンプルで簡単なプログラミング言語であるが故、AIやロボットなど、高度な技術を要する分野での開発には向いていないと言えます。

VBの基本的な文法

VB(ビジュアルベーシック)の文法は初心者でも分かりやすく、非常に簡単なものです。以下より、VBの基本的な文法について具体例を挙げつつ解説します。

変数

変数は、代数学におけるXやYといった変数と同様の意味で、文字列や数字を保管しておく箱のような役割を担います。VB(ビジュアルベーシック)で変数を使用する際は、まずDim文を使用して宣言を実施した上で、値を代入します。
・宣言の例
Dim X As Integer
これにより、Xという変数を使用することが宣言されました。
・代入の例
X = 5
これにより、Xという変数に、5という値が代入されました。

条件判定

条件判定により、「もし、~だったら」という、特定の条件に当てはまる場合のみ、任意の処理を実行することが可能です。また、当てはまらない場合の処理を記述することで、条件分岐も実現できます。VB(ビジュアルベーシック)で条件判定を実施する場合は、If文を使用します。
・条件判定の例
If X = 5 Then
(任意の処理1)
Else
(任意の処理2)
End If
これにより、もしXという変数に5という値が入っていた場合は、任意の処理1を、そうでない場合は、任意の処理2を、それぞれ実行します。

繰り返し処理

繰り返し処理は、ループとも呼ばれ、同じ処理を繰り返し実行するものです。VB(ビジュアルベーシック)で繰り返し処理を実施する場合は、For文を使用します。
・繰り返し処理の例
X = 0
For i = 1 To 3
X = X + 1
Next
これにより、0が代入されたXという変数に、1を加える処理が3回実行されるため、最終的にXには3という値が入っていることになります。

演算子

VB(ビジュアルベーシック)で利用できる演算子には、一般的な四則演算(加減乗除)を実施する算術演算子、2つの値や式を比較する比較演算子、変数に値を代入するための代入演算子、文字列を連結する連結演算子などがあります。なお、最も基本となる算術演算子は、それぞれ「+」(加算)・「-」(減算)・「*」(乗算)・「/」(除算)の記号を用いて実施します。
・代入演算子および算術演算子の例
X = 3 * 5
これにより、Xという変数に、3×5を実行した結果(15)が代入されます。

制御文

VB(ビジュアルベーシック)で覚えておくべき基本となる制御文は、上述したIf文やFor文のほか、While文・Select Case文などがあります。While文は、For文と同様、繰り返し処理を実現したい場合に使用します。一方Select Case文は、多重分岐文とも呼ばれ、ある変数の値によって、複数の処理に分岐させる場合に使用します。

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VB6.0のサポートは終了しているので注意

VB(ビジュアルベーシック)がVisual Basic .NETに生まれ変わる直前のバージョン、すなわち最後のバージョンと呼ばれるVisual Basic 6.0(VB6.0)によって開発されたシステムは、登場から20年以上が経過した現在でも、稼働している現場が存在します。
しかしながら、VB6.0の開発環境についてはすでにサポート期限が終了しており、利用を継続するにはさまざまなリスクが伴います。最も大きなリスクは、セキュリティに関してのもので、新たな脆弱性に対する対策プログラムなどがマイクロソフトから提供されることは一切ありません。そのため、脆弱性を突かれることによる不正アクセスや情報漏えいが発生するリスクは、常に付きまとっていると言えます。
また、VB6.0を扱えるエンジニアは少なくなっており、何らかの不具合が生じた際に対応できる人材を調達するのは、相応の手間や時間を要すると考えられます。つまり、システムの維持管理に、莫大なコストがかかるリスクもはらんでいるのです。
ついては、一日も早いVisual Basic .NETへの移行(マイグレーション)をおすすめします。なお、マイグレーションについては、次章でも言及します。

マイグレーションはシステム開発会社への外注を検討しよう

上述したとおり、VB(ビジュアルベーシック)の最後のバージョンと呼ばれるVB6.0で開発されたシステムが稼働している場合、一日も早いVisual Basic .NET(VB.NET)へのマイグレーションをおすすめしますが、実はマイグレーションにはさまざまな課題があります。
まず、VB6.0とVB.NETでは、設計思想が異なり、互換性が低いため、そのままVB.NETの最新バージョンへ変換できません。また、変換にはマイクロソフトが提供している公式変換ツール「アップグレードウィザード」を利用する必要がありますが、この最新バージョンは2008年版。そのため、まずはVB.NET 2008という旧バージョンに変換したのち、改めてVB.NETの最新バージョンに変換するというプロセスを踏む必要があります。
また、公式変換ツールを使用しても、数万件以上のエラーが発生することがほとんどです。これらのエラーは、VB6.0とVB.NETの双方に通じたエンジニアによって、1つ1つ手作業で修正しなくてはいけません。
つまり、一口にマイグレーションと言っても、膨大な手間と時間がかかることから、VB.NETへのマイグレーションは、豊富な知見やノウハウを有した専門のシステム開発会社へ外注することをおすすめします。

システム開発の費用相場

つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

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システム開発の平均相場  233万円〜
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システム開発の種類 費用相場
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【まとめ】システム開発でお悩みならアイミツヘ

VB(ビジュアルベーシック)の概要や特徴、VBAとはどう違うのか、といった基礎知識に触れながら、VBでできることや基本的な文法、VB.NETへのマイグレーションなどについて解説しました。
30年以上前に誕生し、マイクロソフトの歴史とともに発展してきたVBですが、未だに根強い人気があります。VBを利用した開発やマイグレーションを依頼したいとお悩みの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、ニーズに合ったシステム開発会社を複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。

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