SQLの基礎をわかりやすく解説│種類や特徴も紹介【2024年最新版】
現代はとかく情報化社会などと呼ばれ、従前に比べ情報量が飛躍的に増加しました。とはいえ、情報が重要であるのは今も昔も変わりません。SQLは、その重要な情報を扱うデータベースを管理する言語として、誕生から現在までの長きにわたって重宝されています。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、SQLとは何か、なぜ重要視されるのか、といった内容に触れながら、その種類や特徴、データベース操作方法などSQLの基礎について詳しく解説します。
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SQLとは
SQL(Structured Query Language)は、構造化問い合わせ言語と訳され、RDB(リレーショナルデータベース)と呼ばれるデータベースを操作するための言語です。
プログラミング言語とは異なり、アプリやシステムを開発するものではなくデータベースに対してデータの検索や追加などを実行する際に利用します。データベースには数百万件から数千万件、あるいはそれ以上のデータを扱うものがありますが、SQLによって大量のデータに対しても効率的に操作することが可能です。SQLは国際標準となっており、Oracle・MySQL・PostgreSQLといった代表的なものを始め、多くのデータベースでSQLが利用できます。
SQLが重要視される理由
40年以上前に原型が誕生し、以来現在に至るまで重宝されているSQLですが、近年ビッグデータを処理するためのインターフェースとしてSQLの提供が一般的となるなど、その重要性と注目度はより高まっています。
今や人々がビジネス活動に勤しみ、社会生活を営む上で大量のデータを扱うデータベースの存在は不可欠となり、それを操作するSQLがより重要視されるのは必然の傾向です。今後もSQLの存在感は増し、需要はますます大きくなることが予想されます。
SQLの種類
SQLには、目的とする操作内容によっていくつかの種類があります。以下より、それを紹介します。
DML(データ操作言語)
DML(Data Manipulation Language)と呼ばれるデータ操作言語は、データベースに対してデータの検索・更新・追加・削除を実行するSQLで、主なものは以下のとおりです。SQLのなかでは、最も利用頻度の高い、基本的なものと言えます。
・SELECT(検索)
・UPDATE(更新)
・INSERT(追加)
・DELETE(削除)
DDL(データ定義言語)
DDL(Data Definition Language)と呼ばれるデータ定義言語は、データベース内にデータを保存するためのテーブルを作成・削除したり、その設定を変更したりするためのSQLで、主なものは以下のとおりです。テーブルというデータベース構造に関わる部分を操作するため、多くの場合データベース管理者が使用します。
・CREATE(テーブル作成)
・DROP(テーブル削除)
・ALTER(テーブルの設定変更)
・TRUNCATE(テーブルからの全データ削除)
DCL(データ制御言語)
DCL(Data Control Language)と呼ばれるデータ制御言語は、ユーザーやテーブルごとにDMLやDDLの使用を制御するためのSQLで、主なものは以下のとおりです。データベースへのアクセス権限に関するものであるという性質上、基本的にはデータベース管理者が使用します。
・GRANT(権限の付与)
・REVOKE(権限の剥奪)
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SQLにはどんな特徴がある?
プログラミング言語とは区別されるSQLには、どんな特徴があるのでしょうか。以下より、SQLの特徴について、解説します。
データベースへの一方的な命令
SQLは、データベースに対してシンプルな命令文を一方的に送信するものです。一度の送信で複数のやり取りが自動で行われるのではなく、データベースからはシンプルな命令に対する処理結果が返ってくるのみです。複数のやり取りが必要な場合は、データベースからの処理結果に応じて、都度命令文を送信します。
SQLだけでシステムやアプリは開発できない
SQLはシンプルな命令文により、あくまでデータベースを操作することに特化した言語です。プログラミング言語ではないため、システムやアプリの開発はできません。JavaやPHPなどのプログラミング言語で開発されたシステムやアプリから、データベースを操作する必要が生じた際に、プログラム内で利用されるのがSQLです。
SQLでのデータベース操作方法
実際にSQLを利用してデータベースを操作するには、以下2つの方法があります。
対話型
ユーザーがコマンドラインなどからSQLを入力し、直接データベースを操作する方法です。複数のSQLを送信する必要がある場合は、最初のSQL送信後、データベースからの処理結果が表示されたのを確認した上で次のSQLを入力します。
埋め込み型
システムやアプリの開発において、JavaやPHPなどのプログラミング言語で記述されたプログラムにSQLを埋め込んでデータベースを操作する方法です。プログラムが動作した際に、埋め込まれたSQLが実行され、データベースへのアクセスが発生します。プログラムは、データベースから返ってきた処理結果を基に、再度データベースにアクセスするなどの次処理を実行します。
SQLに精通した人材がいないなら外注がおすすめ
DDLやDCLを利用したデータベースの構築はもちろん重要なデータに悪影響をもたらさないためには、DMLによるデータの操作や適切な管理においても相応の専門知識が必要です。またデータベースは、アプリやシステムの要となる重要な要素であるため、堅牢で高品質なものにする必要があります。そのため、SQLに精通した人材が不足している場合は、データベースの構築や管理について外部の専門家に依頼することをおすすめします。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】SQLの基礎を理解し、目的に合ったシステム開発会社を選ぼう
以上、SQLとは何かやなぜ重要視されるのかといった内容に触れながら、その種類や特徴、データベース操作方法などSQLの基礎について解説しました。今後も全世界における情報量は増加の一途をたどり、それをデータとして保存するデータベースとともに、SQLの重要性はますます高まることが予想されます。本記事を参考に、SQLの基礎を理解した上でぜひ機能的なデータベースの構築やデータの操作に活かしてください。
なお、データベースの構築や管理を依頼する会社の選定にお悩みの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。
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