システム開発会社を
お探しですか?

PRONIアイミツは最適な出会える
ビジネスマッチングサービス
です

システム開発発注は初めてですか?
システム開発
無料で一括見積もり
0120-917-819 平日10:00-19:00

スパイラルモデルとは?メリット・デメリットや他の開発手法との違いまでわかりやすく解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

システム開発にはさまざまなアプローチがありますが、最も有名なのはアジャイル開発です。ただ、近年はそれ以外の開発手法も普及しており、スパイラルモデルも代表格と言えるでしょう。
そこでこの記事では、スパイラルモデルを使ったプロジェクトの特徴について、メリットやデメリット、要件定義から始まる開発の流れ、そのほかの開発手法との違いを紹介します。システム開発の手法はどれを選ぶべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

【関連ページ】
システム開発にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にシステム開発会社をお探しいただけます。
システム開発の費用・相場
システム開発会社一覧

システム開発会社の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

スパイラルモデルとは

スパイラルモデルとは、開発工程において修正や仕様の変更が発生することを想定した開発アプローチのこと。通常、システム開発における修正や仕様の変更は想定されておらず、逐次これらの問題に対処することが一般的です。しかし近年は技術開発におけるトレンドの変化が激しく、仕様変更も頻繁に発生します。そこでスパイラルモデルのような開発アプローチを採用することで、容易にこれらの問題に対処し、スケジュール通りの開発を実現することが求められているわけです。

スパイラルモデルの開発の流れ

スパイラルモデルを採用した開発の特徴は、開発業務をサブシステム単位、つまり機能単位で進めていく点にあります。具体的な流れとしては、以下の通りです。

1.システムの要件定義
2.システムをサブシステムに分割し順序を決める
3.サブシステムの要件定義から開発、テストを実行する
4.クライアントのレビュー
5.レビューを元にした改善
6.次のサブシステムの開発に移行
7.すべてのサブシステム完成後、本番環境に実装

箇条書きにすると少し分かりにくいかもしれませんが、システムの要件に応じてサブシステムの開発は複数発生し、ステップ3~6を何度も繰り返すのがスパイラルモデルのやり方と言えます。サブシステム単位でレビューと改善を行い、その内容は次のサブシステム開発にも活かされ、開発業務負担は先へ進むごとに小さくなっていくでしょう。本番環境へのシステムの実装も、すべてのサブシステムが完成してから行いますが、この前に詳細なテストとレビューを実施しているため、急な仕様変更が起きるリスクはほぼありません。

他の開発手法との違い

スパイラルモデルは、どのような点でほかの開発手法と異なっているのでしょうか。ここでは代表的な開発アプローチである、ウォーターフォールモデルやアジャイルモデル、プロトタイプモデルとの違いについて解説します。

ウォーターフォールモデルとの違い

ウォーターフォールモデルは、アジャイルモデルやスパイラルモデルが普及する前に主流とされてきた開発アプローチで、基本的に開発工程をさかのぼることがないというのが特徴です。前の工程に戻らないことが決まっていると、あらかじめ定めておいたスケジュール通りに開発を進めやすく、マネジメントの負担が小さい点がメリットでしょう。
一方で工程の途中から修正を加えることが難しく、クライアントやユーザーの意見が反映されづらいため、トレンドの変化が激しい現代では時代遅れの手法とも言われているのが課題です。スパイラルモデルはニーズや技術の変化に応じて柔軟な修正ができるため、この点においてアドバンテージを持っています。

アジャイルモデルとの違い

アジャイルモデルは、スパイラルモデル同様にシステム全体の機能を分割して開発していく手法です。修正がしやすく仕様変更に強いという強みを持つアジャイルモデルですが、スパイラルモデルと異なるのは、機能単位でテストや改善を行った後、すぐにリリースしてしまう点にあります。スパイラルモデルの場合、あくまでプロトタイプ開発にとどまり、システムのリリースはすべての機能が完成してから。アジャイルモデルは機能単位で開発、そしてリリースまで行ってしまうため、スピード感をより重視したい場合に活躍する開発アプローチと言えます。細かな改善については、リリース後のアップデートで対応していくという考え方を採用しているのが特徴です。

プロトタイプモデルとの違い

プロトタイプモデルは、システムのプロトタイプを一度組み上げてからフィードバックを受け、それを元に本システムを開発していく手法です。スパイラルモデルもプロトタイプを組み上げフィードバックを受ける手法であるため、その点においては共通しています。
相違点としては、どれくらいの規模のプロトタイプを組み上げるかという点が挙げられます。スパイラルモデルの場合、機能単位でのプロトタイプを組み上げ、レビューを受けるという手法になっている一方、プロトタイプモデルはシステム全体のプロトタイプを一気に組み上げる手法です。そのため、プロトタイプモデルではディテールを修正するためのプロトタイプ制作というよりは、システム全体の方向性を見定めるための制作であるという意味合いが強いと言えるでしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

システム開発会社の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

スパイラルモデルのメリット

スパイラルモデルを採用したシステム開発は、開発者に複数のメリットをもたらすことが期待できます。具体的にどのような効果が得られるのか、ここでは主な3つのメリットを紹介します。

変更へ柔軟に対応できる

スパイラルモデルの最大の特徴は、システム開発における柔軟性を確保しやすい点です。ウォーターフォールモデルを採用した場合、システムの修正や仕様変更は極めて行いづらく、修正作業が発生すると容易にスケジュールに支障をきたします。一方でスパイラルモデルは修正や仕様変更を前提としているので、これらの作業が入った場合でも、あらかじめ定めておいたスケジュールに影響を与えたり、エンジニアに余計な負担を与えたりする心配はありません。

不具合や問題への対応が最小限に抑えられる

仕様の変更ではなく、予期せぬトラブルが発生した場合でも、スパイラルモデルは柔軟に対応可能です。開発するシステムが複雑になればなるほど、開発者が予期していなかったエラーの対処に追われることも少なくありません。場合によっては開発工程をかなり後ろまでさかのぼる必要も出てくるでしょう。しかしスパイラルモデルであればそもそもサブシステム単位で別個に開発を進めるため、トラブルがどこで起こっているかがわからない、というケースは稀です。今開発している機能に問題がある場合、その開発プロセスの中で問題が生じていることは明白なので迅速に修正対応ができます。

フィードバックによる品質の向上

スパイラルモデルではレビューの機会をほかの開発手法よりも多めに設けているので、フィードバックを丁寧に開発に適用していくことができます。フィードバックの機会が限られていると、1つひとつのディテールにこだわることが難しく、機能全体で問題がなければOK、という基準で評価されることもあるでしょう。スパイラルモデルは機能ごとのレビューが発生するので、ディテールまで丁寧に作り上げられたシステムを組み上げることが可能です。

スパイラルモデルのデメリット

スパイラルモデルの採用は開発者に多くのメリットをもたらす一方、注意しておくべきデメリットも存在します。あらかじめこれらのデメリットを織り込んだ上で、スパイラルモデルを有効活用しましょう。

開発コストが膨らみやすい

スパイラルモデルは柔軟性に優れた開発手法ですが、懸念点となるのが開発コストの問題です。柔軟性の高さは確かに強力ですが、そのために余分に時間や工程を必要とするため、どうしても開発費用はウォーターフォールモデルなどと比べて高くなる傾向にあります。丁寧な開発は質の高いシステムを導入する上では欠かせませんが、コスト面でどれくらい許容できるのか予算を見積もっておきましょう。

全体像が把握しにくい

スパイラルモデルはシステム全体を小分けにして、機能ごとに開発を進めていく手法です。そのため、1つひとつの機能の良し悪しに左右されるあまり、システム全体としての完成度が蔑ろにされる可能性もあります。システム全体で見れば大した問題ではないが機能単体だと気になってしまう問題などは、解消する必要がないこともあるでしょう。全体の完成度やスケジュールを踏まえ、求めるクオリティや全体像の共有も事前に行わなければなりません。

システム開発会社の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

スパイラルモデルが向いている案件

スパイラルモデルを採用したシステム開発は、どのような案件に適しているのでしょうか。ここではスパイラルモデルと相性の良い2つの案件について解説します。

仕様変更の可能性が高い案件

1つは、仕様変更が頻繁に発生する可能性が高いシステム開発です。例えば新しく導入を予定していて、機能要件や実装した時のイメージがつきにくいシステムなどは、当初の要件通りに機能開発が進まない可能性が大いにあると言えるでしょう。円滑にシステム開発が進まないことが予想される場合、柔軟性の低いウォーターフォールモデルの採用などは控え、スパイラルモデルやアジャイルモデルを採用するのがおすすめです。

品質重視の大規模な案件

2つ目は、クオリティに細部までこだわる必要のある、大規模なシステム開発の場合です。システム開発の規模が大きくなると、必然的に予期せぬエラーが発生しやすくなります。機能単位では正しく動作しても、機能を組み合わせて運用すると、正しく動作しないなどのトラブルは想像に難くありません。このような開発プロジェクトを想定している場合、スパイラルモデルのような柔軟性の高い開発アプローチが効果を発揮するはずです。

スパイラルモデルのシステム開発は外注がおすすめ

スパイラルモデルを採用したシステム開発は、丁寧なレビューと迅速な修正対応が常に求められるため、裏を返せばエンジニアの高いスキルが求められるということでもあります。自社に十分なリソースがない、あるいはエンジニアのスキルが足りていないと感じる場合、おすすめしたいのが開発業務の外部委託です。システム開発を外注することで、自社のリソースを損なうことなく質の高いエンジニアに業務を委託できるため、高いクオリティでの納品も期待できるでしょう。

システム開発会社選びのポイント

スパイラルモデルを採用したシステム開発を外部の会社に委託する場合、どのような会社を選べば良いのかわからないと悩むこともあるでしょう。ここではシステム会社選びのポイントについて3つご紹介します。

自社開発の割合が高いか

1つ目のポイントは、自社開発でプロジェクトを引き受けているかどうかを確認することです。十分なリソースとスキルのある開発会社に委託できるのが最も良い選択肢ですが、中には外注案件をさらに外部に委託するケースも見られます。この場合、開発システムについての品質や責任が担保できないことも少なくありません。質の高いシステム開発を求めるなら、できる限りこのような委託になってしまう事態は避けましょう。

開発したいシステムの実績は豊富か

2つ目のポイントは、自社で開発を依頼しようとしているシステムの開発実績があるかどうかです。すでに対応したことのあるシステムであれば、レビューの段階で色々と口出しをする必要もなく、スムーズに期待通りのシステムを開発してもらえます。コーポレートサイトなどから企業の実績を確認、あるいは直接問い合わせてみることで、似たような開発実績がないかあらかじめ確認しておきましょう。

開発後の運用保守サポートは充分か

3つ目のポイントは、システム納品後のサポート体制についてです。開発したシステムは開発して終わりではなく、本番環境でも正しく動くか、改善点はないかを丁寧に確認・修正することも重要なポイント。これらの業務を別の会社に委託すると面倒が多いため、できるだけ開発を担当した会社によるサポートが受けられるのが良いでしょう。サポートを受ける場合、どれくらいのオプション料金がかかるのか、どこまでが無料サポートなのか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

システム開発の費用相場

つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

システム開発の平均相場
システム開発の平均相場  233万円〜
システム開発の種類別平均相場
システム開発の種類 費用相場
簡易顧客システム 20万円~
Webシステム 130万円~
業務システム 400万円~

システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

【まとめ】システム開発でお悩みならアイミツヘ

この記事では、スパイラルモデルを採用したシステム開発について解説しました。スパイラルモデルは優れた開発手法として知られていますが、コストがかさみやすいなどのデメリットもあるため、事前に備えておく必要があります。アイミツでは、そんなスパイラルモデルを採用したシステム開発に最適な委託会社を、あなたのニーズに合わせて紹介しています。システム開発でお困りの際には、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
システム開発会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
システム開発の費用・相場

システム開発会社の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?

  • 一括見積もりサイトだと多数の会社から電話が・・・

    一括見積もりサイトだと
    多数の会社から電話が・・・

  • 相場がわからないから見積もりを取っても不安・・・

    相場がわからないから
    見積もりを取っても不安・・・

  • どの企業が優れているのか判断できない・・・

    どの企業が優れているのか
    判断できない・・・

PRONIアイミツなら

発注先決定まで最短翌日

発注先決定まで
最短翌日

  1. 専門コンシェルジュが
    あなたの要件をヒアリング!
  2. 10万件の利用実績から
    業界・相場情報をご提供!
  3. あなたの要件にマッチした
    優良企業のみご紹介!
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)