パッケージソフトウェアとは?クラウドやライセンスとの違いも解説【2024年最新版】
手軽に導入できる形態として、インターネットが普及する以前より活用されてきたのがパッケージソフトウェアです。とはいえ、その定義や、クラウド製品やライセンス製品との違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、パッケージソフトウェアとは何か、クラウドやライセンスとの違いはどこにあるのか、といった基本事項に触れながら、パッケージソフトウェアを導入するメリット・デメリット、パッケージ開発の概要などについて、詳しく解説します。
【関連ページ】
システム開発にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にシステム開発会社をお探しいただけます。
システム開発の費用・相場
システム開発会社一覧
パッケージソフトウェアとは
パッケージソフトウェアとは、狭義では、プログラムが記録されたDVD-ROM・CD-ROMといったメディアとマニュアルなどを同梱し、パッケージ(箱売り)の形で販売されているソフトウェアのことです。広義では、市販されているソフトウェア全般を意味し、特定の業務向けの基本的な機能を搭載した既製ソフトウェアを指します。
ビジネスで活用されている主なパッケージソフトウェアには、販売管理ソフト・勤怠管理ソフト・会計ソフトなどがあり、パソコンへインストールして利用することが一般的です。
パッケージソフトウェアとクラウド・ライセンスの違い
パッケージソフトウェアが多く活用されている一方で、クラウド製品やライセンス製品と呼ばれるソフトウェアも存在します。これらは、パッケージソフトウェアとどこが違うのでしょうか。
パッケージソフトウェアとクラウド製品の違い
パッケージソフトウェアが、既製のプログラムをパソコンにインストールして利用する形態であるのに対し、クラウド製品は、インターネットを経由してWebにあるサーバー上のプログラムを呼び出す形で利用するものです。そのため、パソコンへのインストールが不要な上、機能改善などのアップデートも自動で実施されます。
また、主にWebブラウザ上で動作し、インターネット環境さえあればアクセスできるため、スマートフォンやタブレットなどさまざまなデバイスから手軽に利用可能な点もクラウド製品の大きな特徴です。
パッケージソフトウェアとライセンス製品の違い
パッケージソフトウェアが、パッケージという形で提供されるソフトウェアを指す一方で、ライセンス製品とは、パッケージ販売・ダウンロード販売といった提供形態を問わず、そのソフトウェアを使用する権利を表すライセンスによって制限が設けられた製品を指します。
一般的には、パッケージソフトウェアもライセンス製品であり、インストールできるパソコンの数が制限されているケースがほとんどです。つまり、購入したからといって無制限に利用して良いわけではなく、定められたライセンス数を超えたインストールや利用は違法となるため、注意する必要があります。
パッケージソフトウェアを導入するメリット
数多く活用されているパッケージソフトウェアですが、導入するメリットはどのようなところにあるのでしょうか。以下より、その主なものを紹介します。
導入費用を抑えることができる
既製品であるパッケージソフトウェアは、特定の業務におけるさまざまなケースに対応できるよう汎用的に作られており、大量販売が可能なため比較的安価で提供されています。そのため、導入費用を抑えることが可能です。個別にカスタマイズされた製品の場合は、特殊な対応が必要となるためその分コストが膨らみますが、パッケージソフトウェアではその心配がありません。
導入期間を短くすることができる
既製品であるパッケージソフトウェアは、パソコンなどの環境さえ揃っていれば迅速に導入することが可能です。独自にシステムを構築する場合は、要件定義や設計・開発・テストなどに膨大な手間や時間が必要となりますが、パッケージソフトウェアを導入すればそれらが一切無用となり、インストール後すぐにでも使いはじめられます。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
パッケージソフトウェアのデメリット
メリットがある一方で、パッケージソフトウェアにはデメリットも存在します。もっとも大きなデメリットは、既製品であるが故、機能の拡張性に限度があり、柔軟性に乏しいという点です。必要な機能が不足している場合であっても、迅速に対応できるわけではありません。別途、他のソリューションを組み合わせるなどの方法を検討する必要があります。
また、不具合やセキュリティホールといった何かしらの問題があっても、それが解消された新たなバージョンの提供を待たなければなりません。つまり、アップデートや機能変更についても基本的に提供ベンダーが主導となり、ユーザー自らが自由にコントロールすることはできないのです。
パッケージソフトウェアを活用したパッケージ開発もおすすめ
パッケージソフトウェアのデメリットである拡張性の問題を解消する手段として、パッケージソフトウェアを活用したパッケージ開発もおすすめします。パッケージ開発とは、既製品であるパッケージソフトウェアを基に、独自の要望や個別の条件に沿ったカスタマイズを実施し、自社の業務に合致したシステムやソフトウェアを開発することです。
パッケージ開発に対する概念としてスクラッチ開発がありますが、こちらはゼロからシステムやソフトウェアを開発する手法を指します。パッケージ開発は、スクラッチ開発と比べて、導入までの期間短縮や費用削減に期待できることが大きなメリットです。
ソフトウェアの導入・開発はベンダー選びが重要
パッケージ開発に限らずですが、ソフトウェアの導入や開発を外部のベンダー(システム開発会社)に依頼する場合、その選定にはいくつかのポイントがあります。
まず、過去の実績や得意分野などと照らし合わせ、求めるソフトウェアの内容に十分対応できるスキルやノウハウを持つと判断できる会社であること。さらに、適切なコミュニケーション能力があり、自社との相性の良さを感じられる会社であることが重要です。
加えて、システムやソフトウェアは本番稼働が開始してからさまざまな問題が発生することも多くあるため、運用・保守のフェーズまでしっかりとサポートしてくれる会社を選ぶことをおすすめします。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】パッケージソフトウェアの導入でお困りの方はアイミツへ
以上、パッケージソフトウェアとは何か、クラウドやライセンスとの違いはどこにあるのか、といった基本事項に触れながら、パッケージソフトウェアを導入するメリット・デメリット、パッケージ開発の概要などについて解説しました。本記事を参考に、パッケージソフトウェアに関する理解を深めた上で、ぜひ有効なソフトウェアの活用を実現してください。
また、パッケージ開発をはじめ、システムやソフトウェアの開発を依頼する会社をお探しの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った開発会社を複数ご紹介します。いつでもお気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
システム開発会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
システム開発の費用・相場
システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします