IoT SIMとは?法人向けのおすすめや選び方も解説【2024年最新版】
今日では高度な通信インフラが日本全国に普及しており、これらをビジネスで有効活用するための取り組みが進んでいます。IoTはその代表的な例とも言えますが、そんな高度なインフラ環境をIoTで利用するために必要なのが、「IoT SIM」です。本記事ではIoT SIMとは何かを解説しながら、法人向けにおすすめの製品をご紹介します。
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IoT SIMとは
まずは、IoT SIMとはどのような技術なのかを確認しておきましょう。端的に言えばIoT向けのSIMカードのことですが、それぞれの技術の役割を理解しておくことが重要です。
そもそもIoTとは何か
そもそもIoTは「Internet of Things」の略称で、日本では「モノのインターネット」という名称で知られる技術です。従来はインターネットに接続しないで使用するのが当たり前だったモノをネットワーク化し、データの送受信を可能にして相互連携ができるようにしながら運用します。
家庭はもちろん、ビジネスの現場でもIoTの活用は盛んに行われています。温度管理や品質管理、高度な業務の自動化にいたるまで、多様な役割を担えることで注目を集めている技術です。IoTが高度に普及すれば、今後無人であらゆる業務が遂行できるようなスマート企業も次々とあらわれるでしょう。
SIM(SIMカード)とは
一方のSIMカードは、IoTに比べると比較的馴染み深い存在と言えるでしょう。SIMは「Subscriber Identity Module」の略称で、日本語では「加入者識別モジュール」とも呼ばれます。これは、通信会社との利用者の契約情報を記録している媒体です。
たとえば、SIMと携帯電話番号を結びつけることで、スマートフォンが4G回線などを利用できるようになります。逆にSIMカードがなければ、端末の利用者情報を通信会社に伝えられないため、回線の利用はWi-Fiのみに限定されてしまいます。
IoT SIMと一般的なSIMの違い
SIMカードは一般的にスマートフォンに差し込んで使用するものですが、IoTデバイスを利用する際にもSIMを使って通信を行います。IoT用のSIMとスマホ用のSIMは基本的に同じ仕組みであり、同じSIMカードをスロットに差し込んで使用することも可能です。ただし、カードそのものは同じでも用途が違うため、通信会社によっては異なる料金プランが定められていることがあります。容量制限や容量ごとの単価、どのキャリアの通信環境を利用できるのかなど、IoT向けのSIMプランをあらかじめ確認し、自社のニーズに最適なものを選んで使用しましょう。
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法人向けのおすすめIoT SIMサービス5選
以下では、法人向けのIoT活用に適したSIMサービスを5つご紹介します。新たにSIMを契約する際の参考にしてください。
IIJmio
IIJmioは、手軽にIoTをはじめるために最適なSIMサービスです。国内最大のシェアを誇るNTTのネットワークを利用できるため、安定した通信環境を全国で使用することができます。データ通信量が多い人向け、少ない人向けに分かれて最適な料金プランを提供しているため、費用対効果を気にしている方にもおすすめできるサービスです。企業向けのパートナープログラムも完備しており、安心の運用環境整備が可能です。
さくらのセキュアモバイルコネクト
さくらのセキュアモバイルコネクトは、国内の3キャリアに対応しているIoT向けSIMサービスです。1回線あたりの基本利用料は月額13円と破格の安さを実現しています。通信がない月に関しては0円となるため、IoTを使う頻度がそこまで多くないという方にとってはありがたいサービスでしょう。インターネットを経由しない「閉域網」での接続となっており、セキュリティ対策に優れた通信環境を維持したまま利用できるのも強みです。
docomo IoTスターターSIM
docomo IoTスターターSIMは、ドコモが独自に提供するIoT回線管理プラットフォームを、プリペイド型SIMで利用できるサービスです。プリペイド型であるため、料金が想定以上にかさむ心配がなく、予算をしっかりと管理しながらサービスを利用したいという方におすすめできます。180日間のスターター料金プランでの利用後、本格導入を進める場合にはシームレスにプランを移行することができ、お試しで利用できるSIMとしても優秀なサービスです。
IoT / M2M向けモバイル
IoT / M2M向けモバイルは、NTTPCが法人向けに提供しているセキュアなモバイル通信をIoTで実現するためのサービスです。月額280円(税抜)からはじめられる安価なサービスながら、閉域網を使用しているため外部ネットワークの干渉がなく、常に安全にIoTネットワークを維持・運用できます。端末に組み込むタイプのSIMカードも使用でき、デバイスの小型化や耐振動性に優れたデバイス運用を支援できるサービスです。
ロケットモバイル
ロケットモバイルは3キャリアの4Gエリアに対応している、高速通信が可能なIoT SIMサービスです。少量のデータ通信を必要なときに高速で運用できるため、安価なサービスながらも高速でのデータ送受信を可能にします。1回線から利用できる小ロットプランを用意しており、最短で3日以内に使用を開始できるスピーディーな対応も魅力で、早期にIoT環境を整備したい方にもおすすめです。
IoTを導入する際に注意したいポイント
IoT導入に際しては上記のような複数のSIMサービスから自社にあったものを選ぶ必要がありますが、注目したいのはセキュリティ対策です。近年、企業を標的としたサイバー攻撃は増加しており、デジタル化の普及とともにサイバー攻撃による被害の深刻化も問題視されています。IoTデバイスも例外ではなく、脆弱性を抱えている製品や通信環境を使用していると、そこを経由して社内システムに攻撃が行われる可能性もあるでしょう。このようなリスクを少しでも小さくするためには、セキュリティ対策の行き届いたSIMサービスを利用することが大切です。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】IoT SIMの導入でお困りの方はPRONIアイミツへ
この記事ではIoT向けのSIMカードについて、主な特徴や法人向けのサービスをご紹介しました。IoT利用においてSIMの導入は重要な役割を果たしており、大規模な運用となれば導入は免れないでしょう。
IoT向けSIMサービスにもいくつかの種類がありますが、PRONIアイミツではSIM導入やIoT活用支援を提供する企業を、あなたのニーズに合わせてご紹介しています。IoT運用でお悩みの際には、ぜひお気軽にご相談ください。
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