iOSアプリの開発環境とは?手順や言語も紹介【2024年最新版】
iPhoneやiPad採用されているiOSは、AndroidやWindows向けとは異なる開発環境を必要とするため、新しい環境を構築する必要があるケースも見られます。この記事では、そんなiOSアプリの開発を検討している方に向けて、使用する言語や環境構築の方法、具体的な手順について解説します。
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iOSアプリを開発する時に必要なもの
まずは、iOSアプリの開発に必要な準備について、紹介します。
macOS搭載のPC
iOSアプリ開発にまず必要なのが、Apple製のPC全般です。macOSが搭載されているPCはAppleのPCだけですが、MacBookやiMacなど種類は問わないため、まずはここを揃えましょう。スペックは最新のものが望ましいですが、最低スペックとしては
・macOS 10.15.2.以上
・Core i5(1.5GHz/2コア)以上のCPU
・8GB以上のGPU
・256GB以上のSSD
が挙げられます。
テスト用iPhone
iOSアプリを開発するなら、テスト用のiPhoneも用意しておきましょう。iOSアプリはiPhone用途を想定しているのでPC上でのテストも可能ですが、できればiPhoneでのテストの実施が望ましいです。
Apple ID
Apple IDは、iOSアプリの開発に必要なXcodeや、AppStoreへのアプリ配信を行う上では欠かせないアカウントです。未取得の場合は、あらかじめアカウントを作成しておきましょう。
iOSアプリ向きの開発環境
iOSアプリに適した開発環境としては、以下の3つのサービスが活躍しています。
Xcode
最も有名な開発環境は、Apple謹製のサービスであるXcodeです。無料で利用できるのはもちろんのこと、iOSアプリ開発に欠かせないSwift言語に完全な互換性を持ち、Xcode上でアプリのテストも行えます。
また、開発途中のプログラムをリアルタイムで実行できる「Playground」機能など、便利なサービスが使える点も見逃せません。特に理由がない場合、Xcodeを使った開発を進めるのがベターです。
Flutter(フラッター)
Flutterは、Googleが提供している開発環境です。iOSはもちろん、そのほかのOSにも対応しているクロスプラットフォーム開発が可能なツールとして知名度が高く、デザインに優れるアプリを提供したい場合に活躍します。Dartと呼ばれる独自の言語を使う必要がありますが、Apple以外の製品でもアプリを使ってほしいという場合、活用を検討することをおすすめします。
Xamarin(ザマリン)
Xamarinは、C#というプログラミング言語を使った開発をサポートするサービスです。オープンソースで利用ができる開発環境であるため、誰でも気軽に運用できるのが特徴です。Android向けのアプリもXamarin上で開発することができ、Flutter同様、クロスプラットフォームでの開発を進めたい場合に適したサービスと言えるでしょう。C#はUnityなどでも採用されている言語なので、新たにSwift言語などを学ぶのが手間に感じる場合もおすすめです。
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iOSアプリ開発向きのプログラミング言語
続いては、iOSと相性の良いプログラミング言語を紹介します。
Python
Pythonは、近年最も注目を集めているプログラミング言語の一種で、iOSアプリの開発においても活躍しています。Pythonは比較的初心者でも学びやすい言語として知られており、初めてのアプリ開発という場合でも安心して学習を進められるのが強みです。また、AI開発などのハイテク分野でも盛んに採用されているため、上昇志向の強い人にとって、学びがいのある言語でもあります。
Swift
SwiftはAppleが独自に提供している、iOSアプリの開発などApple製品に関連するサービスの開発に特化したプログラミング言語です。上で紹介したXcodeもSwift専用の開発環境で、Swiftを学ぶことでiOSアプリ開発に強いスキルセットを身につけることができるでしょう。多くのサービスで採用されているSwiftは、学習が容易であることも高く評価されているポイントの1つで、アプリ開発の技術をすぐに身につけたいという場合にも嬉しい言語です。
Java
JavaはPythonと同様、iOSアプリ開発を問わず人気の高いプログラミング言語です。さまざまなアプリ開発やWebサービス開発に用いられており、世界で最も人気の高い言語の1つでもあります。とにかく汎用性が高く、多くのJava関連の情報や書籍も用意されているため、iOSアプリ開発のために言語を学びたい人にもすすめられる言語です。ほかの領域での活躍も期待でき、iOSアプリ以外のエンジニアリングでも使えるスキルセットが身につくでしょう。
iOSアプリを開発方法の手順
iOSアプリを実際に開発する場合、主な手順としては以下の4つのステップに分けることができます。
企画
まず必要なのが、アプリの企画の検討です。どのようなアプリを開発するのか、どんな機能を持って、どんなユーザーの課題を解決するのかなど、詳細にアプリの要件を固めていきます。顧客のニーズや普段意識している課題設定をもとに、強力な効果を発揮しそうな機能を実装しましょう。
設計・開発
アプリの企画が固まったあとは、実際にアプリの設計、そして開発に取り掛かります。設計工程は、企画内容をもとに設計図を描き、実際にアプリを構築する際の仕様を細かく決めていく作業です。設計図が完成したら、プログラマーに設計図を共有し、アプリの開発を進めてもらいます。近年はアプリの設計図を共有するためのサービスも充実しており、それらをフル活用して業務を進めましょう。
動作テスト
アプリが完成したらすぐにリリースするのではなく、まずはテストを実行します。きちんとアプリが動作するか、要件通りの機能が備わっているか、急なエラーなどでアプリが使えなくなる事態は起こらないかなど、確認すべきポイントはさまざまです。あらかじめ確認要項をリストアップしておき、確認漏れがないよう備えておきましょう。
リリース
動作テストを行い、アプリのパフォーマンスに問題がない場合は、リリースへと移ります。iOSアプリをリリースする場合、ストアへの掲載を申請すると、まずはAppStoreによる審査が発生します。ガイドラインに抵触しないアプリであることが確認された場合、無事AppStoreを通じてリリースが可能です。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】iOSアプリの開発環境を理解し、目的に合ったシステム会社を選ぼう
この記事では、iOSアプリの開発環境に必要な準備や、iOSアプリの開発に活躍するプログラミング言語などについて解説しました。iOSアプリは需要が高く、今後も多くの企業が参入すると考えられるでしょう。
アイミツでは、そんなiOSアプリの開発に強い、専門のアプリ開発会社をあなたのニーズに合わせて紹介するサービスを提供しています。iOSアプリの開発を検討の際には、お気軽にご相談ください。
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