フロントエンド開発に必要な言語3選+α【2024年最新版】
システム開発は、フロントエンド開発とバックエンド開発の2つに大きく分かれます。
この記事では、フロントエンド開発とバックエンド開発の違いをはじめ、フロントエンド開発のエンジニアが開発に使用する言語などをお伝えします。これからフロントエンド開発を外注する企業の方はぜひ、参考にしてください。
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フロントエンド開発とは?
フロントエンド開発とは、Webシステムやアプリで、ユーザーが目にし操作する部分を開発することです。具体的には、ユーザーが文字を入力する部分や、ボタンをクリックする部分など。また、Webシステムのフォントサイズがきちんと表示されるているか、すべてのボタンが正しく反応するかなども確認します。
Webシステムやアプリでは、UIやUX重視でデザインされますが、そのデザインをどのように実装するのかもフロントエンド開発のエンジニアが担当する部分です。
フロントエンドエンジニアとは
フロントエンド開発を行うエンジニアの業務は、画面全体の設計から、ナビゲーション部分やボタンなどの共通パーツの定義、ユーザーがアクションをした際の応答の定義、各ページの実装まで多岐にわたります。
さらに、ページを実装したあとに、仕様どおり実装されているか、画面表示に乱れがないかなどの検証を行うのも、フロントエンド開発のエンジニアです。フロントエンド開発エンジニアは、ユーザーがWebシステムやアプリで操作するすべての場面の開発に携わります。
バックエンドエンジニアとの違い
フロントエンド開発と対になるのが、バックエンド開発です。フロントエンド開発がユーザー側の開発なのに対して、サーバー側の開発がバックエンド開発です。Webサイトやアプリでユーザーのリクエストに応じて適切な情報をサーバーから渡すなど、ユーザーが見えない部分の開発を担います。
たとえばECサイトの場合、ユーザーのクレジットカード情報や、注文したもののサイズ・個数などの購入に関する情報を保存するのがバックエンドの役割です。
フロントエンド開発に必要な言語3選
ここでは、フロントエンド開発によく使われる言語とその特徴をお伝えします。
HTML
HTMLは、「Hyper Text Markup Language」の頭文字を取った略語で、Webページを作成するための言語です。私たちが閲覧しているほぼ全てのWebページは、HTMLを用いてその見た目が作成されています。
HTMLは、「HyperText」と「Markup」の2つの特徴を持っており、「HyperText」は別のページに遷移できるハイパーリンクを埋め込むことのできる機能で、「Markup」は文中に見出しを付け、文字を強調できる機能です。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets)は、Webページの文字のスタイルや色、大きさ、背景などを設定する言語で、前出のHTMLと組み合わせて使用されます。CSSとHTMLを組み合わせたプログラミングで、普段私たちが閲覧しているWebページが構成されます。
HTMLが文章構造全体を定義するのに対して、文字の見た目を設定するのがCSSという関係性です。文字に対してどんな装飾をするのか、装飾の色やサイズはどのようなものなのかなどを定義するのがCSSです。
JavaScript
JavaScriptとは、Webサイトに動きをつけるためのプログラミング言語です。前出のHTML、CSSと組み合わせて使うことで、ブラウザだけで動的な表現が可能になります。
JavaScriptを使用しなくてもWebサイトを閲覧することは可能ですが、JavaScriptを使わない場合は、Webサイトの画像や文字の拡大、問い合わせフォームの設置やメッセージの送信などといったことはできません。
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フロントエンド開発で使用されるその他の言語
フロントエンド開発で使用されるプログラミング言語は、HTML、CSS、JavaScriptだけではありません。ここでは、フロントエンド開発で使用されるその他の言語についてお伝えします。
TypeScript
TypeScriptは、Microsoft社がJavaScriptを拡張して開発したプログラミング言語です。JavaScriptの良いところは残しつつ、思わぬ誤作動を防止するなど、エンジニアがより使いやすくするための工夫が施されています。
もともとがJavaScriptから派生したプログラミング言語のため、JavaScriptとの互換性が非常に高いのも特徴です。Google社が標準開発言語にTypeScriptを承認したため、今後需要が急速に高まっていくと考えられています。
PHP
PHPは、Webアプリの開発シーンで用いられるプログラミング言語です。現在、インターネット上に公開されているWebサイトやブログの大半のバックエンド開発で使われています。
歴史があるプログラミング言語のため、インターネット上にも情報が多く、日本語の書籍も数多く出版されているのが特徴。さらに、シンプルな文法かつプログラムの実行前の変換処理といった手間が必要ないため、初心者でも習得しやすい言語として知られています。
Python
Pythonは、Webシステムの開発のなかでも、特にAI(人工知能)やディープラーニングの開発においてポピュラーなプログラミング言語です。コードの可読性が高い、利用できるライブラリが豊富などの特徴があり、AIやディープラーニングの開発が年々盛んになっていることも相まって、世界的に大きな注目を浴びています。
また、文法はシンプルで少ない記述量でプログラミングできることから、初心者でも学びやすいという側面がある点も見逃せません。
Ruby
Rubyは、日本人エンジニアのまつもとゆきひろ氏によって開発された日本発のプログラミング言語です。Webシステムから、アプリや機械学習まで幅広い分野で利用されています。
国産のプログラミング言語なだけに、インターネット上に日本語の情報が充実している点が特徴。さらに、開発者のまつもと氏によって、楽しくプログラミングできるように工夫されているため、初心者でもマスターしやすいプログラミング言語です。
システム開発の費用相場
続いては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】フロントエンドの開発言語にお悩みの方はアイミツへ
プログラミング言語は派生言語を含めると、その数は1,000以上と言われており、言語によって特徴が異なります。そのため、開発するシステムやアプリに最適なプログラミング言語を選ばなければなりません。
とはいえ、自社のみではシステム開発を行えないという方も少なくないでしょう。そういった方は、システム開発のプロであるシステム開発会社に依頼してみてはいかがでしょうか。依頼先にあてがない方は、ぜひアイミツにご相談ください。
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