ネットワーク・システム構成図作成ツールおすすめを紹介！無料あり【2024年最新版】

システム開発を進める上で必要になるのがシステム構成図の作成です。システム全体がどうなっているのか、どう機能するのかを把握できる設計図を事前に描くことで、効率的なシステム開発や、無駄のないシステムの構築を実現することができます。
この記事では、そんなネットワーク構成図やシステム構成図を描くメリットや、作成に強いツールをご紹介します。

【関連ページ】
システム開発にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にシステム開発会社をお探しいただけます。

システム開発の費用・相場
システム開発会社一覧

ネットワーク構成図やシステム構成図は、端的に言えば開発するシステムの全体像を簡略化して描いた設計図のことです。ネットワーク構成図は、なかでもネット関係の構成部分に注目した呼称の仕方ですが、基本的にはシステム構成図と同じ意味合いで用いられています。
システム構成図を描くことでシステム全体を容易に把握できるようになるため、開発をスムーズに進めるためにも、事前に必ず作成することとなります。

システム構成図の作成にはある程度共通のルールがあるため、それに則って記すことが大切です。ただ、構成図作成のために専用のツールが必要かと言えばそんなことはなく、手持ちのパワポやエクセルを使って作成することも十分に可能です。これらのツールはいずれも広く普及しており、操作に慣れている人が多いため、すぐに作成に取り掛かれるのがメリット。とはいえ、近年は構成図作成に特化したツールも登場しており、システム開発業務が頻繁にある場合はこれらのツールを使った方が効率的ではあります。

近年では、AWSやAzureといった大手クラウドサービスに最適化しているシステム構成図の作成ツールも少なくありません。近年の開発業務の大半はこれらのクラウドサービスを使って実施されているため、互換性が保証されているツールで構成図を描けば、シームレスに開発へ移行することが可能。
また、ツールのなかには自動でネットワーク図を描画してくれるものもあるなど、作業の効率化を図る上でも専用ツールの活用は検討すべきでしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここからは、構成図作成に活用できる各種ツールを解説します。基本的に有料のツールが一般的ですが、なかには無料プランを有しているものもあるため、試しに利用してみたい場合はそういったツールを選ぶことをおすすめします。

「diagrams.net」は、Googleの各種ツールとの互換性に優れている構成図作成ツールです。 GoogleドライブやGoogleワークプレイス（G Suite）といった各種クラウドサービスに対応しているため、情報共有の円滑化やクラウド環境での業務遂行を支援します。ブラウザ上で作図でき、無料ですぐにはじめられるのも強みです。

「Cacoo」は、日本の事業者が提供する構成図作成ツールで、無料トライアルプランを使ってすぐに利用を開始できます。テンプレートを使用し、データベースやネットワーク構成図をスピーディーに描けるのが強みです。Webデザインやアプリのモックアップを作成できるサービスも充実しているため、情報共有の円滑化や開発業務の効率化に大きく貢献します。

「Lucidchart」は、日本語での利用が可能なシステム構成図作成ツールです。AWS、Azure、GCP、Ciscoなど、主要な何種類ものネットワーク専用構成図を描くためのテンプレートが揃っています。一から構成図をひとつずつ作成する必要はありません。ドラッグ&ドロップの簡単操作で構成図を描くことができ、ネットワーク設計者やエンジニアにとっても便利な機能が揃っているのが強みです。

システム構成図を簡単に作成するための機能に優れているのが、「Miro」です。各種クラウドサービスに対応したテンプレートを備え、ほんの数クリックで直感的に構成図の作成を進められる利便性を有しています。プロジェクト内での依存関係の確認や、プロセスにおいてのトラブルシューティングを効率的に実行できる情報共有機能を搭載しており、プロジェクトのスケールに関係なく活用できるのが強みです。

AWSに特化したシステム構成図作成ツールが、「Cloudcraft」です。ほかの構成図作成ツールとは異なり、立体的でポップな構成図作成テンプレートを有しているため、視覚的な理解を促しやすいのが強みと言えます。
また、構成図上の各要素をクリックすることで、その要素にかかっているコストを表示できる機能も備えており、予算管理の効率化を実現したい場合にも便利なサービスです。無料プランもあり、気軽にはじめられる点も嬉しいポイントと言えます。

「gliffy」は大手企業での運用実績が豊富なシステム構成図ツールです。これまでに1,800万人を超えるユーザーを獲得しており、蓄積されたフィードバックをもとに、ユーザビリティに優れた機能性を実現しています。簡単なマウス操作で構成図を描けるのはもちろん、図面の共有機能も豊富で、あらゆるメンバーとの共同作業を簡単に実行できるのが強みです。無料プランもあるため、気軽に利用を開始できます。

「Google Cloud Architecture Diagramming Tool」は、Googleが公式に提供しているシステム構成図ツールです。Googleが培ってきた豊富な開発ノウハウを落とし込んだ、使いやすいツールに仕上がっています。テンプレートを使って、積み木を組み立てるような感覚で構成図を描くことができるため、ストレスフリーで開発業務をスタートさせられます。まずはフリートライアルを利用して、その体験を味わってみると良いでしょう。

続いては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

この記事では、システム構成図の役割や構成図ツール活用の必要性について解説しました。システム構成図はツールを利用して作成するのがもっとも効率的ですが、ときには構成図を描くリソースやスキルが不足していることもあるでしょう。

アイミツでは、そんなシステム構成図作成から対応できる、システム開発会社をあなたのニーズに合わせてご紹介することが可能です。システム開発を検討の場合には、ぜひお気軽にアイミツまでご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
システム開発会社一覧

【費用感を知りたいという方はこちら】
システム開発の費用・相場