APIとは?種類や開発に活用するメリットを解説【2024年最新版】
APIを自社で開発する場合、基本的な知識習得に加えプログラミング言語や開発の手順についても学ぶ必要があります。またAPIがどのような場面で活用できるのか知ることも重要でしょう。
そこで本記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」がAPIとは何かをご紹介!APIの種類や活用した際のメリットも詳しく解説します。
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APIとは
APIとは、異なるソフトウェアやアプリケーションの機能を共有できるサービスです。「Application Programming Interface」を略した言葉であり、ソフトウェアの機能の一部を外部のアプリケーションから利用したい場合に活用できます。
APIは、規定の形式でリクエストを行った利用者に対し情報を返す仕組みです。そのためAPIを開発する場合は、ソフトウェア同士でスムーズな連携が取れるプログラムを作成する必要があります。
APIの種類
主なAPIの種類と特徴には、以下のものが挙げられます。
・REST(REpresentational StateTransfer)
アドレス可読性・ステートレス性・接続性・統一インタフェースの4原則があり、HTTPを介して情報がやりとりされる。
・RPC(Remote Procedure Call)
設計に伴う原則がなく、RESTと異なり柔軟性が高い。
・SOAP(Simple Object Access Protocol)
XMLを介して情報がやり取りされ、言語や動作環境に影響されない。
APIの活用例
APIは、情報の取得やユーザーとの円滑なコミュニケーションに役立つツールです。ここからは、APIの活用例とメリットをご紹介します。
YouTube Data API
YouTube Data APIを活用することで、YouTubeにアップされた動画のさまざまな情報を取得できます。動画に対する評価やお気に入り登録、共有、コメントなどユーザーが行ったアクションを確認可能。
また特定の検索キーワードに一致するYouTube動画やチャンネル、再生リストに関する情報を得られるのもメリットです。
Messaging API(LINE)
Messaging APIは、LINEから提供されているサービスです。活用のメリットは、LINE公式アカウントの友だち登録者とスムーズなコミュニケーションを図れる点。
メッセージ配信機能では、任意のタイミングでユーザーへメッセージを送ることが可能です。条件に合ったユーザーにのみお知らせを配信したい場合も便利な機能を備えています。
Chatwork API
ビジネスチャットツールであるChatworkで利用できるAPIです。外部のプログラムと手軽に情報を共有できるのがメリット。
活用例として、届いたメールをChatworkにメッセージ送信する、カレンダーに追加された予定を基にタスクを振り分けるなどが挙げられます。またサーバーエラーを検知した際、関連する人物にタスクを振ることも可能です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間を割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
API開発に使用する言語
続いては、API開発に使用するプログラミング言語、PHP・JavaScript・Pythonについて解説します。
PHP
PHPとは、無償で一般公開されている汎用プログラミング言語です。特徴は、他のプログラミング言語と比べて容易に習得できる点。仕様がわかりやすく文法も簡単に構成されているため、初心者でも活用しやすいのがメリット。また主要なデータベース管理システムとの連携をスムーズに行えるのも強みです。
JavaScript
需要の高いプログラミング言語としては、JavaScriptが挙げられます。ブラウザ上で動く点が特徴で、Webサイトを動的に表現したりエラーメッセージを出すなど、さまざまな場面で活用されています。なお「Java」という名称のプログラミング言語も存在しますが、用途はそれぞれ異なるものだと認識しておきましょう。
Python
Pythonは、インタプリタ型の汎用プログラミング言語です。インタプリタとは、ソースコードを1つ1つ解釈し実行するプログラムを指します。Webアプリケーションの開発に適しており、さまざまなシステムを構築可能。規模の大小に関わらず活用できコードの実行や修正が簡単、ライブラリの種類が豊富などのメリットがあります。
API開発の3ステップ
ここでは、APIを開発する際のステップをご紹介します。ステップごとの注意点を事前に把握しておきましょう。
準備・戦略立案
まずはAPI開発の準備と戦略立案を行います。具体的には、APIでどのような課題を解決したいのか・APIを通じてユーザーに提供したいものの明確化。ポイントは、APIを利用する人物像を想定しトレンドを踏まえた上で戦略を立案すること。また、開発メンバーの方向性を統一することも重要です。
開発・テスト
開発時のポイントはセキュリティ面に注力すること。不正アクセスを予防するため、セキュリティに欠陥がないか意識しましょう。同時に、転送されるデータ量が増えた場合に問題が発生しないよう対策を行うことも重要。実際の利用環境に近い状態でテストすることで、問題点が可視化されトラブルの防止につながります。
公開・監視
開発したAPIを公開したあとは継続的に監視を行いましょう。チェックするポイントは特定の期間のユーザー数や利用者からの反応、リクエスト数、サーバーのメモリ使用量など。数値を分析することで、ニーズに沿ったAPIが開発できているかを確認します。期待どおりの成果が上がっていない場合、適切な改善を行いましょう。
API開発が難しい場合はプロに相談
はじめてAPI開発を行う企業では、効果的な戦略を立案できないことやセキュリティ対策が不安、運用後のデータ分析や改善が進まないなどの課題が生じる可能性もあります。
専門知識を有するスタッフが不在など、自社でAPI開発を実施するのが難しい場合はシステム開発会社への外注もおすすめ。システム開発会社にはプログラミング言語やAPI開発のノウハウを有したプロがそろっているため、効果的なAPI開発を期待できるでしょう。
システム開発の費用相場
続いて、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は、料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】システム開発会社選びで迷ったらアイミツへ
APIを開発する場合、プログラミング言語や手順を熟知しておく必要があります。そのため、自社にリソースがなく外注を検討している企業も多いでしょう。
外注する際は、自社に適した依頼先を見つけることが重要です。アイミツでは、丁寧なヒアリングを行った上で条件に合うシステム開発会社を無料で複数ご紹介しています。外注先選びにお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
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