Zoomウェビナーとは?メリットや機能、料金などを詳しく紹介【2024年最新版】
Zoomウェビナーとは、オンラインセミナーを開催するためのツールです。ウェビナーの開催が決定したものの、「初めてで何から手を着ければよいのか分からない」という方も多いです。Zoomウェビナーを成功させるには、機材の準備やツールの使い方の把握など、事前の準備が非常に重要です。この記事では、Zoomウェビナーの特徴や機能、料金などを解説していきます。また、初めてZoomウェビナーを利用する方のために、メリット・デメリットもご紹介します。
Zoomウェビナーとは?
Zoomウェビナーとは、WebミーティングサービスであるZoom(ズーム)のオプションとして提供されているオンラインセミナー機能です。Zoomウェビナーを利用すればオンライン上で、勉強会や研修、発表会などを開催できます。
ウェビナーとは?
ウェビナーとは、Web上でセミナーを開催するためのツールのことです。ウェブとセミナーを組み合わせた造語で、オンライン上で開催されるセミナーそのものをウェビナーと呼ぶこともあります。一般的なウェビナーでは、主催者や講師が動画や音声、スライドなどを用いて、講義や説明を行います。オフラインのセミナーと同じように、視聴者は講師やスライドを見ながら説明を聴いたり、音声やテキストで質問も可能です。
ウェビナーについて更に詳しく知りたいという方は、以下の記事も合わせてチェックしてください。
セミナーとウェビナーの違い
セミナーとウェビナーの違いは、参加形式です。セミナーは直接会場に足を運び参加をしますが、ウェビナーはオンラインで開催するため、場所を問わず参加が可能です。また、セミナーは会場のキャパシティを超えてしまうと、申込者に制限をかける必要がありますが、ウェビナーの場合はオンラインで開催するため、多くの人数に講義を届けることができます。また、録画をアーカイブとして残しておけば、参加者の都合の良い時に視聴も可能です。
Web会議とウェビナーの違い
Web会議とウェビナーの違いは、コミュニケーション方法にあります。Web会議は相互コミュニケーションが前提として開催されるため、商談や遠隔サポートなどが該当します。しかし、ウェビナーはオンラインで開催されるセミナーであるため、基本は開催者側がメインとなってコミュニケーションをとります。イメージとしては、教育目的のセミナーや研修などがウェビナーに該当するでしょう。
Zoomとは?
Zoomとは個人・企業を問わず、世界中で利用されているWeb会議ツールです。チャットサービスやクラウドPBX電話などを提供している米国企業のZoom Video Communicationsによって開発されました。機能に制限はありますが、無料での利用も可能です。パソコンやスマホなど、さまざまなデバイスに対応しているので、カメラ・マイクを利用できる端末とインターネット回線があればすぐに利用できます。
Zoomウェビナーとは?
Zoomウェビナーとは、信頼性の高いZoomをベースにしたウェビナーツールです。参加者の管理や出席者へのリンク送信、チャット機能など、ウェビナーに特化した機能を備えている点が特徴。加えて、Zoomをベースにしているため、Web会議ツールであるZoom Meetingを利用したことがある方なら、使い慣れた操作画面で各種機能を操作できます。Zoomウェビナー単体で利用する場合は、出席者数などの条件を満たす必要があるので注意しましょう。
ウェビナーのメリット
ウェビナーには、主催者・参加者の両方にメリットがあります。ネット上で開催されるので遠方の人でも気軽に参加できるほか、参加人数に制限もありません。会場の手配や移動も不要なので、コストを節約できるメリットもあります。
全国の参加者を受け入れられる
ウェビナーには、全国の参加者を受け入れられるメリットがあります。PC・スマホとネット環境があれば参加できるので、自社のあるエリアだけではなく、遠方の人も参加できます。そのため、自社の営業エリア外の参加者の集客も可能です。通常のセミナーではアプローチできない見込み客を集められる点も、ウェビナーの利点といえるでしょう。
参加人数の制限がない
オフラインのセミナーでは、会場の大きさによっては、参加人数に制限をかける必要があります。その点、ウェビナーは使用するツールにもよりますが、オフラインより多くの人が参加することができます。
例えば、Zoomウェビナーでは最大で5万人まで出席できます。大規模なセミナーに対応できる点も、ウェビナーのメリットといえるでしょう。
会場費や印刷費などがかからない
会場費や印刷費などがかからない点もウェビナーのメリットです。通常のセミナーでは会場を借りる費用に加えて、パンフレットや当日に配布する資料などの印刷費もかかります。ウェビナーであれば、資料はデータで配布できます。機材さえあればツールの利用料金だけでオンラインセミナーを開催できるので、コストを節約できるでしょう。
ウェビナーのデメリット
ウェビナーを開催するのであればメリットだけではなく、デメリットも把握しておくべきです。ウェビナーには参加者の様子が見えにくい、通信障害に弱いなどの弱点もあります。ウェビナーのデメリットを解説します。
参加者の様子が見えにくい
ウェビナーでは、ホストやパネラーが視聴者の映像を見ることはできません。オフラインのセミナーと比較して、参加者の様子が見えにくい点はウェビナーのデメリットといえるでしょう。デメリットをカバーするためには、チャットやアンケート機能などを活用して、視聴者の反応を探りながらセミナーを進めることが重要です。
準備が思ったよりも大変
準備に相応の手間がかかる点も、ウェビナーのデメリットといえるでしょう。ウェビナーを開催するには、案内を送るターゲットのリストや案内メール、当日使用する資料などを作成しなければなりません。また、ウェビナーツールの操作方法も覚えておく必要があります。物理的な会場は不要ですが、準備にはそれなりの時間がかかるので注意しましょう。
通信障害に弱い
ウェビナーには、通信障害に弱いというデメリットもあります。特に参加者がモバイル回線を使用してウェビナーに参加している場合、場所によっては通信が不安定になり、視聴できなくなることも。主催者として参加する場合も、自社のネット環境に問題がないか確認しておいたほうがよいでしょう。
Zoomウェビナーの特徴
Zoomウェビナーは、シンプルな操作画面を採用しています。また、ウェビナーでよく利用される機能が揃っているので、配信環境とZoomウェビナーがあれば、ウェビナーを開催できます。Zoomウェビナーの特徴をご紹介しましょう。
ウェビナーに必要な機能が揃っている
Zoomウェビナーには、ウェビナーに必要な機能が揃っています。画面共有やチャットはもちろん、質問やアンケートを取れるQ&A機能も実装。ウェビナーコントロール管理機能では、出席者リストなどを確認できます。また、管理機能を利用してグループごとにミュートしたり、特定の参加者をブロックすることもできます。
初心者でも使いやすい
Zoomウェビナーの特徴として、初心者でも使いやすい操作画面を採用している点です。シンプルな操作画面なので、すぐに使い方を覚えられるでしょう。操作画面にはZoomに似たレイアウトを採用しているので、直感的な操作が可能です。普段からZoomを使用している方であれば、すぐになれるでしょう。
FacebookとYouTubeでライブ配信が可能
Zoomウェビナーは、FacebookやYouTubeでのライブ配信にも対応しています。契約しているプランによって出席者数の上限は異なりますが、ウェビナーの参加人数が定員に達した場合、FacebookやYouTubeのライブ配信に誘導することができます。そのため、想定を超える参加があっても視聴者全員への配信が可能です。
Zoomウェビナーの特徴的な機能
Zoomウェビナーには配信機能以外にも、申し込みページ作成機能やアンケート機能、参加者のデータ集計機能などの特徴的な機能も備わっています。よく利用される特徴的な機能をいくつかご紹介しましょう。
申込ページの作成
Zoomウェビナーには、申し込みページを作成できる機能が備わっています。Zoomウェビナーの申し込みページ作成機能では氏名や住所のほか、任意の入力項目を申し込みフォームに追加できます。別途申し込み用のWebページを用意する必要がないので、非常に便利な機能といえるでしょう。
参加用URLの作成と送付
Zoomウェビナーには参加用のURLを作成する機能も備わっています。ウェビナーページに掲載したURLから参加も可能です。また、申し込みフォームなどで参加者にメールアドレスを登録してもらっている場合は、招待メールでURLを送ることも可能です。また、複数のURLを発行して、参加者の流入経路を追跡もできます。
アンケート機能
アンケート機能もZoomウェビナーの特徴的な機能といえるでしょう。Zoomウェビナーでは、Googleフォームとの連携に対応。Googleフォームに視聴者を誘導することで、オフラインのセミナーと同じようにセミナー終了後にアンケートを取ることができます。紙のアンケートのように手動で集計する必要もありません。
参加者データの集計
Zoomウェビナーでは、オフラインのセミナーでは取得できないさまざまなデータを収集できます。収集可能な主なデータは以下のとおりです。
・参加者名
・IPアドレス
・出席者の参加エリア
・デバイス
・参加・退出時間
・退出理由
収集したデータはCVSで出力できるので、外部ツールに取り込んで詳細に分析することもできます。
Zoomウェビナーの利用料金
ウェビナー主催者は、出席者数・機能に応じたライセンスを購入する必要があります。出席者数500名で利用する場合の料金は、Zoomウェビナー単体で年額9万2,800円です。Zoom Sessionプランでは年額12万3,750円、Zoom Eventsプランは年額18万6,250円です。出席者数が500名に満たない場合は、Zoom SessionかZoom Eventsプランを契約する必要があります。
Zoomウェビナーを利用するための準備物
Zoomウェビナーを利用する際に、主催者が準備すべき機材は以下のとおりです。
・PC
・カメラ
・マイク
・Zoomソフト
PC内臓のカメラやマイクでもウェビナーは開催できますが、音質や画質を考慮すると別途用意しましょう。
また、可能であればPCを2台以上したほうがおすすめです。サブのPCがあれば、出席者側の画面を確認したり、トラブルが発生した時のバックアップとして利用できます。
Zoomウェビナー開催における注意点
Zoomウェビナーを開催する前に、配信環境のチェックやリハーサルを実施してトラブルを予防しましょう。また、トラブルが発生した際の対処方法も決めておけば冷静に対応できます。Zoomウェビナーの注意点を解説します。
配信環境を確認する
ウェビナーを開催する前に、配信環境を確認しましょう。機材のチェックはもちろん、ネット回線が安定しているかどうかも確認しておく必要があります。
ホスト側のネット環境が不安定になると、映像や音声が乱れたり、ウェビナーの継続が難しくなることも。ウェビナーではWi-Fiではなく、有線LANを使用しましょう。
実施前にリハーサルを行う
Zoomウェビナーには、練習セッションと呼ばれるリハーサル用の機能が備わっています。ウェビナーを開始する前にリハーサルを実施して最終確認を行いましょう。各メンバーの役割の確認はもちろん、カメラの画角や出演者の映り、マイク入力のレベルなどが適切かチェックしましょう。練習セッションで問題がなければ、そのままメインセッションを開始できます。
トラブル時の対応を決めておく
Zoomウェビナーを開催するのであれば、トラブルが発生した時の対応を決めておくべきです。ホスト側の問題だけではなく、遠隔で参加するパネリストの通信・機材トラブルなど、想定される事態を調査して対処方法を確認しておきましょう。当日はZoomウェビナーに精通したスタッフを配置しておくのが望ましいです。
Zoomウェビナーは外注依頼もおすすめ
Zoomウェビナーを利用すれば、少ない機材でオンラインセミナーを開催できます。しかし、必要な機材が少ないからといって、準備が簡単というわけでもありません。
また、ライブ配信中にトラブルが発生した場合、すぐに復旧できなければウェビナーを中止しなければならないことも。ウェビナーの開催には多くの労力を必要とします。Zoomウェビナーに慣れている人材がいない場合は、映像制作会社に配信を外注することをおすすめします。
映像制作会社の費用相場
動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。Zoomウェビナーの外注の参考にしてください。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万~ |
Webムービー制作 | 30万~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万~ |
テレビCM制作 | 80万~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
Zoomウェビナーを成功させるには事前の準備が大切です。機材やツールの使い方をしっかり確認しておきましょう。一括見積もりサービス「PRONIアイミツ」では、Zoomウェビナーに強い映像制作・動画制作会社を無料でご紹介しています。ご希望の条件をコンシェルジュが伺った上で、ご要望に合わせた複数の会社で一括見積もり!最短で翌日には見積もりを受け取れます。Zoomウェビナーの開催でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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