パワーポイントを動画にする方法：保存できる形式や動画作成時の注意点を紹介【2024年最新版】

パワーポイントを動画にするのは、やり方さえ覚えれば非常に簡単。しかしながら、どのように実施するのかわからずに諦めている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、パワーポイントを動画にする方法を詳しくご紹介！作成できる動画のタイプや作成時の注意点などを詳しく解説していきます。

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パワーポイントの動画化は、運営会社であるマイクロソフト社が公式に提供しているサービスのため、問題なく実施できます。しかし、パワーポイントはPC版なのかスマホ版なのか、またアプリ利用なのかブラウザ利用なのかなど、利用条件によって実施方法が大きく変わるため注意しましょう。

ここからは、PCで利用できるアプリ版を利用した動画化の方法を説明します。パワーポイントのPC版アプリでは「スライドショータイプ」と「プレゼンタイプ」の動画が簡単に制作できます。

まずはスライドショータイプの動画を作成する方法について紹介します。

スライドショータイプの動画とは、パワーポイントのスライドが一定の表示時間で切り替わる動画です。例えば、3秒が経過すると次のスライドが表示されます。スライドショータイプの動画は、風景の紹介や飲食店用のイメージ動画、不動産の物件紹介動画などで活用できるでしょう。細かい設定には対応していないものの、動画が簡単に制作できるというメリットがあります。

スライドショータイプの動画は、以下の手順で制作できます。
1. パワーポイントアプリを起動する
2. 「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオ作成」をクリックする
3. 動画のサイズとスライドごとの表示時間を決定し「ビデオの作成」をクリックする

スライドが完成していれば、簡単にパワーポイントを動画化できるため、試してみるとよいでしょう。

スライドショータイプの動画の場合、スライドが切り替わる時間は一定です。そのため、説明会の背景で流す用の動画を作成する、不動産の屋外サイネージように作成する、などには有効ですが、メインで利用するアピール用の動画としては物足りないのが実情。もし細かな設定を行いたいのであれば、次に紹介するプレゼンタイプの動画作成を利用するとよいでしょう。

続いてパワーポイントで作成できるプレゼンタイプの動画について紹介します。

プレゼンタイプの動画では、スライドとナレーションを組み合わせた動画が作成できます。パワーポイントの画面と説明者の声をまとめて録画したものと考えるとよいでしょう。スライド内のアニメーションやマウスの位置なども録画できるため、自由度の高い動画が作成できます。スライドショー動画と比べると追加の操作が必要になるものの、難易度は高くありません。

プレゼンタイプの動画は、以下の手順で作成できます。
1. パワーポイントアプリを起動する
2. ヘッダーメニューから「スライドショー」を選び、「録画」→「先頭から」をクリックする
3. 話し手の顔を入れたければ「カメラを有効にする」をクリックする
4. 録画ボタン（中央上部にある赤いボタン）をクリックし、レコーディングを開始する
5. 完了後に停止ボタンをクリックし、ビデオをエクスポートする

もし途中のスライドから録画を開始したければ、該当のスライドを選び、記録タブにある「現在のスライドから」を押すことでスライド途中から録画可能です。何度か練習を行い、正しく録画されているかどうかを確認してみるとよいでしょう。

プレゼンタイプの動画を作る際には、以下のポイントや注意点に配慮するとよいでしょう。
・録画時に背景音が入るため、静かな部屋で実施する
・よりよい動画になるように何パターンか作成する
・事前にセリフを作成し、言い間違いなどが少なくなるように配慮する
・説明している箇所をマウスで指し示す
・重要な箇所にはアニメーション機能を加えて強調する

パワーポイントを動画にする場合、保存形式として「MPEG-4」と「WMV」の2種類が選べます。MPEG-4であれば、さまざまなデバイスや再生プレーヤーで利用できるため、汎用性を求めるのであればMPEG-4を選ぶとよいでしょう。もしパワーポイントから作った動画をＷindowsPCを利用して編集したいのであれば、WMV動画も候補に上がってきます。目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

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パワーポイント動画を上記以外の動画形式で保存したい場合には、いったん動画を保存した後、動画の形式を変換する必要があります。動画変換におすすめの方法2選を紹介します。

動画エンコーダー（動画変換ソフト）を利用することで、動画の形式や拡張子を変換できます。エンコーダーは、インストール型のものとインターネット上で機能するものの2種類。気軽に利用するにはネット上で利用できるエンコーダーが便利ですが、セキュリティに配慮する場合にはインストール型のエンコーダーがおすすめです。利用用途に合った動画形式、拡張子に変換することで、パワーポイント動画を様々な場面で利用できるでしょう。

作成したパワーポイント動画を一度動画編集ソフトに組み入れ、出力タイプを変更することで、希望通りの動画形式や拡張子に変更できます。動画編集ソフトを一度経由することで、BGMや効果音、アニメーションなどを気軽に追加することも可能。多少の手間はかかりますが、パワーポイント動画をさらに魅力的にしたい場合には、こちらの方法がおすすめです。ただし、パワーポイントをWMV形式で保存した場合には、動画編集ソフトに対応していない可能性もあるため、事前に確認するようにしましょう。

つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。

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本記事では、パワーポイントを動画にする方法を紹介しました。スライドショータイプとプレゼンタイプ動画を作成でき、それぞれ特徴や作り方が異なります。目的や用途、再生予定のデバイスなどを考慮しながら動画作成を進めるとよいでしょう。
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