サーバーを借りるメリットとは?【2024年最新版】
Webサイトを立ち上げる際にはデータの置き場所となるサーバーが必須ですが、自社でサーバーを用意するには、多大なコストと労力が必要。そこでおすすめとなるのが、サーバーを借りて利用するという方法です。
この記事では、受発注プラットフォーム「アイミツ」が、レンタルサーバーの概要・メリット・種類・特徴・選び方について詳しく解説。レンタルサーバーの利用を検討している方はぜひご参考ください。
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サーバーを借りる=レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、WebサイトやWebサービスの公開のためにサーバーを必要としているユーザーに対してサーバーを貸し出すサービスのことです。レンタルサーバーを利用すれば、本来は自前で用意しなければならないサーバーを手軽に利用することが可能。利便性や効率性の高さから、数多くのユーザーに利用されているサービスです。
レンタルサーバーは、事業者やプランにより提供されるサービスの内容が異なるため、目的・用途・ニーズに合ったサーバーを借りることが重要。
サーバーの仕組み
サーバーとは、クライアントからの要求に応じて保存している情報を提供する機能を持つコンピューターのことです。簡単に説明すると、サーバーは以下のような仕組みで動作しています。
1.Webサイトの運営者は画像・テキスト・テンプレートなどをサーバーへ保存
2.ユーザーはパソコン・スマホなどのブラウザを介してサーバーへ要求を実施
3.サーバーは要求された情報をブラウザへ返信
4.ユーザーはブラウザに表示された情報を閲覧
ブラウザがサーバーとユーザーの仲介役を担うことで、スムーズな情報のやり取りを実現しています。
サーバーとドメインの関係
サーバーを利用する際には、ドメインも必ずセットで利用する必要があります。両者の関係性は以下の通り。
・サーバー
Webサイトなどを公開するためのデータやファイルを置くための場所。
・ドメイン
Webサイトなどに付与する住所の役割を果たすもの。
ドメインを付与しなければユーザーはWebサイトなどを見つけることができないため、レンタルサーバーを利用する際には必ず取得する必要があります。取得したドメインとサーバーは、 DNS(Domain Name System)と呼ばれる仕組みを活用して関連付けを行います。
サーバーを借りるメリット
サーバーを自社で用意する場合には、専用の機材・設置場所の確保から、設定・運用までを自社で行わなければならないため、多くのコスト・手間・時間が必要です。一方で、レンタルサーバーには以下のような利点があります。
・機材の用意や設置場所の確保は不要
・設定や運用の手間・時間・コストを大幅に削減可能
・対応やサポートを一任することが可能
・目的や用途に変更が生じた場合もスムーズに対応できる
手軽さ・利便性・コストパフォーマンスに優れていることが、サーバーを借りる大きなメリットです。
レンタルサーバーの種類と特徴
レンタルサーバーには、以下の表に記載したようにさまざまな種類があります。
サーバーのタイプ | 主な特徴 | コスト | 専門スキル | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|
共用サーバー | 1つのサーバーを複数名で借りる | 安価 | 不要 | 低コストで手軽に利用可能 | ほかの利用者の利用状況の影響を受ける |
専用サーバー | 1つのサーバーを丸ごと借りる | 高価 | 必要 | ほかの利用者の利用状況を気にせずサーバーを独占できる | コストが高い |
クラウドサーバー | 容量・スペックを自由に設定可能 | 高価 | 必要 | 用途に合わせて自由にカスタマイズ可能 | 専門スキルが必要で料金体系も分かりにくい |
VPS | サーバーを仮想化して専用サーバー化 | 安価 | 必要 | 低コストでカスタマイズ性も高い | 自己管理を行う必要があるため高度なスキルが必要 |
ここでは、各レンタルサーバーの特徴について、それぞれ解説します。
共有サーバー
共用サーバーとは、1つのサーバーを複数人で共用するタイプのレンタルサーバーです。簡単に説明すると、賃貸マンションの一室をレンタルするようなイメージです。
ベンダーによりOS・利用環境がすでに設定された状態で提供されるため、サーバー構築や環境設定の手間や時間を省けることや、低コストで利用できることが大きなメリット。一方で、同じサーバーを利用しているほかのユーザーの影響を大きく受けるため、過負荷をかけるユーザーがいると通信や動作が遅くなる場合があります。
専用サーバー
専用サーバーとは、1つのサーバーを貸し切りで利用するタイプのレンタルサーバーです。自社専用としてサーバーを丸ごと利用できるため、サーバーリソースをすべて自由に利用できるのが大きなメリット。大量のアクセスが集まる企業サイトや大規模サイトでも安定した運用を行うことができます。その反面、コストは非常に高額となることがデメリットです。
専用サーバーには、予め環境設定が行われたサービスと自身で設定を行わなければならないサービスの2種類がある点に注意が必要。後者の場合は、専門的なスキルが必要です。
クラウドサーバー
クラウドサーバーとは、ベンダーが構築した物理サーバーの領域を仮想的に割り当てて利用するタイプのレンタルサーバー。大規模なWebサービス・ECサイト(ECモール)などの運用に多く利用されているサービスです。
サーバー容量・スペック・構成などを自由に変更できることが大きなメリット。目的・用途に応じて柔軟に利用できます。一方で、従量課金制でコストが分かり難く高額であることや、環境構築の難易度や負荷が高く、専門的スキルが必要となることがデメリットです。
仮想専用サーバー(VPS)
VPSとは、ベンダーが提供する1つの物理サーバーを仮想化することで、複数のユーザーが専用サーバーのように利用できるレンタルサーバーのことです。
仕組み自体は共用サーバーと類似していますが、仮想化することで実質的に専用サーバーと同じように自由にカスタマイズを行ったり共用サーバーでは動作しないソフトウェアを利用できたりするのが大きなメリット。専用サーバーを借りるよりも安価に利用できるのも利点です。一方で、サーバーの設定・運用は自身で行う必要があるため、専門的なスキルが必要となる点がデメリットです。
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借りるサーバーを選ぶポイント
レンタルサーバーにはさまざまなサービスがあるため、自社の目的や用途に沿ったものを選ぶことが非常に重要。ここでは、レンタルサーバーを選ぶ際に押さえておくべきポイントについて解説します。
使用したいCMSに対応しているか
レンタルサーバーは、サービスによりCMS対応の可否やインストール方法の違いがみられます。そのため、CMSを利用したWebサイトやWebサービスの構築を検討しているのであれば、利用するCMSに対応したレンタルサーバーを選択することが必須です。非対応のレンタルサーバーを借りてもビジネスを進めることができないため、こちらについてはサーバーを借りる上での前提条件となります。
スペックは十分か
レンタルサーバーは、選択したサービスやプランによってスペックもさまざま。サーバーを選ぶ際には、構築するWebサイトの内容・規模・機能などを事前に見積もり、目的や用途を満たせるスペックを備えているものを選ぶ必要があります。あとからWebサイトの追加や拡大が想定される場合には、プランの変更が可能なサーバーを借りておくのがおすすめです。
マルチドメインに対応しているか
マルチドメインとは、1つのサーバーで複数のWebサイトを運営できる仕組みのことを言います。複数のWebサイトを運営する場合は、マルチドメイン対応のサーバーを選んでおくことが必須。追加でWebサイトを運営する予定がある場合においても、新たにサーバーを契約してセットアップする手間が省けるため、マルチドメイン対応サーバーを選択しておきましょう。
サポート体制が充実しているか
レンタルサーバーは、自社のWebサイトやWebサービスを稼働させるための場所であるため、トラブルが起こった際には速やかに解決する必要があります。そこで重要となるのが、レンタルサーバーのサポート体制。対応時間・電話対応の有無・レスポンスなどを細かくチェックして、万が一のトラブルが起こった際にも迅速かつ丁寧に対応してくれるサーバーを選ぶようにしましょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】サーバーを借りるメリットを理解し、目的に合ったホームページ制作・Web制作会社を選ぼう
Webサイトを制作して公開するには、当記事でご紹介した通りデータの置き場所としてのサーバーをセットで用意する必要があります。Web制作会社のなかには、Webサイト制作と同時にレンタルサーバーの選定・管理・更新を依頼できるところもあるため、どのようなレンタルサーバーを選べばよいか分からない方は、プロに任せるのがおすすめ。
アイミツでは、Webサイト制作と併せて最適なサーバーの選定・管理を委任できるWeb制作会社をご紹介していますので、お気軽にご相談ください。
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