無料・トライアル利用できるヒートマップツールおすすめ6選!機能と選び方を詳しく解説【2024年最新版】
Webサービスやアプリが普及したことで、顧客行動やユーザーの行動は詳細まで管理者が把握できるようになりました。ユーザーを可視化するための施策として、代表的なのがヒートマップの存在で、ユーザーの興味関心をわかりやすく解析してくれます。この記事では、ヒートマップツールの使い方やメリット、そして無料トライアルが利用可能なヒートマップツールについて、解説します。データ分析を始めたいが、本格的な導入の前に各施策の概要をつかみたいという方は、この記事を参考にツールの導入を進めてください。
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ヒートマップツールとは
ヒートマップツールは、端的にいえばユーザーの行動情報を簡単な色分けにより見える化するためのツールです。熱源をサーモグラフィで見てみると、温度に合わせて赤や緑、青といった色で分けて表示されますが、ヒートマップツールはユーザーの行動情報をサーモグラフィのように色分けして表現することができるものです。
ユーザーの行動情報を数字で見ても、感覚的な理解を得ることが難しく、数値情報から気づきを得られる機会が限られてしまいます。そこでヒートマップツールを導入し、視覚的にユーザーの行動を把握できるようにすることで、サービスの改善を効率よく進められるようになります。
ヒートマップツールからわかること
ヒートマップは取得したデータをもとに色分けを行うツールですが、そこから得られる情報は実に多様です。例えばWebサイトを訪問したユーザーデータを取得し、ヒートマップツールに読み込ませた場合、ユーザーのサイト上での行動を視覚化できます。具体的な例としては、
・ユーザーのスクロールした位置
・ユーザーのカーソル移動や停止位置
・ユーザーのクリック位置
・ユーザーの離脱した位置
などです。単体で見ればこれらの情報は大きな意味がありませんが、何千・何万人のユーザーのこれらの行動履歴が明らかになれば、行動の規則性やそのページにおいて大きな意味を持つコンテンツが何か、ということが文字通り目に見えてくるものです。
ヒートマップツールの機能
ヒートマップツールの機能は実に多様で、多くの視覚情報をデータをもとに提示してくれます。具体的な機能としては、
・熟読箇所の把握
・クリック箇所の把握
・終了箇所の把握
・ユーザー属性の把握と比較
などが挙げられます。ヒートマップツールをWebサイトにかけることで、そのページにおいて最も読まれている箇所はどこか、ということが一目でわかります。熟読箇所は真っ赤に表示され、そうでない箇所は青、あるいは色が表示されないなどの表現で、重要性の低さを示します。
クリックが行われているボタンやリンクについても、ヒートマップツールを読み込ませればどのリンクが最も機能しているか、という情報をすぐに把握できます。あるいはどこでユーザーが離脱しているのかも、ヒートマップによって終了地点を特定し、そこから下のページが無駄にならない工夫を検討することができます。ヒートマップ情報はユーザーの属性ごとで比較することもでき、女性はどの箇所を重視しているのか、男性ユーザーならどうか、若年層とそうでないユーザーで違いはあるのか、などを簡単に知ることもできます。
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ヒートマップツールを導入するメリット
ヒートマップツールの導入メリットは多様で、豊富な機能を生かした活躍が期待できます。具体的な利点としては、
・離脱個所を把握できる
・ユーザーが注目するコンテンツを把握できる
・ボタンが適切に機能しているかを把握できる
といったものが挙げられます。上でも少し触れていますが、これらがどのような効果をもたらしてくれるのかについて、ここで詳しく解説します。
離脱個所を把握できる
ヒートマップツールのスクロール把握機能を利用することで、ユーザーがそのページにおいてどの部分で離脱してしまったのか、ということをヒートマップで簡単に把握することができます。ユーザーの離脱率の低下は、あらゆるサービスを提供する上で目指すべき指標ですが、具体的にどの部分が原因でユーザーを飽きさせているのかは試行錯誤を繰り返さなければ見えてこないものです。ヒートマップツールがあれば、離脱箇所を赤く表示できるので、その部分を改善すれば離脱率を下げられることがわかります。
ユーザーが注目するコンテンツを把握できる
ユーザーが注目している箇所をピンポイントで把握できるのも、ユーザーマップの便利な機能の一つです。各ユーザーのページ滞在時間や、ページ内でカーソルがどのように動いているかを見える化できるので、コンテンツの注目度の優先順位を明らかにできます。そのページの改善が必要な箇所を把握するのはもちろん、評価されやすい機能やコンテンツの傾向を掴み、新しい施策に活かすことができます。
ボタンが適切に機能しているかを把握できる
ページ上にボタンを配置している場合も、ヒートマップツールを使えばそのボタンが期待通りに機能しているかどうかを簡単に把握できます。ボタン機能は設置しているからといって、必ずしも意図していた通りに機能するとは限りません。ボタンが正しく機能していなければクリックはされませんし、そもそもボタンの存在に気づかれていない場合も、ボタンが機能することはありません。ボタンの有効性をヒートマップツールで確認し、改善の必要性をチェックしましょう。
ヒートマップツールの課題点
ヒートマップツールの導入には、多くの利点が期待できる反面、導入前に注意しておくべき課題点もあります。特に、
・サイト全体の分析はできない
・PV数が少ないと分析がしにくい
という2つのポイントについては見落としてしまいやすく、ヒートマップツールへ過度に期待していると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。
サイト全体の分析はできない
まず、ヒートマップツールはあくまで単体のWebページの分析を行うためのツールです。そのため、サイト全体を分析にかけ、何か情報を得ることには適していないため、注意が必要です。
PV数が少ないと分析がしにくい
また、ヒートマップツールは多くのユーザーの利用行動履歴があってこそ機能を発揮するので、データの母数が少ないと参考になる情報が得られないのも問題です。ユーザー数が数百にしか満たない場合、まずはユーザーを一定数まで増やす施策を先に投下することを考えましょう。
ヒートマップツールの選び方
ヒートマップツールと一言で言っても実際にはさまざまな種類のサービスが存在します。ここでは
・機能
・料金
・サポート体制
・プラン
・無料版やトライアル
といった要素に注目し、ヒートマップツールの選び方について解説します。
機能
ヒートマップツールには複数のサービスがあるということもあり、それぞれの製品で提供している機能は微妙に異なります。こちらのツールには備わっている機能も、こっちの製品を選ぶと実装されていないというケースがあるため、まずは自社で必要とする機能が何か、ということをリストアップしておきましょう。
料金
ヒートマップツールは、サービスによって異なる料金体系が採用されています。例えばページのビュー数に応じて従量課金で決まるものや、使用するドメインの数に応じて料金が決まるものなど、課金の基準やその額は非常に多様です。あらかじめ予算を定めておき、予算内で動かせるツール選びを意識しましょう。
サポート体制
初めてのヒートマップツール運用という場合は、サポートが充実している製品を選ぶことも大切です。ツールによって提供しているサポート内容は異なり、電話やメールなどの多様な連絡手段に対応しているもの、レスポンスの速さに優れているものなど、強みもバラバラです。事前にサポート内容も熟読の上、選定を進めましょう。
プラン
ヒートマップツールに当たっては契約プランの内容を選ぶことができるサービスもあります。わかりやすいのが無料プランと有料プランの2種類を採用しているもので、無料から利用を開始し、なれてきたら有料に切り替えるという使い方が挙げられます。あるいは機能拡張を有料で行い、使いやすいようにサービスの利用内容を更新していくプランもあります。
無料版・トライアル
ヒートマップツールを使ったことがない場合は、まずは無料プランやトライアル期間が設けられているサービスを選び、使い方に慣れていくことが大切です。無料版は機能制限があることがほとんどですが、基本的な使用感はそこで掴むことができます。有料版を有効活用するための方法として、無料プランの利用を検討しましょう。
無料版・無料トライアルのあるヒートマップツール6選
最後に、無料版やトライアルプランを備えているヒートマップツールについて解説します。初めてのツール導入の場合、いきなり有料のツールを利用するとできることが多すぎるあまり、どうやって扱えば良いのかわからなくなることもあります。機能制限のある無料プランを利用することで、使用開始時の混乱を回避したり利用負担を軽減したりできます。
Ptengine
Ptengineは、CVRの向上とPDCAサイクルの高速化を実現するヒートマップ機能を提供するサイト運営プラットフォームです。注目すべきポイントとしては、
・タグを一つ設置するだけで分析が可能になる
・世界に20万人を超えるユーザーを獲得している
・日本での導入事例も豊富
といった点が挙げられます。ツール活用に慣れていない人でも、タグを一つ設置するだけならすぐに運用ができます。世界での導入実績はもちろん、日本でも多くの企業が採用されており、信頼性の高いサービスです。
Microsoft Clarity
Microsoft Clarityは、Microsoftが運営する無料で利用可能なヒートマップツールです。Microsoft製ということもあり、
・永続無料で利用可能
・拡張機能が豊富
・オープンソースで構築できる
など、幅広いユーザーに使ってもらえる設計になっているのが特徴です。Clarityには有料プランはなく、誰でも永続無料で利用できます。拡張機能を使えば、足りない機能をプラグインで補うことができますし、サービスがオープンソースのため、さらなる機能拡張を推進することも簡単です。
User Heat
User Heatは無料で使えるヒートマップ解析ツールとして活躍しており、その利便性の高さから多くの事業者に採用されています。特徴としては、
・URLを入力するだけで登録できる
・スマホやタブレットに対応している
・有料版を使えばさらなる詳細機能が使える
といった点が挙げられます。分析したいサイトのURLを登録するだけで使用準備は完了で、ヒートマップを表示させることができます。PCだけでなく、モバイルデバイスに対応したヒートマップ表示もでき、有料の「User Insight」に登録すれば、より詳細な情報を取得できます。
Mouseflow
Mouseflowは高機能なヒートマップツールとして評価されている、有料のサービスです。その特徴は
・10万社以上で採用されている
・感覚的なデザインを重視している
・独自機能でさらに便利な運用を実現
といった点が挙げられます。国内外20万社で利用されていることはもちろん、感覚的なデザインを採用し、初めてのツール導入でも安心して利用できます。ユーザーの個別の行動履歴も追いかけられる繊細な独自機能を使って、ユーザビリティの向上に貢献します。
SiTest
SiTestは、ヒートマップツールはもちろん、A/BテストやEFOも合わせて実行できるサービスで、サイト全体の改善に役立つサービスです。主な特徴としては
・録画再生機能がある
・パーソナライズ機能がある
・ポップアップで集客促進
といったものが挙げられ、録画再生機能を使ってユーザーの行動を丁寧に追いかけたり、ユーザー情報を検索して絞り込み、特定の層に向けたパーソナライズができます。ポップアップを画面上に表示し、ユーザーを他のページに遷移させることもできます。
ミエルカヒートマップ
ミエルカヒートマップは、無料で使えるヒートマップ機能を提供し、手軽にコンバージョンの最適化を実現できるサービスです。主な特徴には、
・3つのヒートマップ機能
・広告最適化
・無数のサイト登録が可能
が挙げられます。必要に応じて3つのヒートマップ表示を切り替えられるのはもちろん、競合の広告内容を分析し、最適な広告作成に役立てられます。また、登録できるサイト数は無限であるため、複数のサイトを運営している方にも最適なサービスです。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
〈作成費用〉 | 〈ホームページの特徴〉 | 〈どんな企業向きか〉 |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高い webサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高い webサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高い webサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ホームページ制作会社選びに迷ったらアイミツへ
ヒートマップツールは非常に便利なサービスで、ユーザーの行動履歴を分析し、より優れた改善施策を実施する上で役立ちます。ただ、ヒートマップツールを有効活用するためにはデータを分析し、正しい改善施策を実行できるスキルも必要です。
スキル習得にはツールの活用や改善を繰り返す必要があり、時間がかかります。そこでアイミツでは、ヒートマップを有効活用し、集客効果を改善できるホームページ制作会社を紹介するサービスを提供しています。自社のニーズに合わせた会社選びにお困りの際には、お気軽にご相談ください。
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