Webライティングの必携ルール6選!頼む前に・書く前に【2024年最新版】
◇その文章、本当に会社のサイトに載せるつもり?
突然ですが、みなさん自分の文章に自信はありますか?
同僚に聞くと、多くのメンバーが「あんまりない」「メールや企画書ならともかく、長い文章は…」と渋い顔をしていました。
たしかに、社会人といえど(ライターでもない限り)、日常的に長い文章を書く機会ってないですよね。
…とはいえ、いまやどんな企業も積極的に情報発信するのが当たり前な時代。
自社サイトや採用サイト内で、ブログ記事や求人記事を書く担当になってしまった!なんて方もいらっしゃると思います。
今回は、そんなWebライティング初心者の方のために、「最低限」押さえておきたいライティングのルールをまとめてみました。
文章に自信がない人のみ、ブックマーク推奨です。
◇ライティングの基本の「き」3つ
まずは、Webライティングにおける基礎の基礎から。
Webというよりも「書くことそのもの」に苦手意識がある方は、読み飛ばさずにここからチェックしましょう。
【ルール1】文章は、「全体」から「詳細」へ
「全体→詳細」に向かって文章を組み立てることをお勧めします。
映画をイメージしてみてください。冒頭では、街を遠目から描き、だんだんと主要な人物にカメラは寄っていきます。
文章は、映画のカメラの動きと似ています。
具体的には、
・「業界全体」→「自社の立ち位置」
・「一般的な商品やサービス」→「自社製品の機能」
のように、徐々に話をブレークダウンさせていくことで、読み手は、今何を話しているのか?に迷わなくなります。
これはWebライティングに限らず、新聞や雑誌などの紙メディアでもまったく同じ。「文章を書く」ことすべてに通じるルールです。
相場の分からないサービスについて、企業のホームページに「弊社はとにかく安いです!」なんて唐突に書かれていても、「そもそも普通いくらなの?」と思いますよね。まずは「全体像(=常識や相場)」から「詳細(自社のPR)」に繋げる、というのは鉄則です。
【ルール2】文章は“流し読み”されていることを意識する
悲しいことですが、読者がよっぽど興味のある内容でない限り、文章が「最初から最後まできっちり読まれる」ことはほぼありません。
(おそらくこの記事も、「ルール」の見出し部分だけ飛ばし読みしている方が多いはず)
そこで、できる限り文章を簡潔にすることが大事です。
以下のような言葉を多用して文章が長くなっている場合は、ガンガン削りましょう。
・誰もが分かっている当たり前のこと
・すでに説明されてて、同じことを言ってるだけのこと
・「という」「のような」「であること」などの直接意味がない言葉
・「すべての」「多くの」「一部の」「圧倒的な」「非常に」「日本の」などの形容詞や副詞(書かなくても正しく伝わる場合)
・「構成するメンバー」のように、無駄な説明が加わっている場合。(メンバー=構成員と、文脈で自然に理解できる)
・「しかし」「だから」「それゆえに」などの接続詞(なくなっても話の流れがおかしくならない場合)
【ルール3】トーン&マナーを統一する
トーン&マナーとは、ひと言で言うと文章の「雰囲気」です。
雰囲気とは、ぱっと見たときのレイアウト、読みやすさ、語調(ですます調/である調)…などなど。
これらをきちんと統一するだけで、ぐっと頭に入ってきやすい文章になります。
■トーン&マナーで気をつけるべき点
・“並列関係の複数のブロックがあれば文字数はできるだけ揃える。
特にブロックを横に並べる場合には文字量の調整は必ず行う。”
・“漢字の開きや送り仮名、カタカナの綴り
ですます調にする箇所とそうでない箇所など文中で登場する語句の表記は必ず統一する。”
■具体例
「アイミツ(現:PRONIアイミツ)」を運営するユニラボ(現:PRONI)のコーポレートサイトを例に挙げてみます。
このように語調や文章の分量を統一すると、すっきりして見えますよね!
◇SEOにまつわるポイント3つ
続いて、Webライティングには欠かせない「SEO(=検索エンジン最適化)」に関するポイントです。
「SEOって言葉はよく聞くけど、難しそうでよく分からない…」という人でも、ひとまずこれさえ押さえておけば大丈夫。
【ルール4】キーワードをタイトルとページ上部に入れる
まずは基本の基本から。Googleなどの検索エンジンに評価される(=上位表示される)サイトページにするためには、以下のことに留意しましょう。
“・記事の中で対策しているキーワード(検索してほしいキーワード)がきちんとタイトルに入っている
・タイトルの文字数は28文字前後を目安にする”
タイトルに狙ったキーワードを入れる、というのはもはや常識ですが、現在は見切れてしまうリスクも考慮して「28文字前後」の長さのタイトルがベストとされています。
また、以下にあるように、
“Googleは、結論=重要なキーワードを含むコピーは文章全体の序盤にあると考えているわけだ。
あなたが作ったページ上部、つまりリードコピー部分に、検索エンジン対策で狙ったキーワードが適切に配置されているだろうか。”
Googleはページ下部よりも、ページの上部にあるキーワードを重要と判断します。
文章は「結論から書く」ことを意識し、狙ったキーワードは最初の方に持ってきましょう。
【ルール5】指示代名詞は最低限にする
指示代名詞とは、「これ」「それ」「あれ」といった「こそあど言葉」のこと。
“検索エンジンの評価アルゴリズムは、人間の目による評価ほど正確ではない。人間であれば、文章中に「あれ」「それ」「彼」といった指示代名詞を使っていても何を指しているのかを推測しながら読み進めることができるが、評価アルゴリズムはその域まで達していない。
だから、特に対策キーワードを指し示す指示代名詞は極力使わないようにし、検索エンジンが評価しやすい形に加工してやることが必須なのだ。”
上記にあるように、Googleの検索アルゴリズムはまだ指示代名詞を見分けられるほどには賢くありません。
たとえば、「弊社は日本最大級のBtoBのマッチングサイト『PRONIアイミツ』を運営しています。
そのサイトには5万社以上の企業のデータベースが…」という文章。
Googleには『PRONIアイミツ』=そのサイト」と読み解けないので、2文目では『PRONIアイミツ』という固有名詞を繰り返して出す方がベターです。
【ルール6】キーワードを欲張って入れすぎない
ルール4,5と矛盾するようですが、キーワードの「入れすぎ」はNGです。
以下の文章を読んでみてください。
「弊社は日本最大級のBtoBのマッチングサイト『PRONIアイミツ』を運営しています。
PRONIアイミツには5万社以上の企業のデータベースがあり、PRONIアイミツを通じてのご相談件数は1万人を突破しました。
PRONIアイミツなら、あなたにとって最適な業者が手間なく無料で見つかります。」
…しつこいな!分かったよ!と思いますよね。
これを、
「弊社は日本最大級のBtoBのマッチングサイト『PRONIアイミツ』を運営しています。
当サイトには5万社以上の企業のデータベースがあり、ご相談件数は1万人を突破しました。
PRONIアイミツなら、あなたにとって最適な業者が手間なく無料で見つかります。」
このくらいに調整すると、キーワードは押さえつつ、読者にとっても読みやすい文章になります。
“検索エンジンは、シソーラス(類義語)辞書を持っている。
ホームページならWEB、ウェブといった言い換えられたキーワードも同じ意味として把握してくれるのだ。”
また、こちらにあるように、Googleは「同じ意味を表す言葉」も理解してくれます。
同一のキーワードをやみくもに入れようとするのではなく、読みやすさを意識しながら、「Web制作」→「ホームページ制作」「サイト制作」…などといった言い換えもしてみましょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
◇まとめ
ユーザーが通常のページで読むのはテキスト全体のわずか20%であるという実験結果もあるほど、Webの読者は文章を「きちんと」は読んでくれません。
今回ご紹介したルールを参考に、分かりやすく簡潔に、SEOも意識した文章を心がけてくださいね!
Webライティング、プロに頼むなら
「でもやっぱり、ライティングのプロに頼みたい」「サイトリニューアルに際して、記事コンテンツを一新したい」…あなたがもしそんな風にお考えなら、Webライティングのプロが在籍しているWeb制作会社に依頼をしましょう。
BtoBのマッチングサイト『PRONIアイミツ』は、5万社に及ぶ企業データベースの中から、優良なWeb制作会社だけを多数ご紹介しています。
記事の作成代行を行ってくれる制作会社もご紹介できますよ。
PRONIアイミツのご利用は完全無料。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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