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アプリ開発|iOSとAndroidでの違いとは?【2021年最新版】
iPhoneなどのiOS用アプリとAndroid用アプリでは、OSが異なるため開発環境も開発言語もまったく違うものを使って作ることになります。
Androidアプリの開発環境はEclipse、Android Studioなどで、開発言語にはJavaを使用して制作されます。
一方、iPhone(iPad)アプリの開発環境はXcodeで以前は主にObjective-Cという開発言語が使われていました。
2014年6月にAppleは新しいプログラミング言語として「Swift」を発表したことで、それまで主流だったObjective-Cなどと共存はするものの、AppleがSwiftを推奨していることから、現在ではほぼSwiftが使われる流れになっています。
また、実際に開発を行う際には、iOSはMac OS Xでしか開発することができないため、Macが必要になります。
その点AndroidはWindowsでもMacでもLinuxのいずれでも開発が可能になっています。
こうしたことから、Android用アプリとiPhone用アプリの両方を作る場合には費用はもちろん開発期間も単純に長くなるということを認識しておくといいでしょう。
iOS用アプリとAndroid用アプリの開発における相違点

開発方法以外にもiOS用アプリとAndroid用アプリではさまざまな違いがあります。
以下に5つの相違点を挙げてみます。
1.申請/審査の仕方が違う
アプリの申請時、iPhoneアプリだとAppleの審査がありますが、Androidアプリには基本的には審査がありません。
Androidアプリが審査することなくスムーズにリリースできる便利さはあるものの、審査を行わないために悪質なアプリも中には数多く存在しています。
大元であるGoogleでも健全なプラットフォームを目指しているため、悪質なアプリの取り締まりには力を入れているようですが追いついてはいないのが現状です。
リリース前にチェックを行うAppleとリリース後にチェックを行うGoogle、それぞれにメリットとデメリットがあります。
2.販売されるストアが違う
iPhoneアプリはAppleの「App Store」で、AndroidアプリはGoogleの「Google Play」でそれぞれ販売されています。
アプリ登録数はApp Store、Google Play共に200万本を超え、ダウンロード数はApp Storeは1300億回、Google Playは110億1000万回を数えます(2017年現在)。
3.アイコンのデザインが違う
iPhoneアプリのアイコンはすべて角が丸くなった四角いアイコンで、正方形の画像をアップロードするとApple側で自動的に角が丸したものに変換されて表示してくれます。
これに対してAndroidアプリのアイコンは規定サイズ内であれば四角くなくてもOKなのでiPhoneアプリよりもにカスタマイズ性に富み、さまざまな形で表現できるようになっています。
また、端末画面上のアイコン下に表示されるアプリタイトル文字数も若干ですが、規定に違いがあります。
- iPhoneの場合
-
- 全角:6文字以内
- 英数字半角小文字:12文字前後
- 英数字半角大文字:10文字前後
- Androidの場合
-
- 全角のみ:6文字以内
- 半角のみ:12文字前後
※「前後」なっているのは設定する文字によっては収まる場合と収まらない場合があるためです。
4.戻るボタンの有無が違う
Androidのスマホの端末の場合、標準で下部に戻るボタンが付いており、そのボタンによって前に操作した画面に戻ることができます。
しかしiPhoneの場合、端末には戻るボタンがありません。
そのため、アプリを作る場合には戻るボタンの有無によって操作が制限されないようにしながら実装するようにします。
5.公開時のアカウントと費用が違う
アプリを公開するためには、アカウントを取得しなければなりません。
iOSは「iOS Developer Program」でAndroidは「Google Playデベロッパーアカウント」に登録をします。
iOS Developer Program
費用:年11,800円(1年ごとの更新:2016年10月時点)
Google Playデベロッパーアカウント
登録料:$25.00(初回のみ:2016年10月時点)
なお、有料アプリの場合は売上額に対する販売手数料がかかります。
iOSもAndroidも手数料は30%となっています。
【まとめ】
いかがでしたか?
開発するアプリによって費用やその他の違いがおわかりただけたかと思います。
iPhoneとAndroidではデバイスの解像度やボタンの有無や配置も違うため、プログラミングはもちろん、デザインなどにも配慮して作ることになります。
そのため、両方を開発するとなると倍以上の費用がかかることを認識しておく必要があります。
※詳しい費用の相場はこちらから
→アプリ開発の平均費用と料金相場|早見表つき【2020保存版】
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