- 課題
- 道路舗装のために、路面にアスファルトを敷き詰める作業を行う工事車両に装備される「アスファルトフィニッシャ」は、従来オペレーターの経験や、センサーを路面やワイヤーに接触させて計測することでアスファルトを水平均一に敷きならしていたが、作業環境で効率が大きく左右されていた
- 解決
- ・センサーに「画像処理による非接触方式」を採用し、鹿島道路と共同開発を行った
・壁面に引かれたチョークをカメラで画像認識させ、路面からの高さを検出、スクリード制御を行うよう構築した
- 効果
- ・白色LED照明を内蔵し、天候や日陰による画像補正も自動でできるため、安全で精度の高い自動化制御を実現できた
・2011年に「日本建設機械化協会貢献賞」を受賞し、国土交通省が運営する新技術情報提供システム(NETIS)にも登録された