Zoomウェビナーではカメラは必要?選び方や設定方法などを紹介【2024年最新版】
Zoomを使ったウェビナーの開催を考えている場合、優先的に用意を進めたいのが専用のカメラです。Zoomはカメラがなくとも音声でコミュニケーションを取ることはできるものの、実際にカメラでリアルタイムの映像を映した方が臨場感のある空間を構築できるのは間違いないでしょう。
この記事では、主なカメラの種類や、Zoomウェビナーで活用できるカメラの選び方、カメラ選びで重要なポイントについて解説します。
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ウェビナーとは?
ウェビナーとは、インターネット回線を介して行われるセミナーのことです。Web(ウェブ)で行うSeminar(セミナー)であることからウェビナーと呼ばれています。海外では主流なマーケティング手法として実践されていましたが、日本でもコロナ禍をきっかけに広まっているようです。セミナーや会社説明会、商品紹介など幅広い目的でウェビナーが開催されています。
ウェビナーについて更に詳しく知りたいという方は、以下の記事も合わせてチェックしてください。
Zoomウェビナーではカメラは必要?
そもそも、Zoomにおいてカメラの存在は必須なのでしょうか。結論から言うと、カメラの必要性はZoomの主催者となるのか、参加者となるのかによって異なるため、その違いを把握しておくことが大切です。
ホスト(主催者)はカメラが必須
まず、ウェビナーの主催者としてZoomに参加する場合ですが、Zoomのホストとなる際には基本的にカメラが必要だと考えておきましょう。もちろん、Zoomのホストもカメラなしでウェビナーを行うことはできますが、主催者の様子がわからないとイベントに混乱をきたしてしまう可能性や、イベントそのものの信憑性に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、基本的にはカメラありきで話すことを想定しておきましょう。
参加者はカメラを使えない
一方の参加者ですが、Zoomウェビナーにおいてはホスト以外の人間はカメラが使えない設定となっています。そのため、参加者がカメラを用意してもホストやほかの参加者からは彼らの様子は見えません。逆に言えば、カメラを用意する必要がない分、気軽にウェビナーへ参加できるとも言えます。
ホストがカメラにこだわる重要性
ホストがZoomウェビナーを開催するにあたっては、カメラをただ用意するだけでなく、相応のクオリティを担保できる製品を導入することが大切だと言えます。なぜなら、カメラの画質が悪いと参加者にストレスを与えたり、主催者や主催企業の信頼性に悪影響を与えかねないからです。近年は比較的安価ながらも質の高い映像を配信できる高解像度なカメラも登場しているため、一度最新モデルを確認してみることをおすすめします。
Zoomウェビナー用カメラを選ぶ際のポイント
Zoomウェビナー用カメラを選ぶ際のポイントとしては、
-
- 解像度とフレームレート
- 映像の画角
- 撮影方向の調節
- 操作性
- その他機能
が挙げられます。以下でそれぞれについて解説します。
解像度とフレームレート
解像度とフレームレートは、カメラ選びにおいてもっとも重要なポイントの一つです。解像度が高ければ高いほど高画質な映像をZoomウェビナーにおいては配信できますし、フレームレートが高ければ滑らかに映像を表現できます。解像度は最低でも1080p、フレームレートは30fpsが一般的ですが、60fps対応のものであればなお良いでしょう。
映像の画角
映像の画角とは、カメラが一度に捉えられる範囲を角度として表した目安です。画角が広ければ広いほど、カメラのアングルを変えなくとも、広くカメラに周囲の様子を捉えさせることができます。ただ、広い方が利便性に優れるものの、あまりに広角だと平べったい映像となるため、75度から100度程度のモデルを選ぶと良いでしょう。
撮影方向の調節
撮影方向の調節ができるカメラを選べば、何かと便利です。ボタンやスティック操作でレンズの角度を操作できれば、画角が狭くともすぐに映したい対象をカメラで捉えられるようになります。大抵のカメラは手動で移動させる必要があり、調節機能が付属するものはやや高価ですが、質の高いウェビナーの開催においては是非手に入れておきたいところです。
操作性
カメラ本体が扱いやすい操作性を備えているかどうかも重要です。ワンタッチで起動し、すぐにウェビナーを実行できるモデルや、ズーム機能などを備えており、手動であれこれとカメラを移動させる必要がないモデルを選べば、ウェビナーの質を高められるでしょう。リモコン付属のモデルや、スマホから操作できるようなモデルを選ぶと、誰でも手軽にカメラを操作できるはずです。
その他機能
その他の機能が充実しているカメラを選ぶことも、ウェビナーをより豊かなものにしてくれるでしょう。例えば、ワイヤレス機能を備えたカメラであれば、ケーブルが絡まってカメラが転倒するのを防いだり、PCの設置場所に限定されず自由な角度や場所からカメラを使って配信できます。使用しているPCのOSとの相性も確認しておくと安心です。
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ウェビナーで使えるカメラの種類
ウェビナーで使えるカメラの種類は、主にWebカメラとデジタルカメラの2種類に分かれます。Webカメラとデジタルカメラではそれぞれ強みとしているポイントが異なるため、自社のZoomウェビナーに合わせた製品選びを検討してみましょう。
Webカメラ
Zoom会議やウェビナーの現場でもっとも普及しているのが、Webカメラです。Webカメラはデスクトップに装着したり、専用のスタンドに設置して使用するタイプのPC連動型カメラで、一般的にUSB接続で使用します。Webカメラはデジタルカメラに比べて機能が簡素な分、安価に購入しやすいことが強みで、数千円もあれば最低限の映像配信環境を整えられます。ただし安価な分、性能は制限されていることも多いため、スペックを確認しながら最適な製品を選びましょう。
デジタルカメラ
デジタルカメラは、単体でカメラとして使用できる撮影用のカメラです。最近のデジタル一眼レフやミラーレスモデルにはZoomウェビナーなどのWeb配信に対応しているモデルも多く、質の高い映像配信を求める場合には積極的に導入を検討したい製品と言えます。最大のメリットは機能性や画質で、安価なWebカメラとは比較にならないほどの高画質配信が可能です。その分、デジタルカメラはいずれの製品も高額であるため、十分な予算を確保する必要があるでしょう。
ウェビナー実施時のカメラのオン・オフ
Zoomウェビナーを実施する際、気になるのがカメラのオン・オフの方法についてです。Zoomを展開してみるとわかりますが、映像の配信はZoomの画面上からボタンひとつで簡単にオンとオフを切り替えることができます。
そのため、映像を流したくない場合などには簡単にオフにできるため、難しい操作は必要ありません。ただし、ウェビナー参加者にはカメラのオン・オフ機能は与えられないため、その設定はホスト側で行う必要があります。
参加者のカメラをオンにしたい場合には?
Zoomウェビナーでは基本的にホストのみがカメラをオンにできます。参加者や出席者として参加しているユーザーはカメラを使うことはできません。ただし、ホスト以外の人間がカメラを使いたい場合には、ステータスを変更することで実行可能です。ステータスの変更は、ホストにのみ可能な特殊操作の一種で、カメラをオンにしたいユーザーのステータスを「パネリスト」とすることで、参加者側でカメラをオンにできる機能が追加されます。それ以外の方法で参加者とホストが双方ともカメラをオンにして利用するためには、
-
- 「Zoomウェビナー」ではなく「Zoomミーティング」を使用する
- 他のウェビナーツールを使用する
といったアプローチが挙げられます。状況に応じて最適な方法を選びましょう。
ホストが参加者とコミュニケーションを取りたい場合には?
カメラをオンにするだけでは、ホストの顔が見えるだけで柔軟なやり取りはできません。コミュニケーションをより円滑にするための方法としては、Zoomウェビナーの以下のような機能も積極的に活用することが大切です。
チャット機能を利用する
Zoomウェビナーにおいてもっとも便利なコミュニケーション手段は、チャット機能です。Zoomウェビナーには画面上にチャットツールが標準搭載されており、質問などがある場合にはここからホストと意思疎通を図ることができます。チャット機能であればウェビナーの進行中もホストの話を遮る心配がないため、気軽に質問を投げかけることが可能です。参加人数が多いほど、便利な機能となるでしょう。
投票機能を利用する
投票機能は、ホストが選択肢を用意して参加者に回答してもらうことで、それぞれの選択肢に対する投票率を数値化して発表できる機能です。ウェビナーにおいては参加者とのコミュニケーション手段として使用できるほか、アイスブレイクや休憩がわりのクイズとしても活用できます。あらかじめクイズを用意しておき、投票機能を使ってインタラクティブなイベントに仕上げましょう。
アンケートを利用する
アンケート機能は、ウェビナー終了後に参加者に向けて通知ができる機能です。ウェビナーの内容について選択肢形式で評価してもらうことや、具体的な感想をテキストで送信してもらうことができます。オフラインのセミナーとは違い、ウェビナーはホストと参加者の交流の機会が限定的なため、アンケートのような機能も交流の機会として大切に活用しましょう。
Zoomウェビナーでおすすめのカメラ3選
最後に、Zoomウェビナーにおいて活用できる、おすすめのカメラを3つご紹介します。カメラ選びに悩んでいる際には、是非参考にしてください。
エレコム「UCAM-C980FBBK」
エレコム「UCAM-C980FBBK」は、超高精細でフルHD対応のWebカメラです。800万画素という高解像度を誇っており、日本メーカーのCMOSセンサーを内蔵。レンズに映ったものをクリアに配信することができます。1080pのフルHDでワイドスクリーンにも対応。滑らかな映像配信が可能です。パソコンに接続してすぐに使えるという操作性の高さも強みの一つであり、あまりITやウェビナーに慣れていない人でも、安心して利用できます。
ロジクール「C922n PRO HDストリーム ウェブカメラ」
ロジクール「C922n PRO HDストリーム ウェブカメラ」は、1080p/30fpsで配信可能な高画質ストリーミング用Webカメラです。720pまで画質を落とせば60fpsにも対応するため、映像の滑らかさを重視したい場合にも活用できる配信能力を備えています。また、カメラの角度は付属のアームで柔軟に変えることが可能です。
ジャブラ「PanaCast」
ジャブラ「PanaCast」は、パノラマ4Kにも対応するという超高解像度な映像配信が可能なハイエンドWebカメラです。従来型のWebカメラでは不可能だった、180度というワイドな画角を確保できるため、個人をカメラで捉えるだけでなく、会場全体をカメラに収めたいという場合にも活用できます。また、独自のデジタルホワイトボード共有機能を使うことで、画面の切り替えの手間や見づらさの発生を抑えられるため、ユーザビリティの面でも優れたパフォーマンスを発揮するカメラです。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ウェビナーのカメラでお困りの方はPRONIアイミツへ
この記事では、Zoomウェビナーを実施する際のカメラの必要性や、カメラ選びのポイントなどについて解説しました。質の高いZoomウェビナーを実施する上では、ただカメラを用意するだけでなく、画質の良い映像配信ができるカメラの用意が必要です。とはいえ、自社での用意が難しい場合もあるでしょう。
自社にノウハウがなくとも、Zoomウェビナーに強い会社であれば、安心して依頼できるでしょう。PRONIアイミツでは、ご要望を伺った上で条件に合う会社を無料で複数社ご紹介可能です。ウェビナーの開催やカメラの選び方でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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