初心者でもできる?絵コンテの描き方やポイントをわかりやすく解説【2024年最新版】
近年、プロモーションに動画を取り入れる企業が増えています。動画を制作する上で重要なのが設計図である「絵コンテ」です。動画制作をしたいけれど、絵コンテを描いたことがない人も多いでしょう。
そこで、今回の記事では動画制作やプロモーションなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、初心者でもチャレンジしやすい絵コンテの描き方やポイントを解説します。
【関連ページ】
動画制作・映像制作にかかる費用・相場感や、目的別に動画制作・映像制作会社をお探しいただけます。
動画・映像制作の平均費用と料金相場
絵コンテに強い動画制作・映像制作会社一覧
そもそも絵コンテ(構成表)とは
絵コンテとは構成表ともいわれ、事前に決めた動画の内容やターゲットを踏まえて動画の流れを時系列にまとめた設計図です。台本の役割もありイラストで大まかな流れを描いたり、セリフや尺、効果音なども細かく記します。
動画制作はチームで行うケースが一般的なこともあり、円滑に作業を行う上で絵コンテの役割は大きいです。
絵コンテについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
準備〜完成まで!初心者でもできる絵コンテの描き方5ステップ
続いては、初心者でもできる絵コンテの描き方を5つのステップで解説します。
動画の目的やターゲットを整理する
動画制作を円滑に行い、高いクオリティに仕上げるためには準備が肝心です。まずは、なぜ動画を作るのか誰に向けた動画にするのかを明確にしましょう。
例えば企業名やサービスの認知度を上げるための動画を制作する場合は、商品やサービス名を多く表現する必要があります。一方、商品の購入を促す場合は、商品を利用するメリットを伝える工夫がいるでしょう。
加えてターゲットを設定する際は、できるだけ細かくイメージすることが大切です。性別や年齢だけでなく家族構成や居住エリア、職業、趣味など具体的に設定しておくと、より効果的な動画に仕上がります。
動画を活用するシーンや配信媒体を決める
ビジネスにおいて、動画はさまざまなシーンで活躍するツールです。例えばマーケティングであれば、ホームページやランディングページに動画を掲載する手段があります。そのほか、イベント会場や展示会場で動画を流すのも1つの方法です。どのようなシーンで動画を使うかによって動画の内容が変わってくるため、具体的にイメージしておきましょう。
また、配信媒体も事前に決めておく必要があります。近年はYouTubeやInstagramなどSNSが広く普及しており、媒体によって特徴が異なるため、マッチする動画に仕上げなければ十分な効果を発揮できません。動画の世界観や尺などにも留意しましょう。
スクリプト(ナレーション)を作成する
絵コンテの制作は、動画の軸となるスクリプトを書くことから始まります。スクリプトとは台本のことを指し、セリフやナレーションを踏まえた原稿です。
絵から描き始めてしまうと、セリフやナレーションと動画がマッチしなくなる可能性があります。自然な動画に仕上げるためにも、スクリプトから書くようにしましょう。また、スクリプトは企業の思いや商品・サービスの魅力を伝える大切な部分です。絵コンテのイメージを膨らませることにもつながるため、慎重に考えるようにしましょう。
カット割りを決める
スクリプトを作り台本が整ったら、いよいよ絵コンテのカット割りを決めます。カット割りとはコマ割りとも呼ばれ、シーンごとの構図やシーン同士のつなぎです。秒数を計算しながらシーンを構図ごとに区切っていきます。続いて、シーンとシーンのつなぎにあたる部分の動きを加えていきましょう。
カット割りを決めるときは、できるだけ細かく描写を表現しておくとよいです。例えば「登場人物の肩越し」や「登場人物の視線」など、撮影するアングルも決めておきましょう。また、登場人物の表情や背景に映り込むものも、詳細に設定しておくと安心です。
スクリプトとカット割りに沿って絵を描く
スクリプトとカット割りが完了したら、最終段階として絵を描いていきます。絵コンテといえば絵から描く印象を持たれがちですが、絵は全体の流れが決まってから描くのがおすすめです。
絵コンテは、制作チームのスタッフに動画の内容や流れを共有するためのツールであり、誰が見てもわかりやすく表現する必要があります。絵のクオリティにこだわるのではなく、必要な動きや配置が伝わるようにしましょう。また、動画内にテロップを入れる場合は、絵コンテに描いておくと制作する際に役立ちます。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
初心者は特に注意!絵コンテ制作のポイント
絵コンテは、ステップを踏んで丁寧に作業すれば初心者でも描くことができます。しかし、慣れないうちは作業が滞る可能性もあるため注意が必要です。続いては、初心者が特に注意したい絵コンテ制作のポイントを3つ解説します。
スクリプトは声に出して読んでみる
スクリプトを作成したら、黙読だけでなく声に出して読むようにしましょう。黙読と音読では読むスピードが異なるため、黙読だけに頼ると動画にした段階で歪みが生じます。また、正しく伝わるように意識すると、普段の会話よりゆっくり喋ることになるでしょう。
あとになってセリフを調整したりナレーションを変えたりするような手間をかけないためにも、スクリプトをチェックするときは、ストップウォッチで図りながら自然な流れを確認することが大切です。
細部にはこだわりすぎない
絵コンテはあくまでも土台であり、実際に制作する動画やアニメーションとは異なります。特に絵コンテの初心者は、丁寧に描くことに集中しすぎて細部にこだわる傾向にあるため要注意です。
例えば実写動画を撮る際は、天候や光の入り方に左右されます。また、当日の状況を見て即興で動作を変えることもあるでしょう。アニメーションではイラストレーターが本番の絵を描くことになるため、絵コンテと同じテイストになるとは限りません。絵コンテは全体の動きや設定であることを意識して描くことが大切です。
情報を詰めすぎない
短い動画の中にあまりにもたくさんの情報が入ると、視聴者に伝わりにくくなります。例えば会社紹介が目的の場合、自社が持つ魅力や強み、経営実績などがわかれば十分でしょう。採用動画であれば仕事内容や職場の様子、キャリアアップなどの情報が必要です。
このように、動画の内容によって伝えるメッセージを厳選する必要があります。絵コンテを描く段階で情報を精査しておくと、より視聴者に響く動画に仕上がるでしょう。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】絵コンテに強い動画制作会社探しはアイミツへ
動画制作における絵コンテは、ポイントを押さえれば初心者でも描くことができます。しかし、動画のクオリティを上げるのであれば、プロに依頼するほうが賢明です。
自社にノウハウがなくとも、イラストや動画制作に長けた会社であれば安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合う動画・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りであれば、お気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
絵コンテに強い動画制作・映像制作会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
動画制作・映像制作の平均費用と相場
動画制作・映像制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします