3DCG動画は初心者でもできる?具体的な作り方を解説【2024年最新版】
より現実世界の人や物の動きに近い臨場感が表現でき、視聴者の没入感を高められる3D動画。自社でも3D動画を制作したいと思う方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では3D動画の作り方を詳しく解説します。初心者の方でも3D動画や3DCG動画を作ることのハードルは決して高くはありません。ぜひ参考にしてください。
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3DCG動画・3Dアニメーションとは?
まずは、3DCG動画や3Dアニメーションがどういったものなのかを改めて押さえておきましょう。
3DCG動画は、3D素材をCG動画にしたもの。よりリアルな世界を表現できる、機械などの精密な内部構造を伝えやすい、といったメリットがあることから、映画やアニメだけではなく、企業のプロモーション動画にもよく使われています。
3Dアニメーションは、キャラクターなどを3D空間に配置し、その中で実際に動いているように見せるアニメーションです。最新のディズニーアニメでよく取り入れられています。
2DCG動画との違い
2Dとは、空間の次元(Dimension)が縦と横の2つで構成されている空間のことを指します。一方、空間の次元(Dimension)が縦と横に高さ(奥行)が加わった世界が3Dです。私たちの暮らしている空間はもちろん3Dなので、2D動画より3D動画の方がより現実に近い空間を表現できます。人気アニメ「ドラえもん」は、初期から十年ほど前まではテレビでも映画でも2Dで描かれていましたが、最近の映画では3Dで描かれることもあるようです。
3DCG動画の活用シーン
3DCG技術の急速な進歩と普及によって、3DCGは映画やドラマだけではなく、さまざまな場面で活用されています。
たとえば、3DCGには空間を自由自在に再現できるという特徴があるため、リアルとまったく同じ空間を再現したオンライン展示会や工場案内などに活用している企業も少なくありません。また、新型コロナが大流行した際には、アパートやマンションの内見に3DCGを活用した不動産会社も数多く登場しました。今後、業界を問わずあらゆる企業が、より3DCGを活用していくと考えられています。
3DCG動画作成に必要なもの
3DCG動画や3Gアニメーションを制作すること自体のハードルはあまり高くありません。一定の知識と技術があれば初心者でも制作できるでしょう。ただし、制作するには用意しなければならないものがあります。ここでは、3DCG動画作成に必要なものを紹介します。
3DCG制作に対応できるパソコン
3DCGの制作には、ある程度高性能なパソコンが必要です。とはいえ、数十万円のものは必要なく、初心者の方であれば10万円ほどを目安に考えてください。快適に作業をするために、CPUはCorei7以上、Ryzen7以上、メモリは16GB以上が推奨されています。なお、デスクトップとノートパソコンとで悩む方もいるでしょうが、ノートパソコンは高価なうえ画面も小さく作業しづらいため、デスクトップをおすすめします。
3DCG制作ソフト
パソコンが用意できたら、次に3DCG制作ソフトを選びましょう。3DCG制作ソフトは、有料のもののほか、無料のものも数多くリリースされています。ソフトによって向いている動画の種類や特徴が異なるので、制作したい動画に最適なソフトを選んでください。なお、代表的な有料ソフトには、「LightWave」「MAYA」「3DS MAX」、 無料ソフトには「Tinkercad」「Metasequoia」「Blender」などがあります。
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3DCG動画の具体的な作成方法
パソコンやソフトなど、用意すべきものが用意できたら、いよいよ実際に3DCGを制作していきましょう。ここでは、3DCGの作り方を順を追って解説します。
三面図を用意し、モデリングを行う
最初にモデリングと呼ばれる作業を行っていきましょう。モデリングとは、キャラクターや物体の形状を作っていく作業です。まず、物体やキャラクターを正面・背面・横から描いた三面図を用意します。次に用意した三面図をもとに、3DCGソフトで立体的な下絵となるポリゴンを作成します。後から修正を重ねないために、初めにしっかりと三面図を作りましょう。
ポリゴンに色を塗る
3DCGソフトでポリゴンが作成できたら、次に行うのはポリゴンに色を塗っていく作業です。ポリゴンに色を塗ると言っても直接ポリゴンに色を塗りこんでいくわけではなく、テクスチャーと呼ばれるキャンバスを使って色を塗っていきます。テクスチャーには、色を描くためのカラーマップ、凹凸を表現するパンプマップ、陰影を表現する法線マップなどがあります。
質感や模様を表現する
テクスチャーをうまく活用して、ポリゴンの色を実物にできる限り近づけていきましょう。ポリゴンの色の出来は、動画の完成度を左右するものです。いくらポリゴンが精密に制作できたとしても、色が実物と全く違うと動画も陳腐なものになってしまいます。より本物に見えるように質感、模様、凸凹に特に気を付けてください。
リギングで骨を作る
キャラクターや立体物を動かす演出を行う場合、ポリゴンに色を塗った後にリギングという作業を行います。リギングとは、骨を作る作業のことです。リギングで骨を作成することで、より動きが滑らかになり、実物感が増します。後から修正しないためにも、いろいろな動きを試して、動きに不自然なところがないかをよく確認してください。
スキニングで関連づける
リギングが終わったら、スキニングという作業に移ります。スキニングとは、骨の動きとポリゴンの動きをリンクさせるための作業です。ここでも、失敗があると後から大幅な修正が必要になります。そのため、さまざまな動きを試しながら、キャラクターや物体がどのような動きの際にも違和感なく動くかどうかを確認してください。
ライティングを行い、レンダリングする
最後に行うのは、ライティングとレンダリングと呼ばれる作業です。ライティングとは、3DCGの世界を照明で照らしていく作業です。季節感や演出などを考えながら最適なライティングを行いましょう。そして最後に完成した3DCGデータをレンダリングして出力します。3DCGのデータを2D画像、2D動画として使用する場合、レンダリングが必要になります。
動画・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円〜 |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】3DCG動画制作でお悩みならPRONIアイミツへ
3DCGの制作に対応できるパソコンやソフトさえあれば、高度な知識やスキルがなくても3DCG動画は作成できます。しかし、中には自社で制作しているリソースがない方や、自社では制作できないような高品質なものが欲しいという方もいるでしょう。その場合は、3DCG動画制作のプロである制作会社に依頼してみてはいかがでしょうか。
どの会社に依頼すればいいか分からないという方は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。数多くの動画制作会社からおすすめを紹介できるほか、相見積もりをとることも可能です。動画制作でお悩みなら、ぜひ活用してみましょう。
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