有名なARゲームアプリ9選|作り方やAR活用のメリットなども徹底解説【2024年最新版】
スマホやタブレットで気軽に楽しめる人気のARゲームですが、惜しまれながらもサービス終了になったものも少なくありません。
本記事では、30万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」が、ヒットしたARゲームアプリの紹介やARゲームの魅力、ARの活用事例、ARの作り方などを詳しく解説します。特に、ゲームやエンターテイメントにARを活用したいと考えている方、ARアプリの開発を依頼したい方などに役立つ情報満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
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ARゲームとは
ARゲームとは、文字どおりAR(Augmented Reality/拡張現実)の技術を用いて開発されたゲームのことです。ARはさまざまなデジタル情報を実際の風景に合わせて表示し現実世界を拡張することを可能とする技術で、これをゲームに応用すると自宅をレースのコースに見立てることや、自室にキャラクターを出現させるといったことが実現できます。
ARゲームとVRゲームの違い
VR(Virtual Reality/仮想現実)とは、コンピューターによって実在するかのような仮想世界を創出する技術を指します。VRゴーグルを通じて仮想世界の中を自由に歩き回るのはもちろん、物を動かすこともできるので高い没入感をともなう疑似体験を提供できます。
現実世界を拡張できるのが特徴のARに対して、実際にはあり得ないような非現実的な世界を創り出せるのがVRです。VRを応用したゲームでは現実と切り離されたゲームの世界に入り込み、自由に動き回りながら現実を超える体験をユーザーにもたらします。ARゲームでも疑似体験はできますが、あくまでも舞台は現実世界であり、それに即した3D映像やデジタル映像などによってそれらを生み出す点に大きな違いがあります。
ARゲームを体験する方法・デバイス
ARゲームはスマートフォンやタブレットはもちろん、専用のARグラスでも楽しむことができます。スマートフォンやタブレットではデバイスのGPS機能やカメラ、センサーを活用することでARゲームアプリのプレイが可能となっています。また、ARグラスはAR体験を目的に開発された専用デバイスで、メガネのように装着するとハンズフリーでゲームを楽しめるものです。
ARグラスに似たデバイスとしてスマートグラスがあり、こちらもメガネのように装着するとさまざまなデジタル情報を視認できますが、その内容は現実の位置や風景に即したものとは限らず厳密には別物だと言えます。しかし昨今ではAR機能を持つスマートグラスも登場しており、それを利用すればARグラスと同様にARゲームを体験できます。
大人気!有名なARゲームアプリ6選
昨今は手軽にプレイできるARゲームアプリが各社から提供されていますが、中でも高い人気を集める6種類の有名タイトルを紹介します。
ポケモン GO
出典: ポケモン GO https://www.pokemongo.jp/
サービス開始直後から爆発的な人気を博し社会現象にもなった「ポケモン GO」は、代表的なARゲームアプリの1つです。ゲームを起動した状態のスマートフォンを持って実際に歩き回りながら、現実世界に潜んでいるポケモンを探し出して捕獲したり戦ったりできるのが最大の特徴でしょう。
「ポケモン GO」では、スマートフォンのGPS機能からユーザーの位置情報を取得し、それに即したポケモンが現実世界の風景に出現するというAR技術が活用されています。現実世界とゲームの世界が密接に結びつくという体験はユーザーに大きなインパクトを与え、世界中で大ブームを巻き起こしました。基本的に無料でプレイできますが、一部アプリ内課金があります。
ドラゴンクエストウォーク
出典: ドラゴンクエストウォーク https://www.dragonquest.jp/walk/
「ドラゴンクエストウォーク」は、長きにわたって人気を集める人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズのARゲームアプリです。地図技術にはGoogleの「Google Maps Platform」が採用されており、約1ヶ月間で800万ダウンロードを突破するなど多くのユーザーの支持を獲得しました。
成功の背景には名作ゲームのネームバリューがあるものの、AR技術によって現実世界がドラゴンクエストの世界と化したような体験ができる点も大きな要因です。
Jurassic World Alive
出典: 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公式サイト https://jurassicworld.jp/news/2018/07/11/jurassicworld711/
「Jurassic World Alive」は、映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の日本公開にあわせて配信されたARゲームアプリです。AR技術と位置情報技術を活用し、現実世界でさまざまな仮想生物と触れ合う体験を実現しています。ユーザーは街中を歩き回りながら、映画に登場する恐竜をはじめとする生物を探し出して収集するという体験が可能です。集めた恐竜を強化してリアルタイムPVPバトルに挑戦できる点も人気の理由でしょう。
Pikmin Bloom
出典: Pikmin Bloom https://pikminbloom.com/ja/
「Pikmin Bloom」は、人気ゲーム「ピクミン」シリーズのARゲームアプリです。スマートフォンのカメラに映し出された現実世界に現れるピクミンと、触れ合ったり歩いたり花を咲かせたりすることができます。一緒に写真も撮影できるほか、歩行ルートや歩数がアプリ上で確認できるため、ウォーキングアプリ要素が強いと言えます。アプリ内課金がありますが、基本プレイは無料で楽しめます。
どうぶつの森 ポケットキャンプ
出典: どうぶつの森 ポケットキャンプ https://ac-pocketcamp.com/ja-JP
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、高い人気を誇る「どうぶつの森」シリーズのゲームアプリです。どうぶつたちと触れ合いながら管理人としてキャンプ場を作っていきます。2020年11月のアップデートによってARモードが追加されたことで、どうぶつたちと現実世界で一緒にいるような写真の撮影や、AR空間にどうぶつを招待することが可能となりました。ダウンロードは無料ですが、一部アプリ内課金があります。
Ingress Prime
出典: Ingress Prime https://ingress.com/
「Ingress Prime」は、スマートフォン向けARゲームとして人気を博した「Ingress」の次世代版タイトルです。GPSによる位置情報技術とAR技術によって現実世界をゲーム盤に見立て、日本はもちろん世界中の都市を冒険することができ、俯瞰からクローズアップまで自在な視点を楽しめます。アプリ内課金はあるものの、基本プレイは無料となっています。
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運動系のARゲームアプリ3選
つづいては、スポーツやストレッチなど運動をテーマとしたARゲームアプリを紹介します。
うごっこランドスポーツ
出典:YouTube「うごっこランドスポーツ」https://www.youtube.com/watch?v=l7GOqszxBfI
「うごっこランドスポーツ」は、子ども向けに開発されたARゲームアプリです。スマートフォンやタブレットをユーザー自身の映る場所にセットするだけで、自身の体をコントローラーにしてサッカーとラグビー、カヌー、砲丸投げの4つのスポーツを楽しめます。室内でも手軽にプレイが可能で、天候や気候を問わず家族や友人たちといつでも一緒に楽しく盛り上がれることから、人気を集めているようです。
オガトレHIT
出典:YouTube「オガトレHIT」https://www.youtube.com/watch?v=n7S2mMbDbL4
「オガトレHIT」は、音楽に合わせて手軽にストレッチができるARゲームアプリです。ユーザーはスマートフォンやタブレットを自身の前にセットし、画面に映し出されるマークとリズムに合わせて上半身を動かしてストレッチしていきます。体調に合わせて「ノーマルモード」と「ハードモード」から選べるほか、曲が終了するとそれぞれの部位別に点数が表示・記録されるのも特徴でしょう。
ゲーム感覚で運動できる健康体操アプリ
出典:YouTube「ゲーム感覚で運動!健康体操ゲームアプリ」https://www.youtube.com/watch?v=zHWaKRUD66o
「ゲーム感覚で運動できる健康体操アプリ」は、独自のAIとARを組み合わせて開発されたゲームアプリです。カメラに映った人の動作をAIが検出し、それにもとづいて風船やボールなどのイラスト画像が画面上に表示されます。ユーザーは体にマーカーを装着する必要もなく、タブレット端末のカメラに全身を映し出すだけで簡単にプレイが可能です。運動不足改称や健康促進はもちろん、介護施設におけるリハビリやレクリエーションとしても活用できます。
代表的なARの活用事例・使い方5選
ゲームのほかにも、ARの技術はさまざまな目的・用途で活用されています。ここからは、ARの代表的な開催決定と使い方を紹介していきます。
業務効率化
ARは幅広い業界における業務効率化に活用されています。建築・建設業界では建機を3Dモデル化して現場と重ね合わせることで配置をシミュレーションできるARアプリが活用されているほか、ARデバイスを装着した現場担当者の視界映像を遠隔地と共有してリアルタイムでの支援を受けられるシステムも登場しています。
製造業ではARデバイスを装着した作業担当者の視界に作業手順や組み立てのプロセスを投影し、ミスを防止しながら大幅な効率化を図っています。また、貨物の搭載方法をARグラスによって実映像をもとに確認し、効率的な運搬を実現するなど、運輸・流通業界においてもARの活用が進んでいます。
スポーツ・エンターテイメント
スポーツやエンターテインメントの分野においても、認知拡大や集客、顧客体験の向上などを目的にARの活用が進んでいます。ARデバイスに表示される選手情報を確認しながらの試合観戦や、ARマーカーの読み込みによるスタンプラリーの実施などが事例としてあげられます。
また、エンターテインメント施設「ハウステンボス」内のアトラクション「ジュラシックアイランド」では、ARスコープを通じて実際の映像に現れる恐竜を銃で撃退するというスリルとリアリティ溢れる体験が可能です。
販売促進・プロモーション・シミュレーション
小売業界やECサイトでは、販売促進やプロモーション、商品の使用シミュレーションなどにARが活用されています。カメラに映し出された自身の姿に購入前の洋服を重ねる「バーチャル試着」のほか、自室の映像に3Dモデル化された家具を配置してイメージを確認できるなど、購入前の不安を軽減するためのアプリが数多くあります。
さらに、スマートフォンのカメラを商品にかざすと限定コンテンツを閲覧できるなど、ARを用いた体験型のプロモーション施策を通じて消費者に訴求できれば、SNSで拡散される可能性も考えられるため大きな効果につながるでしょう。
教育や訓練
学校や医療現場、一般企業における教育・訓練でも、ARによる効果の向上が図られています。たとえば昆虫の生態や体の仕組みを学ぶ小学校の授業では、生徒に配布したタブレットにARを活用した3Dモデルの昆虫映像を表示させ、視覚的・感覚的にわかりやすく楽しみながら学習を進める取り組みが行われました。
また、医療現場では3Dモデル化された人体イメージを用いて手術前のシミュレーションや、研修医が現実さながらの訓練を受けられるARシステムの導入が進んでいます。
ゲーム「ARゲームズ」
「ARゲームズ」は、任天堂のゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズの本体内蔵ゲームです。ニンテンドー3DSのカメラで同梱の「ARカード」を映すと「マトあて」や「タマつき」「つり」「らくがき」などのゲームをプレイできます。ARカードを新たに購入することもできるので、プレイできるゲームを増やすことも可能です。
AR技術によってカメラを通じて映し出された実際の風景に3Dの画像やキャラクターが出現し動き回るため、ユーザーはリアルな世界にキャラクターが現れるという新たな体験を楽しめます。
ゲームにARを活用するメリット
ゲームにARを活用する最大のメリットは、従来のゲームではできない新たな体験の提供によってユーザーの興味・関心をひきやすいという点です。ストレス社会とも呼ばれる現代は非日常を求める人も多いとされているのも、その傾向を加速させる要因と言えるでしょう。現実世界とゲームの世界を高度に融合させ、新たな体験をもたらせれば大きな注目を集めることも不可能ではありません。
また、ARゲームアプリは新たにハードウェアを購入するなどコストをかけて準備する必要がなく、スマートフォンやタブレットから手軽に利用できるため、ユーザーの心理的なハードルを下げられるというのもメリットの1つです。
ARゲームの作り方
実際にARゲームを作るには、どのような方法があるのでしょうか。ARゲームの開発方法は「開発キットによる自作(内製)」と、「開発会社への依頼(外注)」の2つに大きく分かれます。ここからは、それぞれの作り方について解説します。
開発キットを使用して自作する
各社が一般公開している開発キットや開発環境を使用すれば、ARゲームの自作も可能です。ARゲームの開発で利用されている代表的な開発キット・開発環境には「Unity」「Unreal Engine」「ARKit」「Vuforia」などがあります。特に「Unity」は世界中の開発者から多くの支持を獲得しており、「ポケモン GO」など人気ゲームの開発にも使用されています。
しかし、ARゲームの自作は初心者にはハードルが高いというのも事実です。「Unity」を含めて技術的な専門知識がなくても開発を進められるものもありますが、それは簡単なゲームに限られるため、さまざまな機能を持つゲームを開発するためにはプログラミングに関する知見・ノウハウが欠かせません。
AR開発会社に依頼する
開発キットによる自作は初心者にはハードルが高く、特にAR技術を取り入れたゲーム開発は現実的とは言えないのが現状です。ARゲームの開発経験を持つ人材が不在の場合は、プロフェッショナルであるAR開発会社へ依頼するのも選択肢の1つだと言えます。
AR開発会社に依頼すれば環境整備や学習コストが不要なだけでなく、経験豊富なプロフェッショナルによる開発が叶うため、短期間でクオリティの高いARゲームを開発できる可能性があります。また、完成後の運用・保守もまとめて依頼できる会社を選べば、不具合の修正や機能改善などの対応もスムーズでしょう。
アプリ開発の費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万~300万円 |
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まとめ|ARゲームのご相談はPRONIアイミツへ
本記事ではARゲームの概要やVRゲームとの違い、ARゲームの開発方法などを解説するとともに、人気のARゲームアプリを紹介してきました。ARゲームは開発キットや開発環境を活用すれば自作も可能ですが、相応の経験や知識、技術が求められるため初心者には不向きなのも事実です。開発者が社内にいないという場合は、外部の開発会社への依頼も検討してみてはいかがでしょうか。
「PRONIアイミツ」では、貴社のご要望やご予算をうかがった上で複数の開発会社を無料でご紹介可能です。ARゲーム開発に関する悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。
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