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iOS・iPhoneアプリの開発方法とは?流れ、必要な開発環境、言語など初心者向けに徹底解説!

更新日:2024.01.24

2008年に日本でiPhoneが発売開始されて以来、これまでに数限りないiOS・iPhoneアプリが開発されてきました。15年が経過した現在でも、その勢いは留まるところを知りません。そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、iOS・iPhoneアプリについて知りたい、あるいは開発したいという方に向けて気になるポイントを徹底解説。iOS・iPhoneアプリの概要、開発言語、開発環境を始め、開発方法やその流れ、リリースする手順などについて、詳しく説明します。iOS・iPhoneアプリの開発を依頼できるおすすめの会社も厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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iOS・iPhoneアプリとは?

iOSとは、Appleが開発したOS(オペレーティングシステムの略。デバイスなどを操作するための基本となるソフトウェア)の1つで、iPhoneやiPadなどのApple製品に搭載されているものです。iOSアプリとは、iOS上で動作するアプリケーションを指します。
また、そのうちスマートフォンであるiPhone上で動作するアプリケーションをiPhoneアプリとも呼びますが、両者は同義として扱われることも多く、iPadに対応しているアプリケーションであってもiPhoneアプリと呼ばれることがあるなど、明確に使い分けているシーンはそう多くはないようです。本記事では、単にiOSアプリ、もしくは両者を併せてiOS・iPhoneアプリと表記しています。

AndroidアプリとiOSアプリの違い

iOSアプリに対し、Googleが開発したOSであるAndroid上で動作するアプリケーションは、Androidアプリと呼ばれています。世界的に見るとiOSに比べてAndroidのシェア率が圧倒的に高く、iOSのシェアが優勢と思われていた日本においても、近年はAndroidがシェアを伸ばしてきているようです。
開発したiOSアプリを公開するためには、Apple運営のダウンロードサービス「App Store」に申請する必要があります。同じように、Androidアプリについても、公開のためにはGoogleが運営する「Google Play」への申請が必要です。それぞれ申請から公開までに審査が行われますが、App StoreのほうがGoogle Playよりも、審査期間が短い傾向にあると言われています。
なお、現在は、iOS・Androidの双方で動作するアプリケーションも多数存在しています。つまり、開発の難易度や実現できるアプリケーションの内容はエンジニアのスキルにかかっており、一般的に大きな違いはありません。

詳しくは以下の記事をご覧ください。
▼関連記事
Androidアプリを開発するには?開発の流れや必要なものを初心者向けに徹底解説

iOS・iPhoneアプリ開発に必要なもの

iOS・iPhoneアプリの開発を進めるためには、まず必要なものを事前に準備しなければなりません。iOS・iPhoneアプリの開発に必要となる主なものは以下の4点です。

iOS・iPhoneアプリ開発に必要なもの
  • 「パソコン(Mac)」
  • 「iPhone」
  • 開発言語
  • 開発環境

以下より、それぞれについて順に解説します。

パソコン(Mac)

開発作業を実施するために、まずはパソコンが必要です。開発自体はWindowsパソコンでもできないことはありませんが、iOS・iPhoneアプリをリリースする際にmacOSを介する必要があり、主流の開発環境であるXcode(詳細は後述)はmacOS上で動作するため、Macパソコンを用意することをおすすめします。また、求められるスペックの目安は、次のとおりです。

求められるスペック
  • OS:macOS 10.15.2以上
  • CPU:Core i5以上
  • メモリー:8GB以上
  • ストレージ容量:256GB以上

これらはあくまで目安ですが、iOS・iPhoneアプリの開発では、高速処理を要する動画編集などを行わない限り、それほど高いスペックは必要ないと言われています。

iPhone

開発したiOS・iPhoneアプリの動作を実際に確認するため、iPhoneの実機が必要です。特に大きなストレージ容量は必要ありませんが、最低限、開発したアプリのファイルが保存できるだけの容量は不可欠になると思われます。また、端末の機種によってテスト結果が異なる場合があるため、可能な限りさまざまな世代のiPhoneが用意できると理想的です。

開発言語

iOS・iPhoneアプリの開発で利用される言語(プログラミング言語)は、Swift・Objective-C・JavaScript・C#・Pythonなどです。それぞれについて詳しくは後述しますが、いずれにせよ、それらの開発言語によってプログラミングができるスキルを備えたエンジニアも必要となります。また、開発言語は世代によって文法などが異なる場合もあるため、書籍やWebサイトといった情報を参考にする場合は、バージョンを確認するなどの注意が必要です。

開発環境

iOS・iPhoneアプリの開発を効率的に進めるには、開発環境を適切に整える必要があります。まず、インターネット環境は、ツールのダウンロードやアップデートを実施するためにも欠かせません。また、開発作業をスムーズかつスピーディに進めるための、XcodeやXamarinといった環境のインストールも不可欠です。なお、XcodeやXamarinについては、後ほど詳しく解説します。

iOS・iPhoneアプリの主な開発言語

iOS・iPhoneアプリの開発で利用される主な言語(プログラミング言語)は以下の5つがあります。

iOS・iPhoneアプリの主な開発言語
  • Swift
  • Objective-C
  • JavaScript
  • C#
  • Python

それぞれ特徴があるため、状況に合わせて適切な言語を選択することが大切です。以下より、各開発言語について、順に解説します。

  詳しくは以下の記事をご覧ください
▼関連記事
iOSアプリの開発におすすめの言語と選び方

Swift

Swiftは、Appleが開発したiOS・iPhoneアプリ用のプログラミング言語です。次項で触れるObjective-Cをベースに開発されたため互換性があり、シンプルな記述が可能な上に処理が高速であるという特徴があります。また、開発を効率化するためのフレームワーク(開発に必要となる機能や定型処理、ライブラリなどをまとめたもの)が充実していることもあり、学習コストが比較的かからず、初心者でも扱いやすい言語です。

 ▼関連記事
Appleが推奨するSwiftってどんな言語?【2023年最新版】 

Objective-C

Objective-Cは、歴史あるプログラミング言語であるC言語をベースに開発されたオブジェクト指向型(データ構造と手続きをまとめたオブジェクトという単位でプログラムを構築する考え方)の言語です。ライブラリが豊富に存在する上、処理速度が速いという特徴があります。以前は、iOS・iPhoneアプリの開発における主流のプログラミング言語でしたが、Swiftの登場によって使用される機会は減少しました。それでも、多くのアプリを生み出してきた実績があるため、まだまだ一定の需要があります。

JavaScript

JavaScriptは、Webブラウザ上で動作し、画像やアイコンの拡大表示、ポップアップ、アニメーション、フォームに入力された内容のチェックなど、主にWebページに動きを加えるために利用されるプログラミング言語です。汎用性が高いため、iOS・iPhoneアプリの開発にも多く利用されています。また、近年はWebブラウザといったフロントエンド側だけではなく、サーバー上(バックエンド側)でJavaScriptを動作させるしくみも登場し、ますます活用の幅が広がっています。

C#

C#は、元々はWindows用にMicrosoftが開発したプログラミング言語でしたが、現在では、iOS・iPhoneアプリを始め、Androidアプリや組み込み系アプリなどWindows向け以外の開発でも使われており、汎用性の高いオブジェクト指向型言語として重宝されています。また、多くのユーザーを持つゲームエンジンであるUnityでサポートされていることもあり、パソコンやスマートフォンのほか、さまざまなプラットフォームにおけるゲーム開発にも活用されている言語です。

Python

Pythonは、C言語を基にして開発され、シンプルな記述でさまざまな処理が実現可能なプログラミング言語です。統計処理やデータ分析が得意ということもあり、AI・ブロックチェーンなど比較的新しい分野での活用で注目を集めていますが、iOS・iPhoneアプリを始め、Androidアプリの開発にも利用できます。また、豊富な標準ライブラリを備えていることも大きな特徴で、それによりソースコードの記述量を最小限に抑えられるため、初心者でも学習しやすく、扱いやすい言語です。

iOS・iPhoneアプリの開発環境

iOS・iPhoneアプリの開発では、以下の2つの開発環境を活用するのが一般的です。

iOS・iPhoneアプリの開発環境
  • Xcode
  • Xamarin

それぞれの特徴を考慮しながら、開発したいアプリの内容などに合わせたものを選択する必要があります。以下より、Xcode・Xamarinのそれぞれについて、順に解説します。

Xcode

Xcodeは、Appleが提供している統合開発環境です。macOSやiOSを搭載したApple製品向けのアプリケーション開発に特化しており、ファイル管理・コンパイル・ビルド・検証・デバッグなど、一連の工程がシームレスに実現できるため、効率的かつスピーディに開発が進められます。
また、Swift・Objective-C・Java・C++・C言語など、多くのプログラミング言語に対応しており、iOS・iPhoneアプリの開発においては主流となっているほか、macOSアプリ・Apple TVアプリ・Apple Watchアプリの開発も可能です。なお、Xcodeは、App Storeにて無料で配布されているため、Macパソコンがあれば誰でも利用できます。

Xamarin

Xamarinは、Microsoft製品であるVisual Studioの一部として提供されるオープンソースの開発環境です。使用言語はC#で、さまざまなiOS・iPhoneアプリが開発できるだけではなく、AndroidやWindowsなどに対応したクロスプラットフォームの開発もできます。ただし、2024年5月1日にすべてのサポートを終了することがMicrosoftより公表されており、以降はバグフィックス(不具合を修正すること)などの提供が実施されません。また、WindowsパソコンでもXamarinを利用してiOS・iPhoneアプリのプログラムを記述することは可能なものの、最終的にアプリケーションの形として公開するには、Macパソコンが不可欠となることにも注意が必要です。

iOS・iPhoneアプリはWindowsでは開発できない?

iOS・iPhoneアプリはWindowsパソコンでも開発できるのでしょうか。結論から申し上げると、XamarinやEclipseといった環境を活用することで、開発自体は可能です。ただし、専用のダウンロードサービスであるApp Storeに、完成したiOS・iPhoneアプリをアップロードする際、macOS専用のツールを利用することになるため、最終的にはMacパソコンが必要となります。また、iOS・iPhoneアプリの開発環境として主流となっているXcodeは、macOSのみにしか対応していません。そのため、Xcodeを利用した開発は、Windowsパソコンでは基本的に不可能です。
以上を総合的に考慮すると、iOS・iPhoneアプリの開発は、Macパソコンで行うのが効率的であると言えます。実際、ほとんどのiOS・iPhoneアプリは、Macパソコンを利用して開発されているのが現状です。

iOS・iPhoneアプリ開発の流れ

ここまで、iOS・iPhoneアプリの開発に必要なものを始め、主な開発言語や開発環境について見てきましたが、ではそれらを活用した実際の開発は、どのような流れで進めるのでしょうか。以下より、iOS・iPhoneアプリ開発の流れについて、解説します。

①開発環境の準備

iOS・iPhoneアプリを開発するには、開発環境を準備する必要があります。ここでは、Macパソコンおよび主流の統合開発環境であるXcodeを利用する前提で話を進めます。
まず、App Storeを始めとするAppleのサービスを利用するには、Apple IDと呼ばれるアカウントが必要です。Apple IDは、Macパソコン上で「システム設定」→「Apple IDでサインイン」→「Apple IDを作成」と進めるか、App Storeを開いて、「サインイン」→「Apple IDの作成」と進めることで作成できます。
続いて、Xcodeのインストールです。作成したApple IDを利用してApp Storeにサインインした状態で、検索ボックスに「Xcode」と入力します。表示されたXcodeの画面にて、「入手」ボタンを押下することによってダウンロードおよびインストールが開始されます。

②企画

次に、開発するiOS・iPhoneアプリについての企画立案です。「何を目的にどういったアプリを開発するのか」「主なターゲットは誰か」「どのようなデザインにするのか」など、詳細な内容を検討します。必要な予算・要員などのコストやリソースを導出し、目指すべき費用対効果を明確にしておくことも重要です。
企画は、関係者全員がアプリの完成形をイメージできるよう、時間をかけて慎重に詰めていく必要があります。開発を進めていくにあたって何らかの問題が生じた際には、判断の指針として立ち戻る重要なものとなるからです。

③設計

次に、企画の内容を基に、設計を実施します。iOS・iPhoneアプリの画面構造や実装すべき機能、デザインなど、企画のプロセスで立案された内容を具体的な仕様に落とし込むイメージです。
設計された内容は、開発期間やスケジュールも加味しながら、設計書としてまとめます。設計書は、次のプロセスである開発において大いに活用されるだけではなく、関係者間での意識統一や完成後のメンテナンス実施のためにも非常に重要なものです。ユーザビリティ(使い勝手)などの品質にも関わるため、丁寧に作成する必要があります。

④開発

設計が完了したら、次は実際にiOS・iPhoneアプリを形作っていく開発プロセスです。統合開発環境であるXcodeにて、Swiftなどのプログラミング言語を利用しながら、設計書を基に開発を進めます。
Xcodeでは最初に、作成するアプリケーションの内容に応じたテンプレートを選択した上で、プロジェクトを作成する必要があります。プロジェクトとは、ソースコードや設定ファイルなど、アプリケーションを構成する要素をまとめて管理するものです。プロジェクト作成後、表示されるエディタ画面にて、プログラミングを実施します。なお、プログラミングの際は、適宜コメントを挿入するなどの工夫によって、誰が見ても処理の内容やその流れが分かるように配慮することが大切です。また、問題発生時に早めの対策を講じるためにも、開発の進捗状況は関係者間で随時共有するようにします。

⑤テスト

開発プロセスの次は、企画や設計の内容が的確に実現できているか、操作は快適に行えるか、処理スピードに問題はないかなどを確認するテストのプロセスです。テストコードを利用した機能別の単体テストから、実際の本番稼働を想定した運用テストまで、段階を踏んで対象範囲を広げながら実施の上、バグなどの不具合があれば修正します。
テストは、iOS・iPhoneアプリの品質を高めるための極めて重要なプロセスです。iOSシミュレーター(Xcodeに付属するテストツール)によって実施することも可能ですが、iPhone端末(実機)を利用して行うのが理想と言えます。また、世代の異なる複数のiPhoneによって実施できればより安心です。

⑥リリース

テストによって発覚したバグなどの不具合修正が完了し、問題ないと判断されたら、次はいよいよリリースです。前述したとおり、iOS・iPhoneアプリのリリースは、Appleが運営するApp Storeにて行います。
リリースは、Apple Developer Programの登録やApp IDの作成など、一定の手順を踏みながら進めることが大切です。具体的な方法については、次章にて詳しく解説します。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるアプリ開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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iOS・iPhoneアプリをリリースする手順

完成したiOS・iPhoneアプリをリリースするには、上述したように、一定の手順を踏んでいく必要があります。各手順について、以下より詳しく解説します。なお、2023年4月25日以降、新たなApp Storeへの提出要件が適用開始され、リリースする際のiOS・iPhoneアプリは、Xcode 14.1以降のバージョンでビルドすることが求められるようになったため注意が必要です。

Apple Developer Programの登録

最初のステップは、Apple公式のメンバーシップであるApple Developer Programへの登録です。
登録は、同Programの公式サイト(https://developer.apple.com/jp/programs/)にアクセスし、右上にある「登録」のリンクから、名前・住所・電話番号などの必要項目を入力することで完了します。
なお、登録には、Apple IDとクレジットカード、および法人の場合はD-U-N-S®番号(企業法人を識別するための、9桁の固有番号)とWebサイト(コーポレートサイト)が必要です。クレジットカードは、年額で99ドル(1ドル140円換算で1万4,000円弱)の費用を支払うために利用します。Apple Developer Programに登録することで、作成したiOS・iPhoneアプリをApp Storeに公開できるようになります。

App IDの作成

次に、App IDを作成します。App IDは、公開するiOS・iPhoneアプリを識別するために必要となるものです。
App IDは、Apple Developer Programに登録することでアクセスが可能となるApple Developer(https://developer.apple.com/account/)より、メニューにある「Certificates, IDs & Profiles」を選択し、画面の指示に従って進めることで作成が可能です。
なお、App IDには、単一のアプリで使用されるExplicit App IDと、複数のアプリで使用されるWildcard App IDの2種類があります。特段の事情がない限りは、Explicit App IDを選択すれば問題ないはずです。

AppStore Connectに登録

続いて、AppStore Connectへの登録です。AppStore Connect(https://appstoreconnect.apple.com/)にアクセスの上、メニューより「マイ App」を選択し、アプリケーションの名称やApp IDなどを入力していきます。
なお、AppStore Connectは、公開するiOS・iPhoneアプリを管理するサイトで、必要となるファイルのアップロードや審査の申請もここから行います。また、iPhoneやiPadを利用した売上やダウンロード数のモニタリング、App Store Review(Appleの審査サイド)への返信なども可能です。

アプリの基本情報を設定

AppStore Connectにて登録を進めていくと、iOS・iPhoneアプリの基本情報を設定する画面へと切り替わるので、ここでサイドバーから「App Review」を選択し、アプリケーションの概要や説明文、プロモーションのためのテキスト、サポートのためのWebサイトURLなどを入力し、スクリーンショット画像のアップロードを実施します。
また、サイドバーにある「App情報」や「価格および配信状況」のメニューから、アプリのサブタイトルや価格、配信したい国などの入力も必要です。さらに、「Appのプライバシー」より、プライバシーポリシーが掲載されたWebページのURLなども設定します。これでアプリの基本情報に関する初期登録は完了です。

Xcodeからアプリをアップロードする

次はいよいよ、開発したiOS・iPhoneアプリをApp Storeへアップロードするステップです。アップロードには、統合開発環境であるXcodeを利用します。Xcodeにて開発したアプリを起動し、アプリアイコンが正しく設定されているか、ビルドは問題ないか、アプリ名(Bundle display name)に誤りはないかなどを改めて確認しておくことが大切です。
問題なければ、Xcodeにてビルドの対象を「Any iOS Device」に変更し、上部メニューから「Product」→「Archive」と進めます。アーカイブが完了するまでしばらく待ったあと、続いて「Distribute App」より「App Store Connect」→「Upload」を選択の上、次の画面で「Include bitcode for iOS content」と「Upload your app's symbols to receive symbolicated reports from Apple」にチェックします。さらに、「Automatically manage signing」を選択し、最後に「Upload」をクリックすればアップロードは完了です。
なお、その後再びAppStore Connectにアクセスし、ビルド情報を編集する必要があります。メニューの「マイ App」より当該アプリを選択し、「Build」の右側にある「+」をクリックして内容を確認の上、画面の指示に従って必要情報を入力していきます。

アプリを申請し、承認とリリースを待つ

最後に、審査のためのアプリ申請です。AppStore Connectにて「審査に追加」をクリックすると、審査のための準備が整った旨のメールが届きます。その状態で、AppStore Connectより「申請」をクリックし、審査の開始を待つように促すメールが届いたら、申請は完了です。
なお、審査が開始されるまで数時間から数日かかる上(開始された旨のメールが届く)、審査が完了するまでにはさらに数時間から数日を要します。しかるべき期間が経過したのち、申請が受け入れられたメール、および公開準備が完了したメールの2通が届けば、晴れて審査通過です。これまで入力した情報などに特に問題がなければ、App Storeにて自動で配信が開始されます。

【入門編】より簡単にiOS・iPhoneアプリを開発する方法

ここまで見てきたとおり、iOS・iPhoneアプリの開発にはさまざまなプロセスがあり、それらを丁寧に進めていく必要があるため、初心者はスムーズに実現できず、壁にぶつかってしまう恐れもあります。そこで、初心者でも実施できる入門編として、より簡単にiOS・iPhoneアプリを開発する方法を紹介します。

iOS・iPhoneアプリ開発ができるツールを使う

現在は、iOS・iPhoneアプリの開発をスムーズに進めるための便利なツールが数多く存在します。それらの活用によって、初心者でもより簡単にiOS・iPhoneアプリの開発を実現することが可能です。ここでは、「Yappli」と「Adalo」を取り上げ、それぞれの特徴や活用事例などについて解説します。

おすすめツール①Yappli

Yappliは、東京都港区に本社を構え、大阪や福岡にも拠点を持つヤプリが提供するアプリケーション開発用プラットフォームです。
豊富な外部サービス連携と50以上の多様な機能で、iOS・iPhoneアプリの開発から運用・分析までをノーコード(プログラミング不要)で実現できる上、企画提案からデザイン制作、App Storeへの申請、リリース後の運用まで、充実したサポートが用意されています。料金体系は、初期制作費用+月額費用で構成され、詳細は要問い合わせとなりますが、相談によって要望に合わせた最適なプランの提案を受けることが可能です。
自治体・医療機関・学校法人・金融機関・メーカー・アパレル・食品・エンタメなど、さまざまな業界において600社を超える導入実績があり、マーケティング支援、コミュニケーション刷新、DX推進といったあらゆる課題の解決に活用されています。

おすすめツール②Adalo

Adaloは、アメリカの企業であるAdaloが提供するアプリケーション開発用プラットフォームです。
ノーコードでiOS・iPhoneアプリの開発が進められる上、UI(ユーザーインターフェース)がシンプルで簡単に編集できることを特徴としており、アイコンやボタンなどのパーツを配置するだけで、実装する機能やさまざまなデザインを手軽に実現できます。また、無料で利用できるFreeプランから、月額200ドルのTeamプランまで、4種類の料金プランが用意されており、状況に合わせて選択できるのもポイントです。
SNSアプリ、マッチングアプリ、注文・予約アプリ、情報シェアアプリ、キャリア支援アプリなど、さまざまな業界における幅広い用途に向けたアプリ開発に活用されています。

アプリ開発会社に外注する

より簡単にiOS・iPhoneアプリを開発するために、外部のアプリ開発会社に委託する方法、いわゆる外注もおすすめです。優秀なアプリ開発会社であれば、iOS・iPhoneアプリの開発経験豊富なプロフェッショナルが多数存在するため、ハイクオリティな成果物が期待できます。また、自社でエンジニアを調達し、開発環境を用意する必要がなくなるため、委託料金を支払ったとしても、結果的に費用対効果が高くなることも多いのです。
ただし、優秀なアプリ開発会社を選定するためには、さまざまな開発手法によるコストやリスクなど最低限の知識を持った上で、できる限り多くの委託候補先から見積もりをもらい、慎重に比較検討を進める必要があります。

iOS・iPhoneアプリ開発におすすめの開発会社5選

上述したとおり、より簡単にiOS・iPhoneアプリを開発するためには、アプリ開発会社に外注するのも1つの方法です。そこで以下より、iOS・iPhoneアプリ開発におすすめの開発会社を厳選して5つ紹介します。ぜひ、自社に合致したアプリ開発会社を選定する際の参考にしてください。

株式会社ナノコネクト

株式会社ナノコネクトのアプリ開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社ナノコネクト http://www.nanoconnect.co.jp/

こんな人におすすめ ・クラウドと連携したiOS・iPhoneアプリ開発を検討している方
・ゲーミフィケーションのビジネス適用に興味がある方
・自社が抱えているさまざまな業務課題について相談したい方  

掲載実績・事例(4件)
  • 実践型オンラインEdTechサービス Biz-Ex
    • Androidアプリ開発
    • 通信・IT・ソフトウェア(その他)
    • 費用:費用公開なし
    出典:株式会社ビジネスコンサルタント
  • ジャンカラ会員サービス
    • Androidアプリ開発
    • サービス(その他)
    • 費用:費用公開なし
    出典:株式会社TOAI
  • みんなで作るバリアフリーマップ WheeLog!
    • iOSアプリ開発
    • 官公庁・公社・団体
    • 費用:費用公開なし
    出典:一般社団法人WheeLog
    課題
    当初、他社にサンプルアプリの開発を依頼していましたが、完成物は「いかにもツール」といった魅力に欠けるものでした。ユーザーからの情報を集めるためにはユーザーが「能動的に発信したくなる」魅力が必要です。そんな中展示会で、ゲームに熱中する要素をシステムに組み込み、魅力的なサービスを開発するテクニックであるゲーミフィケーションの先駆者である弊社に出会い、既存サービスのリニューアルを依頼されるに至りました。
    解決
    アプリの分析・課題の洗い出しを経て、ゲーミフィケーションを組み込んだ改善案をご提案した結果、
    弊社でイチから一貫して企画・設計・開発・運用をお手伝いすることとなりました。

    開発段階で私達は「成長の可視化」と「エンターテイメント性」による利用促進・拡散にこだわりました。
    WheeLog!は幅広いゲーミフィケーション要素が組み込まれ、「ファンを創出するサービス」に生まれ変わりました。
    効果
    現在WheeLog!は多くのユーザーに愛されています。
    しかしまだまだ目標の途中です。WheeLog!の目標は情報で車いす生活を豊かにし、世界の車いすユーザーのために貢献すること。
    その大きな目標達成に向け、ナノコネは織田さんの想いに賛同して集まった多くの仲間やユーザーと共に邁進し続けます。

ナノコネクトは、兵庫県神戸市に本社を構えるアプリ開発会社です。多くの企業がスマートフォンとクラウドを活用してマーケットを創出している現代を見据え、iOS・iPhoneアプリの開発を始め、クラウドサービスと連携したアプリやシステムの開発、AIによるビッグデータの分析・予測、ゲーム理論をビジネスに応用するゲーミフィケーションを適用した新たなサービスの提供などに注力しています。
そのほか、コンサルサービス企画提案、業務システム開発、組み込みソフトウェア制御システム開発、デザイン・UX/UI設計、イラスト制作など、サービスの提供分野は幅広く、あらゆるビジネス課題をすべて一社で解決できることが大きな強みです。

予算感 要問い合わせ
設立年 2006年
従業員数 100-499人
取引先情報 ・アパートやマンションなどの総合的な運営管理を提供する「大東建託パートナーズ」
・大手電気通信事業者「NTTドコモ」  
会社所在地 兵庫県神戸市中央区浪花町59 神戸朝日ビルディング23F
電話番号 078-331-6333

アップフロンティア株式会社

アップフロンティア株式会社のアプリ開発サービスのホームページ画像
出典:アップフロンティア株式会社 https://up-frontier.jp/

こんな人におすすめ ・iOS・iPhoneアプリ開発の実績豊富な開発会社を探している方
・企画立案から運用・保守までワンストップでのサポートを求めている方
・XRやIoTなど先端技術を駆使したアプリ開発を検討している方  

掲載実績・事例(27件)
  • 株式会社 Media Shakers(株式譲渡:株式会社サイバーエージェント)のiphoneアプリ開発
    • iPhoneアプリ開発
    • Webサービス・アプリ
    • 費用:費用公開なし
    出典:株式会社 Media Shakers(株式譲渡:株式会社サイバーエージェント)
    課題
    メディア・ネット広告・ゲーム等の事業を展開する企業がクライアント。R25世代のビジネスパーソンを対象としたフリーマガジンのiPhoneアプリを開発したいという依頼。
    解決
    クライアントニーズを受け、以下のような電子書籍アプリを開発。

    ・R25編集部が発行した「大人のマナー」を電子書籍アプリ化
    ・起動後にINDEX画面を表示することで、コンテンツ一覧の確認が可能
    ・ニーズに合わせて必要な項目へすぐにスキップすることが可能
    効果
    クライアントが発行するフリーペーパーの電子書籍アプリ版が完成。いつでもどこでもスマホ一台で大人の基本マナーを確認することが可能となっており、ターゲットにとって実用性の高いアプリに仕上がっています。
  • 興和株式会社のiphoneアプリ開発
    • iPhoneアプリ開発
    • 専門商社
    • 費用:費用公開なし
    出典:興和株式会社
    課題
    総合商社がクライアント。花粉症の方を対象に、当日の花粉予報をキャラクターがお知らせするスマホアプリを開発したいという依頼。
    解決
    クライアントニーズを受け、日本気象協会と弊社が提供する天気予報APIを活用して以下のようなアプリを開発。

    ・居住エリアの花粉予報を画面に表示
    ・花粉注意度合いをコメントで表示
    ・花粉対策商品をタップして花粉を撃退するゲーム機能も搭載
    効果
    おなじみの人気キャラクターが花粉の予報や注意度合いを知らせてくれるアプリが完成。親しみやすさと機能性を両立した、花粉症の方に役立つアプリをリリースすることができました。
  • ルイ・ヴィトンジャパン株式会社のiosアプリ開発
    • iOSアプリ開発
    • アパレル
    • 費用:費用公開なし
    出典:ルイ・ヴィトンジャパン株式会社
    課題
    ラグジュアリーブランドを展開する企業がクライアント。ラグジュアリーウォッチとして知られる「TAG Heuer」のiOS版アプリを開発したいという依頼。
    解決
    クライアントニーズを受け、以下のような機能を搭載したアプリを開発。

    ・カタログ閲覧機能
    ・ニュース配信機能
    ・ブランドの歴史を収めたコンテンツの掲載
    ・HD動画
    ・全国の店舗情報
    効果
    ブランドの世界観を堪能できる充実した機能と情報を搭載したアプリが完成。創業150周年を記念してリリースされたモデルがアプリ上で時を刻むプレミアムなコンテンツも搭載。
    ブランドのファンのロイヤリティ向上に繋がるアプリに仕上がっています。

アップフロンティアは、東京都渋谷区に本社を構えるアプリ開発会社です。2008年における日本でのiPhone発売時からスマートフォンアプリ開発を手掛けており、開発だけではなく運用案件での数多い実績も活かしながら、iOS・iPhoneアプリのリリース後も含めた長期的なサポートを提供しています。
また、XRアプリ開発・IoTアプリ開発・TV系アプリ開発・サーバーアプリ開発・Webサイト制作など、基本的なWebサイトの構築から最先端技術を活用したアプリ開発まで幅広く手掛けているほか、企画立案、UX/UIデザイン、運用・保守など、すべての工程をワンストップで提供可能です。

予算感 要問い合わせ
設立年 2005年
取引先情報 ・大手損害保険会社である「三井住友海上火災保険」
・大手総合不動産会社である「三井不動産」  
会社所在地 東京都渋谷区神宮前5-7-20 神宮前太田ビル4F
電話番号 03-6427-4711

株式会社LionGarden

株式会社LionGardenのアプリ開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社LionGarden https://lion-garden.com/

こんな人におすすめ ・iOS・iPhoneアプリによる新規サービスを検討している方
・新規事業の立ち上げについて相談したい方
・迅速な開発を求めている方  

掲載実績・事例(10件)

LionGardenは、東京都渋谷区に本社を構えるアプリ開発会社です。Python、Unity、Node.js、Vue.jsなど、多様なプログラミング言語や開発環境における実績があり、新規開発・共創力・最新技術の3点を強みとして多くのクライアントからの支持を得ています。特に、新規サービスや新規事業の立ち上げに伴うアプリの開発に特化することで数多くの実績を残しており、そのうち90%以上がクライアントからの直接依頼となっています。
また、自社プロダクトを持っていることもポイントの1つで、マッチングサービス・オンラインオークションシステム・ポートフォリオサービスなど、さまざまな機能をあらかじめ備えたテンプレートを活用することにより、スピーディな開発が可能です。

予算感 要問い合わせ
設立年 2013年
従業員数 10-29人
会社所在地 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷7階

株式会社ファースト・スクラッチ

株式会社ファースト・スクラッチのアプリ開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社ファースト・スクラッチ https://lp.1st-scratch.co.jp/

こんな人におすすめ ・アイデアはあるがその具現化に苦労している方
・iOS・iPhoneアプリの開発におけるすべてを一括して任せたい方
・一部機能のみなど部分的なサポートを求めている方  

掲載実績・事例(18件)

ファースト・スクラッチは、東京都新宿区に本社を構えるアプリ開発会社です。「アイデア丸投げOK」を謳っており、アイデアさえあれば企画提案から設計・構築、運用サポートまで、徹底したコスト削減と柔軟性の高い開発により、一気通貫でトータルサポートを実現します。
また、iOS・iPhoneアプリを開発するだけではなく、App Storeへの申請、リジェクト(審査不合格)への対応、運用・保守まで、すべてを一括で依頼することが可能なほか、課金やPush通知のみといった部分的なサポートも相談可能です。

予算感 アプリ開発:300~1,200万円
設立年 2021年
従業員数 5-9人
取引先情報 ・オンラインクレーンゲームを提供する「DC7」
・ファッションに特化したクローゼットサービスを提供する「MONOLITH」  
会社所在地 東京都新宿区四谷4−28−14パレ・ウルー3F
電話番号 03-4400-6366

株式会社研美社

株式会社研美社のアプリ開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社研美社 https://www.kenbisha.com/cms/raporeru/

こんな人におすすめ ・ショップの集客や販売促進を目的にアプリを開発したい方
・iOS・iPhoneアプリのデザインから運用までを一括で任せたい方
・ユーザー増加・売り上げ向上などアプリのリリース後も手厚いサポートを求める方  

掲載実績・事例(5件)
  • Suphab Thai modern cafe
    • インタビューあり
    • Androidアプリ開発
    • 流通・小売(その他)
    • 費用:11万円~30万円
  • 料亭 天繁
    • iOSアプリ開発
    • 流通・小売(その他)
    • 費用:11万円~30万円
  • 食堂 煮ト炉
    • iOSアプリ開発
    • 食品
    • 費用:11万円~30万円

研美社は、大阪府大阪市に本社を構えるアプリ開発会社です。オリジナルアプリ制作を通じて飲食店などのショップにおける集客・販売のサポートを実現するサービス「ラポレル」を展開し、iOS・iPhoneアプリのデザインから初期設定、App Storeへの申請、リリース後の運用フォローまで、すべてを一括して提供しています。また、アプリを浸透させるための販促用POPやチラシの制作、さらには訪問やWeb面談によるサポートもサービスに含まれており、ユーザー増加や売り上げ向上のためのマーケティング支援まで対応することが可能です。

予算感   オリジナルアプリ制作サービス「ラポレル」初期設定料金19万8,000円、月額費用2万円(税抜き)  
従業員数 30-99人
取引先情報 ・高知県の印刷会社「西村謄写堂」
・大阪の本格スパイスカレー店「YOGI KITCHEN」  
会社所在地 大阪府大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル (5F事務所、B1F工場)
電話番号 06-6351-1766

iOS・iPhoneアプリ開発の費用

iOS・iPhoneアプリの開発費用は、アプリの内容や種類、構成要素、機能の多寡などによって大きく変わってきます。
例えば、App Storeに公開されているような「ネイティブアプリ」では、基本的にiOS・iPhoneに特化した開発が必要となるため、Webブラウザを利用することにより1つのプログラムでマルチデバイスに対応できる汎用的な「Webアプリ」よりも高額となるのが一般的です。「ハイブリッドアプリ」は、「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」の双方の特徴を有したものですが、費用も中間的な位置付けとなり、「ネイティブアプリ」よりは安価になると考えられます。
また、アプリの種類別に見てみると、カタログ・フリーペーパー系の比較的機能がシンプルなアプリで50万~100万円程度、ゲームなど機能が豊富で高度な処理が求められるアプリや、位置情報を利用するような複雑な機能を有したアプリでは300万~1,000万円程度が相場の目安です。
そのほか、見落としがちな費用として、Apple Developer Programへの登録料(年額で99ドル、1ドル140円換算で1万4,000円弱)や、アプリをリリースした後のフェーズとなる運用・保守にかかる費用(外部委託する場合は対象範囲やアプリの規模、作業内容などに応じて数十万~数百万円程度)があるため、予算計画の際には注意する必要があります。
なお、ここで示した金額はあくまで目安であり、外部のアプリ開発会社に委託する場合は、要件を丁寧に説明した上で詳細な見積もりを取得し、慎重に検討することが重要です。費用について疑問が生じたり、不安を感じたりする場合は、ぜひ「アイミツ」にご相談ください。複数の開発会社から、無料で一括見積もりを取得することも可能です。

【低予算で作りたい方必見!】アプリ開発に使える補助金・助成金まとめ

課題解決につながるアプリを開発するには、それなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にアプリ開発に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。

システム開発・アプリ開発で使える補助金の種類と補助額
最大補助額 補助率 申請方法
IT導入補助金 450万円 1/2以内 電子
ものづくり補助金 3,000万円 1/2または2/3 電子
持続化補助金 200万円 3/4 電子または郵送

IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)

「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入などのアプリ開発・システム開発にかかる費用の一部を補助します。補助額は最大450万円・補助率1/2以内です。

出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/ 

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ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)

「ものづくり補助金」は、中小企業・小規模事業者が制度変更などに対応するための革新的サービス開発、設備投資などを支援する補助金です。「通常枠」「デジタル枠」「グローバル市場開拓型」などが設定されています。最大補助額は5000万円で、補助率は1/2または2/3です。

出典:ものづくり補助金総合サイト https://portal.monodukuri-hojo.jp/

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持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)

「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は通常枠で50万、その他の枠で200万円で、ウェブサイト関連費の補助率は1/4です。

出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/

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アプリ開発に使える補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう

補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。

しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。

「アイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいアプリ開発会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

※補助金については2023年7月時点の情報をもとにご説明しています。

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iOS・iPhoneアプリを開発するなら必要な開発環境や言語、流れを理解しておこう

以上、iOS・iPhoneアプリについて重要なポイントを説明しました。iOS・iPhoneアプリの概要、開発言語、開発環境を始め、開発方法やその流れ、リリースする手順、iOS・iPhoneアプリの開発を依頼できるおすすめの会社まで、基礎知識が身についたかと思います。
これまで見てきたとおり、iOS・iPhoneアプリの開発には、主に「パソコン(Mac)」「iPhone」「開発言語」「開発環境」の4つが必要となります。また、それらを活用して実際にiOS・iPhoneアプリを開発するには、開発環境の準備から、企画・設計・開発・テスト、さらにはリリースまでの手順を確実に把握し、順を追ってしっかりと進めることが大切です。


これらをスムーズに実現するには、相応の手間や時間、それに伴う費用がかかります。予算やリソースの問題で、自社では難しいと感じる場合は、アプリ開発会社に外注するのも方法の1つです。その際は、ぜひ「アイミツ」のコンシェルジュにご相談ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を複数ご紹介します。お気軽にお問い合わせください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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【費用感を知りたいという方はこちら】
iOSアプリ開発の費用・相場

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