Live2Dの制作に必要なものや作り方を解説【2024年最新版】
Live2Dはイラストの持つ魅力を最大限に生かせる表現技術のため、YouTubeやゲーム業界で大きな注目を集めています。今後は会社紹介動画など、企業においても活用の場が広がってくると考えられます。本記事では、Live2Dの制作方法について詳しくご紹介!Live2Dに興味のある方は参考にしてください。
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Live2Dとは
Live2Dとは、2Dイラスト(平面に描かれたイラスト)にアニメーションを加える技術です。3Dのように、自由に横を向かせたり、斜めからの姿を切り取ったりはできませんが、原画をもとにアニメーション化させるため、イラストの魅力をよりダイレクトに表現できるという強みがあります。
昨今では、VTuberが自身のアバターとして利用するなど、活用機会が拡大。また、イラストのアニメ化は海外でも人気のため、外国人向けの発信を行いたい方にとってもおすすめの方法です。
Live2Dの活用シーン
Live2Dの主な活用シーンは以下のとおりです。
・VTuber
・アニメ・映像制作
・ゲーム用動画
VTuber
Live2Dが最も利用されているのがVTuberです。VTuberとは動画制作者が自身ではなく、代理のキャラクター(アバター)になりきって動画投稿するというもの。アバターは架空の人物(イラスト)であることが多いのですが、そのアバターにアニメーションを加えるためにLive2Dが利用されています。
視聴者からすれば、イラストだけで動かないアバターよりも話の内容や状況に応じて動くアバターのほうが愛着がわくでしょう。ファンやチャンネル登録者を増やすのにも効果があるため、新規参入のVTuberの多くが利用しています。
アニメ・映像制作
アニメや映像制作においてもLive2Dの技術が利用されている場合があります。出演するキャラクターに対してLive2Dを適用することで、キャラクターたちが生き生きと動き回ります。3Dとは異なり体の向きを変化させたりすることはできないため、複雑なアニメや映像制作には活用できませんが、ストーリーベースの作品であれば十分適用可能。今後はスマホアプリなどでも利用されることが増えてくるでしょう。
ゲーム用動画
ゲーム用動画にもLive2Dが利用されています。例えばスマホのゲームアプリの場合、キャラクター同士が会話する場面に度々出くわしますが、多くのゲームではキャラクターの静止画が表示されます。しかし、Live2Dを利用することで、会話内容や状況に応じてキャラクターが生き生きと動くため、興味関心が格段に高まります。今後はより多くのゲームでLive2Dの技術が利用されることでしょう。
Live2D制作に必要なもの
Live2Dを制作するための機材やイラスト画、データなどを紹介します。
Live2Dに対応できるパソコン
Lve2Dはパソコンを使って制作するのが一般的です。ただし、アニメーション機能を用いるため、ある程度ハイスペックのパソコンが必要となります。サクサクと作業するためには、最低でも以下で紹介するスペックは備えたパソコンを準備しましょう。
必要なパソコンのスペック
CPU:Intel Core i5-8600以上
メモリ(RAM):8GB以上
ハードディスク:1GB以上
GPU:OpenGL3.3以上
Live2Dソフト
Live2Dを制作するための専用ソフトを購入し、パソコンにインストールします。Live2D制作ソフトは複数あるため、以下の点を比較・検討しつつ、利用するソフトを決定するとよいでしょう。
・やりたい機能が含まれているか
・コストは問題ないか
・初心者でも対応可能か
・実績は十分か
・サポート体制は適切か など
Live2D用にパーツ分けしたイラスト
Live2Dを利用するには、元となるイラスト(原画)と動かしたいパーツごとのイラストデータが必要です。パーツにおいては、目、口、鼻、髪、首、腕、手のひら、胴体のように、それぞれのイラストを作成し、パーツごとにレイヤー分けして保存します。多様な動きを加えたい場合には、より細かくパーツ分けするとよいでしょう。
トラッキングソフト
Live2Dのイラストを動画制作者の動きと連動させたい場合には、トラッキングソフトが必要になります。トラッキングソフトを準備すれば、毎回イラストの動きを選択しなくても、制作者の動きに連動して動かせるため、動画制作にかける時間が短縮できます。
Webカメラ
上記で紹介したトラッキングソフトを利用する場合には、制作者の動きを記録するためのWebカメラが必要です。トラッキングのためのデータを撮るだけのため、高性能なWebカメラは必要ありません。ただし、撮影場所が暗いとうまく撮影できず、Live2D制作に悪影響を及ぼすことも考えられるため、明るく撮影できるWebカメラを選ぶのがよいでしょう。
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Live2Dの作り方・制作の流れ
Live2Dの基本的な制作方法について紹介します。
ステップ1:原画を準備してパーツ分けする
まずは、アニメーション化したいイラストの原画と、動かしたいパーツのイラストを準備します。パーツが多い場合、管理が難しくなるため、わかりやすい名称でデータを保存するなど工夫するとよいでしょう。多くのパーツを動かそうとすると難易度が高くなるため、初心者であれば顔のパーツだけを動かしてみるなど、徐々に慣れていくのがおすすめです。
ステップ2:Live2Dモデルを作成する
上記のデータを用いてLive2Dのモデルを作成します。各パーツをソフト上で組み合わせ、モデルに動きの範囲をつけていきます。このステップがLive2D制作において重要ですが、初心者であれば難しい箇所でもあります。そのためLive2Dソフトを選ぶ際には、Live2Dモデルの作り方をわかりやすく説明しているものや、初心者でも使いやすい機能が含まれているものを選ぶとよいでしょう。
ステップ3:アニメーションを作成する
でき上がったモデルにアニメーションをつけていきます。タイムラインに沿ってキーフレームを指定することで、思い通りの動きがつけられます。パーツが多い場合、設定する項目が多くなるため、時間に余裕をもって取り組むとよいでしょう。
ステップ4:動画ファイルなどに書き出す
最後に、でき上がったアニメーションの書き出しを行います。基本的には動画ファイルとして書き出し、必要な箇所に配置することでLive2Dが楽しめます。昨今ではLive2Dの利用シーンが増えてきたため、アプリやゲーム用のファイルとして書き出すことも可能ですが、利用する専用ソフトによって異なるため、事前に確認するとよいでしょう。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】Live2Dの制作を成功させるには?
本記事では、YouTubeやゲーム業界で注目を集めているLive2Dについて紹介しました。Live2Dはイラストの魅力を最大限に生かせる表現技術ですが、制作の難易度は高めです。もしLive2Dを活用したければ、専門の会社に外注するのもよいでしょう。
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