Live2Dとは?モデルの作り方・動かし方や注意点を解説【2024年最新版】
Live2Dを活用すれば、2Dイラストから立体的なアニメーションを制作できますが、ソフトの詳細や使い方がよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、Live2Dを使ったモデルの作り方・動かし方、フリー版とプロ版の違い、利用時の注意点などをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
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Live2Dとは
Live2Dとは、2Dの静止画をモーフィングと呼ばれる技術を用いて立体的に動かす映像表現およびソフトの名称で、株式会社Live2D(旧:株式会社サイバーノイズ)が開発しました。3Dモデルを用いる3DCGとは異なり、2Dイラストをそのまま素材として使えることから、手描きの雰囲気を残しつつリアルな動きを付けられるのが大きな特徴です。
Live2Dを使ったモデルの作り方・動かし方
Live2Dを使ったモデルの作り方・動かし方を5つの工程に分けてご紹介します。順にチェックしていきましょう。
キャラクターイラストを制作する
Live2Dでは2Dイラストを素材として用いるため、まずはベースとなるキャラクターイラストを制作するのが最初のステップです。キャラクターイラストの作成にはPhotoshopやCLIP STUDIOなどのソフトを用いるのが一般的ですが、Photoshopのデータ形式である「PSD形式」で書き出せるソフトであればほかのものでも構いません。この段階でなるべく細かくパーツを分けて書くことでスムーズな動きを付けやすくなります。
パーツを切り分ける
制作したイラストは、白目・黒目、上まつげ・下まつげ、上唇・下唇といった具合に細かくパーツを切り分けます。この際、切り分けたパーツがLive2Dで動きを付けることができる部分となるため、なるべく細かく分類すればよりリアルな表現が可能。そのため、口を開けた状態の歯や舌など、2Dイラストでは本来見えない部分もしっかり描くことが重要です。パーツはレイヤーと呼ばれる階層に分けたフォルダに保存しながら作成し、各パーツのレイヤーが完成したあとは前述のPSDデータで書き出しを行います。
PSDデータをLive2Dに読み込みアニメーションを作る
この段階からLive2Dのソフトを使います。具体的には以下の流れでアニメーション制作を進めます。
1.PSDファイルをLive2Dで読み込む
2.モデルデータが自動的に生成されて読み込まれる
3.動きを付けやすくするメッシュの作成など、準備を行う(ほぼ自動で可能)
4.各パーツの変形、回転、移動などの作業を行う
Live2Dには繊細なアニメーションを作るのに役立つ機能が豊富に備わっているため、調整を繰り返しながら任意のアニメーションに近付けていくイメージです。
動画に書き出す
Live2Dで製作したアニメーションは、動画ファイルはもちろん、GIFアニメ、連番静止画などとして書き出すことが可能です。また、iOS/Android、ゲーム用ファイル、アプリ用ファイルなど、多種多様な書き出しに対応しているため、用途に合わせた形式に書き出した上でアニメーションを利用できます。Live2Dで作成したモデルは単にアニメーションとして使用されるだけでなく、ゲームのキャラクターやVtuberとしても広く活用されています。
詳しい作り方・動かし方はチュートリアルをチェック!
2Dモーフィングやアニメーション制作ソフトとして高い人気を誇るLive2Dは、マニュアルやチュートリアルが充実している点も魅力的です。はじめての方でも使い方やモデルの作り方について一から学べるだけでなく、Live2D制作全般の質問コミュニティやクリエイターとの交流スペースまで完備。実際に利用しているユーザーと情報交換して学びながらアニメーション制作を進められます。
https://docs.live2d.com/
Live2Dのフリー版とプロ版は何が違う?
Live2Dには無料で使えるFREE版と有料のPRO版が用意されおり、PRO版はモデリング、アニメーション関連の全ての機能がほぼ制限なしで利用可能です。その他、フリー版と有料版の主な違いを以下にまとめます。
・無料版はモデリングに使用するメッシュ数やパーツ数、書き出しサイズなどに制限があるが、有料版はほぼ制限なし
・無料版は有料版で使用可能な機能の半数近くが使用不可
・有料版は単月プラン月額2,288円(税込)/1カ月~利用可能
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Live2Dを使う際の注意点
ここでは、Live2Dを使う際に気を付けたい2つの注意点をご紹介しますので、事前に把握しておきましょう。
パーツはできるだけ細かく分ける
Live2Dでは、口や目、眉毛などパーツごとに動きを付ける仕様であるため、ベースとなるイラスト制作の段階でなるべく細かくパーツ分けしておくことが重要です。パーツが少ないと動かせる部分が少なくなり、表情や動きの作り込みが難しくなってしまいます。イラスト作成後にパーツ分けすると効率が悪くなってしまうため、最初からパーツ分けしながらイラストを描いていくのがおすすめです。
隠れて見えない部分まで描く
アニメーションは単なる2Dイラストとは異なり、さまざまな動きで変化を伴うものであるため、ベースとなるイラストで隠れている部分まで表現することが可能です。例えば、Live2Dで笑顔を作る場合、元のイラストでは口を閉じていたとしても、笑った時に歯や舌を見せることができるのです。ただし、これを実現するには、さまざまな動きや表情の変化などを想定して、イラスト制作の段階で見えない部分までしっかり描いておく必要があることを覚えておきましょう。
Live2Dによるモデル制作はプロに任せるのがおすすめ
Live2Dではマニュアルやチュートリアルなどが用意されているものの、高いクオリティのアニメーションを実現するにはやはり専門的なノウハウやスキルが求められます。用途にもよりますが、品質を求めるならプロに依頼するのがベストです。ぜひ動画制作・映像制作が得意な会社への外注も検討してみましょう。なお、自分で描いたイラストをベースに作って欲しい場合には、2Dモーフィングに対応可能な会社であるかどうかをチェックしておくことをおすすめします。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】live2dによる制作でお困りの方はアイミツへ
Live2Dを使えばイラストからリアリティのあるアニメーション制作が可能です。とはいえ、ソフトの操作やアニメーション制作に関する作業では専門的なノウハウやスキルが求められる場面も多いため、クオリティにこだわりたいなら動画制作・映像制作会社に依頼するのがおすすめです。アイミツでは、アニメーション制作が得意な会社を手軽に比較検討できますので、発注先選びの際にはお気軽にご相談ください。
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