VR動画を変換する方法とは?おすすめの変換ソフト・アプリ8選と上手に撮影するポイントも紹介【2024年最新版】
近年ではビジネスシーンでも活用が進むVR動画ですが、どのように撮影・制作するのかよく知らないという方も多いでしょう。
そこで本記事では、VR動画の概要や仕組み、変換方法などについて解説するとともに、おすすめの動画変換ソフト・アプリを紹介していきます。VR動画の撮影・制作を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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VR動画の制作にかかる費用・相場感や、あなたの目的別に動画制作・映像制作会社をお探しいただけます。
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VR動画とは
VR動画とは180度/360度の空間を見渡すことにより、まるで仮想世界の中に入り込んだような体験ができる動画のことです。VRゴーグルを装着し、まわりの景色を遮断した上でVR動画に集中できる環境を作った上で鑑賞します。視聴者が頭を動かすとその方向に合わせて映像も変化するため、現実世界と同じような感覚で景色や風景を楽しむことができます。
VR動画の仕組み
人間の目は左右で見えている光景が微妙に異なり、それぞれの光景を脳で合成した上で認識しています。VRはこの視差を応用した技術で、「右目用」「左目用」それぞれの映像を用意してVRゴーグルに投影します。肉眼で現実世界を見るときと同じように左右の目に微妙に異なる映像を映し出すことで脳の合成を促し、リアルで立体的な映像だと認識するようになっているのです。
VR動画の変換に必要なもの
通常の動画をVR動画へ変換するためには、変換用のパソコン向けソフトもしくはスマホアプリが必要です。パソコンとアプリのどちらを使うかは自由ですが、使用するVRゴーグルとの相性や候補のソフトやアプリがパソコン向けなのかスマホ向けなのかなどを基準に検討するとよいでしょう。
基本的にはパソコン向けのソフトのほうが機能が豊富なため、クオリティにこだわるのならパソコン向けのソフトがおすすめです。
VR動画に変換する手順
普通の動画をVR動画に変換する基本的な手順は以下のとおりです。
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- 変換用ソフト・アプリをダウンロード&インストール
- 変換したい動画をソフト・アプリに読み込む
- 映像や音声を編集する
- 保存または動画の書き出す
実際には編集の工程が変換用ソフト・アプリによって異なるため、操作方法などを調査した上で使いやすいと感じられるものを選びましょう。
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VR動画に変換するのにおすすめの動画変換ソフト・アプリ8選
VR動画に変換できるソフト・アプリは各社からさまざまな製品が提供されており、「なにを選べばいいかわからない」と迷ってしまうでしょう。ここからは、おすすめの動画変換ソフト・アプリを紹介します。
1)Leawo HD動画変換プロ
Leawo HD動画変換プロは、フルHD動画や4K動画、3D動画なとに対応しているパソコン用のソフトです。オリジナルの画質のままで3D動画へ変換が可能なため、臨場感や没入感が重要視されるVR動画への変換にも適しています。最大で6倍速というスピードで変換できるため、長時間の動画を変換したい場合でも安心です。
また、編集5分までのフリー版が用意されているので「事前に操作性を確かめたい」という方にもおすすめと言えます。
2)4Videosoft 動画変換 プラチナ
4Videosoft 動画変換 プラチナは、2D動画を手軽に3D動画へと変換できるパソコン用のソフトです。フリー版は5分までの編集が可能で、画質アップや解像度、輝度、コントラストなどの補正・加工機能も充実しています。特定部分のカットや結合、画面サイズ変更、回転など動画編集の基本機能も備えているため、「VR動画に変換する前に少し編集したい」といったニーズにも応えられます。
3)Xilisoft 究極動画変換
Xilisoft 究極動画変換は、MP4やAVI、WMVなどの2D動画を3D動画へ変換できるパソコン用のソフトです。WIndowsとmacOSの両方に対応しており、いずれも無料版はなく有料版のみの提供となっています。初心者であっても簡単に使える操作性を備えながらも、最大6倍速での動画変換や任意での動画・音声パラメータ設定にも対応するなど機能性が充実しているのも魅力です。
4)DVDFab動画変換
DVDFab動画変換は、1,000を超える動画・オーディオ形式への変換が可能なパソコン用のソフトです。ダウンロード数は1億以上、ユーザー数も8,000万超と世界中で高い支持を獲得しています。2D動画から3D動画への変換にも対応しており、高画質・無劣化での変換が可能なのも特徴の1つです。また、有料版には30日間の返金保証が用意されているので安心して利用できます。
5)スーパーメディア変換!
スーパーメディア変換!は、2D動画から4K、3D、HD画質など1,000以上の動画・音楽形式に対応しているパソコン用の変換ソフトです。30倍の超高速変換に対応しているのが特徴で、長時間の動画であってもスピーディーに変換できるのはもちろん、動画編集機能も実装しています。幅広い用途に活用できるため、高品質な動画編集ができる定番ソフトとしても人気を集めています。
6)VRME
VRME(ブイアールミー)は、VR機器に直接スマホを装着すると2D動画からVR動画までを手軽に鑑賞できるAndroid端末向けのVRプレイヤーアプリです。180度/360度、上限分離、左右分離などを自由に選択できるのが特徴で、スマホに保存した映像をVR動画として鑑賞したい場合にも適しています。スマホをVR機器にセットしたあとはそのまま音量調整や画面の固定などの操作ができるため、ストレスなくVR動画を鑑賞できます。
7)Homido 360 VR Player
Homido 360 VR Playerは、インターネット上で公開されている動画をVR動画へ変換できるiOS/Android向けスマホアプリです。アプリ内のブラウザで直接動画を検索・再生すると自動でVR動画へと変換されるため、手軽に動画を変換できるアプリをお探しの場合にもおすすめと言えます。Homidoの提供するVRゴーグルとセットで使えば、場所を選ばずにどこでもVR動画を鑑賞できます。
8)Fulldive VR
Fulldive VRは、2D動画は360度動画などをVRとして手軽に鑑賞できるiOS/Android向けのスマホアプリです。アプリを通じてYouTubeをはじめとするインターネット上の動画を検索できるだけでなく、キーボードを視線で操作できるためVRゴーグルを装着したままでもストレスのない利用が叶います。日本語にも対応しているので「英語には自信がない」という場合でも安心です。
VR動画の制作・撮影方法
VR動画は2D動画から変換して制作することも可能ですが、独自に撮影した映像を使えばより本格的なVR動画制作が実現します。ここからは、VR動画の制作・撮影方法を5つの工程に分けて解説していきます。
対象を決める
VR動画の制作における最初のステップは、撮影の対象を決定することです。単に360度の空間を鑑賞できるVR動画を制作しても、大きな効果が得られるとは限りません。VR動画を制作する目的を明確にした上で「何を撮ればいいのか」を決定しておく必要があります。この段階でVR動画の長さや登場人物、構成などを細かに決めておくことによって、価値あるVR体験の提供が大きく近づきます。
シナリオや構成を作る
対象が決定したら、次はVR動画を制作する目的に合わせて視聴者へ伝えたいメッセージやイメージをシナリオ・構成へ落とし込んでいきます。この際に重要なのはユーザー目線を意識することで、動画の流れや展開はもちろん「誰目線でのVR動画なのか」を明確にして高い没入感・臨場感のあるVR動画の制作を目指しましょう。
VR映像を撮影する
シナリオ・構成が完成したら撮影にうつります。VR動画の撮影に用いるカメラの台数や種類、撮影方法などは多岐にわたるため、内容にあわせて決めておきましょう。
撮影の際に注意したいのは「不要なものを映さない」ことです。スタッフや機材、通行人などが映像に写り込んでしまうと視聴者の没入感が失われてしまうおそれがあるため、十分に配慮して撮影を進めましょう。
撮影した映像をVR動画に変換する
撮影した映像をVR動画にするためには、複数の映像をつなぎ合わせるスティッチングという作業が必要です。そのほかにも色や明るさの補正、エフェクトといった加工を施した上でVR動画へと変換していきます。
スティッチングには専用のソフトを用いるのが一般的ですが、カメラの台数が増えるほど工数も膨らむことを事前に理解しておきましょう。
音を入れてVR動画を完成させる
VR動画のクオリティを高めるためには、映像だけでなく音の質も重要です。没入感や臨場感を高め、視聴者に価値のある仮想体験を提供するにはBGMやナレーション、効果音などをうまく活用する必要があります。
しかし、ただ音をつければいいというものではなく、2D動画で多用されるような効果音は逆効果になるおそれがあるため注意が必要です。視聴者の視点に立ち、必要だと判断できる部分にのみ音を加えるようにしましょう。
VR動画を上手に撮影するポイント
VR動画は通常の動画とは見せ方が異なるため、うまく撮影するにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここからは、VR動画の撮影時のポイントについて解説していきます。
撮影する被写体を上下左右に入れる
360度カメラはレンズが超広角で、上下左右に被写体を収めることができます。VR動画では視聴者が観る部分を選ぶため、上下左右のすべてに何らかの被写体が常に映っている状況を心がけましょう。
撮影時にカメラを固定する
VR動画の醍醐味は「まるで自分がその場にいるかのような体験をできる」点にあります。映像の振動や歪みなどは視聴者の没入感、臨場感を損ねてしまうため、カメラはなるべく固定した状態で撮影しましょう。
集客効果を高めるVR動画の撮影はプロに相談
VR動画は自社で撮影・制作が可能ではあるものの、プロに比べればやはりクオリティでは劣りがちです。したがって、集客やPRなどビジネスでVR動画を活用したい場合はプロへの外注を検討しましょう。ビジネス向けのVR動画は成果を生み出してこそ制作の意味があるだけでなく、第三者へ向けて公開する以上はクオリティによって印象や信頼性が左右されるため、ブランディングの観点でも専門家へ任せるのが安心です。
VR動画制作の費用相場
つづいては、VR動画の制作を外注した際にかかる費用相場を費目別にご紹介します。
費目 | 相場 |
撮影費 | 5万〜30万円 |
編集費 | 5万〜25万円 |
3DCG制作費 | 40万円〜 |
音響・ナレーション費 | 5万〜10万円 |
その他オプション費 | 5,000〜2万円 |
VR動画制作の費用相場を費目ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】VR動画制作の依頼先選びに迷ったらアイミツへ
VR動画は2D動画からの変換でも作成できますが、VRカメラで撮影した映像を用いることでよりクオリティの高いVR動画制作が叶います。しかし、VR動画の撮影や編集には専門的な技術や経験が求められることも多いため、自社での制作に不安がある場合は外注を検討するとよいでしょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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