えもふり(E-mote Free Movie Maker)とは?使い方や商用利用の有無も紹介【2024年最新版】
えもふりとは、2Dアニメーション制作ツール「E-mote」シリーズの個人向け製品です。比較的簡単な操作で、人型のキャラクターに動きをつけられます。この記事では、動画・映像制作などのさまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、えもふりの値段やできること、使い方などを分かりやすく解説していきます。
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えもふり(E-mote Free Movie Maker)とは?
えもふり(E-mote Free Movie Maker)とは、エムツーが提供している2Dアニメーション制作ツールです。えもふりを利用すると、簡単な操作でイラストに動きをつけられます。アニメーションを使用した動画を作成できるほか、個人・同人で使用する場合、アプリに組み込んで利用することもできます。
法人向けには、より多機能なE-moteSDKが用意されています。小規模事業者であれば、E-moteSDKの無料利用も可能です。
えもふりでできること
えもふりは、人型のキャラクターのアニメーション制作を得意としています。口や目、髪など、パーツ分けしたイラストデータを読み込み、表情やポーズなどを設定。アクセサリーを追加することもできます。ブラーを利用した画像補間機能も備わっているので、少ないコマ数で動きが滑らかなアニメーションを出力できる点も特徴です。作成したアニメーションは、GIFや連番PNG、WMVとして出力できます。
えもふりの値段
正式名称にFreeという言葉が使われているように、えもふりは無料で利用できます。そのため、ほかのE-moteシリーズのような契約は不要です。エディタをインストールできる端末の台数にも制限はありません。ただし、SDK使用する場合、初期化時にロゴを表示しなければアニメーションが白黒表示になる制限があります。
えもふりは商用利用できる?
個人・同人での利用に限り、えもふりの商用利用も可能です。法人がえもふりを商用利用することはできません。ただし、法人向けにE-moteSDKライセンスが提供されています。ライセンスを契約すれば法人でも商用利用できます。
E-moteSDKライセンスには、コマーシャルとインディーズの2つのプランがあり、コマーシャルプランの値段は年額30万円(税抜)です。インディーズは、年商1,000万円未満の小規模事業者向けの無料プランです。
えもふりの使い方
えもふりで動画を作成するには、パーツ分けしたイラストデータが必要です。イラストデータをえもふりエディタに読み込んで、各パーツに動きをつけていきます。えもふりの使い方を解説しましょう。
ステップ1:PSD画像を準備する
えもふりでは、Photoshopの標準データとして用いられているPSD画像を用意する必要があります。そのため、キャラクターを作成するにはPSD画像を編集できるツールが別途必要です。またえもふりでは、パーツごとに決められたレイヤー名を使用しなければなりません。エムツーが用意しているテンプレートPSDファイルを利用すれば、レイヤー名があらかじめ設定されているので、効率的にイラストを作成できるでしょう。
ステップ2:作ったキャラクターを登録する
E-moteエディタを起動して、E-moteに付属している「シンプルテンプレート」を開きます。テンプレートはエディタ画面上部の「ファイル」から開けます。続いて、同じくファイルメニューから作成しておいたPSD画像を読み込み、各パーツをエディタに取り込みます。
パーツの一覧が表示されるので、すべてのパーツが青色で表示されているか確認しましょう。PSDファイルのレイヤー名に間違いがあると、パーツが正しく読み込まれないので注意が必要です。
ステップ3:キャラクターの細部を調整する
キャラクターの登録が完了したら実際に動かして細部を確認しましょう。「パラメータ編集」を開くと各パーツの位置や向きを調整するパラメータが表示されます。マウスドラッグ+Ctrlやマウスドラッグ+Shiftで向きや傾きをチェックしましょう。
「物理挙動編集」では、ボタンをクリックすることで、口パクや表情などの動作を確認できます。動きに不自然な部分がある場合は、パーツ編集や物理挙動編集で、設定やパラメータを調整しましょう。
ステップ4:実際に動かしてみる
えもふりでは、タイムラインと呼ばれる仕組みを使ってキャラクターの動きを制御します。タイムラインとは、表情や姿勢などのアニメーションを順番に並べたものです。タイムラインで設定したアニメーションを順番に再生することで、キャラクターに動きをつけます。タイムラインを作成したら、動画として出力しましょう。
また、えもふりは、Unityのデータ出力にも対応しているので、作成したタイムラインをゲームに組み込んで利用することもできます。
ステップ5:追加パーツを加える
えもふりでは、アクセサリーなどのパーツを追加することもできます。
先ほど読み込んだPSDファイルを、Photoshopなどの画像編集ツールで開き、追加パーツのイラストを作成します。レイヤー名は「追加パーツ_○○」のように設定しましょう。キャラクター登録の要領で、追加パーツをE-moteエディタに取り込みます。取り込みパーツの一覧に「新規追加パーツ」が表示されるので、パーツタイプを設定して登録すると新しいパーツが追加されます。
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アニメーション制作は外注もおすすめ
アニメーション制作ソフトを使いこなすには、相応の知識と慣れが必要です。アニメーション制作の経験がない人が利用する場合、操作の習得に時間がかかることもあるでしょう。自社でのアニメーション制作が難しい場合は、動画・映像制作会社へ外注したほうが、時間やコストを節約できる可能性があります。時間や人員に余裕がないのであれば、無理せずプロに外注することをおすすめします。
アニメーション制作を外注した際の平均相場
PR用のアニメーション制作の平均的な相場は、15万~50万円です。ストーリーのある尺の長いアニメーション動画を作成する場合は、80万円以上かかることもあります。PR用のアニメーション制作では、ストーリーが不要なケースが多い上に、Webサイトなどで使用している既存の素材を再利用できることも多いです。ストーリーがあるアニメーションでは、ストーリーや素材を作成する手間がかかるため、PR用の動画よりもコストが高くなる傾向にあります。
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【まとめ】えもふりの活用、アニメーション制作の相談はアイミツへ
えもふりは個人向けのツールです。法人が商用利用する場合は法人向けのプランを利用しなければならないため、コストがかかることもあります。アイミツでは、アニメーション制作を得意とする動画・映像制作会社を無料でご紹介しています。コンシェルジュがご要望に合わせた複数の会社で一括見積もり。最短で翌日には動画制作会社の見積もりをまとめて受け取れます。アニメーション制作を検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
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