アニメの企画書の作り方│押さえておくべきポイントも解説【2024年最新版】
アニメーションを制作する際、必ず企画書が必要となりますが、どのような内容にすべきか分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、動画制作・映像制作など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、アニメの企画書について押さえるべきポイントを詳しく解説します。また、アニメーションの制作の流れについても併せてご紹介します。
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アニメ制作の基本的な流れ
企画書の作り方を解説する前に、アニメ制作の基本的な流れを紹介します。制作は以下のステップで進みます。
1.企画書・シナリオ構成の作成
アニメ制作は最初に企画書・シナリオ構成を作成します。作品のテーマを決めて、登場人物とそのキャラクター、物語の舞台、ストーリーなど詳細を設定します。また、誰を対象としているのか、収益はどのように上げるのか、パートナー企業はどこか、事業成立に必須の要素も詰めていきます。構想はしっかりと時間をかけて練ります。
2.絵コンテの作成
企画書・シナリオ構成が作成出来たら絵コンテの作成です。絵コンテとはストーリーの大まかな内容を絵で表現したものです。絵コンテはシーンごとの構図やキャラクターの動きのほか、カメラワーク、セリフ、効果音、カット秒数、シーンおよびカットの番号を記します。絵コンテと言っても全てを絵で表現する必要はなく、必要に応じて文字で記載するのもありです。
3.原画・動画の制作
絵コンテを基に原画・動画を制作します。原画はアニメーションのポイントとなる部分のため、制作枚数は表現したい動作によって変動します。例えば歩行シーンであれば、左右の足が交互になる原画を2枚用意すれば、あとは中割で対応できます。中割とは原画と原画の間を埋める絵です。原画ができたら編集ソフトで動画化します。
4.撮影・編集
原画ができたら撮影・編集に入ります。原画と中割りを編集ソフトにかけて素材を合成、動画に仕上げます。コマの秒数を決めてその中に絵を一つずつ配置していきます。色合いを入れる場合は色彩調整を行います。
5.アフレコ
最後はアフレコです。アフレコとはアフターレコーディングの略語で、音声の録音のことです。画が完成しない段階でレコーディングすることもあり、ラフ原や絵コンテを参考に演技することもあります。
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アニメの企画書の作り方
アニメ制作の流れを見てきました。ここからはアニメの企画書について解説します。アニメの企画書を作成する際には、フォーマットや書き方で悩んでしまうという方も多いかもしれません。もし、やり方が分からない場合は、「目標を達成するために・どんなアニメを・いつまでに作りたいのか」を意識して分かりやすくまとめると上手くいきます。以下、アニメの企画書を作る際に気をつけるべき点をまとめました。
アニメの企画書を作る時のポイント4つ
アニメの企画書を作る際、失敗を避けるために以下の4つのポイントを押さえてください。
目的とターゲットを明確にする
企画書とは何を、何のために、どのように、いつまでにやるのかを決めるものです。アニメの企画書も同様で、最初に大まかな方針を設定しますが、特に目的とターゲットを明確にすることは大切です。例えば、商品購入が目的なら商品説明を丁寧に行うことが重要です。また、認知拡大が目的なら強い印象やインパクトが必要です。目的やターゲットに合わせて、動画の構成や登場人物のキャラクターやストーリーなどの方向性が定まります。
あらすじの「起承転結」がわかりやすいか
アニメの企画書ではあらすじを決定する際、「起承転結」の分かりやすさは意識しましょう。展開が分かりにくいストーリーは離脱率が高くなるだけでなく、最終的に何を言いたいのかもぼやけてしまいます。起承転結まで設定できないとしたら、シンプルに「目的」と「手段」だけでも設定してみましょう。ストーリーの骨子が決まれば後は肉付けするだけです。
キャラクターは魅力的か
アニメは登場人物が重要で、できるだけキャラクターを魅力的にすることがポイントです。特に主人公はファンが感情移入できるようなキャラクターにすると良いでしょう。アニメの特性としてストーリーが第三者目線で描かれるため、構造的には視聴者が観察している状況です。そうした特性があっても刺さる内容にするには、主人公と一体化できるようなキャラクターが必要で、人物への感情移入により作品に入れ込めるようになります。
制作に必要な予算や期日を記載する
アニメの企画書には制作に必要な予算や期日も記載しましょう。なぜなら、アニメーションの尺は予算に左右されるため、費用が限られる場合は、予算に見合った尺に収める必要があります。また、納品期日によっても費用は変動します。急ぎになるほど制作費用は高額になるため要注意です。予算、期日ともに企画の成否を左右する重要な情報であり、必ず盛り込むべき要素です。
アニメの企画・制作はプロに任せるのがおすすめ
ここまで、アニメの企画書を制作する際の注意点について紹介しました。アニメの企画書や映像は自身でも制作は可能ですが、専門的な知識や技術が求められる場面も多いものです。もし、アニメ制作のノウハウがない、リソースがないという場合は専門の制作会社に外注することも検討することをおすすめします。経験豊富なプロの在籍する動画制作会社に依頼すれば、スケジュールどおりに質の高いアニメ制作を進められるでしょう。
動画制作・映像制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】動画制作・映像制作会社選びで迷ったらアイミツへ
アニメの企画書制作に関する特集は以上です。アニメの企画書はアニメ制作の最初のステップであり、企画の成否を左右する重要な要素です。実際に企画書を作成する際は、ここで紹介した4つのポイントを意識することで失敗を防げます。もし、アニメ制作にハードルの高さを感じている場合は、専門の動画制作会社に依頼することをおすすめします。動画制作会社選びでお困りのことがある場合は、お気軽にアイミツまでご相談ください。
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