動画制作の依頼方法と相場を解説!おすすめ制作会社も紹介【最新版】【2024年最新版】
プロモーションやマーケティングへの活用を目的に、動画制作の外注を検討している方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そうした方へ向けて動画制作会社への依頼方法や制作費の相場を詳しく解説していきます。
また、記事の後半では10万件以上の利用実績をもつ発注業者サービス「アイミツ」がおすすめする動画制作会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
動画制作を外注するメリット
動画の制作を外部に依頼すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか?簡単に解説していきます。
質の高い成果物が見込める
何よりも大きなメリットとしてあげられるのは、クオリティの高い動画制作が期待できるということ。
動画制作会社にはディレクターやカメラマン、編集スタッフといった各工程を担うプロフェッショナルが在籍しており、全体の構成やカット割、カメラワーク、効果的なBGM・ナレーションなど「魅せる」動画をつくるためのノウハウが豊富です。
くわえて、動画制作会社のなかには企業のPR動画や商品・サービス紹介動画など、特定の分野に特化した実績をもつ会社も少なくありません。動画制作の目的・用途をきちんと整理した上で、ニーズに合った動画制作会社に依頼すれば、内製での制作と比較して格段に質の高い動画が手に入れられるでしょう。
配信サポートを受けられる
Youtubeをはじめとした動画配信メディアが人気を集める昨今では、動画制作とあわせてチャンネル開設やVSEO(動画コンテンツの検索エンジン最適化)、運用サポートを提供する会社が増加傾向にあります。動画の制作だけでなく、運用やマーケティングに関するノウハウが豊富な会社であれば「動画配信がはじめてで不安」という場合でも心強いでしょう。
また、なかには広告代理店とパートナーシップを築いている動画制作会社も。そのネットワークを活用すれば、街頭のデジタルサイネージへの動画配信や、マスメディアでの放映も夢ではありません。
このように配信面でのサポートが受けられるのも、動画制作会社へ依頼するメリットの1つだといえます。
動画制作を外注するデメリット
動画制作の外注にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあるので注意が必要です。ここからは、動画制作を外注する際のデメリットを解説していきます。
コストがかかる
廉価な小型アクションカメラや動画編集ツールの登場を背景に、以前と比較すると動画制作の費用相場は下がってきているものの、それでも動画は決して安い買い物ではありません。
一般的な会社紹介動画でも平均で30万円前後から、3DCGを用いた本格的な動画コンテンツになると制作費が100万円を超えることも珍しくなく、さらに撮影にともなうスタッフの交通費・宿泊費、スタジオ利用料などもすべて依頼者側の負担となります。
制作費や費用対効果に対する考え方は会社によってさまざです。しかし、予算に余裕がなければ決して無理はしないことをおすすめします。場合によっては、自社での制作も選択肢に入れて検討してみてもいいかもしれません。
運用の自由度が下がることも
webサイトやアプリと同様に、動画も基本的には著作権はすべて制作会社に帰属します。事前に取り決めがない限り、動画の内容・構成の変更や当初の目的と異なる用途での使用、キャラクターの他媒体への展開などは基本的には不可能です。
実際に著作物の取り扱いをめぐる依頼主と動画制作会社間のトラブルは後を絶たず、なかには「二次使用の許可申請フォーム」などを設置して案件に応じて個別に判断するという動画制作会社も増えてきています。
マーケティング活動のクロスメディア戦略の一環として動画の活用を希望する場合などには、こうした制限が足かせになることもあるかもしれません。
動画制作の依頼方法
続いては、動画制作の依頼方法を具体的に解説していきます。
1.目的を定める
最初のステップは、動画制作の目的を定めることです。動画制作・配信を通じて「何を実現したいのか」「動画を見た人にどのような行動を起こしてほしいのか」などを、事業モデルと照らし合わせて明確にしておきましょう。
一般的に動画制作の目的として多くを占めるのは「自社のイメージ改善」や「見込み顧客の囲い込み」「売り上げ拡大」「採用活動におけるブランディング」など。
こうした目的を定めた上で、さらに動画の再生回数、SNSでのフォロワー数などKPI達成までのスケジュールを設定するとより具体性のあるプロジェクトとなり、予算を確保するための社内稟議も通りやすくなるはずです。
2.見積もりをとる
目的が明確になったら、次は動画制作会社のなかから依頼先の候補を複数者に絞り、見積もりを依頼しましょう。
候補の選定時に大切なのは、各社の得意分野を見極めること。動画制作会社は「マスメディア系」と「web系」の2タイプに大きく分けられ、前者の多くは広告代理店やテレビ局とのパイプを持ち、TVCMやテレビ番組、映画制作などを得意としています。ハイスペックなカメラやクレーン、水中カメラなどを駆使して高品質な映像作品が制作できる反面、制作費は高額になる傾向です。
一方で、後者の多くはYouTubeやwebサイト用の動画制作をメインに、チャンネル運用やVSEOなどにも強みを持っています。マスメディア系の動画制作会社と比べると機材やリソースには限りがあるものの、その分だけ制作費も安いのが特徴です。
「ストーリー仕立ての本格的な動画制作を希望するのであれば前者」「コストを抑えつつ動画マーケティングを展開したいなら後者」といったように、目的に合わせて委託先候補を絞り込みましょう。
また、見積もりの際には動画制作会社が過去に手がけた作品や、YouTubeで配信されている動画のなかから完成イメージに近いものをピックアップして共有するのも大切なポイントの1つ。明確なイメージを伝えることで、見積もりがスムーズになるのはもちろん、制作会社側からの提案も引き出しやすくなるでしょう。
3.制作会社と契約を結ぶ
依頼先の候補である動画制作会社から見積もりが提出されたら、それぞれを比較して「何を・いくらで・どこまでやってくれるのか」を確かめた上で契約先を決定しましょう。
著作物に関するトラブルを避けるためには、著作権の譲渡や二次使用のルールを契約書へ盛り込んでおく必要があります。より慎重を期すのであれば、弁護士をはじめとした第三者の立ち合いのもとで契約を締結するのものおすすめです。
依頼方法としてここでひと区切りとなりますが、動画制作会社とのやりとりはここからが本当のスタート。素材の受け渡しや制作物の確認依頼にスムーズに対応できるように、社内から最低でも1名、できれば複数の窓口担当者をアサインしておきましょう。
また、会社案内動画や採用動画などの制作では、自社の従業員への取材・インタビューが必要になることもあるので、きちんと時間を確保して丁寧に対応するのはもちろん、社内の対象者の選定や日程調整も大切な業務です。
動画制作はあくまでも動画制作会社との共同プロジェクト。制作費を払うからといってすべて制作会社任せにするのはおすすめできません。
動画制作の料金相場
続いては、動画制作にかかる費用の内訳を整理した上で、3種の動画タイプ別に一般的な料金相場を解説していきます。
動画制作費には何が含まれる?
動画制作費の主な内訳は以下のとおりです。
(1)人件費
動画全体の構成を決め、制作プロジェクト全体に責任持つディレクターやプランナー、撮影を担うカメラマン、音声スタッフ、作品としての仕上げを担当する編集スタッフなどの賃金です。
制作費全体に占める割合としてはおおむね6~7割前後。短時間のインタビュー動画など少人数で制作できる案件では安く抑えられる反面、長期間にわたる撮影や編集時に高度な視覚・音響効果を加える場合はスタッフの負担が増すため、人件費も高額になります。
(2)機材費
撮影に使用するカメラやマイク、動画編集ソフトなどの購入費・リース料金・維持費が制作費の一部として割り当てられます。
人件費と同様に簡易的な撮影・編集なら料金が抑えられる一方で、業務放送用のENGカメラなどハイスペックな機材が必要な場合には30万〜50万円の機材費が必要なこともあるようです。
(3)その他雑費
上記のほか、撮影スタッフの交通費・宿泊費、スタジオを借りて撮影や編集を行う場合はその利用料、出演者やナレーターが必要な場合はアサイン費用・ギャランティが発生します。
インタビュー動画の料金相場
経営者のメッセージや商品開発にまつわるエピソードなどを紹介するインタビュー動画の制作費は、およそ5万〜15万円前後です。
イベント動画やプロモーション動画と比較すると全体の尺が短い上に、ハイスペックな機材や大人数のスタッフが必要になることがないため、おのずと費用が抑えられます。
YouTubeなどで目にすることも多い3分ほどのインタビュー動画なら、数万円の予算で形にすることも十分に可能でしょう。
イベント動画の料金相場
ビジネスセミナーやカンファレンスといったイベント動画の制作費は平均で15万~40万円前後とされています。
複数名が登壇するイベントやディスカッション形式のセミナーでは同時撮影が必要になり、人件費・機材費が上乗せされて50万円以上の費用がかかることもあります。あらかじめきちんと社内稟議を通し、十分な予算を確保しておきましょう。
くわえて、イベント撮影は一発勝負。機材にトラブルが生じても撮り直しができないので、撮影にあたっては制作会社との連携のもと、段取りを事前にしっかりと固めておくのも大切です。
プロモーション動画の料金相場
商品・サービスのPRや会社の認知度向上を目的としたプロモーション動画の制作費は内容や再生時間によってさまざまです。
簡易的な会社紹介動画なら30万円ほどの予算から制作できる反面、ストーリー仕立ての構成やエフェクトの活用を希望する場合には、100万円を超える費用が必要となるケースも珍しくありません。
また、インタビュー動画やイベント動画の制作と比較すると撮影が長期にわたることも多いので、予算や窓口担当者の確保を含め、万全の準備をした上で臨みましょう。
種類 | 費用 |
インタビュー動画 | 5万円~ |
イベント動画 | 15万円~ |
プロモーション動画 | 30万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【目的・媒体別】おすすめの動画制作会社を紹介!
ここまで動画制作の依頼方法や料金相場について解説してきました。上記の内容を踏まえつつ、実際に動画制作会社を選ぶ際は以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
本記事では「動画制作」をテーマに、動画制作会社への依頼方法や制作費の相場などを解説してきました。動画制作を依頼する際は、ここまでの内容を踏まえて業務を進めるようにしましょう。
なお、「アイミツ」ではみなさまからのご相談に無料で対応しています。ご予算やご要望に応じて複数の動画制作会社を提案するだけでなく、一括見積もりも可能ですので、動画制作を検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
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