新卒採用動画の事例7選|効果的な活用方法や制作のポイントも解説【2024年最新版】
新卒採用で動画を活用する企業が増えています。動画は、音や映像を駆使することで文字や写真よりも多くの情報を発信できるもの。優れた採用動画を作ることは、リクルートだけでなくブランディングにも役立つでしょう。
そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、新卒動画制作について詳しくご紹介。人気企業の事例や動画制作のポイントなど詳しく解説していきます。
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新卒採用動画とは?
新卒採用動画は、新卒の採用活動で使用する動画で大学生や専門学生向けに企業が制作する動画です。
現代においては動画視聴が生活に浸透しているだけでなく、就活がオンライン化しており、従来の就活の在り方が様変わりしました。そのような背景も影響し、多くの企業で採用動画の活用が一般的になっており、SNSやYouTubeを通じた情報発信で高い成果を上げています。
新卒採用動画を作成する目的
新卒採用動画作成の目的は以下の4つです。
知名度の向上
新卒採用動画を制作すれば、企業を多くの学生に知ってもらえます。優良企業でも学生に知られなければ就職希望者を増やすことはできませんが、新卒者に刺さる動画を作ればSNSでの拡散も期待できます。その場合、更なる知名度向上が期待できるでしょう。
母集団形成
新卒採用動画の主な視聴層は20台前半であり、SNSの利用者が多い年代です。SNSは興味関心の近い層がつながっており、ターゲット層に効果的にアプローチできます。
ブランディング
動画では音楽や映像を使った演出が可能です。企業紹介やインタビューを効果的に演出すれば企業イメージの向上に役立ちます。ブランディングツールとしても活用できるでしょう。
愛着形成
訴求力の高い動画を作成すれば視聴者に強い印象を残すことも可能です。企業に対して愛着が沸き、採用応募につながる可能性が高まります。
採用活動で使用する動画の種類
採用活動で使用する動画の種類は
・会社の概要説明
・社長あいさつ
・社員紹介動画
・業務やサービス内容の紹介
などがあります。全部の要素を一まとめにする場合もありますが、それぞれを別の動画にすることもあるでしょう。また、動画は長すぎると離脱率も高まるため、TPOに合わせた尺で作成するのが大切なポイント。全体紹介用の長尺の動画だけでなく、採用イベントのブースやWebサイト用に数秒から数分の短いイメージ動画を作成することも多いようです。
新卒採用動画の効果的な活用方法
新卒採用動画の効果的に活用するにはどの様な方法があるのでしょうか?
【知名度の向上】YouTubeやSNSでの公開・配信
新卒採用動画はYouTubeやSNSでの公開・配信によって知名度向上が図れます。昨今、動画やSNSが日常化しており、若者にとってYouTube動画視聴やSNSを介した情報受発信は生活の一部と言っても過言ではないでしょう。動画がバズれば拡散も期待できるため接触機会を増やすには効率的です。また、テレビや新聞など従来型のメディアよりも低コストで情報発信できるのが強みです。
【知名度・志望度の向上】採用サイトへの掲載
採用サイトや企業HP内に動画を組み込むことで、サイトを訪問した学生に見てもらえる可能性が高くなります。動画のメリットは情報量の多さで、写真やテキストだけでは伝わりきらない視覚的情報をアピール可能。また、社員紹介・社長挨拶・業務風景の紹介などの動画を載せることで志願者も増えるでしょう。動画作成により採用サイトの掲載内容を充実させれば、確実に知名度・志望度の向上につながります。
【知名度向上・母集団形成】合同説明会や会社説明会での上映
合同説明会や会社説明会といった採用イベントで制作した動画を上映することは、母集団形成において効果的です。例えば1~4名程度に向けた小規模ブースでの上映であれば、PC画面やモニターを使って動画も流すのもおすすめ。会場準備が可能であればスクリーンで上映することで、特別感や臨場感を演出することもできるでしょう。音や映像で感覚に訴えることで強い印象を残せる動画は、知名度向上と母集団形成に最適です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
人気企業の新卒採用動画の事例7選
ここからは、人気企業の新卒採用動画の事例をご紹介します。新卒採用動画で成功する手がかりにしてください。
【三菱UFJ】明確なコンセプトで洗練された印象を与える動画
三菱UFJの採用サイトでは社員や業務の紹介動画に加え、社外ゲストを招いた対談動画を掲載しています。一見固くなりがちな金融機関の仕事内容について、社員やゲストが分かりやすく解説することで、自分が実際に働くときのイメージが具体的に。採用サイトでは企業理解、業務理解について多くの動画を用意しており、新卒者が知りたい内容を効果的に伝えています。
出典:三菱UFJ銀行公式「MUFGBankChannel」 MUFG『未来を探す扉』MIKIKO×スタートアップ支援篇【三菱UFJ銀行公式】 https://www.youtube.com/watch?v=_8_Cn9uLrhc
【アクセンチュア】数字と実績を明確に打ち出しターゲットを明確化した動画
アクセンチュアはアイルランドのダブリンに本拠地登記を置く、総合コンサルティング会社です。日本向けの採用サイトでは数字と実績を明確に打ち出している動画で企業が求める人材像をわかりやすく表現しているのがポイント。HPでは新入社員トレーニング動画もアップしており、入社後にどの様な研修を受けるか分かりやすく伝えています。求める人材が明確な企業の動画制作の参考になるでしょう。
出典:Accenture Japan アクセンチュア株式会社 会社説明動画 | Accenture Japan https://www.youtube.com/watch?v=PmNurFhIB5I&t=1s
【マイナビ】若手社員インタビューで親近感を効果的に上げた動画
マイナビは人材・広告企業で、人材情報ポータルサイトも運営しています。キャッチーなTVCMでもおなじみで、採用関連企業として抜群の知名度を誇ります。新卒採用動画では2021年入社の若手社員のインタビューを掲載。入社後の自分革新や仕事をする上で心がけていること、仕事の原動力など実際の生の声を聴くことで、入社後にどのように成長できるか具体的なイメージが持てるでしょう。
出典: マイナビ 採用サイト https://www.mynavi.jp/saiyou/
【伊藤忠商事】グローバル感を全面に押し出したかっこいい動画
伊藤忠商事は幅広い分野でグローバルビジネスを展開する大手総合商社です。新卒の就職先人気ランキングで常に上位をキープしており、商社業界の先駆者として業種に囚われずさまざまな事業にチャレンジしています。新卒採用動画では伊藤忠商事の手掛ける事業、将来のビジネス展開、働くことの意義などを詳しく説明しています。ブランディングにも力を入れており、優秀でモチベーションの高い人材の獲得につながっています。
出典: 伊藤忠商事 採用サイト https://career.itochu.co.jp/student/
【博報堂】高いクリエイティブ性でワクワクを最大限に引き出す動画
博報堂は博報堂DYホールディングス傘下の広告代理店です。採用サイトではクリエイティブ志向の強い新卒者へ訴求力の強いメッセージを発信。実績を色彩豊かな動画で伝え、感性に訴える形の動画で視聴者の心を捉えます。新卒採用動画でブランディングにも成功している事例です。
出典:HMP Recruit 「答えは、きみの中にある。」篇 https://www.youtube.com/watch?v=A2xA14Ce55g&t=2s
【電通】あえて社名や事業を打ち出さずメッセージ性を強めた動画
電通は国内最大の広告代理店です。新卒採用動画は敢えて社名や業務内容を出さない動画になっており、抽象的なメッセージで求める人物像を強く打ち出しているのが特徴です。採用サイトは入社後のチャレンジや社会人生活、イベント情報を中心に構成、訴求力の高い内容で最大手広告代理店の実力を余すところなく発揮しています。
出典:【新卒採用】電通 DENTSU Inc. RECRUITING 2023 オープニングムービー https://www.youtube.com/watch?v=B2wF5XMk0Ek
【バンダイ】TV番組仕様に社内を案内!キャッチーで面白い動画
バンダイはバンダイナムコグループの玩具、模型などを手掛ける大手メーカーです。新卒採用動画ではTV番組仕様に社内を案内しており、キャッチーで面白い動画で玩具会社らしさが伝わる内容です。社員の生の声をインタビューしつつ玩具作りの楽しさを伝える構成で、入社後のイメージを持ちやすいでしょう。
出典:バンダイ公式チャンネル BANDAI OFFICIAL 社内潜入!!採用担当がバンダイを案内! https://www.youtube.com/watch?v=0L98QGgCrzc
人気企業の新卒採用動画のトレンドとは?アイミツ編集部が考察
ここまで学生に特に人気のある企業の採用動画をご紹介しました。紹介した採用動画は、実際に働いている社員インタビューを中心に構成されており、新入社員が入社後の近未来をイメージしやすい内容となっています。また、アクセンチュアや電通の動画のように「応募者を闇雲に増やしたい」というよりは、求める人材像が反映された「ターゲットに刺さる」動画がトレンドになっているのではないでしょうか。いずれも演出効果が高く、視聴者に強い印象を残すのも特徴です。
新卒採用動画制作の3つのポイント
新卒採用動画で成功している人気企業の事例をご紹介しました。最後に、新卒採用動画制作のポイントを紹介します。実際に制作する際は次の3つの点に気をつけてください。
ペルソナ・ターゲットを細分化し「刺さる動画」を目指す
新卒採用動画を制作する際は、ペルソナ・ターゲットを細分化して、対象者に「刺さる動画」を目指しましょう。この場合のペルソナとは自社に応募する架空の人物、ターゲットは年齢や居住地、性別など属性で決めるマーケティング対象です。ペルソナやターゲットを細分化するほど魅力あるアプローチが実現します。
「動画」のメリットを最大限に生かす構成にする
新卒採用動画は「動画」のメリットを最大限に生かす構成にしましょう。先に紹介した人気企業でも次々に移り変わるスピード感のある動画が多かったように、動画だからこそできるスピード感や躍動感が鍵ともいえます。特に説明会のオープニング映像や採用サイトの前半に埋め込む動画、SNS等で活用する動画は間延びしない構成が重要です。
自社の求めるイメージに合致した動画制作会社を選ぶ
新卒採用動画を制作する際、自社制作できない場合は動画制作会社に依頼しましょう。外注の際は自社の求めるイメージに合致した動画制作会社を選ぶことが大切です。動画制作会社は会社ごとに得意分野があり、作風に一定の傾向があります。動画制作会社選びでお困りの場合はアイミツまでお問い合わせください。
動画制作会社の選び方とは?
動画制作会社(映像制作会社)を選ぶポイントを3つご紹介します。
・制作実績
自社の作りたい動画のイメージに近い制作実績がある会社を選ぶことで、スムーズな制作が期待できます。制作実績は事前に必ずチェックしておきましょう。
・動画マーケティングのノウハウ
動画を用いたマーケティングを考えている場合には、マーケティングに関するノウハウや実績がある会社かどうかも重要なポイントになります。
・自社スタジオの有無
自社スタジオを持っている会社を選ぶことで、コストの削減や制作時間の短縮も期待できます。
さまざまな特徴を持つ動画制作会社が増えており、前述したポイントだけでは会社を決められない場合もあるでしょう。会社選びでお悩みの際は、ぜひアイミツへご相談ください。
動画制作の費用相場
動画制作・映像制作にかかる費用は、どのような動画を制作したいかによって大きく変わります。例えば、インタビュー撮影であれば1万~15万円、セミナー・イベント撮影では5万~70万円程度と比較的安価で制作することができますが、会社紹介PR映像制作では25万~100万円、テレビCM制作では50万~300万円程度と高価になる傾向にあります。
「発注前に動画制作・映像制作の費用相場についてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事をチェックしてください。
【まとめ】新卒採用動画制作の依頼先探しならアイミツへ!
動画やSNSが日常化した現在、採用動画はリクルートに必要な強力なコンテンツです。動画作成により企業の知名度の向上、母集団形成、ブランディング、愛着形成など様々な効果が期待できるでしょう。
もしも動画制作のリソースがない場合は、動画制作会社への外注がおすすめです。動画制作会社選びでお困りのことがあれば、アイミツまでお問い合わせください。お客様のご要望をお伺いした上で最適の会社をご紹介します。
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