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CM制作はどういう流れで行う?制作費用相場や制作期間についても解説

更新日:2026.09.16

初めてCM制作を行うことになったとき、どのような流れで進めていけばよいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、CM制作の流れについて詳しくまとめました。CM制作の費用相場や具体的な制作期間についても解説しています。CM制作に挑戦したいという方や、実際にCM制作を外注したいと考えている方、CM制作の流れを把握しておきたいという方は、ぜひ参考にしてください。

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CM制作の流れや目的・ターゲットは制作を依頼する前に確認しておこう

CM制作を依頼する前に、以下の項目を整理しておくと、その後の打ち合わせや制作がスムーズに進みます。あらかじめ確認しておきたい項目を紹介します。

CM制作の目的とアピールしたいポイントを明確にする

まずは、なぜCMを制作するのか目的を明確にしましょう。新商品の認知向上、ブランドイメージの向上、採用強化など、目的によって映像の作り方は大きく変わります。
あわせて、商品・サービスの中で一番アピールしたいポイントを1つに絞っておくことも大切です。
情報を詰め込みすぎると訴求がぼやけてしまうため、伝えたいことを整理しておきましょう。

ターゲットと訴求点を具体的に決めておく

CMを届けたい相手を、年齢・性別・趣味嗜好・居住エリアなど、できるだけ具体的にイメージしておきましょう。
ターゲットを細かく設定するほど、効果的なCMを制作しやすくなるとされています。
あわせて、商品の価格・機能性・デザイン性など、何を一番の売りとして伝えたいかも整理しておくと、企画の方向性が固まりやすくなります。

予算だけでなく放送媒体・希望納期も決めておく

予算だけでなく、テレビ・Web動画のどちらで活用するかという媒体や、希望する納期についても、依頼前に決めておくとよいでしょう。
目的・ターゲット層・予算・希望納期をあらかじめ制作会社に共有しておくことで、最初の相談・ヒアリングがスムーズに進みやすくなります。
特にテレビCMを検討している場合は、放送したい時期から逆算してスケジュールを組むことが大切です。

可能であれば「仕様書」を用意しておく

複数の制作会社に見積もりを依頼する場合は、あらかじめ「仕様書」を用意しておくと比較がしやすくなります。
仕様書とは、作りたいCMの条件をまとめた文書のことで、制作会社とのコミュニケーションの土台になるとされています。
企画費・撮影費・編集費など費用の内訳や、修正回数の上限、素材の権利帰属についても、あわせて確認しておくと安心です。

CM制作の流れ1.ヒアリング

CM制作を外注する際は、まず外注先にヒアリングを受けることがほとんどです。ヒアリングで確認される主な項目と、伝える際のポイントを解説します。

ヒアリングで確認される主な項目

ヒアリングでは、CM制作の目的、アピールしたい商品の詳細、ターゲット(年齢・性別・職業など)、予算といった項目を確認されることが多いです。
これらは事前に社内でまとめられる情報のため、ヒアリング前に整理しておくと話がスムーズに進みます。
もっとも重要な「CMの出来」に関わる工程でもあるため、伝えたいテーマやメッセージをこの時点でしっかり共有しておきましょう。

明確に意見を伝えることが大切

ヒアリングにおいて重要なことは、自社の意見を明確に伝えることです。確認されるどの項目においても、遠慮したり後出ししたりすると、CM制作の進行や出来上がりのイメージに支障が生じてしまいます。
依頼先に遠慮することなく、はっきりと意見を伝えることが大切です。意見を言いづらい空気を感じた場合は、依頼先の変更も検討しましょう。

「どこで」「いつ」流すかも伝えておくとスムーズ

ヒアリングでは、CMをテレビとWebのどちらで、いつ頃から流したいかも伝えておくとスムーズです。
媒体や地域、放送したい時期によって、必要な準備や費用感が大きく変わるため、早い段階で共有しておくことが望ましいとされています。
特にテレビでの全国放送を検討している場合は、地域を絞った放送より高額になりやすいため、あわせて確認しておくとよいでしょう。

CM制作の流れ2.企画

ここでは、CM制作の2つ目のステップである「企画」の内容と、確認のポイントを解説します。

企画書に盛り込まれる主な内容

ヒアリング内容をもとに、制作側がCM企画を作成します。企画書には、CMの方向性やコンセプト、制作スケジュール、必要な費用、動員されるスタッフ、CMの長さ(尺)などがまとめられます。
このほか、イメージ画像(ラフ画)が添付されることもあります。
提案された企画書は、目的が正しく表現されているか、ターゲットにきちんと伝わる内容になっているかという視点で確認しましょう。

予算やスケジュール・方向性などの確認は入念に行う

企画作成・提出の段階で注意しておくべきことは、企画書の内容の確認は入念に行うべきということです。企画作成後に「方針を変更したい」という希望が出てきた場合、改めて企画を作り直さなければならなくなるため、容易に変更できるものではありません。
変更する必要がないように、予算・スケジュール・方向性などの企画の内容はしっかり確認しておきましょう。

考査のスケジュールを先に押さえておく

特にテレビCMの場合、CM素材が放送基準を満たしているかを確認する「考査」に、想定以上の時間がかかることがあります。
放送開始日が決まっている場合は、考査にかかる期間も踏まえて、そこから逆算して制作スタートの時期を決めることが重要です。
年末年始や大型連休をまたぐ場合は、さらに余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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CM制作の流れ3.コンテ作成

ここでは、CM制作の3つ目のステップである「コンテ作成」の内容と、確認のポイントを解説します。

コンテで決まる主な内容

企画がまとまったら、制作側はコンテの作成に入ります。コンテとは、CMの設計図にあたるもので、撮影の台本としても使用されます。
演出内容、効果音・BGM、セリフ、出演者といった、CMに用いられる要素は、この時点で詳しく決まっていくことが多いです。

コンテは修正の検討・ブラッシュアップが大切

CM制作を外注する場合は、コンテが作成された時点で、一度確認させてもらうことがおすすめです。コンテを確認することで完成イメージが湧き、依頼側と制作側で齟齬がないかを改めて確認することで失敗を防げます。
まだ撮影を開始していないため修正も容易です。修正が必要と感じた場合は遠慮せず伝えましょう。

絵コンテの段階で考査に提出できる

放送するテレビ局がすでに決まっている場合、絵コンテの段階でその局の考査部に提出することが可能です。
絵コンテ段階で一度考査を済ませておくと、撮影後に表現面での修正が必要になるリスクを減らせるとされています。
撮影後に仮編集した映像も改めて考査に出すことができるため、段階を踏んで確認を進めるとよいでしょう。

CM制作の流れ4.撮影

コンテの作成まで完了したら、ついに撮影に入ります。撮影前にはPre Production Meeting(PPM)が実施されることが多いです。PPMとは、CM制作に関して、依頼側・制作側で最終的な確認をする場のことを指します。最終的な確認では、ヒアリングや企画作成時点でまとめた内容を改めて確認することが多いです。
・CM制作スケジュール
・CMの長さ(尺)、方向性など
・演出内容
・効果音、BGM
・セリフ
・出演者

このほか、最終的な撮影前の段階であればロケ地や衣装、使用する小道具、撮影スケジュールなどに関する情報もまとまっているでしょう。実際の撮影は、以下から解説する3つのパターンが考えられます。

スタジオ撮影

スタジオ撮影は、屋内に設置されたスタジオで撮影を実施する方法です。撮影の規模や求められている雰囲気・方向性によって、スタジオの大きさ・規模も変化します。場合によっては、スタジオセットなど、小道具を制作する必要が出てくることもあるでしょう。
なお、自社スタジオを持っている制作会社の場合は使用料などが安価なことが多いです。スタジオ撮影を予定している場合は自社スタジオがある制作会社を選定するとよいでしょう。

ロケーション撮影

ロケーション撮影は、スタジオ以外の屋外で撮影する方法です。「ロケ」という言葉は多くの方が耳馴染みがあるのではないでしょうか。ロケーション撮影は、多くの場合、撮影許可(場所の使用許可)が必要になります。場所や撮影を実施する日数によって、必要な費用が異なることが特徴です。
一般的にスタジオ撮影よりも費用がかかる場合が多いため、どうしても撮影したいロケーションがあるという場合に検討するとよいでしょう。

ロケセット撮影

撮影スタジオではない屋内で撮影する方法を、ロケセット撮影と言います。撮影のためだけにセットされた場所ではない、生活やビジネスで使用されている場所を使用する方法です。例えば、自社の事務所や建物などを使用する場合もロケセット撮影に含まれます。自社の雰囲気を活かしたいCMや動画などで用いられることが多いでしょう。作られた感じのない、自然な日常風景を背景に撮影することができます。

撮影前の最終確認が大切

撮影の際は、最初にお伝えしたPre Production Meeting(PPM)における最終確認がもっとも重要です。確認事項を追いながら撮影の流れを想像し、疑問に思った点は遠慮することなく確認しておきましょう。イメージどおり進まなかった場合の修正対応など、万が一の場合はどうするのかを確認しておくことも大切です。自分の頭の中で、撮影の流れと出来上がったCMのイメージをしっかり想像しておきましょう。

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CM制作にかかる期間は?

CM制作にかかる期間の目安と、期間に影響する主な要因を解説します。

全体の目安は2ヶ月程度、内容によって変動

ヒアリングから撮影、その後の編集・納品の全工程が完了するまでには、およそ2ヵ月ほどかかることが一般的です。
ただし、制作に必要な期間はCMの制作内容によって大きく変わります。キャスティングを行う場合は出演者のスケジュール確認に、撮影場所によっては許可が降りるまでにも時間を要します。
緻密な企画・制作内容であれば、コンテの作成や撮影にもそれ相応の時間がかかります。

制作形式によって期間は変わる

CM制作にかかる期間は、実写・静止画・フルアニメーションなど、どの形式で制作するかによっても変わります。
撮影が必要かどうかや、動画か静止画かによって、必要な期間は大きく異なるとされています。
制作形式によって期間の目安は変わるため、早い段階で制作会社に相談し、具体的なスケジュール感を確認しておくと安心です。

考査(審査)にも時間がかかることがある

CMが完成しても、すぐに放送できるわけではありません。テレビ局ごとに、CM素材が放送基準を満たしているかを確認する「考査」が行われます。
考査には2週間〜3ヶ月程度かかることがあり、考査が完了しないとテレビCMとして放送できません。
放送開始日が決まっている場合は、考査にかかる期間も逆算に含めてスケジュールを組んでおくことが大切です。

CM制作にかかる費用の相場はどのぐらい?

一般的なCM制作費用の相場は、50万~1,000万円程度と言われています。これは、上記1~4の工程と編集作業すべてを含んだ金額です。費用においても、制作にかかる期間同様、制作内容によって大きく変動します。企画やコンテ作成に関しては、緻密なものであれば制作期間が伸び、その分費用が必要になることが予想されるでしょう。撮影場所に関しても、スタジオレンタルやロケ地の使用料などが必要になることが考えられます。使用する時間が長ければ長いほど、費用がかかることが一般的です。さらに、出演者に関しては、有名なタレントや芸能人を起用する場合、多額の出演料(ギャランティ)が発生することが予想されます。
このように、必要な費用も制作内容によって大きく変動するため、費用相場(50万~1,000万円)を目安として覚えておくとともに、制作側に企画や提案書を提示された際は費用の内訳をしっかり確認しておくことが大切です。

CMを放送するには放映料も必要

CM制作でかかる費用のうち、放映料に関しても確認しておきましょう。テレビでCMを放送するためには、放映料が必要となることをご存知でしょうか?放映料は、CMを放送してもらうためにテレビ局に支払う費用のことを指します。テレビ局にはローカル局・キー局がありますが、それぞれ必要な放映料が異なるため、以下にまとめました。

CM放映費用相場表
放映局 費用
東京キー局: 日本テレビ放送網(NTV)・テレビ朝日(EX)・TBSテレビ(TBS)・フジテレビジョン(CX)・テレビ東京(TX) 30万~100万円
主な関東ローカル局: テレビ神奈川(tvk)・テレビ埼玉・千葉テレビ放送・群馬テレビ 2万5,000~4万円
関西準キー局: 讀賣テレビ放送(ytv)・朝日放送テレビ(ABC)・毎日放送(MBS)・テレビ大阪(TVO)・関西テレビ放送(KTV) 4万円~ 25万円
関西ローカル局: サンテレビ・KBS京都テレビ・びわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山 1万5,000~4万5,000円

※スポット15秒CM1回あたりの推定料金
参考・出典:https://www.kokoku-direct.jp/massmedia/テレビCM/

TVCMの種類も費用に影響する

テレビCMには、タイムCMとスポットCMがあり、それぞれ費用が異なります。タイムCMは番組のスポンサーとなり放送するCMです。CMが流れるほか、番組の提供としてテロップが表示されることも多く、認知度の大幅な向上が見込めます。ただし、その分費用が高額になることが多いです。
スポットCMは時間を指定してランダムに放送してもらうCMのことを指します。こちらは低予算でも依頼できることが多いです。
目的と予算のすり合わせを行い、タイムCM・スポットCM、どちらの枠でCM放映を行うかも考えておきましょう。経験豊富な制作会社であれば、どちらがおすすめかなどの相談にも乗ってもらえることが考えられます。

CM制作の費用相場はもちろん各種動画制作の費用相場を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

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CM制作を外注する際の選び方

ここからは、CM制作を外注する際の、動画制作・CM制作会社など依頼先の選び方をお伝えします。以下の事項を確認することで、失敗のない外注先選びが叶うでしょう。

選び方1:制作実績がどのくらいあるのか

まずは、外注先の候補となる動画制作会社・広告代理店が、テレビCMの制作実績をどの程度持っているのかを確認しましょう。実績を豊富に持っている会社にCM制作を依頼することで、高いクオリティのCM制作が期待でき、失敗を避けられる可能性が高いためです。
また、同業界や似たようなサービス・商品、目的のCM制作を手掛けているかどうかも確認しておくとよいでしょう。サービス・商品に関するノウハウが蓄積されていることが考えられるため、より洗練されたCM動画の納品が期待できます。

選び方2:サービス内容が制作目的と合っているか

次に、外注先が提供しているサービス内容が、自社のCM制作目的と合致しているかどうかも、しっかり確認しておきましょう。 一言にCM制作会社と言っても、それぞれの会社に特徴、特色、強みがあります。特徴や強みが自社のCM制作の目的に合致していれば、より高いクオリティかつニーズを満たすCM動画の納品が期待できるでしょう。外注先のサービス内容、得意分野などは依頼前に確認しておきましょう。

選び方3:納品スケジュールが希望に沿っているか

「CMを制作する」ということが決まったとき、同時に「いつ頃までに完成させる」ということも決まるかと思います。その納品時期に合わせた制作を行ってくれる会社であるかどうかという点も、確認しておくべきポイントのひとつです。
CM制作にかかる期間は制作内容にもよるとお伝えしましたが、制作側の作業スピードも期間を決める要素のひとつだと言えます。自社とのコミュニケーションスピードも含めて、外注先の作業スピードや、希望する納期に沿った制作スケジュールを提案してくれるかどうかという点も、確認しておきましょう。正式な依頼前に「○月○日ごろに納品してほしい」ということをはっきり伝えてみることもひとつの方法です。

テレビCM以外にもネットを使ってCMを流す方法もある

テレビCMに必要な費用を確認して、予算が足りずテレビCMの制作を諦める気持ちになってしまった方もいるのではないでしょうか。
昨今では、テレビだけではなく、インターネットでCM動画を流すという方法も注目されています。インターネットでCM動画を流すことは、テレビCMを放映することと比較して費用を抑えられる傾向にあることが魅力。YouTubeに自社のチャンネルを作成することはもちろん、有料の広告として制作したCMを流すことも可能です。 
このほか、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSでも、広告に動画を使用することはかなりメジャーな表現方法となっています。テレビをよく視聴している世代とは異なる層になる可能性はありますが、CMの目的に合わせて配信するターゲットを絞ることもできるため、効率よく多くのユーザーにアプローチすることができるでしょう。

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【まとめ】CM制作の流れを把握して動画制作を検討しよう

ここまで、CM制作の流れやそれぞれの工程におけるポイント、CM制作にかかる期間や費用についての詳しい情報をお伝えしてきました。CM制作を検討する場合は、事前に制作の流れを把握することがスムーズな依頼につながります。動画制作会社など、プロに制作を依頼する際には、制作目的を明確に伝えるなど、ここまでお伝えしてきた内容に注意して会社選定・依頼を進めていきましょう。
なお、日本最大級のBtoB一括見積もりサービス「アイミツ」では、テレビCM制作に強みを持つ会社をはじめとした、多くの動画制作会社の情報を保有しています。気になる会社を複数比較し、見積もりを取ることができるサービスを無料で提供していますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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