JavaScriptで作るアプリとは?特徴を紹介【2024年最新版】
現代のビジネス環境は、消費者側も提供側となる企業も、オンラインがメインステージとなりつつあり、アプリに対するニーズも高まってきています。JavaScriptを開発して、自社で利用するアプリや顧客に提供するアプリを提供したいと考えている方もいるのではないでしょうか。当記事では、アプリ開発におすすめのプログラミング言語であるJavaScriptについて解説していきます。
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JavaScriptの特徴とは?
JavaScript(ジャバスクリプト)とは、Webページでさまざまな動作や機能を実現できる、オブジェクト指向のスクリプト言語です。一般的にはHTML・CSSと組み合わせてブラウザ上でアニメーションを動作させるのに多く活用されている言語となります。
現在では開発環境・動作環境の充実化により、サーバーサイド開発からスマホアプリ・Webアプリ・デスクトップアプリの開発まで幅広く対応可能な、非常に高い汎用性を持つ言語となっています。
JavaScriptで作れるサイト・アプリの種類と具体例
JavaScriptでアプリを作りたいと考えている方は、どのようなアプリが作れるのかが気になるのではないでしょうか。以下の表は、JavaScriptで作れるアプリの種類・特徴・具体例をまとめた表となります。
アプリの種類 | 特徴 | 具体例 |
---|---|---|
Webサイト | HTML・CSSで作成されたサイト へ動きを付けることが可能。 |
・アニメーション演出 ・ボタンに挙動を付ける ・アラート表示 ・コンテンツ切替 ・ハンバーガーメニュー |
PWA | Webサイト・Webアプリを ネイティブアプリのように インストール可能とする新しい技術。 |
・SNSアプリ ・ニュースアプリ ・ECアプリ ・Webサービス系アプリ など |
Webアプリ | HTML・CSS・JavaScriptを 組み合わせてブラウザ上で 動作するアプリの作成が可能。 |
・チャットツール ・ビジネスツール ・Webサービス ・Webシステム など |
スマホアプリ | Webアプリ・ネイティブアプリ から両者を組み合わせた ハイブリッドアプリの作成が可能。 JavaScriptのみで開発を行うことも可能。 |
・店舗公式アプリ ・ヘルスケアアプリ ・生活アプリ ・計算アプリ など |
ゲームアプリ | ブラウザ上で動作するブラウザゲーム からネイティブアプリのゲームアプリ まで幅広く作成が可能。 実行速度がやや遅いため、 スピードが求められるゲームは苦手。 |
・RPGゲーム ・ノベルゲーム ・パズルゲーム など |
業務用アプリ | 企業内で行われる業務の自動化や 効率化を図るためのアプリ。 クラウド上で動作するさまざま なアプリを作成可能。 |
・ビジネスチャット ・顧客管理システム ・販売管理システム ・生産管理システム ・営業支援アプリ など |
デスクトップアプリ | パソコンにインストールして 使用するタイプのアプリケーション。 専用フレームワークを用いて さまざまなアプリを構築可能。 |
・業務用アプリ ・ゲームアプリ ・動画プレイヤー ・メールソフト ・エディタ など |
以下に、上記の表で紹介した内容について、詳細と具体例を解説します。
Webサイト/Webアプリ
Webサイト・Webアプリ(Webサービス)は、JavaScriptが最もパフォーマンスを発揮できる分野です。Webサイトに動きを付けるのは大半のサイトが実施しており、本格的なサービス機能を提供しているWebアプリも多数存在しています。私たちの身近なWebサイト・Webアプリにも、以下のようにJavaScriptが活用されている例は多くあります。
・検索エンジン(Google・Yahoo!)
・コンテンツプラットフォーム(note)
・動画配信サービス(AbemaTV)
・クラウドソーシング(クラウドワークス)
Webが身近になった現代においては、JavaScriptが活用されるシーンはいくらでもあります。
より詳しい「Webアプリとは」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
スマホアプリ
スマホアプリとは、スマホ端末で利用するアプリのことです。オンライン上で動作するWebアプリタイプと、端末にダウンロードして利用するネイティブアプリ、両者の特性を併せ持つハイブリッドアプリがあります。
現代ではMonaca・Ionicといったスマホアプリ向けのJavaScriptフレームワークも充実しており、アプリ開発言語としてJavaScriptが採用されるケースも増加。企業や店舗の公式アプリ・ヘルスケアアプリ・銀行アプリ・ゲームアプリなど、多種多様なアプリが開発されています。
業務アプリ
業務アプリとは、企業内で行われる各業務をスムーズに行うためのアプリケーションのことです。さまざまな種類のアプリケーションがリリースされており、業務方式・業務体制に合わせて独自のアプリが開発されるケースも多くあります。
JavaScriptは、AjaxやHTML5といった技術が台頭したことや、開発環境やフレームワークが充実したことをきっかけに、現在業務アプリケーションの開発言語として有力な存在となりつつある状況。その傾向はますます加速しつつあり、今後本格的に活用される時代が訪れることが予想されています。
JavaScriptにできること
ここでは、JavaScriptで実現できる具体的なアクションについて解説します。
・Webサイトへ動きを加える
ボタン動作・コンテンツ切替・動画コントロールなど。
・ポップアップ表示
パスワード入力画面・警告画面・リンク先表示など。
・Ajax、非同期通信
ページを読み込まずサーバーと通信を行う技術。Googleマップが代表例。
・計算、シミュレーション
ユーザーが入力した情報に対して計算結果を返す。見積もり・宿泊施設のシミュレーションなど。
・ブックマークレット作成
ブラウザのブックマークで簡単なアクションを実行する技術。
・フォーム制御
フォームに入力された内容の正誤や抜け漏れを自動チェック。
・グラフ描画
受け取ったデータからリアルタイムでグラフの描画が可能。
ほかにもさまざまなことを実現することが可能。Webサイト制作やアプリ開発に役立てることができます。
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JavaScriptアプリ開発に必要な開発環境とは?
JavaScriptでアプリ開発を行う際には、以下のような開発環境を用意する必要があります。
・IDE(総合開発環境)
コードエディター・デバッガ・コンパイラといった開発に必要な機能が揃ったツール。効率的な開発を行うために必要。Visual Studio Code・Eclipse・Atomなどが代表的。
・実行環境
開発したアプリを実行するための実行環境となるアプリケーション。フロントエンド・バックエンドの両方に対応したNode.jsがおすすめ。
初心者でも安心!活用したいJavaScriptフレームワーク3選
JavaScriptで開発を行う際には、フレームワークを活用して効率化を図ることが重要なポイント。ここでは、JavaScriptでの開発時に活用したいおすすめのフレームワークを3つご紹介します。
React(リアクト)
出典: React https://ja.reactjs.org/
Reactとは、Facebook社が開発したWebサイトのUIを構築することに特化した、非常に完成度の高いJavaScriptライブラリです。ReactをベースとしたフレームワークがNext.jsとなります。
Next.jsを活用することで、Webアプリのベースとなる部分をスムーズに開発することが可能。トレンドのUIや洗練されたUIを取り入れたフロントエンドを開発したい方には非常におすすめです。
Angular(アンギュラー)
出典: Angular https://angular.jp/
Angularは、上記のReactと並んでトップクラスのニーズを誇るJavaScriptのフレームワークです。機能性に優れており、サーバー連携も可能。プラットフォームを問わないため動作端末を意識せず開発を行えます。あらゆるニーズに対応できる汎用性の高さと開発効率の高さから、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるフレームワークとなります。
Vue.js(ヴュー)
出典: Vue.js https://jp.vuejs.org/index.html
Vue.jsは、UIを開発するためのJavaScriptのフレームワークです。シンプルで自由度が高く、学習コストも低めであることが大きな特徴。2013年から開発が始められた新しいフレームワークであるため情報が少なめですが、作業を簡易化してスピーディーに開発できることから、現在トップクラスに人気のあるフレームワークとなりつつあります。
アプリ開発は自分でできる?プロに依頼するのもおすすめ!
JavaScriptは比較的初心者でも馴染みやすい開発言語ですが、内製により思い通りにアプリを開発するには相応のスキルが必要となります。自社で開発可能な人材がいない場合や、本格的なアプリを開発したい場合は、プロのアプリ開発会社へ発注した方が、クオリティの高いアプリをスムーズに完成させることができるためおすすめです。
アプリの費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】JavaScriptでアプリ開発を成功させるには?
JavaScriptではさまざまなアプリを開発することが可能であり、開発に便利なフレームワークも充実しています。比較的初心者でもアプリ開発を行いやすい言語であるため、社内にITスキルに優れたメンバーが自社開発を検討してみるのもおすすめです。
本格的なアプリを開発したい場合は、アプリ開発会社への発注がおすすめ。アイミツではおすすめの発注先の紹介を行っていますので、ぜひご相談ください。
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