初心者でも簡単?Android Studioでのアプリ開発とは【2024年最新版】
モバイルOSの中でも、Androidは世界的に高いシェアを誇っています。Android向けにアプリを開発したいと考える企業や個人も多いのではないでしょうか。Androidアプリを開発する上で、知っておきたい開発環境が「Android Studio」です。
この記事では、さまざまな発注先を比較検討できる「アイミツ」が、Android Studioでのアプリ開発とは何かについて基本から解説します。
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初心者でも使える?Android Studioとは
Android Studioとは、Google社が生み出したAndroidアプリ開発環境のことです。アプリ開発に役立つ要素を集約した統合開発環境(IDE)であり、プログラム実行やファイル管理など多くの機能を兼ね備えています。
AndroidというOS自体の開発元もGoogle社であることから、Androidアプリ開発では最もスタンダードな開発環境といえるでしょう。ほかにもAndroidアプリを開発できるツールはありますが、特別なこだわりがなければAndroid Studioを選ぶことをおすすめします。
モバイル端末の実機を使わずにアプリの動きを確認できるエミュレータなど、開発を効率化する仕組みが豊富にあります。Androidアプリの開発言語は簡単ではありませんが、Android Studioであればアプリ開発初心者でも比較的学びやすいといえるでしょう。
Android Studioのインストール方法
Android Studioの利用にはパソコンが必要ですが、主要なOSのいずれでも問題ありません。ここでは、Windows・Mac・Linuxの各OSにおけるAndroid Studioのインストール方法を大まかにご紹介します。
Windowsにインストールする場合
WindowsパソコンにAndroid Studioをインストールする場合の手順は、下記の5ステップです。
①Android Studioの公式サイト(https://developer.android.com/studio)からインストーラをダウンロードします。お使いのパソコンがWindowsであれば、Windows用のインストーラ(EXEファイル)が自動的に選ばれます。
②インストーラをダブルクリックし、表示されるセットアップ画面の指示通りにインストールを進めます。特別な理由がなければ、設定はデフォルトのままで問題ありません。
③セットアップ画面を終了するとAndroid Studioが起動しますが、最初に以前の設定を引き継ぐか問われます。「I do not have~」がチェックされた状態のままで「OK」→「Next」の順にクリックします。
④インストールタイプ(Standard/Custom)の選択画面が表示されます。Standardがチェックされた状態のままで「Next」をクリックします。
⑤「Finish」をクリックすれば、インストール・初期設定は完了です。
Macにインストールする場合
MacパソコンにAndroid Studioをインストールする場合の手順は、下記の6ステップです。
①Android Studioの公式サイト(https://developer.android.com/studio)からインストーラをダウンロードします。お使いのパソコンがMacであれば、Mac用のインストーラ(DMGファイル)が自動的に選ばれます。
②インストーラをダブルクリックし、表示される「Android Studio」をアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップします。その後、Android StudioがMacパソコンにインストールされます。
③Android Studioをダブルクリックして起動します。
④最初に以前の設定を引き継ぐか問われます。「I do not have~」がチェックされた状態のままで「OK」→「Next」の順にクリックします。
⑤インストールタイプ(Standard/Custom)の選択画面が表示されます。Standardがチェックされた状態のままで「Next」をクリックします。
⑥「Finish」をクリックすれば、インストール・初期設定は完了です。
Linuxにインストールする場合
LinuxパソコンにAndroid Studioをインストールする場合の手順は、下記の7ステップです。
①Android Studioの公式サイト(https://developer.android.com/studio)からインストーラをダウンロードします。お使いのパソコンがLinuxであれば、Linux用のインストーラ(ZIPファイル)が自動的に選ばれます。
②64ビット版のLinuxをお使いの場合は、32ビット用ライブラリのインストールが必要です。
※詳細は公式サイト(https://developer.android.com/studio/install?hl=ja#64bit-libs)を参照
③ターミナルを開き、tarコマンドなどでインストーラを任意の場所に解凍します。その後、Android StudioがLinuxパソコンにインストールされます。
④ターミナルにより「android-studio/bin/」ディレクトリに移動して「studio.sh」を実行します。その後、Android Studioが起動します。
⑤最初に以前の設定を引き継ぐか問われます。「I do not have~」がチェックされた状態のままで「OK」→「Next」の順にクリックします。
⑥インストールタイプ(Standard/Custom)の選択画面が表示されます。Standardがチェックされた状態のままで「Next」→「Next」の順にクリックします。
⑦「Finish」をクリックすれば、インストール・初期設定は完了です。
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Android Studioを使ったアプリ開発の手順
Android Studioを使ったアプリ開発の手順は、大まかに下記の4ステップです。
①アプリを企画する
②アプリを設計する
③Android Studioでアプリを作る
④テスト、リリース
各ステップについて、順番に解説します。
アプリを企画する
まずはアイデアを出し、どのようなアプリを作るか企画します。具体的には、下記のような点を決める必要があります。
・大まかなコンセプト
・想定ユーザー
・搭載する機能
・収益化の方法
なおチームで開発する場合は、開発の予算や担当者、スケジュールについても決めておきましょう。
アプリを設計する
企画をもとに、アプリの実現方法を具体化します。具体的には、下記のような点を検討しましょう。
・機能ごとの詳細な処理フロー
・画面構成
・データの流れや保存方法
なお設計をもとにプログラムを作ることになるため、設計書としてドキュメント化することを推奨します。
Android Studioでアプリを作る
設計書に沿って、Android Studioでアプリを作ります。新規のプロジェクトを作成し、プログラミング言語を用いて必要な機能を実装していきます。
Android Studioのアプリ開発に使えるプログラミング言語は「Java」と「Kotlin」の2種類です。Javaは幅広い分野で高い需要を持つ言語ですが、文法が複雑で難度が高い点が特徴です。一方、KotlinはAndroidアプリ開発以外ではそれほど使われないものの、Javaより文法がシンプルな点が特徴として挙げられます。
ニーズに合う言語を選び、Android Studio上でプログラムを書いていきます。Android Studioのデバッグ機能でプログラムを動かし、バグをなくすことも大切です。
テスト、リリース
必要な機能の実装やデバッグが完了した後は、プログラムを実際に動かして問題がないかテストします。テストとは、アプリの表示や動作が仕様・設計通りであることを確かめる作業のことです。
Android Studioでは前述の通り、エミュレータ機能を用いることで実機に近い形でアプリのテストが行えます。ただし、開発したアプリを収益化する場合は、エミュレータだけでなく実機を用いたテストも行うべきといえるでしょう。
なおテストでアプリに問題が見つかった際には、プログラムの修正が必要です。テストでアプリに問題がないと確認できれば、アプリとしてリリースできる状態といえます。
アプリ開発の費用相場
続いては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万円~300万円 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】アプリ開発でお困りの方はアイミツへ相談を
Android Studioとは、Androidの開発元であるGoogle社が生み出したAndroidアプリ開発環境のことです。信頼性が高く、Androidアプリ開発であれば、Android Studioを選ぶのがおすすめといえるでしょう。ただし、パソコンOSによってインストール方法が少し異なる点には注意が必要です。
なお自社でエンジニアを確保するのが難しい場合は、アプリ開発を外注することをおすすめします。自社に合ったアプリ開発会社を探したい方には、さまざまな発注先を比較検討できる「アイミツ」がおすすめです。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うアプリ開発会社を無料で複数社ご紹介します。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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