キーワード選定の方法・コツは?SEOの基礎や便利なツールも紹介!【2024年最新版】
SEO対策において欠かせない作業が「キーワードの選定」です。的確なキーワード選定を行いたいけれども、良い方法や手順が分からず苦戦している方もいるのではないでしょうか。当記事では、キーワード選定の目的・重要性から、事前準備・具体的な方法と手順・注意点・おすすめツールについて解説します。
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キーワード選定は重要?SEOの基礎
SEO対策では、まず上位表示を行いたいキーワードの選定を行い、各キーワードに対してコンテンツの作成を行っていきます。キーワード次第で成果が大きく左右されるため、キーワード選定はSEO対策の基本にして最も重要な作業となります。
1-1.SEOとは
キーワード選定はSEO対策で成果をあげるために行うものであるため、まずはSEOについて理解しておくことが重要です。SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索エンジンからWebサイトへの流入を増やしてビジネスの成果に繋げるための施策のことです。検索エンジンや検索ユーザーが理解しやすいように情報の最適化を行い、検索結果画面での上位表示を狙います。
1-2.キーワード選定の目的
SEO対策におけるキーワード選定の目的は、施策の対象となるWebサイトのテーマに対して、ユーザーからの検索が見込めるキーワードを選ぶことです。しかし、キーワードは無数に存在しているため、適当にキーワードを行うと思うように成果を得ることができません。
そのため、SEO対策を効率的に推進してパフォーマンスを発揮するためには、成果が見込める適切なキーワードの絞り込みを行い、その上で施策を進めることが非常に重要となります。
1-3.キーワード選定は難しい?Web担当者たちが頭を悩ませる理由
キーワード選定が難しい理由は、セオリー通りに施策を行うだけでは成果に結びつかないケースがあるためです。
近年では、便利なツールが数多くリリースされていますが、ツールで得られた結果をそのまま反映するだけでは不十分であり、実際には自社サイトの状況やユーザーニーズを考慮して細かい調整を加える必要があります。
このような感覚は経験を重ねないと身に付かないため、キーワード選定が難しいと言われる理由となっています。
キーワード選定の前にすべき3つの準備
キーワード選定を行う前には、次にご紹介する準備を行っておくことで、適切なキーワードをスムーズに抽出することができます。
2-1.キーワードの種類を把握しておく
キーワードは大きく分けて以下の3つの種類があります。
・ビッグキーワード
単語であることが多く様々な検索意図やニーズが含まれる。上位表示の難易度は高いが大きな成果を生む。
・ミドルキーワード
主に2つの単語を掛け合わせた中程度の検索ボリュームを持つキーワード。上位表示による恩恵は大きいが競合性は高い。
・スモールキーワード
複数の単語から構成されるため、ユーザーの意図やニーズが明確であることが特徴。検索ボリュームが少なく上位表示の難易度は低い。
2-2.サイトのメインテーマを明確化しておく
SEO対策においてはあらゆるテーマを取り扱うのではなく、「IT」「美容」「ゲーム」といったように、特定のテーマに絞った方が成果を得やすくなります。
そこで重要となるのが、キーワード選定を行う前にサイトのメインテーマを明確化しておくこと。テーマを絞ることで、狙うべきメインキーワードならびに関連キーワードも自ずと絞り込むことができます。
2-3.ユーザー目線を考慮しておく
SEO対策は、あくまでユーザーが検索エンジンに入力するワードに対して対策を行うものです。ツールを活用すればデータ上は良質なキーワードを集めることができますが、実際のユーザーの意図・ニーズがカバーできていないケースが多くあります。
そのため、ある程度ユーザー目線を加味して人の手による調整を加えることが必要となってきます。サイト運営者本位でのキーワード選定に終始しないためにも、ユーザー目線は事前に熟考しておきましょう。
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キーワード選定の方法
ここでは、実際にSEOに用いるキーワードを選定する方法について、ステップに分けて解説します。
3-1.主軸となるキーワードを決める
キーワード選定の最初のステップは、主軸となるキーワードを決めることです。例えば、SEO対策についての解説やサービス提供を目的としたサイトであれば、「SEO」「SEO対策」などが主軸キーワードとなります。
主軸キーワードによって後の工程で抽出する関連キーワードや投下する記事の方向性も決まってくるため、サイトのテーマに最も合致した最も重要なキーワードを慎重に精査して選定するのがポイントです。
あまり認知されていないワードを選定したりすると、キーワード選定の幅が狭まってしまうため、基本的には検索ボリュームが大きく一般に認知されているビッグキーワードから選ぶようにしましょう。
3-2.ツールを使用しキーワードを膨らませる
続いて、主軸キーワードをベースに関連するキーワードを膨らませていく作業を行います。一般的には、次のような方法でキーワードを収集します。
・サジェストキーワードを活用
検索エンジンの検索ウィンドウに入力した際に表示される候補キーワードを収集。ニーズの高いキーワードを抽出できる
・キーワード選定ツールを活用
キーワード選定ツールに主軸キーワードの入力を行い、関連キーワードをなるべくたくさん抽出。
・SNS、Q&Aサイト、口コミを参照
機械的には抽出できないユーザーニーズが反映されたキーワードを発掘。
キーワードの整理・分類はあとで行うため、ここでは数を集めることを意識してキーワードを集めましょう。
3-3.キーワードをカテゴリーごとに整理する
実際に使用するキーワードの検索意図・検索ニーズについて検討を行うために、以下のようにキーワードが持つ特徴・属性ごとにキーワードをグルーピングします。
・商品名
・商品ジャンル
・値段
・機能
・悩み、課題
続いて、キーワードのニーズについて検討していきます。
・Know(知りたい)キーワード
・Do(~したい)キーワード
・Go(行きたい)キーワード
・Buy(買いたい)キーワード
Knowキーワードは検索ボリュームが最も多い傾向がありますが、さほどニーズは反映されていない傾向にあります。対してDo・Go・Buyキーワードについては、ユーザーの意図やニーズを明確に読み取れる傾向があります。
3-4.検索ボリューム・競合性をチェックする
続いて検索ボリューム調査ツールを活用して、各キーワードの検索ボリュームと競合性をチェックしていきます。検索ボリュームが大きいキーワードであるほど、上位表示に成功した際の恩恵は大きなものとなりますが、競合性は高くなりやすい傾向にあります。
そのため、検索ボリュームが大きなキーワードは実際に検索をかけてみて、上位に表示された競合サイトの強弱・特徴などをチェックしておきましょう。もし検索ボリュームが多いけれどもさほど競合が強くないキーワードがあれば、自社が狙うべき穴場キーワードです。
このように検索ボリュームと競合性をチェックすることで、根拠を持って自社が狙うべきキーワードの選定や優先順位付けを行えます。
3-5.上位表示を狙うキーワードを決定する
最後のステップは、実際にSEO対策で上位を狙うキーワードを決定していきます。次の手順を推奨します。
①不要なキーワードを削除
明らかに自社サイトと合致しないキーワードや、全く検索流入が期待できないキーワードを全て削除します。
②サイト構造に当てはめる
「トップページ(ビッグキーワード)>カテゴリーページ(ミドルキーワード)>コンテンツ(ミドルキーワード・ロングテールキーワード)」のように実際にサイト構造に当てはめることで取捨選択を行いやすくなります。
③重複を取り除く
SEOでは1つのキーワードに1つの記事を書くのが原則であるため、重複するキーワードを取り除きます。
選定後は将来的なコンテンツ追加・拡張も加味して見直しを行いましょう。
SEO・キーワード選定で覚えておきたいワード集
SEO対策やキーワード選定では、専門的なワードが多く用いられるため、よく分からない方もいるのではないでしょうか。重要ワードを以下にまとめて解説していますので、必要に応じてご参考下さい。
・SERP
検索エンジンに表示される検索結果画面のこと。
・アルゴリズム
検索エンジンがWebサイトを評価する際に用いるロジック・計算式。
・クエリ
キーワードと同じ意味。
・オーガニック検索
検索エンジンの広告枠を除く検索結果のこと。SEOではオーガニックにおける上位表示を狙う。
・クローラー
インターネット上のWebサイトを巡回して検索エンジンが必要とする情報を集めるロボット。
・インデックス
GoogleのデータベースにWebサイトが登録されること。検索にヒットさせるにはインデックスが必須。
・ホワイトハットSEO
Googleのガイドラインに従った正攻法のSEO対策のこと。
・ブラックハットSEO
Googleのガイドラインに違反した方法で上位化を図る施策のこと。ペナルティの対象となる。
・検索ボリューム
検索エンジンでキーワードが検索された回数。もしくは予想される検索回数。一般的に月間回数が基準となる。
SEOの味方!おすすめのキーワード選定ツール(無料も)
SEOキーワードの選定にはツールを活用すると便利です。ここでは、おすすめのキーワード選定ツールをご紹介します。
5-1.Google Search Console
Google Search Consoleは、Webサイトの検索状況を細かく解析できるマーケティングツール。直接的にキーワードを選定するツールではありませんが、サイトに流入するキーワードを一覧でチェック可能となっており、強化すべきキーワード・潜在的なキーワード・自サイトに対する検索ニーズを把握するのに役立ちます。
キーワードプランナーでは網羅できない情報を把握できるため、セットで活用することをおすすめします。
5-2.Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Google広告を出稿するためのキーワード選定・入札単価・検索ボリュームなどを調査するためのツール。Google広告の利用者であればすべての機能を無料で利用することが可能です。
本来は広告出稿用のツールですが、新しいキーワードの発掘・関連キーワードの抽出・競合性・月間検索数など詳細な情報を得られるため、SEO対策のキーワード選定にも重宝します。
5-3.Keywordmap
Keywordmapは、多機能・高機能なキーワード調査・分析ツール。キーワードの選定・分析・競合調査まで効率的かつスピーディーに行えます。
世界トップクラスの日本語データ量を保有しており、国内サイト向けのキーワード選定であれば、ほかのツールを上回る網羅性で抽出を行うことが可能。国内SEOで競合性の低いキーワードを発掘したい方や、SEO対策において優位性を発揮したい方にはおすすめです。
初心者でも安心!関連キーワードの検索ツール
キーワード選定を選定する際には、関連キーワードの抽出も重要。以下のツールを活用するとスムーズに抽出できます。
6-1.ラッコキーワード
初心者からプロまで活用している、無料で使えるキーワードリサーチツール。検索ボックスに調査したいキーワードを入力するだけで、複数の媒体から関連キーワードを一括で取得できます。シンプルなツールをお探しの方にはおすすめです。
6-2.Googleトレンド
人気のキーワードやトピックの傾向をリサーチできるツールです。関連キーワードの抽出はもちろん、関連するトピックからキーワードの幅を広げることも可能。機能が充実しているため、高度なリサーチを行いたい場合にはおすすめです。
6-3.OMUSUBI
無料で活用できるキーワードマップツールです。入力したキーワードに対して関連キーワードをマッピング表示することができるスグレモノ。関連キーワードの相関関係を視覚的に把握したい場合におすすめです。
検索ボリュームを知りたいならこれ!ボリューム
キーワード選定時には、ニーズを知るために検索ボリュームの把握も重要。以下のツールを活用することで調査できます。
7-1.aramakijake
無料で利用できる高精度な検索ボリューム調査ツール。検索ボリュームを調べたいキーワードを入力するだけで、月間推定検索数・検索順位別の月間検索予測数・関連キーワードを調査できます。
7-2.Ahrefs
高機能・多機能なオールインワンSEOツール。一度に最大10,000個ものキーワードの検索ボリュームをまとめて表示できます。有料ツールですが、効率性や精度を重視したい方にはおすすめです。
キーワード選定で注意すべきポイントとは?
キーワード選定で失敗しないためには、以下にご紹介するような注意すべきポイントがあります。
8-1.キーワード選定は継続して行おう
自社にとって最適なキーワードは、ビジネスの進捗状況や競合の動向によって日々変化していきます。そのため、キーワード選定は一度実施して終わりではなく、継続的に選定を行うことが重要です。キーワードの追加やメンテナンスを怠ると、サイトのSEOパワーは徐々に低下して行ってしまいます。
自社サイトのSEO対策のパフォーマンスを常に高い水準に保つためにも、キーワードの選定・見直しは継続的に実施するようにしましょう。
8-2.まずは1記事で1ワードの上位化を狙おう
キーワードを選定する際には、1つの対策キーワードに対して1つの記事を割り当てることが重要なポイントです。ユーザーの検索意図に対して明確な答えを提示した方が、検索エンジンに評価されやすいと言われているためです。
1つの記事で複数のキーワードを割り当てると、キーワードと記事の関連性が低くなるため好ましくありません。深堀された記事を提供してSEO効果を高めるためにも、1キーワード1記事の原則は必ず守るようにしましょう。
SEO対策外注費用の料金表
SEO対策の費用相場をご紹介します。
項目 | 初期費用の相場 | 月額費用の相場 |
固定報酬型SEO対策 | 5万~20万円 | 20万~40万円/月 |
成果報酬型SEO対策 | 5万~20万円 | 1キーワードにつき 1万5,000円~30万円/月 |
SEOコンサルティング | 10万円~ | 10万円〜30万円/月 |
コンテンツSEO | ~30万円 | 1記事につき1,000円〜3万円/月 |
SEO内部対策 | 応相談 | 10万〜100万 |
外部SEO被リンク対策 | 応相談 | 3万円〜15万円 |
SEO対策の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。
【まとめ】SEO対策を依頼するならネット広告会社へ
キーワード選定はSEO対策の根幹とも言える重要な作業。その目的や重要性を理解して、的確なキーワード選定を行うスキルを身に付ければ、SEO対策の成果も大幅に向上させることができるでしょう。キーワード選定に苦戦している方や自信を持てない方は、ネット広告会社への相談や発注を検討もおすすめです。
アイミツでは、目的やニーズに応じておすすめのネット広告会社の紹介も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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