アフィリエイト広告の費用相場は？ASPの選び方や業界別の成果報酬事例も解説【2024年最新版】

アフィリエイト広告の費用は、まずASPを開設するためにかかる初期費用が月額4万～5万円、その後も固定費として月額3万～5万円が発生します。また重要な成果報酬費用については、1商品・サービスあたりの利益や売り上げ目標をもとに設定し、紹介してもらったメディア経由で売れた場合にアフィリエイターへ支払います。さらにASPにも成果報酬の30％前後を手数料として支払わなければならないので覚えておきましょう。

まずはアフィリエイト広告の概要について説明します。自社で運用をはじめる方にとって重要な内容ばかりですので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

アフィリエイト広告は、個人のブログや法人の運営するポータルサイト、ソーシャルメディアなどに配信される、成果報酬型のネット広告です。ネットユーザーがブログやWebメディアを訪れ、掲載中の広告を経由して商品やサービスを購入すると、広告主から媒体主（ブログやサイトの運営者＝アフィリエイター）へ報酬が支払われます。また、契約方法によってはクリック、インプレッション（広告表示）単位での支払いも可能です。

広告主は、アフィリエイト広告を通じて自社の商品やサービスを宣伝したい企業や個人を指します。
広告主は自社商品やサービスを紹介するためのリンクやバナーを、ASPを通してアフィリエイターに提供し、その成果（購入、登録など）に応じて報酬を支払います。

アフィリエイターは、自分のWebサイト、ブログ、SNSなどを通じて広告主の商品やサービスを紹介する個人や団体です。
アフィリエイターは、広告主が提供するリンクやバナーをコンテンツ内に設置し、それを通じて成果が発生した場合にASPを通して報酬を得ます。

ASPは、広告主とアフィリエイターを仲介するプラットフォームを提供するサービスです。
ASPは、広告主からの広告を管理し、アフィリエイターに提供する一方、成果の追跡や報酬の支払いも担当します。

サイト訪問者は、アフィリエイターのウェブサイトやブログ、SNSにアクセスするユーザーです。
訪問者は、アフィリエイターが設置した広告リンクやバナーをクリックして、広告主のサイトに移動して商品を購入したりサービスに登録したりします。訪問者のアクション（クリック、購入、登録など）がアフィリエイトの成果として計上され、アフィリエイターに報酬が支払われる仕組みです。

続いてはメリットについて。他の広告と比べ、アフィリエイト広告は広告主にとってどんな利点があるのでしょうか？大きく4つに分けてご紹介します。

1つめのメリットは、スモールスタートできること。
詳しくは次章で解説しますが、アフィリエイト広告を仲介するASPのほとんどは、無料もしくは数万円前後までの初期費用＋月額数万円程度の基本料を支払うことで契約できます。広告配信後に成果が出なければ、報酬や手数料はかかりません。
初期投資だけで100万円以上のコストのかかることが多いマスメディア広告や交通広告と比べると出稿のハードルが低く、予算の限られる中小・ベンチャー企業も気兼ねなくスタートできるでしょう。

アフィリエイト広告では、何を成果と見なすか、成果1件につき何円の報酬を支払うか、すべて広告主側で決められます。リスティング広告のようにキーワードや競合の動向によって広告費が高騰したり、成果が出ていないにもかかわらず広告の掲載費用だけがかさんでしまったりすることはありません。
成果の定義を定め、報酬額をコントロールすることで、常に一定以上の費用対効果を確保できるのも、アフィリエイト広告ならではの大きなメリットだと思います。

ブログやポータルサイトを運営するアフィリエイターにとって、広告収入は文字どおり運用の生命線。
アフィリエイターの多くは、より多くのユーザーを集め、広告収入を得るために、サイトの導線やデザイン、コンテンツに工夫を凝らしています。そうした取り組みを通じて月間100万以上のPV（ページビュー）を獲得しているブログも少なくありません。
対価として報酬を支払う必要はあるものの、接触者数の大きいサイトに広告を配信することで、自社で集客する手間・リソースを省けるのも、アフィリエイト広告の見逃せないメリットです。

アフィリエイト広告は、記事やレビューの中に自然に組み込まれるため、消費者にとって広告としての違和感が少ないのもメリットです。また、実際に使った人の意見として受け取るため、広告に対する信頼感が増し、購買意欲が高まります。

ここからはアフィリエイト広告の費用の相場について、4つの内訳費用別に紹介。
さらに、別途検討しておくべき費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ASPが提供する広告配信システムのアカウント設定料や契約手数料として、契約初月のみ発生する費用です。ASPごとの金額差はそれほど大きくなく、4万～5万円前後が一般的な相場。ネット広告市場の拡大にともない、ASP同士の競争が進むなか、最近では初期費用0円のアフィリエイト広告サービスも増えてきています。

ASPとの契約後、広告成果の有無を問わず毎月定額で発生する費用です。一般的な相場としては、月額3万～5万円前後。ASPの多くは複数の料金プランを用意しており、基本的に契約期間が長くなるほど、月額費用が安くなることが多いようです。初期費用と同様、近年では月額費用無料のASPも数多く見られます。
しかし、利用できるサービスが限定されている場合もあるため、しっかりと検討しましょう。

商品の購入、会員登録、サービスの利用申し込みなど、アフィリエイト広告の成果が発生した際にアフィリエイターへ支払う費用です。商材、単価、購入頻度を加味したうえで、広告主側の任意で金額を決められます。

成果報酬費用は大きく分けて以下の2種類が存在します。

売上金額に対してあらかじめ設定された割合を掛けて報酬が支払われる方式です。
例えば、商品が1万円で報酬率が10%の場合、アフィリエイターは1,000円を受け取ります。

定額報酬は、成果が発生した際にあらかじめ定めた固定の金額が支払われる方式です。
例えば、1件の購入につき1,000円の報酬が支払われる場合、アフィリエイターは商品が1つ売れるごとに1,000円を受け取ります。

報酬が発生した際にASPへ支払うマージンです。ほとんどのASPでアフィリエイターに支払う報酬額の30％前後、高くても35％前後に設定されています。ただ、初期費用や月額費用が極端に安かったり、無料だったりする場合は、その分だけ手数料が割高になることもあるようなので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

ここまでアフィリエイト広告でかかる基本的な費用を説明してきましたが、これ以外にも発生する可能性の高い費用が存在します。

アフィリエイト広告において、特定のアフィリエイターに対して提供される通常より高い報酬単価のことです。
この特単はアフィリエイターの業績や広告主との関係性に応じて設定され、優れたパフォーマンスを発揮しているアフィリエイターにインセンティブとして与えられます。広告主にとって優秀なアフィリエイターを競合他社に取られないようにするため、特単を設定して引き留める効果もあります。

影響力のある特定のメディアやアフィリエイターに対して支払われる、固定の月額費用や契約料のことを指します。
一定期間にわたって広告を掲載することが保証されるので広告主は安定した露出を確保できます。月額費用はメディアによって大きく異なりますが、3万〜50万円程度が目安です。

広告を掲載してくれるアフィリエイターが少ない場合に、アフィリエイター募集をし広告掲載を促進するための費用です。「管理画面トップでの広告枠」や「プロモーション検索結果での上位表示」などメニューや期間によって費用は変動しますが、数十万円〜ほどが相場といえるでしょう。

アフィリエイト広告用のバナー、リンク、LP（ランディングページ）などのクリエイティブ素材を制作する費用です。
これにはデザインやコピーライティングなどが含まれ、外部業者に依頼する場合は、数万円から数十万円の費用がかかると想定しておきましょう。

アフィリエイト広告を運用するためにはASPと契約しなければなりませんが、その種類は多岐に渡り、違いについてわからない人も多いことでしょう。ここでは各ASPの特徴と費用について詳しく解説していきます。

出典：「A8.net」 https://www.a8.net/ec/

日本最大級のASP
A8.netは、日本国内で最大規模のアフィリエイトサービスプロバイダであり、多数の広告主とアフィリエイターが利用しています。

多様な商材・サービスの取り扱い
幅広いジャンルの広告主が登録しており、物販、サービス、デジタルコンテンツなど多岐にわたる商材が揃っているのが特徴です。

初心者にも優しいサポート体制
初心者向けのガイドやサポートが充実しており、簡単にアフィリエイトを始められる環境が整っています。

出典：「ValueCommerce」 https://www.valuecommerce.ne.jp/

多様な広告主とアフィリエイターのネットワーク
日本国内で幅広いジャンルの広告主とアフィリエイターを抱え、業界全体で非常に大規模なネットワークを提供しています。

高度なトラッキング技術
精度の高いトラッキングシステムを採用しており、成果報酬型広告の正確な計測を実現しています。これにより、広告主は信頼性の高いデータを基に効果的なマーケティング施策を行えます。

豊富なデータ分析ツール
広告主向けに強力なデータ分析ツールを提供しており、キャンペーンの効果を詳細に分析して最適化するための情報を提供します。

出典：「もしもアフィリエイト」https://af.moshimo.com/

初期費用・月額費用無料
成果が発生した場合のみ手数料（30%）が発生するため、広告主はリスクを最小限に抑えながらキャンペーンを開始できます。

豊富で質の高いメディアネットワーク
7万以上のメディアと8,000人以上のインフルエンサーが登録されており、ターゲット層に効率的にリーチすることが可能です。

直接的なメディアアプローチ機能
管理画面から簡単にメディアと連携でき、リアルタイムでキャンペーンの効果を高めるための調整ができます。

出典元：「afb」 https://www.afi-b.com/

1万6,000件以上の広告プロモーション実績があり
多様な業種で効果的なプロモーションが展開できます。広告主は、自社に最適なアフィリエイト戦略を選択できます。

優れたアフィリエイターと提携可能
優良なアフィリエイターが多く参加しているため、効果的なパートナーシップを通じて、ターゲット層に効率的にリーチできます。

操作性に優れた管理画面
広告主の視点にたち、操作性に優れた管理画面を実現。原稿別・サイト別・デバイス別など細かい条件で絞り込めるので、効果の分析も捗ります。

出典：「レントラックス」 https://www.rentracks.co.jp/affiliate/

厳選された国内有力メディアに掲載できる
新規の顧客獲得や売り上げアップはもちろん、厳しい審査を通過したメディアにのみ広告を掲載できるので効果的なターゲティングが可能です。

各業界の担当者がサポート
各ジャンルごとに担当者が在籍しているから広告に関する課題なども相談ができます。

初期費用・月額費用が無料
広告運用にかかる初期費用や月額の固定費が一切かからず、低リスクで始められます。最低金額も設けられていないので広告費を抑えたい人にもピッタリ。

出典：「アクセストレード」 https://www.accesstrade.ne.jp/

目視による審査だから信頼性の高いメディアが揃っている
厳選された85万以上のメディアネットワークを保持。有力な上位メディアには専任の担当者がついているので強固な関係性を築けます。

安心・安全な広告運用
AI搭載のアドフラウド対策ツール「Spider AF」の導入、さらに薬機法・医療法・景表法・特定商取引法などの法令遵守のための認定資格も取得しています。

アフィリエイター（メディア）ごとに報酬額の設定が可能
有力なメディアには報酬を高めに設定するなど、予算の細かいコントロートができます。

出典：「JANet」 https://j-a-net.jp/advertiser/

PC媒体向けの広告に強い
Webサイト、メールマガジンなどのPC媒体向けの広告に特化しています。

徹底した予算・KPI管理
2001年から運営しているASPサービスで、その豊富なノウハウ・データを活用しながら効率的に成果地点へと導きます。

プロの視点でクリエイティブを制作
柔軟で質の高いクリエイティブ（バナー・LP）の制作してもらえます。

以下では具体的な成果報酬単価の相場についてご紹介していきます。業界や商品・サービス、成果地点によって成果報酬単価は変動するため「どのくらいが妥当な金額がわからなくて不安……」という方は特に必見です。

商品やサービスの売上単価から、その商品にかかった原価や人件費、利益を引いた金額を求めます。そのようにして算出した金額が1件あたりの成果報酬額の目安です。
※企業により広告予算の算出方法は異なります。

ASPに登録すれば競合他社の商品がいくらで成果報酬を設定しているかも確認することができるので、細かい価格設定は他社を参考に行うと良いでしょう。

以下では、業界や商材ごとに分けて成果報酬単価の事例を紹介します。

定率報酬：5〜10%
食品ECサイトのアフィリエイト報酬は、購入金額に応じた定率報酬が多く、特にサブスクリプションモデルの商品では継続購入が期待されるため、長期的な報酬が得られることもあります。

定率報酬：5〜10%
アパレルECは比較的低めの報酬単価が多く、購入金額に応じた定率報酬が主流です。セールや新商品のプロモーション時には特別報酬が設定されることもあります。

定額報酬：1,000〜5,000円
美容ECは、スキンケアやサプリメントなどの商材に対して高い報酬単価が設定されることが多く、一度コンバージョンを得られればその後も継続的な購入が見込めるため、商品単価を上回る報酬額を設定している会社もあります。

定額報酬：1万〜5万円
不動産投資案件は非常に高額な報酬が設定されることが多いのが特徴。具体的な成果としては、資料請求や面談設定が多く、成約に至る場合にはさらに高額な報酬が発生します。

定額報酬：5,000〜1万5,000円
クレジットカードのアフィリエイトも比較的高単価で知られており、新規カード発行や入会などの成果に対して報酬が支払われます。報酬額はカードの種類やキャンペーン内容により異なります。

定額報酬：2,000〜1万円
英会話教室のアフィリエイト報酬は、無料体験や初回レッスンの申込に対して支払われることが多く、子ど向けか大人向けなのか、オンラインなのか対面なのかなどによって費用は変動していきます。

前半でお伝えしたとおり、ASPには多くの種類がありどれを選べば良いか迷ってしまうことも多いでしょう。ここでははじめてアフィリエイト広告を導入する方に向けて、失敗しないASPの選び方を解説していきます。

管理コストをある程度割けられるのであれば、まず複数のASPと契約するのもおすすめです。

「A8.net」、「Value Commerce」、「もしもアフィリエイト」など大手のASPと契約し、数ヵ月間成果を見て、その後に一番相性の良いASPだけに絞るのというのも良いでしょう。

自社の商材やサービスに適したジャンルを扱うASPを選ぶことはアフィリエイト広告運用において非常に重要。

ASPが扱っている広告主の一覧や、既存のアフィリエイターがどのようなコンテンツを扱っているのかを見ることで、ASPごとの得意ジャンルを確認することができます。

質の高いアフィリエイターが多くいるASPを選ぶことで、商材を効果的にプロモーションすることができます。

ASPが提供するアフィリエイターの成功事例や、どのようなアフィリエイターがプラットフォームに参加しているかを詳細に調べましょう。

傾向としては、アフィリエイターに対するサポート体制（セミナーやツール提供など）が充実しているASPは、質の高いコンテンツを提供するアフィリエイターが集まりやすいです。広告主向けのページだけでなくアフェリエイターに向けたサポートサービスについても事前に調査しましょう。

ASPと契約し、実際の出稿開始まではおおよそ2週間～1ヵ月程度かかります。広告出稿にあたっては審査があるのでLPやサイトの表記確認なども忘れずに行いましょう。それでは具体的な流れについてご説明します。

自社商材とASPの強みが合致するASPを選んだらASPに問い合わせをします。

ASPの利用規約や手数料構造をしっかりと確認し、初期費用や月額費用の有無を確認したうえで、利用契約を締結します。

具体的な広告キャンペーンを設定します。
どの商材をどのようにプロモーションするかを決定し、ターゲットユーザーやコンバージョン目標を明確にします。
例えば、新規顧客獲得を目指すキャンペーンでは、初回購入時の特別割引を提供するなどインセンティブの設定などが挙げられます

キャンペーンを設定したらASP内でアフィリエイターを募集します。
応募が少ない場合は、一時的でも特別報酬（特単）を設定するのも効率的なやり方といえます。
また応募を待つだけでなく、直接アフィリエイターに掲載してもらうよう掛け合うのも広告主の重要な仕事です。

アフィリエイターがキャンペーンに参加すると、実際のプロモーションが開始されます。
広告主はASPのダッシュボードを通じて、リアルタイムでキャンペーンのパフォーマンスを監視し、必要に応じて調整を行います。

キャンペーン終了後、または定期的に、成果を確認し、アフィリエイターに対して報酬を支払います。
報酬の支払いにおいては成果の精査が重要です。コンバージョンの質や不正クリックなどをチェックし、正確な報酬が支払われるように管理しましょう。

ここではアフィリエイト広告で売り上げを向上させるポイントを4つご紹介いたします。

適切な成果報酬を設定するためには、ASPの担当者に業界の相場を聞くのが良いでしょう。しかしその業界に特化した担当者がいない場合は、契約したASPにログインし、広告出稿一覧のようなページにて競合他社の成果報酬額を参考にするのもおすすめです。

さらに費用対効果を高めたい場合は、広告主自らがアフィリエイターに成果報酬単価の引き側げを交渉しましょう。
もちろん単に報酬を下げるのではなく、他の形でのメリットを提供することを伝えます。例えば、より多くの露出機会を提供する、特別なキャンペーンやプロモーションで支援するなど、単価の減少を補う代替案を提示するとアフィリエイターも納得しやすくなるでしょう。

自社商品やサービスのターゲットとなるユーザー（顧客）層をしっかりと把握し、その層にリーチできるアフィリエイターと連携しましょう。

例えば、若年層をターゲットにする場合は、SNSで影響力のあるインフルエンサーを活用するのが効果的です。また、ターゲット層の行動パターンや好みを理解し、それに合わせた広告クリエイティブを用意することも忘れてはいけません。

クロスプロモーションとは、複数のプロモーション手法やチャネルを組み合わせて相乗効果を狙う戦略です。アフィリエイト広告を他のマーケティング施策と連携させることで、より高い成果を得ることができます。

例えば、メールマーケティングやSNS広告とアフィリエイト広告を連携させ、同じメッセージを複数のチャネルで展開することで、ブランドの認知度を高めることが可能。
また、クロスプロモーションにより、アフィリエイターが得られる成果も増加しやすくなるため、モチベーション向上につながります。

アフィリエイト広告の費用対効果を高めるためには、定期的なテストと改善が不可欠です。どのアフィリエイターが最も効果的であるか、どのクリエイティブが最も高いコンバージョン率を生むかを分析し、必要に応じて戦略を修正していきましょう。

A/Bテストを実施し、異なるアフィリエイト戦略やクリエイティブのパフォーマンスを比較します。さらに、定期的なデータ分析を通じて低パフォーマンスのアフィリエイターやキャンペーンを特定し、改善または停止の判断を検討しましょう。

アフィリエイト広告運用で重要なことは、いかに良いアフィリエイターを多く探せるかどうかです。広告主自身で掲載してほしいアフィリエイターに積極的に依頼するように心がけましょう。

例えば、検索ボリュームの大きいキーワードで上位を獲得しているメディアが、すでに競合他社の商品をメディア内で紹介している場合、成果報酬額次第ではそのメディアに掲載してもらえる可能性が高いといえます。
このように、影響力の高いメディアを自身で探し、営業をしにいく姿勢も忘れないようにしましょう。

アフィリエイト広告の運用は、ほかのWeb広告と同じように代理店が運用代行をする場合があります。
代理店に依頼することで効率的な運用とリソースの節約ができるのはもちろん、リスク管理やトラブル対応も任せられるのが特徴です。アフィリエイト広告の運用がはじめての人は広告代理店に運用代行してもらうのも1つの手でしょう。

アフィリエイト広告代理店に支払う手数料は、大きく分けて「成果報酬」と「月額費用」の2つです。この2つを組み合わせて下表のような費用体系が多く見受けられます。

【広告代理店へ依頼する際の費用】

ここではおすすめの広告代理店を3社ご紹介します。費用を抑えられる代理店から実績豊富な老舗企業まで取り揃えましたので、ぜひ参考にしてください。

出典：株式会社DataSpoon https://dataspoon.jp/

出典：株式会社ADrim https://adrim.co.jp/

出典：株式会社シード https://www.seedinc.jp/

効果的なWeb広告を制作・運用するにはそれなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にWeb広告制作・運用に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。

「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠（賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など）の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は通常枠で50万、その他の枠で200万円で、ウェブサイト関連費の補助率は1/4です。 

出典：小規模事業者　持続化補助金（一般型）https://r3.jizokukahojokin.info/

「事業再構築補助金」は、ウィズコロナ・ポストコロナの経済社会の変化に対応するために、事業再構築に前向きな中小企業を支援し、日本経済の構造転換を促すことを目的としています。支援類型は、通常枠や大規模賃金引上枠など合計6つ。補助金額は枠によって異なりますが、最大補助金額は1億5,000万円で、その場合の補助率は2/3から1/2です。  

出典：事業再構築補助金　https://jigyou-saikouchiku.go.jp/

 IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ニーズに合うITツールの導入にかかる費用の一部を補助するものです。業種などによって異なりますが、対象となる動画制作ツールもあるので詳細を詳しくチェックしてみましょう。補助額は最大450万円・補助率1/2以内です。  

出典：IT導入補助金2023　https://www.it-hojo.jp/　

補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。

しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「PRONIアイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいWeb広告制作・運用代行会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。

今回はアフィリエイト広告の費用相場を中心に、ASPの紹介や売り上げアップのコツなどをご紹介しました。

なお、PRONIアイミツでは発注者様からの相談を無料で承っています。ご予算・ご要望にあわせて複数のアフィリエイト広告制作・運用代行会社をピックアップし、まとめて見積もりをとることも可能です。

「アフィリエイト広告の費用についてもっと詳しく知りたい」、「自社に合うインターネット広告代理店を教えてほしい」という方はPRONIアイミツまでお気軽にご連絡ください。