SEO対策の平均費用と料金相場|早見表つき【2023年最新版】
この記事では、SEO対策会社のプラン料金を比較していき、「SEO対策サービスを利用する際の平均費用と料金相場」をわかりやすく解説します。成果報酬型・固定報酬型、コンサルティング型・ツール型別の費用相場も掲載。SEO対策の基本方法など、SEO対策会社選びの基礎となる知識も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
SEO対策のことでお困りの方へ
私たちコンシェルジュがアドバイスします!アイミツでは完全無料でSEO対策企業の一括見積もり・比較も可能です!費用に関する相談や会社探しの手間を減らすお手伝いをしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
SEO対策外注費用の料金表
項目 | 初期費用の相場 | 月額費用の相場 |
---|---|---|
固定報酬型SEO対策 | 5万~20万円 | 20万~40万円/月 |
成果報酬型SEO対策 | 5万~20万円 | 1キーワードにつき 1万5,000円~30万円/月 |
SEOコンサルティング | 10万円~ | 10万円〜30万円/月 |
コンテンツSEO | ~30万円 | 1記事につき 1,000円〜10万円 |
SEO内部対策 | 応相談 | 10万〜100万 |
外部SEO被リンク対策 | 応相談 | 3万円〜15万円 |
こんなSEO対策会社を探していませんか?
上の表は、SEO対策を専門の会社へ外注する際の費用を依頼内容別にまとめたものです。
次の章で詳しく費用相場について説明していきます。
SEO対策の外注費用相場
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の具体的な費用相場は以下です。
なお、SEO対策の価格・料金については業者によってかなり幅があるため、大まかな目安としてご参考にしていただければ幸いです。
初期費用相場 | 月額費用相場 | その他の費用相場 | |
---|---|---|---|
固定報酬型 SEO対策 | 5万円~20万円程度 ※初回のキーワード調査やプランニング・提案を含む | 20万円~40万円程度 ※レポーティング・PDCAサイクルの実施・翌月の提案を含む | 量産記事作成 1記事あたり 1万円〜3万円 ※綿密な骨子づくりやデザイン制作含む質の高いコンテンツマーケティング記事の場合、1記事あたり5万円〜10万円以上かかるケースもある |
成果報酬型 SEO対策 | 5万円~20万円程度 ※初回のキーワード調査やプランニング・提案を含む | 1キーワードあたり 月額1万5,000円~30万円程度 ※成果が発生しなければ、費用は発生しない | 外部施策(被リンク) 3キーワード 3万円〜15万円程度 |
こんなSEO対策会社を探していませんか?
上記は、検索エンジンで上位表示を狙いたいキーワードが、ビッグキーワード1〜3個程度(および関連性のあるロングテールキーワード)のケースを想定した、SEO対策費用相場の見積もりです。
・費用相場を遥かに超える競合他社とは勝負しなくても良い!SEO対策のゴールはコンバージョン
大企業・大手企業が大規模なSEO対策を行う場合には、100万円以上で予算を組み、ビッグキーワード・ロングテールキーワードを大量に想定して内部施策・外部施策を行うケースもあります。
SEO対策の費用相場を考えるときに注意したいのは、特にビッグキーワードの競合他社には、それだけ多くの予算をかけてSEO対策を行っている大企業・大手企業が存在する可能性があるということです。
一方、大企業・大手企業が目をつけていないニッチなロングテールキーワードでも、コンバージョンする意欲の高いユーザーが検索しているキーワードは存在します。
制作会社・業者にSEO対策を外注・委託する場合には、ビッグキーワードでの成果を上げることに捉われすぎることなく、ロングテールキーワードからの確実な流入も視野に入れた網羅的な施策を提案してくれるかを必ずチェックしましょう。
SEO対策(検索エンジン最適化)でもっとも重要なことは、検索順位を上げることだけではなく、インターネットユーザーからの確実なコンバージョン(購買や会員登録)を上げることです。
ただし、着実にSEO対策で成果をあげたい場合は、成果報酬型ではなく固定報酬型で半年〜1年のスパンで長く対策を続ける必要があるため、費用相場として月額20万円〜40万円程度のSEO対策予算を組む計画を立てておくべきでしょう。
アイミツでの取引事例
ここでは実際にあった取引事例をご紹介します。
費目 | 金額 | 対応業務 |
SEO対策 | 10万円/月 ※初期費用ゼロ |
キーワード・競合調査 内部・外部対策 レポート作成 コンテンツ作成 |
実際にあった取引事例をご紹介しました。ご自身の想定するSEO対策がいくらでできるのか気になりましたらお気軽にお問い合わせください。
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SEO対策の費用の仕組み
SEO対策(検索エンジン最適化)を制作会社・業者に依頼する場合の料金体系の仕組みは、大きく分けて「固定報酬型」と「成果報酬型」の2つがあります。
- 固定報酬型SEO対策の特徴
-
- キーワード調査などで初期費用がかかるケースがある(費用相場は5万円~20万円程度)
- 月額ベースで費用を支払う(費用相場は月額20万円~40万円程度)。
- 内部施策(サイト内部の検索エンジン最適化)を中心とした丁寧なコンサルティングが受けられる。
- 毎月ミーティングを行って、サイト改善などのPDCAを回す。
- 専任のコンサルタントがつくケースが多い。
- 毎月のSEO業務へのコミットをしてくれる。
- 結果のフィードバックやレポーティングを丁寧に対応してもらえる。
- 今後の改善のための提案を毎月受けられる。
このように、固定報酬型SEO対策では、月額ベースで費用を支払うことで、SEO対策に関わるすべての業務を委託するようなイメージです。
自社と密に連携したSEO対策(検索エンジン最適化)を実施したい場合には固定報酬型がおすすめであると言えます。
- 成果報酬型SEO対策の特徴
-
- キーワード調査などで初期費用がかかるケースがある(費用相場は5万円~20万円程度)。
- キーワードごとに成果報酬を設定する
(費用相場は1キーワードあたり月額1万5,000円~30万円程度)。 - キーワードで成果(主に指定順位枠への上位化)が発生した場合にのみ、費用が発生する。
- 初回の内部施策指示書の提案以降は、細やかなフィードバックは行われないケースが多い。
- 外部施策(外部サイトからのリンクを提供するSEO手法)をメインに提供しているSEO会社・業者が多い。
このように、成果報酬型SEO対策ではキーワードごとに成果を設定し、上位表示された場合にのみ費用を支払う料金体系となっています。
難易度の高い単一のビッグキーワードを狙いたい場合や、順位変動の激しいキーワードにてピンポイントで上位表示させたい場合などには、成果報酬型は利便性が高いように感じられます。
しかしながら、成果報酬型の場合、SEO会社・業者は成果が出なければ利益が上がらないため、固定報酬型のようにリソースを割いて分析・フィードバック・フォローなどを丁寧にやってもらえないケースがあります。
また、固定報酬型で丁寧に行われるサイト改善型の内部施策と違い、外部サイトのリンク提供型の外部施策については、Googleからのペナルティを受ける恐れもあります。
(※外部施策のリスクについて、詳しくは当記事の「5-4.SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者に委託・外注する場合の注意点)」をご参照ください)
そのため、SEO対策を体系的かつ意味のある形で実施したいのであれば、成果報酬型よりも固定報酬型のほうが安定した利益につながる可能性が高いでしょう。
固定報酬型SEO対策の場合 | 成果報酬型SEO対策の場合 | |
---|---|---|
キーワードの施策自由度 | 〇ビッグキーワード以外の関連性の高いロングテールワードなど、複数のキーワードでの施策が可能 | △キーワードごとに成果報酬が設定されるため、複数のキーワードでの施策が難しい |
競合の多いキーワード施策のコスト | △検索順位で上位表示されていなくても支払いが必要となる | 〇検索順位で上位表示されなければ支払いの必要はない |
キーワードで上位表示が達成できた場合のコスト | 〇ビッグキーワード、ロングテールキーワード、いずれのキーワードで上位表示が達成できたとしても、料金は同じ | △成果報酬が設定されているキーワードで上位表示された場合は、その期間中に成果報酬が発生し続けるため、施策が成功した場合は固定報酬型よりもかなり高いコストがかかる場合がある |
成果報酬型と固定報酬型を比較すると、実現できるSEO施策の内容や狙うことのできるキーワードの範囲、かかってくるコスト感などがかなり違ってきます。
自社で実施したいSEO対策がどのようなものかを事前に要件定義して、成果報酬型と固定報酬型どちらがベストかを選ぶようにしましょう。
特に、成果が出なければ費用もかからないからといって、安易に成果報酬型を選ぶと、十分なSEO対策を受けられないうえに、仮にキーワードが上位表示された場合にも、思わぬ高額な費用(1キーワードあたり月額30万円程度)がかかるケースもあるので、注意してください。
SEO対策会社の費用が異なる理由
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の費用は非常に幅があり、相見積もりを取ってみると、毎月1キーワードあたり1万5,000円以下の格安のものから数十万円程度のものまで、業者によって値段が異なります。
・SEO対策は、なぜ費用相場に幅がある?
SEO対策を提供している制作会社・業者が、内部施策・外部施策を実施する場合にかけているコストは以下のようなものです。
・人件費 30万円〜
(コンサルティング営業・内製スタッフへの給与)
・SEOツール費用 5,000円〜10万円程度
(GRCなどの順位チェックツール、MIERUCAなどのSEO・コンテンツ改善ツール調査利用費用)
※中には、SimilarWeb(シミラーウェブ)などの月額30万円以上かかる高級な分析ツールを利用しているSEO会社・業者も存在します。
・サーバー費用 1万円〜
(制作しているウェブサイトのサーバー維持・保守費用)
※多数のデータを扱うウェブサイトを複数管理している場合、サーバー費用は数十万近くかかるケースもあります。
・ドメイン費用 1サイトあたり500円〜3,000円程度
(制作しているウェブサイトのドメイン管理費用)
・ライティング費用 1記事あたり5,000円〜5万円
(量産型記事、コンテンツマーケティング記事の執筆費用)
※クラウドソーシングなどで大量量産している場合、1記事あたり500円〜1,000円程度で仕入れているSEO会社もありますが、そのような記事はクオリティが低い場合が多いです。
・外部リンク提供用の提携サイト費用 年間数万円〜
(外部施策で外部リンクを提供する提携サイトとの契約費用など)
※過去には数百万円以上の費用で自前の外部リンクサイト群を製作していたSEO会社も存在しましたが、現在では意図的な外部リンクはGoogleペナルティの対象となるため、そのような業者は減っている傾向にあります。
これらの中で、SEO対策を行う制作会社・業者が、内部施策・外部施策のどの分野に、どれくらい注力するかによって、費用相場は大きく上下します。
たとえば、PDCAサイクルの高速回転に力を入れているコミット型のSEO対策会社・業者の場合は、それだけコンサルティングの人件費がかかり、コンテンツマーケティングに力を入れている場合には、高品質な記事をライティングするために予算が必要になります。
そのため、自社のSEOで力を入れたい内部施策・外部施策の分野がどれになるかを、事前に要件定義したうえで、予算の割り振りを考えることが重要です。
特に、外部施策についてはリスクが大きいため、実施を検討する場合には自己責任となります。
・SEO対策は費用相場より安ければ良いわけではない!気をつけたい落とし穴
SEO対策(検索エンジン最適化)の制作会社・業者の中には、特定のキーワードで費用相場よりも格安の金額(1キーワードあたり1万円以下など)でSEO対策を請け負っている会社・業者もありますが、安ければ良いというわけではありません。
Googleの検索エンジンからの評価を得ていくためには、最低でも6ヶ月〜1年という中長期スパンでSEO対策を行い、ウェブサイトの最適化を進める必要があります。
格安SEO対策の制作会社・業者の場合、以下のような詐欺まがいのケースがあるので十分に気をつけてください。
・検索ニーズのないキーワードを選定して提案する
SEO対策をする場合に「月間検索数」「検索ボリューム」と呼ばれる用語があります。
これは特定のキーワードを検索したユーザーが何人いるかをチェックできる指標ですが、悪質な業者の場合、検索ニーズのないキーワードを選定してくるケースがあります。
このケースだと、すぐにGoogle検索で上位表示されますが、そもそも検索するユーザーがいないため、そこからのコンバージョン(購買や会員登録)は見込めません。
成果報酬型の場合には、上位表示によって過大なコストを取られる可能性があるため、特に注意が必要です。
もしも、検索ニーズのないキーワードで上位表示されてしまった場合は、ユーザーのコンバージョンが出ないにもかかわらず、1キーワードあたり月額5万円〜30万円ほどの成果報酬を払い続けなければならない場合もあり得ます。
・ニーズと異なった検索結果で上位表示される
成果報酬型では上位表示が報酬の条件であるため、ニーズと異なった上位表示されやすいキーワードが選定されるケースがあるので注意しましょう。
たとえば、メインキーワードに関連したキーワードでも、一般用語ではないキーワードや固有名詞などのキーワードは上位表示されやすいですが、ユーザーの検索ニーズとマッチしていないケースもあります。
そのため、SEO対策の制作会社・業者でキーワード選定が行われた場合、それらのキーワードからコンバージョンが望めるのか、どういう意図で選定したのかをしっかりとヒアリングするようにしましょう。
検索ニーズの異なるキーワードで上位表示されても、1キーワードあたり月額5万円〜30万円という費用がかかり続けるだけで、実際の成果にはつながらないため、キーワードのターゲティングは慎重になってください。
・SEO対策の料金が格安でも、契約期間が長すぎる
SEO対策は何度もお伝えしているとおり、効果が表れるまでには6ヶ月〜1年程度の中長期が必要となるケースがあります。
とはいえ、SEO対策の外部施策・内部施策に疑問を感じた場合に、自由にSEO業者との契約を切り替える選択肢はしっかりと持っておきたいものです。
SEO対策の料金が格安であるからといって、契約期間が1年以上など、あまりにも長いサービスを利用した場合、自由に契約変更することができなくなり、せっかくの費用が無駄になる可能性もあります。
契約期間がどれくらいあるのか、契約変更することはできるのかも、SEO 対策を外注する前にチェックしておきたいポイントです。
悪質な業者の場合は、契約変更の申し出をした際に数十万円以上の違約金を請求してくるケースもあるため、十分に注意しましょう。
SEO対策の費用相場・サービス内容をサイト料金表で調べてみた(固定報酬型・成果報酬型・ツール型)
SEO対策(検索エンジン最適化)の費用相場についての具体的な事例として、SEO対策の制作会社・業者のサイト料金表を調べてみました。
実際のSEO対策の値段はいくらなのかをチェックしていきましょう。
SEO対策固定報酬型の費用相場の具体的な事例
固定報酬型のSEO対策の費用相場について、具体的な事例を調べてみた結果は以下です。
▼A社
この会社では、月額30万円より固定報酬型SEO対策サービスを提供しています。
・商品数の多いECサイト
・メインキーワード以外のキーワードで流入を底上げしたい
・サイトへの流入を最大化したい
などのニーズへ答えることを得意としています。
・対策URLに関連するキーワードであれば対策し放題
・何キーワード対策しても3ページまでなら定額
・高い確度が見込めるロングテールキーワードは無料で対策
・順位ではなく、流入と成約を追求する成果主義
といった点を強みにしており、固定報酬型SEO対策として重要な成果(コンバージョン)へのコミットにも期待ができます。
▼B社
プラン | 内容 | 費用 |
---|---|---|
分析/戦略設計 | キーワード調査 競合調査 アクセスログ調査 アクセシビリティ分析 ユーザビリティ分析 コンテンツ分析 月次改善レポート提出 | 50万円~ ※規模により異なる可能性あり |
コンテンツライティング | コンテンツ企画 コンテンツ制作 | 要問合せ |
プラン | 内容 | 費用 |
---|---|---|
記事コンテンツ制作 | 企画設計 ライティング 流入施策 PDCA | 3万円~/初期 2万円~/通常記事 5万円/専門家記事 |
記事型LP制作 | 企画設計 ライティング 流入施策 PDCA | 10万円/記事 |
オウンドメディア制作、運用 | 企画設計 ライティング 流入施策 PDCA | 応相談 |
この会社では、コンサルティングおよび分析・戦略設計について、月額費用50万円からとなっています。コンテンツライティングサービスも行っており、記事コンテンツ制作は1記事2万円以上となり、専門家による記事は5万円から請け負っています。
記事型LP制作は10万円から、オウンドメディア制作および運用については応相談となっており、内部施策・外部施策の基本的なSEO対策のみならず、コンテンツマーケティングも積極的に提供しています。
▼C社
難易度(1~5) | 1日あたりの費用 |
---|---|
ビックワードA/5 | 6,000円 |
ビックワードB/5 | 5,500円 |
ビックワードC/5 | 4,800円 |
ミドルワードA/4 | 4,500円 |
ミドルワードB/4 | 3,000円 |
ミドルワードC/4 | 2,500円 |
スモールワードA/3 | 1,500円 |
スモールワードB/3 | 1,000円 |
スモールワードC/2 | 800円 |
大手企業、中堅企業含め、1,500社にSEO対策を実施してきた実績を持つ会社の料金表です。
なお、2018年2月末現在、月額定額30万円〜のSEO対策サービスを検討している顧客にのみ、見積もりを出しているようです。
人気のあるSEO対策(検索エンジン最適化)制作会社・業者の場合、新規クライアントの対応については一定の制限を設けていたり、すぐに依頼することが難しかったりするケースもありますので、参考にしてください。
▼D社
施工サイト | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|
PCサイト | 基本料金20万円+追加費用 | 4万円~ |
スマートフォンサイト | 別途見積もり | 1万円~ |
返金条件(Yahoo!、Googleいずれか) | 返金対象 |
---|---|
契約期間中に1度も契約時の順位を上回らなかった場合 | 支払済みの月額固定費全額 |
この会社の固定報酬型SEO対策の料金は、初期費用が20万円から、月額費用が4万円からとなっており、詳しくは別途見積もりとなります。
この会社の特徴は、固定報酬型SEO対策であるものの、契約期間中にGoogle、Yahoo!いずれかで、1度も契約時の順位を上回らなかった場合は、支払済みの月額固定費用全額が返金されるという半成果報酬型の料金体系をとっている店です。
このように、SEO対策での成果に自信を持っている制作会社・業者の場合、独自の成果コミットのポイントを提示してくれるケースがありますので、参考にしてみてください。
なお、SEO対策の費用は別途見積もりを表記している会社・業者が多いため、実際の金額が気になる場合には、ぜひとも「アイミツ」コンシェルジュまで一括見積もりをお任せください。
SEO対策成果報酬型の費用相場の具体的な事例
成果報酬型のSEO対策の費用相場について、具体的な事例を調べてみた結果は以下です。
▼E社
この会社は、成果報酬型SEO対策を提供しており、約80%のクライアントが月額8,000円〜3万8,000円の金額範囲で対策ができているとのことです。
ただし、正式な見積もりに関しては、
・キーワードの難易度
・ライバルサイトとの競合状況
・WEBサイトを公開してからの年月
・コンテンツがしっかり作りこまれているか
といった、クライアントが運営しているサイトの内部施策の実施状況なども含めた入念な調査の後に決まるため、狙うキーワードの難易度によっては費用相場を上回る見積もりが出るケースもあります。
▼F社
キーワード難易度 | キーワード例 | 通常料金 |
---|---|---|
低 | 「ホテル 神奈川 格安」「英会話教室 品川」など | 1,000円/日~ |
中 | 「税理士 東京」「脱皮 渋谷」など | 3,000円/日~ |
高 | 「FX」「海外旅行」など | 1万2,000円/日 |
この会社の成果報酬型SEO対策は、初期費用+成果報酬費用となっており、キーワード難易度によって都度見積もりの料金体系となっています。
難易度の低いキーワードであれば1日あたり3,000円前後から、難易度の高いキーワードは1日あたり1万円からといった内容です。
なお、この会社の成果の効果測定については、10位以内に表示された日数あたりの費用となります。
順位計測の効果測定環境に関しては、成果報酬型SEO対策を提供している会社によって異なってくるため、SEO対策会社・業者にとって有利な効果測定条件となっていないかどうかを、契約前に必ず確認するようにしましょう。
成果報酬型のSEO対策を提供している制作会社・業者の一括見積もりをお求めの方は、ぜひともこの機会に、「アイミツ」コンシェルジュまでお気軽にお問い合わせください。
SEO対策ツール型の費用相場の具体的な事例
コンサルティング型だけではなく、ツール型のSEO対策サービスの費用相場についても、具体的な事例を調べてみましたのでご紹介いたします。
▼G社
契約期間 | 月額費用 | 初期費用・追加費用 | サービス内容 |
---|---|---|---|
3カ月 ・ 6カ月 | 6,384円 | 無料 | 被リンク10本設定 SEOツールの各種機能(コンテンツ対策支援、順位計測、SEOノウハウの提供)など |
この会社が提供する「SEO PACK」は、
・外部からの被リンク10本を提供
・「seodoor」SEOツールの各種機能提供(コンテンツ対策支援、順位計測、SEOノウハウの提供など)
といったサービスをパッケージで提供しているツール型SEO対策で、初期費用・追加費用0円、月額6,384円で利用することができます。
コンサルティングつきの固定報酬型や成果報酬型のSEO対策を受けてみたいけれど、料金体系が不透明で不安な場合や、手軽にSEO対策を自社で始めてみたい場合には、まずはこの会社のようなツール型SEO対策を始めてみるという選択肢もあります。
▼H社
プラン内容 | 月額 |
---|---|
ベーシックプラン | 2万4,000円 |
プロフェッショナルプラン | 9万6,000円 |
エンタープライズプラン | 28万8,000円 |
この会社はインバウンドマーケティングに有効なさまざまな機能を備えたプラットフォームを運営しています。この会社では、ベーシックプラン以上の上位プランで、SEO対策やコンテンツ戦略を含む機能が利用できます。
ベーシックプランは月額2万4,000円、プロフェッショナルプランは月額9万6,000円、エンタープライズプランは月額28万8,000円と、非常に高価なツールです。しかし、自社内製型で、緻密なSEO対策やコンテンツ制作をマーケティングと絡めながら行っていきたい場合には、このような上級ツールの利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ツール型SEO対策の導入を検討されている担当者様は、この機会にぜひとも「アイミツ」コンシェルジュまで一括見積もりをお任せください。
御社のニーズに合ったツール型SEO対策を複数ピックアップして、お見積もりいたします。
SEO対策会社の選び方のポイント
ここからは、SEO対策(検索エンジン最適化)の制作会社・業者を選ぶ際に参考となるポイントを詳しく解説していきます。
SEO対策会社の選び方と評判・実績
SEOコンサルタントの評判・実績は、口コミも含めてチェックするようにしてください。
信頼できるコンサルタントかどうかを判断するには、提案を受ける際に、以下を質問してみると良いでしょう。
・Googleのアルゴリズムアップデートの歴史について詳しいか
・各アップデートの時期にどんな遍歴でSEOが進化してきたかを知っているか
・ホワイトハットSEOだけでなく、ブラックハットSEOについても理解しているか
・過去にどのような業種および業界のSEO対策を実施してきた経験があるか
・過去にどれくらいの成果を、何ヶ月かけて達成することができた実績があるか
・SEO対策の費用相場に沿った明瞭な料金体系を用意しているか
SEOの歴史は古く、長く業界に携わっているSEOコンサルタントの場合は、10年近い実績を持っているはずです。
そのため、SEO対策の良いこと、悪かったことも含めて経験・理解しているような、網羅的にSEO対策の情報提供を行ってくれるSEOコンサルタントを選ぶのがベターでしょう。
良いSEOコンサルタントの場合は、固定報酬型の費用相場20万円〜40万円程度の予算が必要となるものの、SEO対策は成果を保証ができる施策ではなく、時には成果につながらないケースもあるというリスクについて、事前に説明をしてくれます。
SEO対策とは「100%これをやれば正解」という回答が用意されている施策ではありません。
Googleの動向を日々チェックし、試行錯誤を繰り返す必要があります。
その点、悪質業者であるほど、そのような本質的なリスクの話をせずに、確実な成果を強調する場合がありますので注意してください。
さらに、SEO対策は長ければ6ヶ月〜1年という中長期スパンで行っていくものであるため、伴走してくれる姿勢や、成果にコミットしようと努力してくれる体制があるかどうかも選び方のポイントとなります。
信頼がおけるパートナーかどうかをチェックしてください。
SEO対策の実施内容の透明性
SEO対策(検索エンジン最適化)の対応事項は多岐にわたりますが、依頼しているクライアント側からすれば、何をやっているのかわかりにくい分野でもあります。
そのため、SEO対策を提供する制作会社・業者が、実施しているSEO対策内容を明確に説明してくれるかどうかも選び方のポイントになります。
SEO対策では、順位のみを成果のポイントとしていた場合、順調に順位が上がってしまえば他に対策をすべきことがなくなる場合もあります。
特に固定報酬型の場合は、毎月20万円〜40万円程度の固定費用が発生しますので、現状で何もしていないことをごまかしてレポーティングを行うようなSEOコンサルタントを選ぶのではなく、常に新しい提案を持ってきてくれるコミット力の高いSEOコンサルタントを選ぶと良いでしょう。
SEO対策会社の内部施策の提案内容と費用相場
SEO対策(検索エンジン最適化)で、最も重要な施策のひとつが「内部施策」です。
以下に、SEO対策を提供する会社・業者が提案すべき内部施策について、代表的な10項目を内部施策SEOの用語集一覧のような形でご説明しますので、提案内容に抜け漏れがないかを確認しましょう。
なお、SEO対策に関しては会社・業者が「内部施策指示書」と呼ばれるサイト改善書類を作成してくれるケースが多く、費用相場としては初期費用(5万円〜20万円程度)に含まれている場合がほとんどです。
1. URL構造(ロングテール構造)の最適化
検索エンジンおよびユーザーに対し、URLの文言でコンテンツ内容が把握できるようなURL構造(ロングテール構造)を持ったディレクトリ構造にする内部施策です。※なお、ディレクトリ構造を深くすることはSEOでは推奨されていません。
2. クロスリンク構造
内部リンクを各ページに実装し、どの場所からも自由にページ間を行き来できるようにする内部施策です。
ユーザビリティ向上、Googleクローラーのインデックス向上に役立ちます。
3. コンテンツのユニーク化
類似するページはGoogleから評価を下げられる可能性があるため、類似率の低いオリジナルでユニークなコンテンツを持つ必要があります。
4. HTMLソースの最適化
HTMLソースを最適化していきます。具体的には、以下の要素です。
・Googleの検索結果表示に利用されるタイトルタグ、メタディスクリプションタグ、メタキーワードタグ
・コンテンツの表題を示す「h1」タグはじめ見出しと、コンテンツ構造
・画像内容を説明する「alt属性」テキスト
・サイト内のどこにいるかを表す内部リンクである「パンくずリンク」
・リンク遷移先がどんなページなのかを表すテキストリンクである「アンカーテキストリンク」
・構造化データのマークアップ(scheme.org)とリッチスニペット対応
など
5. SEO対策の対象キーワード盛り込み
ビッグキーワード、ロングテールキーワード、共起語、関連キーワード、サジェストキーワードなど、検索対象となり得るキーワードを分析し、テキスト内に盛り込む内部施策です。
6. URL表記の統一、正規化
URLは「http://www.example.co.jp(SSLなし)」、「https://www.example.co.jp(SSL付き)」、「http://example.co.jp(www.なし)」、「http://www.example.co.jp/index.html(index.htmlまたはphp付き)」など、複数生成されてしまうケースがあるため、URLの正規化が必要です。
7. 検索エンジンにサイト構成を説明するファイル設置(sitemap.xmlとrobots.txt)
Googleの検索エンジンクローラーに、サイト構成を説明するファイル(sitemap.xml)や、検索エンジンに認識(インデックス)させたくないページを説明するファイル(robots.txt)を設置する必要があります。
8. 隠しテキスト・隠しリンクの防止
ユーザーに見えない隠しテキストや隠しリンクをサイトに仕込むことをGoogleはガイドラインで禁止しています。
重いペナルティ対象となるため、意図的に行うのはもちろん禁止ですが、意図せずに隠しテキスト・隠しリンク化してしまっているケースもあるので要注意です。
9. IPアドレスの分散処理
IPアドレスとは、ホームページの住所のようなものです。
IPアドレスにはクラスA、B、C、Dの4種類があります。
クラスの分散が行われていないと片方のドメインしか検索結果に表示されないため、必ずIPアドレスの分散処理を行う必要があります。
10. POSTメソッドとGETメソッド
動的ページをデータベースから生成する場合、POSTメソッドとGETメソッドの2種類の出力方法があります。
POSTの場合はURLが1つしかGoogleに認識されませんが、GETの場合はユニークなURLが表示されるため、ページの認識(インデックス)を増やしたいならばGETメソッドが有効です。
・内部施策の提案は多ければ良いわけではない!実装可能なものかどうかが重要
SEO対策会社・業者が提案する内部施策の中でも、代表的な10項目の内容をまとめてきましたが、重要なことは提案量ではなく、実際のウェブサイトで実装可能な施策かどうかということです。
たとえば、数百万円かかるような大規模なサイト改修が必要となるSEO対策の内部施策をいきなり提示されても、その分の予算がないといったケースもあります。
SEOコンサルタントの中には、実装が不可能なものでも、とにかく大量に内部施策を提案するパターンもありますが、実装ができなければ、内部施策指示書の提案は単なるノウハウ共有で終わってしまい、検索順位を上げるためのSEO対策になりません。
内部施策の中から、過去の経験則に基づいて、有効な施策をピックアップし、「実装可能なもの」「実装が難しいもの」と難易度別で優先順位を切り分けてくれるような、丁寧なSEOコンサルタントを選ぶようにしましょう。
SEO対策会社の外部施策の提案内容と費用相場
SEO対策(検索エンジン最適化)における外部施策とは、主に以下の2種類が挙げられます。
- SEO対策の外部施策の種類
-
- 外部リンクを中心とした外部SEO施策
- 記事量産型の外部SEO施策
それぞれの特徴と選び方のポイントを説明していきます。
① 外部リンクを中心とした外部SEO施策における費用相場
外部リンクを提供する外部施策は、成果報酬型のSEO会社・業者が提案するケースが多く、月額数千円〜数万円で有料の外部リンクを購入するパターンや、外部リンクを無料提供する代わりに、順位が上位表示された場合に成果報酬が発生するパターンなどがあります。
過去にブラックハットSEOによって、外部リンクを貼るためだけに用意されたスパムサイトが乱開発された歴史があるため、現在、外部リンクを中心としたSEO対策への風当たりは強いです。
Googleは質の低い外部リンクを利用した外部施策については、非常に厳しいガイドラインを用意しており、ペナルティを受けた場合は検索順位が一気に下がって圏外になる可能性もあります。
そのため、外部施策で被リンクを有料提供するようなサービス提案があった場合、SEO対策会社・業者には、外部施策の効果だけでなく、リスクもしっかりと確認して、可能であればリンクの提供元サイトを確認し、自己責任で利用するようにしましょう。
外部リンクの提供元サイトを公開していないSEO対策会社・業者は、複数の競合するサイトにリンクを提供していたり、低品質なサイトからリンクを提供していたりする裏事情があるケースもあります。
一方、外部リンクの提供元サイトを公開しているSEO対策会社・業者では、「業種との関連性」が高く、「ドメイン分散」や「IP分散」が行なわれている、外部リンクの提供サイト(提携サイト)を用意しているケースもありますが、いずれにせよペナルティの可能性はあるため、利用する場合は自己責任で行う必要があります。
② 記事量産型の外部SEO施策における費用相場
ロングテールキーワードなどをテーマとした記事を大量に量産し、網羅的に検索エンジンからの流入を獲得する外部SEO施策です。
記事量産型の外部SEO施策では、クラウドソーシング経由などの単価の安いライターを大量に抱えて記事を量産するため、1記事あたりの料金が安い(費用相場は1記事あたり1万円〜3万円程度)のが特徴です。
なお、SEO対策会社・業者によっては、記事量産型による外部SEO施策をコンテンツマーケティングと称するケースもありますが、厳密には違いますので、ここでは分けて説明します。
記事量産型の外部SEO施策は、被リンク数を増やすことによる外部施策に比べると、ペナルティのリスクは下がります。
しかし、安い単価で内容の薄いコンテンツを量産しても、将来的にGoogleから質の低いコンテンツであるとして一斉に排除される可能性があります。
中長期的な資産となり得るコンテンツを整備して、Googleが認める正当なSEO対策(検索エンジン最適化)を行うならば、次項で説明するコンテンツマーケティングSEO施策がおすすめです。
SEO対策会社のコンテンツマーケティングの提案内容における費用相場
コンテンツマーケティングは、現在行われているSEO施策の中では、注目すべき施策です。
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益で、説得力があり、共感を呼ぶ質の高いコンテンツを制作することによって、ターゲットとなるユーザーやオーデエンスを集客し、コンバージョンに至るエンゲージメントを作り出すマーケティング手法です。
Googleから正当に評価を受けるような質の高いオリジナルでユニークなコンテンツを作ることを目的としているため、中長期的な資産となり得る、理想的な外部施策であると言えます。
ただし、コンテンツマーケティングによるSEO施策は、SEO以外にも、リアルな口コミやSNSによるソーシャル拡散などの要素も領域に含まれてくるため、依頼する会社・業者に関しては、より総合的なマーケティングの知見が必要となります。
コンテンツマーケティングの費用相場は、クオリティを重視するために記事量産が難しい分、1記事あたりの費用相場も5万円〜10万円以上かかるケースがあります。
有名な媒体への掲載や、有名ライター、著名人などを迎えた場合には1記事あたり数十万円〜かかることもあるでしょう(※その分、数千PVの保証など、一定の成果の確約があるケースが多いです)。
また、2016年12月7日、DeNAの医療系情報サイト「WELQ(ウェルク)」をはじめとする10つのまとめサイトが、低品質な記事で検索流入を大量に獲得していたとして、閉鎖に追い込まれたケースがありましたが、コンテンツ量よりも質を担保しなければ、真のコンテンツマーケティングは実現し得ません。
そのため、質の高いコンテンツマーケティングSEOを提供する会社・業者を選ぶ際には、次の三者が揃っているかどうかを見極めることが重要です。
- 質の高いコンテンツマーケティングSEOを提供する会社を選ぶ際のポイント
-
- 経験豊富なSEOコンサルタントがいること
- 企画力のある優秀なウェブディレクターがいること
- 良質なライティング能力と実績を持ったウェブライターがいること
また、大企業であるほど質の高いコンテンツマーケティングを提供できるというわけでもなく、経験豊富なフリーランスなどが集まり、少数精鋭のチームで良質なクリエイティブを提供している場合もあるため、業界内での口コミも含めて、会社・業者を選ぶと良いでしょう。
SEO対策会社の制作・ライティングのサポートにおける費用相場
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者を選び方で重要なポイントのひとつが、コンテンツ制作およびライティングのサポート体制が整っているかどうかです。
内部施策はウェブサイト制作と一体となって初めて効果を発揮するため、SEO独自のマークアップ経験を持つコーダーと、SEOライティングに秀でた能力を持つライターがいるかどうかも、契約する前に確認すると良いでしょう。
ウェブサイト制作においては、
・Googleが提唱している「モバイルファースト」「レスポンシブデザイン」に則ったコーディングができる
・SEOの知識に則ったマークアップ技術を持っている
・最新SEOで重要視されている表示スピードの向上などにも対応できる
・動画なども絡めた最新のユーザビリティに合わせたデザインができる
など、SEOの最新トレンドをキャッチアップした対応ができるかどうかが重要となります。
SEOライティングにおいては、
・SEOで評価されるコンテンツ・文章の知識を持っている
・キーワード盛り込みを自然に行うことができる
・ライティング能力のみならず、リサーチ能力にも長けている
・読みやすく、誤字脱字のない正確なライティングができる
などが重要です。
なお、ウェブ制作を含めたSEO対策を依頼する場合には、通常の固定報酬型の費用相場である月額20万円〜40万円に加えて、30万円〜100万円程度のウェブ制作予算を別途用意する必要がある場合がほとんどです。
SEO対策会社の分析力・レポート・PDCAにおける費用相場
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者を選ぶ際には、以下の3つも重要です。
・検索エンジンアルゴリズムの分析力
Googleの検索エンジンアルゴリズムは、定期的に変更・更新・改善されており、機能しているアルゴリズムの種類は200を超えるとも言われています。
わずかな順位変動からも変化を読み取り、将来のアップデートの傾向を分析したり、順位変動に備えたりできる能力を持つSEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者を選びましょう。
・SEO成果の可視化とレポートの正確さ
質の高いSEO対策を実施する会社・業者は、必ず成果を可視化して、良いニュース・悪いニュース含めて、正確なレポートを提出してくれます。
丁寧なSEO対策会社・業者の場合は、「Googleアナリティクス」や「Search Console」のデータもまとめて、正確なレポートを作成します。
一方で、SEO成果の可視化が明確に行われなかったり、レポートにごまかしや不明点があったりするような場合は、すぐにSEOの業者変更を考えたほうが良いでしょう。
なお、レポート費用は固定報酬型の多くの場合、月額20万円〜40万円の費用に含まれていますが、独自のSEO調査を依頼した場合には、数万円〜の別途請求があるケースもあります。
・PDCAサイクルの高速回転
SEO対策を成功させるためには、6ヶ月〜1年といった中長期での改善が必要となる場合もあります。
そのため、リスティング広告などのPPC広告の運用でも行われる、以下のようなPDCAサイクルの実施が望ましいです。
・トライアンドエラーを繰り返して、課題を洗い出す
・定期的に狙うキーワードを見直して、より高い成果が上がるものを探す
・投入後のコンテンツが成果をあげるよう、ABテストを実施する
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者を選ぶ際には、こうしたPDCAサイクルを効率よく高速回転させられるノウハウ・知見を持っているかをチェックしてみてください。
SEO対策のトレンドのキャッチアップ
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者はSEOのプロフェッショナルですから、海外SEOを含む新しい情報やSEOトレンドのキャッチアップを行っているかをチェックしてください。
SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の中には、オウンドメディアでSEO情報を配信しているケースなどもあるため、それらのオリジナルコンテンツの品質をみて、SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者を選ぶ基準とするのも良いでしょう。
また、依頼側もSEOブログ、本、講座などで最新のSEO事情をある程度勉強していく必要があることも覚えておいてください。
アイミツのコンシェルジュが教えるSEO対策の基礎知識と基本方法
ここからは、SEOの基礎知識と基本方法に詳しくない方に向けて、SEOとはどのようなものかを徹底的にご紹介します。
SEO会社・業者の費用相場を確認して発注をかける際に、SEO会社・業者との共通認識を持つために役立つ情報をお伝えいたします。
SEO対策とは
SEO対策(検索エンジン最適化)とは、どのようなものでしょうか。
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称であり、Google・Yahoo!・Bingといった検索エンジンにおけるウェブサイトのパフォーマンスを最適化することを意味します。
たとえばGoogleでは、検索キーワードを打ち込むと、キーワードに対する検索結果が一覧ページで表示されます。
Google・Yahoo!・Bingなどの検索エンジンから高いサイト評価を得られるように、作成したウェブサイトやホームページのサイト構成を整えて最適化することで、インターネット上の自然検索に上位表示させることが、SEO対策の基本的な目的です。
なお、検索箇所については以下の通り、「リスティング広告」枠と「自然(オーガニック)検索」枠の2種類があり、このうちSEOに関わるのは「自然(オーガニック)検索」枠の部分です。
ただ単にウェブサイトを作るのではなく、コンテンツをGoogleに認識(インデックス)してもらい、検索画面で上位表示するように、ウェブサイト全体を調整することがSEO対策であると言えます。
SEO対策の必要性について
SEO対策の必要性について詳しく見ていきましょう。
▼日本国内の検索エンジンシェア率
SEO対策を行う場合に、最も重要な検索エンジンはGoogleです。日本国内の検索エンジンシェア率は以下のとおりとなっています。
1位:Google 69.75%
2位:Yahoo! 25.97%
3位:MSN(Bing) 3.52%
4位:Baidu 0.44%
5位:Naver 0.1%
6位:DuckDuckGo 0.08%
※2018年1月時点
Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats
参考URL:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan
Googleは検索エンジンの中で7割近いシェアを誇っており、さらにYahoo!は2011年からGoogleのアルゴリズム(検索システムのロジック)を利用しています。
そのため、日本国内の検索エンジンシェア率は、実質Googleの検索システムのロジックが9割以上を占めていることになります。
▼自然検索による順位の上位表示の重要性とリスティング広告との違い
SEO対策(検索エンジン最適化)でサイトが上位表示されることによって、広告費をかけることなく、ユーザーの流入パフォーマンスを上げることができます。
なお、検索エンジンと連動している広告には、特定の検索キーワードに広告費を払うことで上位表示させることが可能なリスティング広告(PPC広告)があります。
SEO対策とリスティング広告の最大の違いは、クリック数に対して広告費用が発生しないことです。
このように、SEO対策(検索エンジン最適化)はコストパフォーマンスの高い、重要かつ有効な施策であるために人気が高く、SEO対策のサービスを専門で提供する制作会社・業者が多数存在しています。
SEO | リスティング広告 | |
---|---|---|
掲載内容 | 検索エンジンのクローラー(ロボット)がサイト情報を収集し、アルゴリズムで自動的に決定される | 広告を表示させたいキーワードを自由に設定することができ、予算の割り振りなどもできる |
表示期限 | 検索エンジンに評価されている限り、24時間365日掲載が続く | 広告表示する予算がなくなれば、掲載は終了してしまう |
即時的な効果 | SEO対策によって6ヶ月〜1年というスパンで効果を上げる必要があるため、即時的な効果は低い | キーワードを決定して予算を組めばすぐに広告が表示されるため、即時的な効果は高い |
継続的な効果 | 一度、検索エンジンに評価されれば長期的に上位表示される可能性があるため、継続的な効果は高い | 予算がなくなれば広告表示もされなくなるため、継続的な効果を上げるためにはまとまった予算が必要になる |
ブランディング効果 | 自然検索に上位表示されるため、信頼できる情報だとユーザーに判断され、ブランディング効果は高い | 広告枠に表示されるため、ユーザーからはあくまでも広告として判断され、ブランディング効果は低い |
クリック率 | リスティング広告と比べて7割程度の割合でクリックされる傾向にあり、クリック率は高い | SEO対策による自然検索と比べて3割程度の割合でクリックされる傾向にあり、クリック率は低い |
料金体系 | 固定報酬型と成果報酬型の2種類に分けられる場合が多い | クリックによって料金が発生するクリック課金型となる |
SEO対策のメリット・デメリット
SEO対策を行うメリット・デメリットは以下のとおりです。
▼SEO対策(検索エンジン最適化)のメリット
- SEO対策のメリットその1:自分で検索している意欲の高いユーザーを集客できる
-
- SEO対策でのターゲットは、圧倒的なボリュームを持つインターネット上で検索行動をとる利用者です。
Google、Yahoo!などの検索エンジンを利用するユーザーは現在、日本国内で9,600万人を超えていると言われ、日本の総人口の8割近くが利用しています。
また、昨今では若い世代以外にシニア層での利用も増えており、全世代的に利用されている背景もあります。
- SEO対策でのターゲットは、圧倒的なボリュームを持つインターネット上で検索行動をとる利用者です。
- SEO対策のメリットその2:圧倒的なボリュームを持つインターネット利用者をターゲットにできる
-
- SEO対策によって自然検索で上位表示されている場合とリスティング広告の場合のクリック率は、実に7:3程度の割合でSEO対策による自然検索での上位表示のほうがクリックされやすいと言われています。
- SEO対策のメリットその3:SEO対策による自然検索のほうがリスティング広告よりもクリック率が高い
-
- 広告であれば一過性の集客のためだけに出稿費用を払うことになりますが、SEO対策の場合はウェブサイトの構成を見直したり、ユーザビリティを向上させたり、コンテンツを整備したりすることに費用をかけるため、一過性の集客ではなく自然検索による流入が得られ、インターネット上に資産としての価値が中長期的に残ります。
- SEO対策のメリットその4:一過性の集客施策ではないため、資産として価値を発揮する
-
- SEO対策によって、自然検索で上位表示されることで、ユーザーからは「信頼できる情報」として認知されます。
また、検索一覧に上位表示されることで情報の露出が増えるため、ブランディングとしても高い効果を発揮します。
さらに、時間によって蓄積されたサイトの価値によって、短期間の資本投下だけでは覆されない競合優位性を勝ち取ることも可能です。
- SEO対策によって、自然検索で上位表示されることで、ユーザーからは「信頼できる情報」として認知されます。
- SEO対策のメリットその5:ブランディング効果を上げて競合優位性を勝ち取り、市場での信頼を獲得できる
-
- SEO対策では、広告のように出稿費用をかければすぐに効果が出るというものではなく、Googleなどの検索エンジンからの評価を地道に上げていく修正作業やコンテンツ制作が必要となり、6ヶ月〜1年ほどかけて順位を上げていくケースもあります。
SEO対策は、あくまでも中長期的な資産となり得る検索流入を獲得するための施策であることを覚えておきましょう。
- SEO対策では、広告のように出稿費用をかければすぐに効果が出るというものではなく、Googleなどの検索エンジンからの評価を地道に上げていく修正作業やコンテンツ制作が必要となり、6ヶ月〜1年ほどかけて順位を上げていくケースもあります。
▼SEO対策(検索エンジン最適化)のデメリット
- SEO対策のデメリットその1:成果が出るまでにある程度の期間が必要となる
-
- SEO対策では、検索エンジンを利用するユーザーがウェブサイトやサービスに流入する導線を整備する施策であるため、フィルタリング機能があるリスティング広告やSNS広告などのPPC広告とは違い、ユーザーの厳密な選別はできません。
そのため、宣伝したい内容によってSEO対策とPPC広告は使い分ける必要があります。
- SEO対策では、検索エンジンを利用するユーザーがウェブサイトやサービスに流入する導線を整備する施策であるため、フィルタリング機能があるリスティング広告やSNS広告などのPPC広告とは違い、ユーザーの厳密な選別はできません。
- SEO対策のデメリットその2:自然流入であるため、ユーザーの選別はできない
-
- SEO対策は、費用相場として「固定報酬型」と「成果報酬型」に分けられることが多い傾向にあります。
「成果報酬型」の場合は上位表示を成果基準としていることが多いですが、「固定報酬型」は成果のポイントが確実なものではありません。
そのため、ノウハウやスキルに費用を支払うこととなり、SEO対策会社・業者は選び方の判断が難しい分野でもあります。
- SEO対策は、費用相場として「固定報酬型」と「成果報酬型」に分けられることが多い傾向にあります。
なお、「固定報酬型」は固定費として費用が発生する分、SEO会社・業者側も毎月業務にコミットしてくれる利点があります。
一方で、「成果報酬型」の場合だと、初回提案以降は順位が上昇しない限りコミットされない傾向にあり、放置されてしまうケースもあります。
そのため、着実なSEO成果を求めるならば、月20万円〜40万円程度のまとまった予算を用意して、「固定報酬型」に依頼する方が良いでしょう。
SEO対策会社に委託・外注する場合の注意点
Googleのアルゴリズムアップデートの歴史を振り返ってきましたが、SEO対策(検索エンジン最適化)もまた、Googleのアルゴリズムアップデートと共に進化してきた歴史があります。
Googleのアルゴリズムアップデートによって、ペナルティを与えられ、排他されてきたSEO対策として、ブラックハットSEOと呼ばれる手法がありました。
一方、現在のSEO対策の主流となっているホワイトハットSEOと呼ばれる手法もありますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ブラックハットSEO | ホワイトハットSEO | |
---|---|---|
キーワード | ビッグキーワード中心 | ロングテールキーワード中心 |
外部施策 | 外部リンク購入 | ナチュラルリンク獲得 |
内部施策 | 検索エンジンにページ内容を「よく見せる」 | 検索エンジンにページ内容を「伝える」 |
検索順位に対するストレス | 高い | 低い |
運用 | アウトソース中心、比較的容易 | 人材の確保や社内調整など、手間がかかる |
ブラックハットSEOの特徴
ブラックハットSEOとは、SEO対策(検索エンジン最適化)としてGoogleが認めていない手法のことで、具体的にはGoogleから見て品質が低いと判断されたサイトを外部リンク用に大量に作成して、リンクジュースを渡し、短期間でビッグキーワードでの上位表示をさせる手法を意味します。
ブラックハットSEOは、以下の項目を大量に作成する特徴があります。
- ブラックハットSEOの特徴
-
- ワードサラダと呼ばれるキーワードと文章がごちゃ混ぜになったスパムサイト
- キーワードだけが大量に盛り込まれているような内容のないコンテンツページ
- 同じようなデザインでテンプレート化された品質の低いコンテンツのサイト
バックリンクの数を稼がせることで、短期間でGoogleからの評価を得て上位表示させる手法を得意としていました。
Googleの度重なるアップデートによって上記のような手法でリンクを売買していたブラックハットSEO業者は淘汰されていきましたが、未だに同様の手法で外部リンクを売っているSEO対策会社・業者も存在します。
「外部リンクによって特定のビッグキーワードを短期間で上位表示させる」などと謳っているSEO対策会社・業者はブラックハットSEOを行っている可能性があるため、気をつけてください。
なお、Googleはペナルティ制度を導入しています。
ペナルティを受けた場合、各ページの検索順位下落、全ページの検索順位下落、インデックス解除(検索除外)などの厳しい措置がとられます。
Googleの担当者がサイトを見て手動で行う「手動ペナルティ」と、検索エンジンアルゴリズムで行う「自動ペナルティ」があります。
「手動ペナルティ」の場合はGoogleから「Search Console」にお知らせが来ますが、「自動ペナルティ」の場合は順位下落などで判断するしかありません。
また、ペナルティには完全にサイトそのものの評価を下げられてしまうケースと、部分的にページの評価を下げられてしまうケースの2つがあります。
ホワイトハットSEOはGoogleから認められている正当なSEO対策(検索エンジン最適化)を行う手法を意味します。ホワイトハットのSEOの特徴は次のとおりです。
ホワイトハットSEOの特徴
ホワイトハットSEOは、文字通りSEO対策(検索エンジン最適化)を、時間をかけて行う手法です。
そのため、ある程度の期間がかかることは考慮に入れておかなければなりません。
- ホワイトハットSEOの特徴
-
- ビッグキーワードのみではなく、周辺のロングテールキーワードも網羅的にSEO対策
- スパムサイトによる外部リンク施策ではなく、内部施策によるサイトの最適化を行う
- コンテンツマーケティングにより、良質なコンテンツを作成してナチュラルリンクを集める
- 検索エンジンへの最適化と並行して、検索ユーザーのユーザビリティも最適化する
- Googleが提供するガイドラインルールを遵守したSEO対策を行う
しかし、そもそもSEO対策というものは、広告出稿のように短期間での成果を見込むものではなく、中長期的な資産価値のあるウェブサイト構築を行い、長く検索エンジンからの自然流入を得ることが本来の目的であることを忘れないようにしましょう。
なお、内部施策の詳細については、「5. SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の選び方のポイント」の「SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の内部施策の提案内容と費用相場」で詳しく説明していますので、そちらを参照ください。
SEO対策を外注する前に知っておきたいGoogleの「品質に関するガイドライン」
SEO対策(検索エンジン最適化)を制作会社・業者に依頼する前に、Googleが公式に発表しているSEO対策の「品質に関するガイドライン」があることを事前に知っておきましょう。
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
参考URL:https://support.google.com/webmasters/answer/35769
上記のリンク先に、Googleが推奨するウェブサイトがクローラーにインデックスされやすくなる手法がまとめられています。
また、ブラックハットSEOに繋がるような偽装行為・不正行為を防止するため、どのようなウェブサイトがペナルティ対象になるかのガイドライン基準も記載されていますので、SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者に依頼する前に目を通しておくと良いでしょう。
とはいえ、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)はウェブサイト構築に関する知識がなければ簡単には理解できない内容も含まれています。
そのため、あくまでもGoogleのガイドラインについては、概要程度は押さえ、専門的な部分を補ってもらうためにSEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者に依頼するというのが理想的です。
Googleが推奨するSEO対策会社への質問項目
Googleは優良なSEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者とユーザーが巡り会えるように、事前に確認すべき質問項目まで提案してくれています。
以下、Googleの「Search Console ヘルプ」からの引用(一部編集)となります。
・SEO対策会社・業者の過去の事例サンプルを見せてもらい、成功事例を紹介してもらう。
・実施する施策がGoogle のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に
従っているかを確認する。
・自然検索を利用するユーザーに役立つ、オンラインマーケティングサービスやアドバイスを
提供しているかを確認する。
・SEO対策によってどのような結果が期待されるか、レポートで成果を測定する方法は
何かを明確にする。
・該当する国や地域での実績や、同業種での実績がどれくらいあるかを確認する。
・外国語サイトの開発経験があるかどうかを確認する。
・最も重視している SEO 技術は何かを確認する。
・創業してからの年数を確認する。
・日頃の連絡方法を確認する。
・SEO対策の対象サイトに加えたすべての変更に関する情報、
およびアドバイスの内容に関する詳しい情報を伝えてくれるかを確認する。
上記の質問内容は、SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者の選び方の指標となるものばかりなので、ぜひとも参考にしましょう。
SEO対策とGoogleアルゴリズムアップデートの歴史
SEO対策(検索エンジン最適化)はGoogle検索エンジンのアルゴリズムアップデートと呼ばれる進化と共に歩んできた歴史を持っています。
※なお、以下の歴史についてはGoogleから正式な発表がないものの、SEO業界で話題となったアルゴリズムアップデートの情報も含まれています。
※細やかなアルゴリズムアップデートは日次単位で行われているとされており、どのアルゴリズムに関しても日々調整が入っている可能性があります。
Googleの過去のアルゴリズムアップデートの歴史
・2000年9月
Googleはクローラーと呼ばれる巡回ロボットによって、インターネット上のウェブサイトの情報を収集する検索サービスを開始しました。
・2010年6月
ウェブページのクローリングによるウェブサイト認識(インデックス)のスピードを高めるために、Googleはインデックスシステム「カフェイン」を導入します。
・2011年12月
より鮮度の高い情報を上位表示させるために、Googleは「フレッシュネスアップデート」を実施しました。
・2012年4月
この時期、ブラックハットSEOと呼ばれるスパムに近い外部リンクSEO対策が横行し、悪質なサイトが増加したため、Googleの定めたガイドラインのルールに違反する外部リンクを持つウェブサイトに、ペナルティを与えて順位を下げる「ペンギンアップデート」が大々的に行われました。
・2012年7月
「ペンギンアップデート」に引き続き、コンテンツが伴っていない品質の低いサイトの評価を下げて、品質の高いサイトを検索結果の上位に表示させる「パンダアップデート」が実施されました。
・2013年
Googleでは、ウェブサイトのランクを0〜10までの11段階の数値で表す「ページランク」を公開していましたが、2013年に概算値の更新を停止しました。
なお、2016年には「ページランク」の表示そのものも完全停止しましたが、今もGoogleの裏側のアルゴリズムとして機能しているとされています。
・2013年5月
Googleは、表示されるドメインの多様性を担保するため、ひとつのドメインが検索結果を占有することのないように調整する「ドメインダイバーシティアップデート」を行いました。
・2013年9月
Googleは、ユーザーの検索意図を読み取るために、会話型検索を可能とする「ハミングバードアップデート」を実施しました。
・2014年4月
GoogleがローンチしたSNSであるGoogle+のアクティビティを検索結果に表示させる「Search Plus Your World」が導入され、ユーザー個別の検索結果を表示するパーソナライズ検索に最適化されました。
・2014年5月
Googleはスパム対策の一環として、ローン、クレジット、アダルトなど、一部のキーワードで表示されるスパムサイトを排除する「ペイデイローンアップデート」を行いました。
・2014年10月
Googleは著作権侵害が認められるデジタルミレニアム法案(DMCA)に抵触するホームページの評価を下げるために、「パイレーツアップデート」を導入しました。
・2014年12月
Googleは地域に特化した検索結果を表示させる「ヴェニスアップデート」を実施しました。
・2015年4月
Googleは「ドアウェイページ」と呼ばれる検索エンジンで上位表示させるためだけに作られた誘導ページの順位を下げる「ドアウェイアップデート」を実施しました。
・2015年4月
これまでの検索エンジンの検索主流はパソコンでしたが、iPhoneなどのスマートフォンからの検索普及に合わせ、Googleはスマホの画面サイズに最適化されていないウェブページの順位を下げる「モバイルフレンドリーアップデート」を行いました。
・2015年5月
Googleは、ウェブサイトのオリジナルコンテンツを評価し、品質の高いページを上位表示させる「クオリティアップデート」を発表しました。
その他、SEO対策会社に依頼する際に注意すべきこと
SEO対策は、丁寧な内部施策と、良質なナチュラルリンクを集めるための外部施策の2軸で行う必要があるため、単純にコンサルティングを受ければ検索順位の上位表示ができるものではなく、既存のウェブサイトに大きく手を入れなければいけないケースもあります。
そのため、SEO対策(検索エンジン最適化)会社・業者に委託・外注する際には、以下のようなことを確認しておくと安心できます。
SEO対策によって生じるシステム要件を実現するリソースはあるか?
SEO対策(検索エンジン最適化)では、内部施策を行う際にウェブサイトを細部までチューニングする必要が出てきます。
その際、SEO対策会社・業者から内部施策指示書が作成されて渡されることがありますが、結局のところ、改善点を既存サイトで実装しなければ、根本的な順位上位表示の対策にはなりません。
よくあるのが、「SEO対策会社・業者にコンサルティングを依頼してみたけれど、システム要件がまとまらなかったり、リソースが足りなかったりして、内部施策指示書をもらうだけでSEO対策がストップしてしまった」というケースです。
このような状態とならないために、事前に以下対応を行うようにしましょう。
- SEO対策会社に依頼する前に対応すべきこと
-
- SEO対策提案の実装の難易度を事前に確認する
- SEO対策の内部施策を実施できるリソースが社内にあるか事前に確認する
- SEO対策の内部施策を実装するためのウェブ制作まで対応してもらえるかをSEO業者に確認する
このように、SEO対策(検索エンジン最適化)の内部施策を実現するための具体的な計画を、事前の要件定義によって想定しておくことが重要です。
失敗しないSEO対策のためには
今回は、SEO対策(検索エンジン最適化)の基本方法、費用相場、選び方のコツについて、詳しくお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。
SEO対策はノウハウ業であるため、依頼側がSEO対策の制作会社・業者の良し悪しを判断することは簡単なことではありません。
しかし、今回お伝えしたようなポイントを押さえておくことで、良質なSEO対策を提供している会社・業者と出会う可能性は高くなります。
最終的には、信頼関係が最も重要となりますので、課題とゴールを可視化し、伴走してくれるコミット力のあるSEO対策の制作会社・業者を選ぶのが一番でしょう。
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