LINE広告とは|メリットや成功事例を紹介【2024年最新版】
LINE株式会社が提供する「LINE広告」は、LINEアプリ内の広告媒体として近年注目度が高まっています。そのため、利用を検討している方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、LINE広告の概要やメリット、利用方法を解説します。LINE広告を利用した際に得られる価値やターゲティングできる層などもご紹介しているため、ネット広告を展開しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
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LINE広告とは
LINE広告とは、LINEアプリ内や外部アプリで広告配信ができるサービスです。2020年1月に、旧名称である「LINE Ads Platform」から改名されました。トークリストをはじめLINE VOOM(旧名タイムライン)やLINEショッピング、3rd partyアプリまでさまざまな広告面が利用できる点が特徴。静止画や動画を複数のサイズで展開できるため、自社の目的に沿った宣伝活動が可能です。
2021年12月の段階で、国内でのLINEアプリ利用者は9,000万⼈にのぼります。幅広いユーザー層に訴求できる点や、細かなターゲティングで成果の高い広告効果が期待できる点が強みです。
LINE広告を利用する目的
LINE広告を利用する目的は多岐にわたります。たとえば運用しているLINEアカウントの友だちを増やしたい場合、友だち追加広告の導入により登録者の増加を促すことが可能。友だち登録は自社商品やサービスに高い興味があるユーザーが行うため、その後の売り上げにつながりやすい点が特徴です。
ほかにも、自社のWebサイトへのアクセスを促す・商品購入率や問い合わせ数の向上・自社アプリのインストール数や実際の利用回数を増やす・動画の再生数をアップさせるなど、利用の目的はさまざま。ユーザー数が多くターゲティングの設定も細分化されているLINE広告は、多彩な目的で利用できる媒体です。
LINE広告を利用する価値
LINE広告を利用する価値には以下の点が挙げられます。
・利用者が多い
LINEはSNSを使っている国内ユーザーの8割以上が活用しているアプリです。そのため、他のSNSでは訴求が難しいユーザーも獲得しやすく、自社の認知度向上や商品のイメージアップが図りやすいなどの価値が見出せます。
・利用者の年齢層が幅広い
LINEアプリの利用者は、10代から50代以上までと幅広いです。そのため、さまざまな広告に対するリアクションが期待できます。
・消費に前向きなユーザー層も狙える
LINE NEWSの利用者は積極的な消費を行う割合が高いと公式で発表されています。LINE NEWSは2021年8⽉時点で1ヵ月のPV数が154億を突破した実績も持つため、豊富なユーザーにアプローチできます。
多彩な配信面
広告の配信面が豊富な点もLINE広告のポイントです。たとえばトークリストでは、画面の上側に配置された広告をユーザーがクリックすることにより、商品やサービスのページへ誘導が可能。また、1ヵ月あたりのユーザー利用率が高く大々的な広告活動ができるLINE NEWSやLINE VOOMは、幅広いユーザー層の目に留まりやすい配信面です。
配信面にはほかにも、ウォレット・LINEマンガ・LINE BLOG・LINEポイントクラブ・LINEショッピング・LINEチラシ・LINEクーポン・LINEマイカード・LINE広告ネットワークがあり、それぞれの目的に合わせて高い成果が期待できる点が特徴です。
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LINE広告を利用するメリット
ここからは、LINE広告を利用するメリットをご紹介します。数あるSNSの中でも高いアクティブユーザー数を誇るLINE広告にはメリットが豊富です。
【LINE広告のメリット】
・ターゲティングの精度が高い
・LINE特有の層へのアプローチ
・多彩な配信面
それぞれ詳しく解説します。
精度の高いターゲティングでアプローチ
LINE広告では、「みなし属性」を活用した精度の高いターゲティングが可能です。みなし属性とは、ユーザーがこれまでに取った動きを分析し、そのデータをもとに分けられたグループのこと。アクセス履歴やスタンプの購入履歴など、LINEアプリ内でのユーザー情報を参照して分類します。また、LINEのグループアプリにユーザー自身が登録した年代や性別、居住地域などもグループ分けに使われる情報です。こうして収集されたデータからみなし属性を導き出すことで、効率的な広告活動を可能にする点がLINE広告のメリットと言えます。
LINE特有の層にアプローチできる
幅広い年代のユーザーに利用されているLINE。注目したいのは、利用者の半数以上が40代より上の年代である点です。50代以上のユーザーだけを取っても割合は25%以上。そのためLINE広告には、TwitterやInstagramなどのSNSを利用しないような層にアプローチできるメリットがあります。
また、日常的に利用しているユーザーが多い点もLINEの強み。利用頻度が高いアプリであれば、広告を目にする頻度も高まります。若い年代だけでなく、子育て世代からシニア世代まで、LINE特有の層に効率的にアプローチできる点が魅力です。
配信面が多いので広い範囲に向けて宣伝できる
LINE広告には多彩な配信面があるため、アプローチできる範囲も広大です。トークリストやニュースページで幅広い年齢層のターゲットに訴求するのはもちろん、LINEマイカードやLINE BLOGなど、特定のサービスを利用している層にもアピールが可能。また、各地域ごとのお買い得情報が確認できるLINEチラシなら、主婦層や1人暮らしの層にも訴求できます。
LINEグループの枠を超え、他社アプリで広告を配信できるLINE広告ネットワークも魅力。生活に直結するアプリや漫画など、ジャンルも豊富にそろっているため広い範囲に向けて宣伝可能です。
LINE広告を利用する際に発生するデメリット
ご紹介したとおり、LINE広告を利用するメリットは豊富です。しかし広告の掲載には一定の条件が存在し、事前にガイドラインを確認する必要があります。掲載条件には業種や商材が関連しており、企業によってはデメリットと感じる場合もあるでしょう。ここでは広告が掲載できないケースについて解説するため、ご参考にしてください。
業種・商材によっては広告を掲載できない
LINE広告では、広告配信の審査に関するガイドラインを設けています。ガイドラインに反する広告を配信することはできないため注意しましょう。
ガイドラインで挙げている「広告が掲載できない業種」には、宗教関連や公営を除いたギャンブル関連、アダルト関連、生体販売業、整骨院、消費者金融などがあります。また、「広告が掲載できない商材」は、たばこ(電子タバコ)、武器全般、毒物劇物などです。LINE広告をスムーズに利用するため、自社の業種や取り扱う商品・サービスがガイドラインに反していないかを事前に確認しておきましょう。
LINE広告の利用方法
ここからは、LINE広告を利用する際の手順を解説します。
・1:ID発行
管理画面にログインするためのLINEビジネスIDを発行します。
・2:アカウント作成
管理画面にログインし、基本情報を登録。入力内容は法人番号や電話番号のほか、LINE公式アカウントのIDなどです。
・3:クレジットカード情報の登録
請求先としてクレジットカード情報を登録します。
・4:クリエイティブ入稿・タグ配置
クリエイティブの入稿と、広告配信の成果を測定するための「LINE Tag」を配置します。
・5:広告配信設定
配信の目的・配信先と単価・広告画像やテキストを設定します。その後、LINE株式会社の審査に通ることで配信がスタートできます。
LINE広告のフォーマット
LINE広告にはCard・Square・Vertical・カルーセル・画像+テキストという5種類のフォーマットがあります。Card・Squareで使用できるのは動画と静止画、Verticalは動画のみ使用可能です。カルーセルは、画面をスワイプすることで複数の広告をスライドして表示できるフォーマット。1つにつき、10枚まで静止画を使用できます。画像+テキストはSmall Imageと呼ばれ、画像+20文字以内のテキスト+企業名を組み込んだシンプルな仕様です。
LINE広告では、フォーマットごとにサイズや掲載可能な配信面が異なります。一覧表にまとめているので、参考にしてください。表のとおり、動画で使用可能な比率は「16:9」「1:1」「9:16」の3種類。静止画では「1,200×628px」「1,080×1,080px」の2種類、画像+テキストは「600×400px」が指定のサイズです。
■LINE広告のフォーマットと利用可能な配信面の種類
LINE広告の課金方式
LINE広告の課金方式は3種類に分類されます。
・CPC(クリック課金)
広告をクリックしたユーザーが、飛び先に移った段階で費用が発生する課金方式。メリットは、自社の商品やサービスに関心のある層のみを集客できる点。一方で、広告出稿を願っている広告主が多い場合に入札金額が上がる可能性がある点はデメリットです。
・CPM(インプレッション課金)
広告の表示が1,000回に達するごとに費用が発生する課金方式です。表示回数が最大になるよう配信されるため、多くのターゲットに視聴してもらえる点がメリット。デメリットは、表示されるだけで費用が発生する点です。
・CPF(友だち追加課金)
公式アカウントに友だちが追加された時点で費用が発生する課金方法。友だち追加は企業の商品やサービスに注目しているユーザーが行うため、売り上げに直結しやすい点がメリットです。
LINE広告のクリエイティブ制作のコツ
LINE広告は、幅広いターゲットにアピールできるメリットがあります。一方で、訴求力の強いクリエイティブ制作を行わなければ成果が得られにくい点には注意が必要です。そのため、クリエイティブ制作のコツを押さえることが大切でしょう。
ネット広告業界におけるクリエイティブとは、静止画や動画、テキストを指します。これらを組み合わせ制作するのがクリエイティブです。クリエイティブ制作では、ターゲットがクリックしたくなるか?ユーザーに強い印象が残せるか?共感性の高い広告か?などのポイントを押さえる必要があります。そのためには、伝えたい情報をユーザーが理解しやすいようにアピールすることが重要です。
LINE広告の費用相場
LINE広告は運用型広告のため、配信される広告はオークションで決まります。オークションは1つの配信枠に複数の広告主が入札するシステムであり、固定の料金や価格は存在しません。そのため、月の予算を5万円以内に設定するなど少ない費用から出稿が可能です。
ただし、競う相手が多いほど入札価格が上がる点には注意しましょう。自社の入札価格が安ければ広告は配信されず成果も出ないため、広告費用は目的に応じて適切に定めることが重要です。LINE公式でも、1ヵ月の予算を30万円に設定し、3ヵ月以上の広告運用期間を設けるよう推奨しています。Webサイトへの集客を狙いたい・公式アカウントの友だちを増やしたいなど、自社が求める成果に合わせた予算を設定しましょう。
LINE広告の成功事例
ここからは、LINE広告を利用した企業の成功事例をご紹介します。
1.コンバージョン率アップの成功事例
注文住宅に関する相談に無料で対応しているギバーテイクオール株式会社では、2021年3月からLINE広告の導入を始めました。その3ヵ月後には友だち追加広告も開始し、友だち追加を行ったユーザーの情報を参考にターゲティングに力を入れた運用を行っています。その結果、LINE経由で生じるコンバージョンは週に1〜2件を記録。コスト削減を可能にしました。
出典:LINE株式会社 「ユーザーの温度感を高める導線設計で、住宅購入をサポートするaukaのLINE広告活用」https://www.linebiz.com/jp/case-study/givertakeall/?field_case_category_function_target_id=6606
2.友だち追加の成功事例
食品やメディア、物流などの事業を手掛けるCJグループでは、2つの公式アカウントに友だち追加広告を導入することで、3ヵ月で合計およそ3万6,000人の友だち増加に成功しました。出展しているモール型ECサイトのクーポン配布や、メッセージのステップ配信など、売り上げにつなげるアプローチも継続。LINEアプリに備わっている機能を幅広く活用した成功事例です。
出典:LINE株式会社 「3ヵ月で友だち約36,000人増加!LINE広告「友だち追加」で友だちを集め、食卓へ"まごころ"を届ける」
https://www.linebiz.com/jp/case-study/snaqme/?field_case_category_industry_target_id=7496&field_case_category_goal_target_id=741
ネット広告料金表
ネット広告の費用をご紹介します。
ネット広告の種類 | 費用相場 | |
動画広告 | 10円〜/1再生 | |
アフィリエイト広告 | 3万~5万円 | |
Twitter広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000表示ごとに400~650円 |
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Instagram広告 | クリック課金:40~100円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに500~1,000円 |
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Facebook広告 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示されるごとに100~500円 |
|
LINE広告 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:1,000回表示ごとに400~650円 |
|
TikTok広告 | 起動画面広告(インプレッション課金型):1,000回表示ごとに770円 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。
【まとめ】LINE広告の相談はネット広告会社へ
本記事では、LINE広告の利用方法や概要、メリットを解説しました。とはいえ、成果の高いクリエイティブ制作や自社に適したフォーマットを判断するには知識が必要であり、自社で行う際は時間と労力がかかるでしょう。そのため、LINE広告に精通したネット広告会社に相談するのも方法の1つです。
アイミツでは、ご要望を丁寧にヒアリングした上で、条件に合うネット広告会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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