Zoom配信の2つの種類|メリット・デメリットや注意点を知って効果的なZoom配信を目指す【2024年最新版】
新型コロナウイルスの感染拡大もあり、ここ数年、多くの企業で導入されているZoom。Zoomを使ってオンライン会議に参加したことがある方も増えているでしょう。
とはいえ、Zoomを使って自分でオンライン会議を主催したことがある方はまだ少ないのではないでしょうか。そこでこの記事では、Zoom配信の種類や配信方法を詳しく解説します。オンライン会議にZoomを使うことのメリット・デメリットも解説しますので、初めてZoomで会議を主催する方はぜひ参考にしてください。
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Zoomで動画を配信する方法は2種類
Zoomで動画を配信する方法は、次の2種類に分かれます。
・Zoomミーティング
・Zoomウェビナー
すべての参加者が同じ画面を共有し、参加者同士がお互いにやり取りできるのがZoomミーティングで、いわゆる一般的なWeb会議やオンライン会議はZoomミーティングで行われます。一方、Zoomウェビナーで発言ができるのはホストとホストから指定されたパネリストです。視聴者はチャット、アンケートへの回答を通じて、ホストやパネリストとやり取りできます。ZoomミーティングとZoomウェビナーの詳細について以下で解説します。
Zoomミーティング
Zoomで最も多く使われているのが、Zoomミーティングです。ホストがZoomミーティングのアカウントを作成すれば、参加者はアカウントを作成する必要なくオンライン会議に参加できます。ミーティングの開催方法は、ホストがURLを発行し、参加者はそのURLをクリックするだけと非常に簡単。Zoomミーティングでは、参加者全員で画面を共有できるほか、参加者同士でのやり取りも自由に行えます。
Zoomウェビナー
ウェビナーとは、Web上で行うセミナーや講演会のことです。Zoomウェビナーを使えば、手軽に大規模なウェビナーが開催できます。Zoomミーティングは、参加者が自由に発言し映像を流すこともできますが、Zoomウェビナーは参加者側の機能が制限されているのが特徴。Zoomウェビナーで発言権があるのは、ホストとホストがしていしたパネリストのみ。参加者は基本的には発言権がありません。参加者は、チャット機能やアンケート機能を通じて質問を行います。この機能により、大規模なウェビナーでもスムーズに進行することが可能です。
ZoomミーティングとZoomウェビナーの違い
ZoomミーティングとZoomウェビナーの最大の違いは、参加者の機能が制限されているか、されていないかにあります。Zoomミーティングの場合は、参加者は自由な発言・画面共有などが可能ですが、一方、Zoomウェビナーで発言ができるのはホストとホストが許可したパネリストのみ。参加者はホストが許可しない限り発言することはできません。そのため、Zoomミーティングは小規模の会議、Zoomウェビナーは50人以上の参加者がいるような大規模な会議に向いています。
Zoomでの配信方法
Zoomミーティングでの会議内容や、Zoomウェビナーで行ったオンラインセミナーの様子を配信したいという方も多いでしょう。Zoomでは、会議やウェビナーを配信することも可能で、配信方法は次の2種類が用意されています。
・録画配信
・ライブ配信
録画配信とは、事前に収録した録画を配信する方法です。一方、ライブ配信は会議やウェビナーの様子をリアルタイムで配信します。それぞれの配信方法の特徴やメリット、配信に必要な機材などについて以下で確認していきましょう。
録画配信
録画配信とは、事前に収録したWeb会議やウェビナーの動画を配信する方法です。オンデマンドもしくはダウンロード形式で録画を配信します。事前に収録した動画のため、編集することも可能。出演者の発言内容にテロップを入れる、効果音を入れるといった演出を加えることもできます。
さらに、録画のため入念な準備をしたうえで配信できるため、ライブ配信に比べるとトラブルが起こりにくい点もメリット。利用者側のメリットとしては、時間を気にせず、自分の都合に合わせて好きな時間に動画を視聴できる点が挙げられます。
ライブ配信
ライブ配信は、オンライン会議やウェビナーをリアルタイムで視聴者に配信する方法です。テレビやラジオにおける視聴者参加型番組の生放送に近いイメージでしょう。
ライブ配信のメリットは、参加者の様子もリアルタイムで確認できる点にあります。視聴者の反応を見ながら、配信動画の構成を変えていくことも可能です。また、Zoomウェビナーのチャット機能を使えば、多くの参加者の生の声を集めることもできます。
一方、気を付けなければならないのは、機材トラブルなどが起きやすいという点です。ライブ配信を行う際は、配信中にトラブルが起きないよう入念に準備しましょう。
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Zoom配信の主な目的
Zoom配信の目的は、より多くの人に会議やウェビナーの様子を知ってもらうことにあります。企業では、主に以下のようなシーンでZoom配信が活用されています。
・顧客対応会議
・営業会議
・研修会
・四半期ごとのミーティングなど
・教育講演
Zoomウェビナーを使ってセミナーや講演会の様子を配信すれば、当日会場に来られなかった人にもセミナーや講演会の内容を知らせることが可能です。大企業の場合、全国の支店から人を集めるには多くのコストがかかってしまうもの。Zoom配信であれば、そうしたコストをかけることなく会議内容を全社的に共有できます。
ZoomとYouTubeの連携も可能
ZoomとYouTubeを連携させて、YouTubeのプラットフォームを使って配信することも可能です。
ZoomとYouTubeを連携させて配信することの最大のメリットは、視聴者数の上限がなくなる点。たとえば、Zoomの無料プランでは100人までミーティングに参加できますが、ZoomとYouTubeを連携した場合、参加者数の上限はありません。数万人、数十万人に配信動画を見てもらうことも可能です。
さらに、YouTubeでライブ配信した場合、配信した動画は原則としてアーカイブとして自動的に残されます。時間の都合がつかなかった人にも後からゆっくりと動画を視聴してもらえる点も、ZoomとYouTubeを連携することのメリットです。
ZoomをYouTubeに投影する方法
ZoomとYouTubeを連携させる手順は以下の通りです。ミーティングとウェビナーで操作が異なる点があるため注意しましょう。
1.Proプラン (月額2,000円~)以上のZoomアカウントとYouTubeアカウントを用意する
2.YouTube Liveの申請をする
3.(Zoomミーティングの場合)[ミーティングにて(詳細)]から[ミーティングのライブストリーミングを許可する]をON。(Zoomウェビナーの場合)[ウェビナーのライブ ストリーミングを許可する]をON。
4.[YouTube]にチェックがついているか確認
5.YouTube Studioからライブ配信の予約
6.[ライブ動画をスケジュール設定]をクリックし必要事項を記入
7.ZoomのURLを発行する
Zoomミーティングのメリット・デメリット
オンライン会議をZoomミーティングで行うべきか、それともZoomウェビナーで行うべきか迷っている方もいると思います。そこで、Zoomミーティングのメリット・デメリットを見ていきましょう。
Zoomミーティングの最大のメリットは、誰でも開催でき、誰でも参加できる点です。ホストがURLを発行して参加者に通知し、参加者はURLをクリックするだけでオンラインミーティングに参加できます。また、Zoomミーティングであれば、参加者全員が自由に発言したり、画面を共有したりといったことも可能です。
一方、参加者が自由に発言し、画面を共有できるといった点は、メリットでもありながらZoomミーティングのデメリットでもあります。たとえば、参加者の誤操作による画面共有が行われ、会議の進行の邪魔になってしまう可能性もあるでしょう。さらに、30人以上で40分以上の会議を行う場合、有料プランに登録する必要がある点にも注意しなければなりません。
Zoomウェビナーのメリット・デメリット
次に、Zoomウェビナーのメリット・デメリットを確認していきましょう。
Zoomウェビナーの一番のメリットは、ホストが発言者を制限できる点です。Zoomウェビナーで発言権があるのは、ホストとホストから指定されたパネリストに限られます。参加者はホストの指定がなければ発言できないため、スムーズな議事進行が可能に。視聴者の発言により議事進行が妨げられる恐れがないことから、大規模な会議の場合はZoomミーティングよりZoomウェビナーの方が向いています。
Zoomウェビナーのデメリットは、有料プランに登録する必要がある点です。Zoomウェビナーを利用するには、会議時間の長さに限らず、月額2,000円の有料プランに登録する必要があります。
Zoom配信をする際の注意点
誰でも簡単にWeb会議が開催できるのが、Zoomの強みです。ホストがURLを発行し、参加者はそのURLをクリックするだけでオンライン会議に参加できます。しかし、Zoom配信を行う場合、以下のような点に注意する必要があります。
・専用機材が必要な場合がある
・ハイブリット形式の配信は大変
上記した注意点を確認しないと、場合によっては配信が中断してしまう恐れも。万が一、企業主催のウェビナーで配信が中断してしまったら、企業イメージは大きく既存されてしまうでしょう。以下では、これらの注意点について詳しく解説します。
専用機材が必要な場合がある
Zoom配信は、基本的にWebカメラとマイク搭載のパソコン、もしくはスマートフォンやタブレットがあれば問題なく行えます。しかし、オフラインの登壇者の動画を配信するケースなど、場合によっては新たにカメラやマイク、モニターなどを用意しなければなりません。
また、機材を購入するうえで注意が必要なのが機材の規格です。カメラやマイク、スイッチャーといった機材の規格が合っていないと配信できない可能性があります。機材を購入する前に、機材同士の規格が対応しているかどうかを必ず確認してください。
ハイブリット形式の配信は大変
オフラインで登壇した人の映像をオンラインで配信する「ハイブリッド配信」の場合、前述のように新たにカメラやマイクなどの機材が必要になりますが、技術的にも格段に難しくなります。たとえば、オフライン登壇者の映像や音声を配信しつつ、その映像や音声はオフラインの会場にも流さなければなりません。
このように、オンラインのみの配信に比べると手順が非常に複雑になるもの。そのため、ハイブリッド配信を考えている方には、そうした現場の経験が豊富な専門の業者に相談することをおすすめします。
動画制作の費用相場
つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円~ |
セミナー・イベント撮影 | 15万円~ |
Webムービー制作 | 30万円~ |
会社紹介PR映像制作 | 50万円~ |
テレビCM制作 | 80万円~ |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】動画制作にお悩みならアイミツへ
ZoomミーティングであれZoomウェビナーであれ、参加者全員がオンラインでの配信であれば、特別な知識や経験がなくても問題なく配信できるでしょう。しかし、オフラインの参加者とオンラインの参加者が混在する「ハイブリッド配信」の場合、その難易度が一気に上がります。そのため、ハイブリッド配信を考えている方は専門の業者に依頼するのがベストでしょう。
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