VRゴーグルでVR動画を楽しむ!基本から活用方法までを徹底解説【2024年最新版】
VR動画を視聴してみたいと考えているものの、「どんなゴーグルがいいのかわからない」「スマホからも視聴できるのか」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、さまざまな分野の法人向けサービスを比較検討できる「アイミツ」が、VRの基礎知識やゴーグルの種類・選び方を解説するとともに、VR動画におすすめのゴーグルも紹介していきます。
VRとは?
VRはVirtual Reality(仮想現実)の略称で、360度の映像を専用のゴーグルに映し出してまるでそのその世界を訪れたような体験ができる技術を指します。VRは「参加型」と「視聴型」の2種に大きく分かれ、参加型では仮想現実の中を自由に移動したりものに触れたりすることができるのに対して、視聴型は文字どおりVRの視聴に特化しているのが特徴です。現在は医療や不動産、エンターテインメントなど幅広い分野でVRが活用されており、将来的には世界的にさらに拡大していくと言われています。
VRが注目される理由
VRは低価格帯の製品やサービスが増加した2016年ごろから一般的に普及されはじめたとされており、当初は家庭用ゲーム機やパソコンなどエンターテインメント業界での利用が中心でした。以降は世界中で普及を続け、VRデバイスの関連市場は2020年時点で約7,800億円規模となり、2028年までの年間平均成長率も約28%と急成長機を迎えたとされています。
現在はVRに関する研究開発が進んだことでよりリアルなVRコンテンツの制作が可能となり、さまざまな業種で導入されるようになったのも注目を集める理由の1つ。2019年以降はVR関連のスタートアップの資金調達が盛んで、中には100億円規模での資金調達に成功した会社もあるようです。
VR動画とは
VR動画とはVRを動画として楽しむ手法のことですが、具体的にはどのようなコンテンツなのでしょうか。以下で解説していきます。
VR動画の特徴
VR動画とは、文字どおりVR技術を活用した動画コンテンツのことです。専用のゴーグルを通じてまるで仮想現実にいるような臨場感を楽しめる・体験できるという特徴があります。登場するキャラクターたちをリアルに感じられるのはもちろん、実際にその世界を訪れたような感覚を味わうことができます。
当初はエンターテインメント業界を中心に普及していましたが、現在では教育や医療、観光などでも活用が進んでいます。たとえば不動産会社の住宅展示サービスでは、VR動画の活用によって顧客は自宅にいながら不動産物件の内見に訪れたかのような体験の提供を実現しています。
360度動画や立体映像との違い
VR動画と混同されやすいコンテンツに「360度動画」や「立体映像」がありますが、実際にはどんな違いがあるのでしょうか。VR動画と360度動画は視点を移動させられる点が共通していますが、視点が異なります。VR動画では視点を変えられる一方で、360度動画は固定された視点から視聴します。
また、立体映像は立体的に見える映像を指すもので、3D映像や3D動画、3次元動画などとも呼ばれます。立体映像は画面上で視聴するものであり、VRとは視界の広さが大きく異なります。
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VR動画にはゴーグルが必要?
VRゴーグルはVRの世界と現実をつなぐツールであり、より臨場感あるVR動画の体験には不可欠といっても過言ではありません。中にはVRゴーグルがなくても視聴できるコンテンツもありますが、その場合はただ画面越しに動画を眺めるだけです。よりリアルに仮想現実の世界を楽しみたいのなら、VRゴーグルを用意すべきと言えるでしょう。
VRゴーグルの種類
VRゴーグルは据え置き型とスマホ型、スタンドアローン型の3種に分かれます。それぞれの特徴や費用などについて解説していきます。
据え置き型
据え置き型はパソコンに接続して使用するVRゴーグルのことで、PC型とも呼ばれています。パソコンが映像処理を担うため、スペックの高いパソコンを使えばそれだけクオリティの高いVR動画を楽しめます。
しかし、高速処理が可能なパソコンやVRゴーグルが必要であり、場合によっては費用が数十万円にのぼる可能性もあるのがデメリットです。VR動画を本格的に楽しみたい、かつ予算に余裕がある場合に向いていると覚えておくとよいでしょう。
スマホ型
スマホ型のVRゴーグルは、本体にスマートフォンを差し込むことでVR動画を視聴する形状のゴーグルのことです。ケーブルがなくてもVR動画を視聴できるほか、低価格の製品も多いのが特徴としてあげられます。
一方で据え置き型と比較すると機能性やクオリティは下がるので、「気軽にVR動画を体験してみたい」という方や「VRゴーグルの購入がはじめて」という場合におすすめと言えます。
スタンドアローン型
スタンドアローン型は、VRゴーグル単体でVR動画を視聴できるゴーグルのことです。据え置き型と同等の性能を持つと言われており、外部機器への接続も不要なことから「費用を抑えやすい」と注目されています。
インターネット環境があれば場所を問わずVR動画を視聴できるのがメリットですが、本体の重量が大きい点には注意が必要でしょう。
ゴーグルを選ぶポイント
VRゴーグルを購入する際は、どのようなポイントを意識すべきなのでしょうか。つづいては、VRゴーグルを選ぶときのポイントを解説していきます。
使用環境に合ったものを選ぶ
VRゴーグルは種類によって使用環境が異なるため、現状の環境に合わせて選ぶのがおすすめです。パソコンやスマホがあればVRゴーグルの導入を比較的低コストで進められますが、これらを保有していない場合はデバイスを買い揃えるところから始めなければなりません。また、VRゴーグルの持ち運びが発生するか否かによっても製品が限られるため、使用環境を基準にするとVRゴーグルを選びやすくなります。
なお、VRゴーグルなしでVR動画を再生する方法についても以下の記事で解説しているので、あわせてご覧になってみてください。
メガネのまま利用できるか
VRゴーグルの中には、メガネをつけたままの視聴に対応していない製品もあるので注意が必要です。メガネをかけて生活している人が裸眼でVRゴーグルを装着すると、画面がぼやけてしまうおそれがあります。
メガネをかけたまま無理やりVRゴーグルを使おうとすると、フレームの変形や負傷につながる可能性もあるため、メガネを使っている人の使用が想定される場合は対応の有無を必ず確認するようにしましょう。
装着感
VRゴーグルは長時間使用することも多いため、装着感も重要なポイントです。購入後に装着感が自身と合わないと感じると使用が遠のくだけでなく、購入費用も無駄になってしまいます。
気になる製品がある場合は、可能であれば店頭で実際に装着し「頭や首が疲れにくいか」を確認してみることをおすすめします。
必要な機能があるか
VRゴーグルを選ぶ際には、どんな機能があるのかを確認・比較することも大切です。たとえば、以下の2つの機能があれば優れた操作性が期待できます。
・ピント調整機能
視聴している視点に合わせてピントが調整されるので、VR動画をより美しく楽しめます。
・ポジショントラッキング機能
頭や首の動きを感知するシステムで、3DoF、6DoFの2種類があります。頭の動きを反映する3DoFに対して、6DoFは移動やものをつかむといった動作も可能です。
VR動画を楽しむおすすめゴーグル
つづいては、据え置き型とスマホ型、スタンドアローン型それぞれのおすすめVRゴーグルを紹介します。
据え置き型のおすすめ
1.VIVE Cosmos Elite
・ベースステーション・トラッキング機能でVRの世界を自由に動き回れる
・ユーザーの細かな映像を反映できる
2.VR Oculus Rift S
・高い没入感を叶える高品質ディスプレイ
・明るく鮮やかでリアリティあるVRを楽しめる
3.DPVR P1 Pro 4K
・セットアップが手軽で持ち運びやすい
・長時間の使用を想定した本革クッション材を採用
価格は約3万~12万円と開きがあるので、予算とスペックを検討しながら選びましょう。
スマホ型のおすすめ
1.VRG-M01RBK
・頭の動きに合わせて360度視界が回転する
・対応アプリをインストールすれば気軽に使用できる
2.VRG-GVSB01BK
・焦点距離を細かに調整できる
・ブルーライトを40%カットできる高品質レンズ
3.Xperia View
・8KHDRの高精細なVR映像
・コントローラーなしで簡単に操作できる
価格は3,000円台から約1万円と比較的手軽に試せるのが特徴です。しかし、スペックは製品によって異なるため、それぞれの特徴・強みをしっかりと比較する必要があります。
スタンドアローン型のおすすめ
1.OPALUS-P1PRO-4K
・難しい初期設定や接続なしで使用できる
・最大で4時間再生できる大容量バッテリー搭載
2.VIVE Focus Plus
・よりリアルな没入感を体験できる高品質なトラッキング機能
・手指の動きも検出するハンドジェスチャ対応
3.PlayStation VR
・プレイステーションの多彩なコンテンツを楽しめる
・周囲の音の方向や距離を正確に感知できる3Dオーディオ機能
価格は据え置き型と同様に約3万〜12万円となっています。価格差を踏まえて機能や特徴を比較しながら製品を選びましょう。
VR動画の応用
VR動画はエンターテイメント系のコンテンツが中心ですが、近年ではさまざまな目的・用途に応用されています。ここからは、VR動画の応用について解説していきます。
教育やトレーニング
近年は医療・福祉や、製造業における教育・トレーニングでVR動画が役立てられています。具体的には、作業者の手の動きや対応の様子を撮影し、その人の目線で技術や知識、コミュニケーションを学べるVR動画を制作してそれを教材として活用することでスキルの習得を促します。VR動画による教育・トレーニングは、すでに多くの企業で導入されています。
営業ツール
VR動画は営業ツールとしても活用されています。対象の商品やサービスの利用方法をVR動画にまとめたものを顧客に視聴してもらうのはもちろん、完成品のVR動画を制作すれば実際の商品を疑似体験してもらうことも可能です。
そのほかにも不動産や自動車販売など、従来は物件や店舗を訪れなければ確認が不可能だった工程を省力化できる点も高い評価を受けています。中にはWebサイトでVR動画を公開し、PCやスマホなどから閲覧できる環境を整備している会社もあるようです。
VR動画の作成や利用はプロに相談すべき
VR動画は内製も不可能ではありませんが、通常の動画と比較すると難易度が高いため、品質を重視するならVR動画制作に対応している会社への依頼をおすすめします。VR動画の撮影にはシナリオの準備や撮影機材、スタッフなどの手配が欠かせません。新たに機材を導入するには費用がかかるだけでなく、初心者が質の高いVR動画を作るのは現実的とは言い難いものがあります。
「結果として時間も費用も無駄になってしまった」といった事態を防ぐためにも、VR動画の制作経験が豊富なプロの力を借りてみてはいかがでしょうか。
VR動画制作の費用相場
つづいては、VR動画の制作を外注した際にかかる費用相場を費目別にご紹介します。
費目 | 相場 |
撮影費 | 5万〜30万円 |
編集費 | 5万〜25万円 |
3DCG制作費 | 40万円〜 |
音響・ナレーション費 | 5万〜10万円 |
その他オプション費 | 5,000〜2万円 |
VR動画制作の費用相場を費目ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】VR動画制作の外注を検討しているならアイミツへ
VRの概要からVRゴーグルの必要性などを解説するとともに、おすすめのVRゴーグルを紹介してきました。近年はさまざまな業種でVRの活用が広がっていることから、自社での導入を検討している方も多いでしょう。しかし、VR動画の制作には専門的な知識や技術が求められるため、プロの動画制作会社へ依頼するのがおすすめです。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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