VR動画を制作するには?おすすめの編集ソフトも【2024年最新版】
これから企業のPR用などにVR動画を制作したい方は多いのではないでしょうか。VR動画を制作するためには、専用の機材や編集ソフトが必要です。
この記事では、動画制作や映像制作などさまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、VR動画に必要なものや制作の流れ、無料・有料の編集ソフトを詳しく解説します。
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VR動画とは
VR動画は、一方向からだけでなく180度や360度の空間を見渡せる動画のこと。2Dではなく3D映像のため、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着してVR動画を視聴すると、その空間にいるかのような没入感を体験できます。
たとえば観光地のVR動画を視聴することで、自宅にいながら街を散策できます。また、不動産業者がWeb内見にVR動画を活用するのも効果的。ユーザーは建物の様子を確認できるため、内見などの時間を大幅に短縮できるでしょう。
VR動画の制作に必要なもの
VR動画の制作には360度カメラが必要です。「RICHO THETA」「GoPro MAX」「Intsa360 ONE R」などの360度カメラがあり、全天球もしくは水平方向360度と上方向180度を撮影できる半天球のものを撮影環境によって選びましょう。
また、VR動画の制作には撮影した動画の編集ソフトも必要です。動画編集初心者の方は無料ソフトから始めるとよいでしょう。エフェクトなど本格的な編集を施したい場合に有料の編集ソフトを導入するのがおすすめです。
VR動画制作の流れ
VR動画を制作する流れは「企画を立てる」「カメラで撮影する」「動画を編集する」の3段階。それぞれで行う作業を解説します。
企画を立てる
VR動画は360度撮影するため情報量が非常に多く、企画をしっかりと立てるのが最も大切な作業です。VR動画は空間を体験するようなリアリティが特徴のため、どのような体験をしてもらいたいかを決めて撮影の流れや動きの速度などを検討します。
動きやスピードが不自然だと視聴者にストレスを与えてしまい没入感が生まれません。撮影にスムーズに入るには、企画の段階でカメラの配置や視点の高さなども細かく決めておきましょう。
カメラで撮影する
続いて、立てた企画の通りに360度カメラで撮影します。カメラ1台で撮影することもできますが、死角を少なくするために複数のカメラを使うのがおすすめ。
また360度カメラはその名のとおり、あらゆる方向のものが被写体として映り込みます。そのため映像に不要なものが写り込まないように、事前に確認しておきましょう。撮影スタッフや機材が写り込まないように注意することも大切です。
動画を編集する
360度カメラで撮影した映像をVR動画に仕上げるためには、専用のソフトを使った編集作業が必要です。動画のデータをパソコンに取り込み、ソフトで編集できるデータに変換してから編集作業を行います。
さまざまな方向からの映像をつなぎ合わせる「スイッチング」の作業を中心に、臨場感あふれる動画になるよう編集しましょう。明るさや色味の調整、音声と映像のズレを無くし合わせる作業なども行うと、より没入感あるVR動画に仕上がるでしょう。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間を割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
VR動画におすすめの無料ソフト
VR動画編集におすすめの無料ソフトは、「AviUtl」と「Lightworks」です。
AviUtl
AviUtlは、無料で使えるVR動画編集ソフトとして高い人気があります。WindowsとMacどちらのOSでも使用可能。人気の理由は無料であることだけでなく、日本製であることと動作が軽いこと。
また、拡張性の高さも魅力です。有志が作成した機能を拡張するプラグインが豊富にあり、VR動画の編集をするためには複数のプラグインをインストールしてから作業します。
Lightworks
Lightworksも、無料で使えるVR動画の編集におすすめのソフトです。WindowsとMacどちらのOSでも使用できます。有料版と無料版があり、無料版は一部の機能が制限されています。
またデザイン面も優れており、直感的な操作が可能。音量調整や色味の補正、テロップや音楽の追加、動画のカットや結合などVR動画を編集するために充分な機能が用意されています。
VR動画におすすめの有料ソフト
本格的なVR動画を制作したい方には、有料ソフトをおすすめします。それぞれのソフトの特徴や機能について解説します。
Adobe Premiere Pro
Adobe Premiere Proは、Adobe社が提供している有料の動画編集ソフトです。月額2,478円(税込)のサブスクリプションとして使用可能。
多くの動画クリエイターが利用しており、操作方法に戸惑っても情報を見つけるのに困りません。VRの動画データを読み込むと自動的にVR動画として認識してくれるため、スムーズに編集作業を始められます。
PowerDirector 15 Ultra
PowerDirector 15 Ultraは、台湾のサイバーリンクが提供するVR動画におすすめの動画編集ソフトです。360度プレビュー画面と通常のプレビュー画面をいつでも切り替えられるため、作業しやすいのが特徴です。
カット編集やエフェクトやテキストなど、さまざまな編集が可能。またキーフレームを使うことで、時間に沿って視点が変わる動画を作成できます。強調したい部分を、拡大・縮小やズームで表現できるのもポイントです。
動画制作・映像制作の費用相場
続いて、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。
種類 | 費用 |
インタビュー撮影 | 5万円〜 |
セミナー・イベント撮影 | 15万円〜 |
Webムービー制作 | 30万円〜 |
会社紹介PR映像制作 | 50万円〜 |
テレビCM制作 | 80万円〜 |
動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は、料金シミュレーターをご活用ください。
まとめ
VR動画の制作には、企画を立てて360度カメラで撮影を行い、専用の動画編集ソフトで編集作業が必要です。自社での撮影や編集が難しい場合は、VR動画のプロに依頼するのがおすすめ。またニーズに合う制作会社を見つけるためには、相見積もりをとることが大切です。
アイミツでは、ご要望を丁寧にヒアリングした上で最適の動画制作会社を複数ご紹介します。お気軽にお問い合わせください。
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