【初心者向け】動画撮影のために揃える機材と撮影方法のポイント・注意点【2024年最新版】

ビジネスにおける動画活用が広く普及したことから、自社でも動画制作を検討しているものの「作り方がわからない」「自社でも撮影できるものなのか」などとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
この記事ではBtoB受発注サービス「アイミツ」が、動画撮影初心者が揃えるべき機材や質の高い動画を撮影するコツ・ポイント、撮影時の注意点について解説していきます。

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これから動画撮影に取り組むにあたって、まず揃えるべき機材やソフトは以下の5つです。

・ビデオカメラ（カメラ）
・三脚
・マイク
・照明
・動画編集ソフト

ここからは、それぞれの機材の概要と選び方について解説します。

動画撮影においてもっとも基本的な機材ともいえるのが撮影用のカメラです。動画撮影に使用するカメラは、主に以下の5種類となります。

・一眼レフ
・ビデオカメラ
・コンパクトデジタルカメラ
・アクションカメラ
・スマホ

画質が高い順に記載しましたが、初心者は汎用性・利便性の観点からビデオカメラを使用するのがおすすめです。動画撮影に慣れてきたらクオリティを追求できる一眼レフカメラ、動体撮影に適したアクションカメラなどの導入を検討してみるとよいでしょう。デジタルカメラ、スマホカメラは機種によって画素数や機能が大きく異なるので、事前に複数の機種を比較検討しておく必要があります。

動画撮影の際にはブレを防ぐためにカメラを固定しなければなりません。手持ちでの撮影で手ブレを防ぐのには限界があるので、本格的な動画撮影を行うなら三脚・ジンバル（手ブレを自動で補正する機材）を用意するべきでしょう。それぞれの選び方は以下のとおりです。
・三脚
対荷重と安定性、高さを重視して選びのがポイントです。持ち運び可能なものを選べば、野外や遠隔地での撮影にも活用しやすいでしょう。
・ジンバル
軸が多いほどに安定感が増すため、歩きながら動画撮影をするのであれば三軸がおすすめです。
これらは動画のクオリティを大きく左右する機材であるため、撮影シーンを想定して慎重に選びましょう。

音声も動画のクオリティを左右する重要な要素の1つです。ビデオカメラ内蔵のマイクでも音声の収録は可能ですが、質にこだわるなら音質に優れた外づけの専用マイクを用意することをおすすめします。
・単一指向性マイク
音の方向へ向けて使用するマイクで、人間の声を拾うのに適しています。
・無指向性マイク
周囲の音を拾うマイクのことで、環境音を拾いたい場合に適しているのが特徴です。
可能であれば、単一指向性と無指向性の両方を揃えておくとよいでしょう。

動画撮影の際には、映像が暗くならないように極力明るい場所を選ぶ必要があります。とはいえ、自然光のもとで撮影できるシーンばかりではないので、明るさを確保するためには照明機材が不可欠です。撮影用ライトにはさまざまな製品がありますが、初心者の場合は安定性や明るさ調整のしやすさ、稼働時間といった観点からLEDライトを選ぶことおすすめします。人物を撮影する場合は明るさの確保が特に重要となるため、必ず用意しておくようにしましょう。

撮影した動画はそのまま公開するのではなく、不要なシーンをカットした上でテロップや効果音、エフェクトといった編集を加えてクオリティ向上を図ります。動画撮影や編集の初心者におすすめなのは、以下のような無料で使える動画編集ソフトです。

・PowerDirector Essential（国内シェアNo.1製品）
・Director Suite 365（多機能が特徴）
・DaVinci Resolve（比較的上級者向け）

編集作業に慣れて「より高度な編集に挑戦したい」となった際には、有料の動画編集ソフトの導入を検討しましょう。

質の高い動画撮影を実現するためには、押さえておくべきコツ・ポイントがあります。ここからは、高品質な動画撮影のコツとポイントについて解説します。

動画撮影の基本ともいえるのが、撮影中はカメラを極力動かさないようにすることです。三脚を利用できる撮影環境ならできるだけ三脚にカメラを設置して撮影する、手持ちでの撮影が必要な場合は両手でカメラを持って安定感を保つといった点を意識するだけで動画の品質を向上させられます。

1カットの尺が短すぎると視聴者に内容を十分に伝えるのが難しく、かといって長すぎても飽きやすく離脱の原因となる可能性があるためバランスが重要だといえます。目安としては1カットあたり10秒以上を目安に撮影し、長くなってしまった場合は編集時にカットするのがおすすめです。短すぎる動画を長くすることはできないので、慣れるまでは長めの撮影を意識するとよいでしょう。

撮影場所の明るさは動画のクオリティを左右する要素です。以下の4つのポイントを押さえた上で、動画撮影を進める必要があります。
・自然光を取り入れた明るい場所で撮影する
・室内で撮影時にはカーテンを開ける
・逆光を避ける
・明るさが不足する場合はライトやレフ板を活用
暗い動画はそれだけで低品質な動画というイメージを与えるため、明るさの確保にこだわって動画を撮影しましょう。

動画撮影には三脚を用いるのが好ましいものの、すべてのシーンで三脚を利用できるとは限りません。そこで重要になるのが「自撮り棒」「ジンバル」といった手ぶれ補正に役立つアイテムの活用です。
・自撮り棒
無線やリモコン、固定などさまざまな機能をもつ製品を選ぶのがおすすめです。
・ジンバル
手ブレを自動で補正する機材で、歩きながらの動画撮影に適しています。
いずれも比較的低コストで購入できるので、動画撮影の前に用意しておくといざと言う時に役立ちます。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

初心者が動画撮影に取り組むにあたっては、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。ここからは、初心者が動画撮影時に注意すべきポイントを解説します。

動画の撮影時には、通行人をはじめとする部外者や個人情報を特定できるものが映り込まないよう配慮が必要です。撮影許可を得ていたとしても、関係のない人々を勝手に撮影してはいけません。繁華街やイベント会場など人の多い場所で撮影する場合は、編集時にモザイク処理を施す必要があるでしょう。また、特定人物の氏名や連絡先、クレジットカード番号といった個人情報だけでなく、番地プレートや電柱など特定につながる風景の撮影も避ける・編集時に処理しなければなりません。不要なトラブルを避けるためにも、動画撮影の初心者が特に注意すべきポイントといえます。

動画撮影の際は、編集を考慮して複数のカットを撮影しておくのが好ましいとされています。複数のアングルから撮影しておけば、あとから「違うアングルでも撮影しておけばよかった」と後悔することもありません。同じカットでもアングルが違えば印象が変化するため、複数のバリエーションを用意しておくと編集も進めやすくなります。
動画撮影の前に複数台のカメラを用意しておけば、さまざまなアングルからの撮影も効率的に実施できるでしょう。

つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。

動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

ビジネスにおける動画活用が広く普及した現代では、状況によっては自社で撮影できる環境を整えておくことが有利に働きます。定期的に動画を制作・公開する予定があるのなら、必要な機材を揃えた上で撮影の経験・技術を身につけておくとよいでしょう。なお、「動画撮影が必要だが、リソースがない」といった場合には、動画制作・映像制作会社に相談してみてもいいかもしれません。
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