360度動画とVR動画の違いは何？【2024年最新版】

360度動画を制作したいけれど、VR動画との違いが分からずお困りではないでしょうか。なかには、同じ編集方法だと認識している人も多いでしょう。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けサービスを比較検討できる「アイミツ」が、360度動画とVR動画の違いを詳しく解説！また、360度VR動画というものがあることや、撮影に必要な機材、動画編集ソフトも紹介します。

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360度動画、VR動画、360度VR動画は、すべて同じ動画だと認識されがちですが、実際には次の特徴が異なります。

【360度動画】
・撮影者固定視点のまま360度全体を見ることができる
・マウスやスワイプ操作により見たい範囲を調整できる
・映画館にいるような気持ちで動画を見るイメージ

【VR】
・VRヘッドセットを用いながら、視聴者が動画内を移動できる
・首を動かすことによって見たい範囲を調整できる
・自由に立ち位置を変更できる

【360度VR動画（別名、3DVR）】
・撮影者固定視点のまま360度全体を見ることができる
・VRヘッドセットやマウス・スワイプ操作で見たい範囲を調整できる
・その場にいるような気持ちで動画を見るイメージ

なかでも、360度動画と360度VR動画（3DVR）は間違われやすい要素です。それぞれの違いを理解した上で、動画制作を行いましょう。

360度動画とVR動画は、360度全体を見渡せるため、似たような動画だと思われがちです。ですが実際には「視点」「動画の見方」が大きく異なります。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

360度動画とVR動画は、視聴者の「視点」が大きく異なります。360度動画の場合、360度を自由に見渡せますが、動画を見ることができる視点は撮影者が動く範囲だけです。

一方、VR動画では視点が制限されません。画面内を歩いて移動できることはもちろん、ジャンプや伏せなど上下の移動にも対応しており、自由に360度を見渡せます。

360度動画とVR動画は、動画の「見方」が大きく異なります。360度動画では、スマホやPCといった端末を使い、マウス、スワイプ操作で好きな方向を見ることができます。

一方、VR動画では顔に装着するVRヘッドセットが必要です。自身の顔の動きに合わせて動画を見ることができるため、没入感が変化すると理解しておきましょう。

360度動画やVR動画を撮影して動画を制作したい。それならぜひ、どういった動画に活用されているのかチェックしてみてください。

360度動画・VR動画は、SNSなどに掲載する広告動画として利用できます。通常の動画広告よりもインパクトがあるため、ユーザーの視聴意欲を高められるのが魅力です。

また、SNSは拡散力があることから、制作した360度動画・VR動画が話題になる可能性もあります。集客力UPに役立つので、不特定多数のユーザーに閲覧してもらえるSNS広告として活用してみましょう。

360度動画・VR動画は、以下に示す体験型アトラクション動画として利用できます。

・遊園地
・お化け屋敷
・ライブ会場

自由に視点を変更できるため、通常の動画よりも没入感が高くなるのが魅力です。また、自由に視点を変更できることから、スリリングな気分を疑似体験できるでしょう。動きのある動画や怖さのある動画なら、360度動画・VR動画が活躍します。

360度動画・VR動画は、不動産情報といった施設や住居の確認に利用できます。引越しの物件を探す際、遠距離で簡単には訪問できないという場所もあるでしょう。

対して360度動画・VR動画を利用すれば、ユーザーが好きな場所から簡単に施設や住居のなかを確認できるようになるのが魅力です。手軽に内観チェックを行えることから、掲載ページのアクセス数UPを期待できます。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

複数ある動画のなかでも、360度動画を制作してみたい。それなら、こちらで紹介する機材やツールを準備しましょう。

360度動画の撮影は、一眼レフのような一般的なカメラではなく、360度撮影に対応した専用のカメラが必要です。例えば、次のカメラはすべて360度撮影に対応しています。

・GoPro MAX
・Insta360 ONE R
・RICOH THETA

それぞれの製品は、通常のカメラとは異なり、球体状のレンズが取り付けてあります。360度動画は、上記のような専用のカメラでしか撮影できないので、撮影のために購入してみてはいかがでしょうか。

360度カメラで撮影した動画は、一般的な動画編集ソフト・アプリでは読み込めません。以下に示す360度動画に対応した動画編集ソフト・アプリを利用しましょう。

・Final Cut Pro X
・PowerDirector
・RICOH THETA

専用の動画編集ソフト・アプリを利用すれば、色味の調整や、撮影した動画の不要な対象物の削除など豊富な機能を利用できます。360度を維持したまま編集でき、動画クオリティを高められるのがポイントです。

360度動画の撮影・編集を社内で実施したい。それなら、動画公開までの手順を詳しく理解しておきましょう。

まずは、どういった360度動画にするのか決めるために、プランニング（企画）を行います。例えば、動画の趣旨や目的を考えることはもちろん、動画の長さや撮影範囲などを決めることが大切です。360度動画は、通常の動画よりも広い範囲に目を配る必要があるので、ロケーションや背景の見え方にもこだわりましょう。

360度動画の内容が決まったのなら、実際に撮影を開始しましょう。360度カメラを利用すると、全方位が撮影されます。登場人物や対象物以外が移り込まないように細心の注意を払うことが大切です。

また360度動画のクオリティを高めたいのなら、4K画質で撮影しましょう。高画質であるほど動画への没入感が高まります。

撮影した動画のクオリティを高めるために、動画編集を行いましょう。360度動画では、主に撮影した動画をつなぎ合わせる「スティッチング」という作業を行います。

ただし、360度の映像を人力でスティッチングするのは簡単ではありません。場合によっては画面転換にズレが生まれて、動画クオリティを下げてしまう場合も。もしスティッチングの手間を減らしたいというのなら、自動スティッチングに対応したカメラを購入するのがおすすめです。

完成した360度動画は、YouTubeといった動画プラットフォームに投稿できます。

1つ注意点として、動画をアップロードする前に「メタデータ」を付与しなければなりません。メタデータは「360 Video Metadata」というツールを利用して付与できます。360度動画だと認識してもらうために大切な要素なので、アップロード前に必ず確認してください。

つづいては、動画・映像制作を外注した際にかかる費用相場を映像の種類ごとにご紹介します。

動画・映像制作の費用相場を映像の種類ごとにご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

360度動画・VR動画・360度VR動画（3DVR）は、一般的な動画と異なり、視聴者に没入感とインパクトを与える魅力があります。ユーザーの視聴意欲を高める効果もあるため、社内で360度動画を制作してみたい方も多いでしょう。しかし、機材の準備や編集ができないとお悩みの方もいるはずです。それなら、動画撮影～編集を行ってくれる動画制作会社に外注してみるのはいかがでしょうか。

もし動画撮影・編集を外注したいのなら、ぜひアイミツがリストアップしているサービスをご検討ください。おすすめのサービスの資料をまとめてご請求いただくことも可能です。

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