Webアプリの設計手順とは?開発フローを解説【2024年最新版】
Webアプリは、スマホにインストールする「ネイティブアプリ」と違って審査がないことから、自由度の高い設計が可能です。思い通りの仕組みや機能を提供したい場合には、Webアプリ開発を検討するとよいでしょう。本記事ではWebアプリについてわかりやすく説明するとともに、設計や開発の手順を紹介します。Webアプリに興味のある方は参考にしてください。
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Webアプリとは?
Webアプリとは、Web上で機能する様々な仕組みのことを指します。様々な機能がついたWebサイトと考えるとよいでしょう。通常のWebサイトには簡単な機能しか含まれていませんが、Webアプリには利用者が快適に利用できる様々な機能が組み込まれています。Webアプリはインストールの必要がなく、Webブラウザ上で機能します。ユーザーにとってより質の高いWebサイトを提供したい方は、Webアプリの開発を検討するとよいでしょう。
ネイティブアプリとの違い
アプリというとスマホにインストールするアプリがすぐに思い浮かぶと思いますが、そちらは「ネイティブアプリ」と呼ばれ、Webアプリとは区別されます。大きな違いとして、ネイティブアプリは端末にインストールする必要があり、端末上で機能します。一方でWebアプリはダウンロードやインストールが必要がない代わりに、Web上で機能します。そのため、ネット環境がない場合にはWebアプリは利用できないのが一般的です。
Webアプリのメリット
ネイティブアプリと比較した場合、Webアプリには以下のようなメリットがあります。
・インストールの必要がないため気軽に利用できる
・ブラウザ上であればOSを気にせずに利用可能
・ストアの審査がないため、自社の意図に合わせてアップデートできる
・PCとスマホ上で同じ同じソースコードで機能するため制作時間が短くて済む
上記のメリットからもわかるように、Webアプリはネイティブアプリと比べて自由度が高いのが特徴。自社の思い通りの機能を組み込みたいときにはWebアプリがおすすめです。
Webアプリの設計手順
Webアプリを開発する場合には、以下の手順で実施します。
ステップ1:要件定義
ステップ2:外部設計
ステップ3:内部設計
ステップ4:開発
ステップ5:テスト
ステップ6:リリース
上記の手順からもわかる通り、設計手順に関してはネイティブアプリ開発やWebサイト設計と大きな違いはありません。しかしながら、なぜWebアプリを制作するのか、どのような成果を期待するのかなど、企画についてはより丁寧に行う必要があります。また、ネイティブアプリ開発とは異なるノウハウが必要になるため、開発担当者選びも慎重に行うとよいでしょう。
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Webアプリの開発フロー
Webアプリの開発フローについて詳しく説明します。
ステップ1:要件定義
まずは要件定義を行います。要件定義とは、Webアプリを制作する目的や狙いなどを明確にする工程です。Webアプリに関する企画を行う段階だと考えるとよいでしょう。以下の内容について企業内で検討し、Webアプリ開発の方向性について詰めていきます。
・アプリを開発する目的
・アプリの主な利用シーン
・アプリで組み込みたい機能
・アプリによる成果
・担当者や制作者の決定
・予算
・完成までのスケジュール など
ステップ2:外部設計
続いて外部設計に進みます。外部設計とは、操作画面や操作方法などのUI(ユーザーインターフェース)などを設計していく工程です。アプリの使い勝手や見た目を決める部分であり、評価に直結するため、慎重に実施する必要があります。外部設計で行う内容は以下の2つに分かれます。
・画面設計
Webアプリのレイアウトやデザイン、搭載する機能などを検討する
・方式設計
Webアプリ開発で利用するフレームワークやプログラミング言語、セキュリティ方針などを検討する
ステップ3:内部設計
外部設計が完了したら内部設計に進みます。内部設計とは、外部設計で決定した機能をどのように組み込むかを決める工程です。例えばWebアプリ内において検索機能を充実させたい場合、様々な方法の中からどの方法を利用するのが適切かを話し合い、決定していきます。Webアプリでは様々な機能を組み込むため、内部設計に十分に時間をかけることで質の高いWebアプリが完成します。
ステップ4:開発
上記で決定した内容を実際に組み込むのが開発です。Webアプリ開発においては、開発を段階的に進めていく「ウォーターフォール開発」と、機能単位に分けられたプロセスを細切れにして繰り返し実施する「アジャイル開発」のどちらかが利用されるのが一般的です。Webアプリの規模によっては、複数の開発担当者が同時に開発にかかわる場合もあります。Webアプリの開発は数週間で完了するものもあれば、完成までに数ヵ月を要する場合もあるため、Webアプリを活用したい時期と開発期間を確認したうえで進めていきます。
ステップ5:テスト
開発したWebアプリを実際に動かし、調整を行うのがテストです。依頼した機能やデザインが正しく組み込まれているか、アプリ特有の複雑な機能が問題なく動くかなどを確認していきます。まずは開発担当者がテストを行い、その後依頼者がテストを実施し、最終的には依頼企業が数名で確認し、問題がないかを確認します。テスト段階でデザインを変更したり、機能を追加したりすることも可能ですが、外注していた場合には業務量や日数に応じた追加費用が発生する場合もあります。
ステップ6:リリース
テストが完了したら、Webアプリのリリースを行います。ネイティブアプリとは異なり、審査が必要ないため、サーバーとドメインが準備できていればすぐにでもリリースできます。リリースの方法は基本的にはWebサイトを公開する手順と同じです。様々な機能が組み込まれているWebアプリをWeb上に配置することでリリースが完了したことになります。ただし、リリースしただけでは利用者が増えないため、コーポレートサイトや広告などを活用し、自社のWebアプリを宣伝していきましょう。
アプリ開発の費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万円~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】アプリ開発会社選びで迷ったらアイミツへ
本記事では、Webアプリの特徴や設計手順について詳しく紹介しました。Webアプリはネイティブアプリよりも自由度の高い設計ができるというメリットがあります。しかしながら、Webアプリ開発には見合ったスキルや経験が必要とされるため、誰に依頼するのかが非常に重要。
もしWebアプリ開発についてお困りでしたら、アイミツまでお気軽にお問い合わせください。あなたの困りごとをしっかりとヒアリングした後、ぴったり合ったシステム開発会社を複数選定し、ご紹介させていただきます。
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