iOSアプリの審査を解説!申請手順やリジェクトを防ぐ方法とは?【2024年最新版】
iOSアプリを開発・リリースするには、審査に通過する必要があります。審査内容や手順について理解できていない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、アプリ開発を得意とする会社を比較検討可能な「アイミツ」がiOSアプリの審査に関する内容を網羅的に解説します。具体的には、審査にかかる時間や審査基準、申請手順、よくあるリジェクト(不合格)理由など紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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iOSアプリをリリースする前の審査とは?
iOSアプリをリリースするには、Appleの審査を通過する必要があります。なお、審査基準は「App Store Review」のガイドラインに記載されています。※
もし、開発したアプリがリジェクトされた場合は、何が悪かったのかを分析し、修正対応をして再度申請しましょう。
出典:Apple App Store Reviewガイドライン
https://developer.apple.com/jp/app-store/review/guidelines/
審査にかかる時間は24時間以内が90%
公式サイトによると、平均して提出されたアイテムの90%が24時間以内に審査されています。ただし、アプリに不備があれば審査に時間がかかるでしょう。また、リジェクトされる可能性も考慮して、審査に1週間はかかることが予測されます。
iOSアプリの審査基準
iOSアプリの審査基準は、以下の5つの項目で成り立っています。
・安全性
・パフォーマンス
・ビジネス
・デザイン
・法的事項
Appleは、ユーザーに「安全性」のあるアプリを提供しようとしています。そのため不適切または不快なコンテンツを含んでいるアプリは認められません。具体的には「宗教や人種、性的指向などへの偏った言及」や「人間または動物の殺害や負傷のリアルな描写」が挙げられるでしょう。
そして、アプリには高い「パフォーマンス」が求められます。未完成のページやバグ、無効なURLといった不完全な部分があると、リジェクトされるでしょう。また「ビジネス」モデルが明白であることも条件の1つです。従って、アプリ内課金やサブスクリプションといった収益の仕組みをレビュアーに説明する必要があるでしょう。
優れた「デザイン」であることも審査基準として挙げられています。文字や画像が見やすいか、適切な配色になっているかを審査前に見直してください。さらに、Appleはユーザーのプライバシー保護を重要視しています。アプリがすべての地域における、あらゆる「法的要件」に準拠していることを確認しましょう。前提として個人情報の扱いは慎重に行う必要があります。
iOSアプリの申請手順5ステップ
iOSアプリの申請は、以下の5つのステップで行います。
・Apple Developer Programに登録する
・Certificate(証明書)を作成する
・Apple IDを作成する
・Provisioning Profileを作成する
・App Store Connectで必要な情報を入力する
Apple Developer Programに登録する
まずは、Apple Developer Programに登録しアカウントを作成しましょう。なお、登録費用と年度ごとに更新費用が必要です。
また、個人と法人で登録する情報が異なります。例えば、法人の場合は法人名やD‑U‑N‑S番号(世界の企業を識別できる企業コード)といった法人情報を入力します。登録した情報がアプリストアに表示されるため、入力内容に間違いがないように確認しましょう。
Certificate(証明書)を作成する
次に、アプリの開発元を証明するCertificate(証明書)を作成します。Macで認証局に証明書を要求し、発行されたアカウント証明書を使用してCertificateを作りましょう。先ほど登録したApple Developer ProgramにサインインしてCertificateをダウンロードします。なお、これらの作業はMacで行わなければなりません。
Apple IDを作成する
Certificateに加えて必要になるのがApple IDです。Certificateと同様に、Apple Developer ProgramにてApple IDを作成します。具体的には、Descriptionにアプリの簡単な説明を入力し、Bundle IDには固有のIDを入力しましょう。
また、Apple IDはアプリを識別する目的で使用されるため、アプリごとに作成する必要があります。
Provisioning Profileを作成する
作成したCertificateとApple IDを使用し、Provisioning Profile(アプリの開発元情報を含むデータ)を作りましょう。Provisioning Profileは開発用と配布用の2種類があります。
手順に沿って情報を入力するとファイルが作成されます。なお、作成されたファイルは登録する際に必要となるため、ダウンロードして大切に保存してください。
また、アプリでプッシュ通知を使用する場合は、APNs証明書も作成しましょう。
App Store Connectで必要な情報を入力する
最後に、App Store Connectで審査に必要となるアプリの情報を入力します。スクリーンショットやアプリの概要文、ストア用のアイコン、対象年齢などの項目を記入しましょう。なお、すでに使用されているアプリ名は指定できません。
入力が完了したらレビュー審査を申請します。そして、ステータスが「審査終了」となればアプリがリリースされます。リジェクトされた際には、修正対応を行い再度申請しましょう。
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iOSアプリの審査がリジェクトされてしまう理由と対策
リジェクトされると、理由を分析し改善する必要があるため、時間とコストがかかります。しかし、リジェクトのパターン理解しておくことで、事前に対策できるでしょう。リジェクトで多い理由は以下の通りです。
・デザインの問題
・サブスクリプションの問題
上記の内容から、Appleはシンプルで洗練されたデザインを求めていることがわかります。従って、ユーザーが不便に感じるデザインはリジェクト対象です。「不要な要素を削る」または「文字サイズを大きめに設定する」などが対策として挙げられるでしょう。
また、ユーザーが使用するデバイスによってレイアウトが崩れるパターンもあります。テストでは、さまざまな環境でレイアウトを確認することが大切です。
自動更新サブスクリプションを実装している場合は、ユーザーにサブスクリプションの説明を行っているかが重要視されます。「月額料金はいくらか」や「追加購入は必要か」などをユーザーにわかりやすい内容で表示してください。
アプリ開発の費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万円~300万円 |
アプリ開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】アプリ開発会社選びで迷ったらアイミツへ
今回はiOSアプリの審査について審査基準や申請手順を解説しました。リリースまでにかかる工数は申請だけでなく、修正対応や再申請する時間も含まれます。さらに、リジェクトされる理由はさまざまで自社では修正が難しい場合もあるでしょう。
「アイミツ」は「iOSアプリに強い開発会社」や「申請代行まで担当できる会社」を無料で複数社ご紹介可能です。丁寧にヒアリングを行い、ニーズに適した外注先を提示いたします。お困りであれば、お気軽にご相談ください。
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